“煌焔の都”展示回廊。
都市部は大混乱に陥っていた。
大型火龍が次々と巨人に戦いを挑む。
そんな中、三台のバイクが戦場を駆け抜ける。
シャバドゥビタッチヘンシーン!!
「変身!!」カメンライド!!ディ、ディ、ディケイド!!
「変身!!」タカ!!トラ!!バッタ!!タトバッ、タトバ、タットッバ!!
「変身!!」フレイム、プリーズ!!ヒー、ヒー、ヒーヒーヒー!!
士、映司、晴人は各々ディケイド、オーズ、ウィザードへと姿を変える。
スキャニングチャージ!!
「セイヤァァァァァ!!」
映司はライドベンダーから飛び降りると巨人の集団にタトバキックを叩き込む。
数体を吹き飛ばし、着地と同時とコンボチェンジする。
ライオン!!カマキリ!!チーター!!
ライオンの頭、カマキリの胴、チーターの足を持つ亜種、ラキリーターに姿を変える。
チーターレッグで高速移動しながらカマキリソードで巨人を斬っていく。
「ショータイムだ!!」
キャモナシューティングシェイクハンズ!!
フレイム!!シューティングストライク!!ヒーヒーヒー!!
マシンウィンガーに乗りながら巨人に炎の弾丸をばらまく。
コピープリーズ!!
コピープリーズ!!コピープリーズ!!
マシンウィンガーから飛び降りてコピーの魔法で四人に増える。
そして四人は全く同じ動作で指輪を変え、スキャンする。
チョーイイネ!!キックストライク!!サイコー!!
チョーイイネ!!キックストライク!!サイコー!!
チョーイイネ!!キックストライク!!サイコー!!
チョーイイネ!!キックストライク!!サイコー!!
そして四人が全く同じ動きで巨人の集団に足に炎を纏ってストライクウィザードを叩き込む。
「本当に数だけはいるな」
アタックライド!!ブラスト!!
ライドブッカーガンモードを構えてカードを入れる。
増えた銃口から巨人へと弾丸を撃ち込んでいく。
アタックライド!!イリュージョン!!
「「「数には数だ」」」
三人に分身する。
ファイナルアタックライド!!ディ、ディ、ディケイド!!
三人の士は前方に現れたカード群を蹴り破りながら巨人を吹き飛ばしていく。
その光景をジャックとルイオスは、唖然としながら見ていた。
「…………ヤホホ!!巨人の中には鬼化している者も見えますが…………関係無いようですね」
「というか何であいつらは衰退の呪いの中をあんなに動けるんだよ……」
そう、士達仮面ライダーの三人は巨人が鬼化していても関係無く吹き飛ばしていた。
その程度の強化はものともしないようだ。
衰退の呪いを弾く程度の能力は彼らにはある。
トリプル!!スキャニングチャージ!!
「ハァ!!」
タトバコンボに戻った映司は、メダジャリバーを構え、セルメダルを込めてスキャンし、斬る。
空間ごと切断された巨人達は崩れ落ちていく。
「貴様が………今の“王”か!!」
「うわぁ!?」
そこへ、何かが突進して来て映司ごと壁を突き破り戦場から離れて行った。
「「映司!?」」
士と晴人がそれに気付くと、そこへ熱線が放たれる。
二人は紙一重に熱線を避けると、襲撃者を見る。
「こちらも来たみたいだな」
襲撃者は黒いグリフォンであった。
「そいつだけじゃないな」ディフェンドプリーズ!!
正面に“混”一文字が現れる。
フードで顔は見えないが、確実に混世魔王だろう。
混世魔王が両手から熱線を放つがあらかじめ発動していたディフェンドの魔法で防ぐ。
が、
「GEYAAAaaaaaa!!」
黒いグリフォン、グライアも同時に熱線を吐いてくる。
「そう簡単に行くと思うか?」ファイナルアタックライド!!ディ、ディ、ディケイド!!
士はライドブッカーを構えて、ディメンションブラストを放つ。
熱線とディメンションブラストが衝突し、激しい爆発が起こる。
「やったか?」
「………いやぁ?それはさすがに甘く見過ぎだ」
フレイム!!ドラゴン!!ボー、ボー、ボーボーボー!!
チョーイイネ!!スペシャル!!サイコー!!
直後に炎が収束してウィザードフレイムドラゴンの姿が現れ、胸に付けたドラゴンスカルからお返しとばかりに熱線を放つ。
「ヌゥ!?」
「外したか……」
グライアが慌て回避した事によって熱線はグライアの翼を掠めるだけだった。
「こりゃ面白れぇ!!自身の力に龍の力を混ぜるか!!」
「ふん。龍には龍だ!!」
グライアは姿を翼を四枚持つ黒龍へと変える。
黒龍へと変化したグライアは真紅の瞳を光らせ、晴人と士に光を放出する。
「うぉ!?」
士と晴人は一先ず回避する。
得体の知れない攻撃を受けるつもりはない。
横一直線にグライアの光線で薙ぎ払われた回廊は破壊されず、一瞬にして灰色に石化させられた。
「石化か……大体分かった」
カメンライド!!ヒ、ヒ、ヒビキ!!
士は姿をディケイドから響鬼に変える。
音撃棒・烈火を取り出すと間合いを詰め、グライアに叩き込む。
「グヌゥ!?」
「ハハハハ!!楽しませてくれそうだなお前ら!!」
愛らしい声音には似つかない下卑た笑いを上げながら“混”一文字が夜空に踊る。
その前に晴人が立ち塞がる。
「お前の相手は俺だよ!!」
ハリケーン!!ドラゴン!!ビュー、ビュー、ビュービュー、ビュービュー!!
チョーイイネ!!スペシャル!!サイコー!!
ハリケーンドラゴンに姿を変え、背に翼を生やし、二本のソードガンで混世魔王に斬り掛かる。
混世魔王も左右に残像を移しつつ間合いを取る。
そのまま拳を放ってくる。
その速度でもハリケーンドラゴンなら対応出来る。
混世魔王の拳を片手のソードガンで防ぎつつ、もう片方のソードガンで撃つ。
それを簡単に受ける混世魔王では無い。
銀の弾丸を紙一重で避け、拳を放ってくる。
拮抗した戦いの中に一つの影が加わる。
「ヤホホ!!加勢しますヨ!!」
ジャックが七つのランプを顕現させ、混世魔王へ襲い掛かる。
晴人も加えて魔法を発動する。
チョーイイネ!!サンダー!!サイコー!!
二方向から攻撃を受ける混世魔王だが、身を翻してギリギリ避ける。
しかし本当にギリギリで着ていた衣は燃え落ちた。
「…………ヤホ?」
「は!?」
ジャックと晴人の瞳が驚愕に揺れる。
その隙に混世魔王は距離を取り、愉快そうに笑っている。
「ハァァ!!」
ちょうどいグライアを吹っ飛ばした士が、その姿を見て首を傾げる。
「これは……どういうことだ、サンドラ?」
思った事をそのまま言っただけだった。
“混”一文字の衣の下から現れたのは_____赤髪と金の装飾を身に纏い、“サラマンドラ”の旗印である火龍を衣装に縫った少女。
“サラマンドラ”の頭首・サンドラ・ドルトレイクその人だった。
◆◆◆◆◆
一方、吹っ飛ばされた映司は吹っ飛ばした相手と対峙していた。
メダジャリバーを構え、間合いを計る。
「………やはり未熟だな。しかし、“メダルの器”としては極上のようだ」
「何故それを?」
敵は現在、人間態であった。
しかし、その雰囲気はどこかで感じた事があるものだった。
そう、ホムンクルスだ。
鴻上会長がホムンクルスとして甦らせたノブナガの雰囲気と似ているのだ。
まるで人の上に立つのが当然と言わんばかりの雰囲気が、
そしてその欲望の強さが。
「この姿を見ても分からないかね?」
言って姿を変えた。
体がセルメダルに包まれて、怪人態になる。
「な!?」
それを見た瞬間、映司は驚愕した。
その姿は、
「“グリード”?………いや違う。それは“オーズ”!?」
敵の姿はグリードの様な生物的な姿でありながら、オーズの特徴を持っていた。
というか、オーズの特徴が強かった。
「そう。私が、私こそが“オーズ”だよ!!」
「まさか……貴方は800年前の”王”!?」
「正解だ!!私はホムンクルスとして甦ったのだよ。甦った副産物として手に入ったのがこの力だ!!」
“王”は高らかと叫ぶ。
まるで自身の存在を示す様に。
「だが、この体は少し不安定でね。やはりオーズドライバーで変身した方が私に合うみたいなんだ。だから、君には死んで貰い、そのオーズドライバーを取り返させて貰おう。ついでに君のメダルもいただく事にしよう」
「悪いですけど、俺はまだ死ねないんですよ。やり残した事があるからね!!」
「君の事情なんて私には知った事ではないよ!!」
それを合図に互いに向かっていく。
先代と今代、オーズ同士がぶつかり合う。
◆◆◆◆◆
カウント・ザ・メダルズ!!
赤、タカ、クジャク、コンドル
緑、クワガタ、カマキリ、バッタ
黄、ライオン、トラ、チーター
白、サイ、ゴリラ、ゾウ
青、シャチ、ウナギ、タコ
橙、コブラ、カメ、ワニ
特、スーパータカ、スーパートラ、スーパーバッタ
???
カメンライド
クウガ、アギト、龍騎、ファイズ、ブレイド、響鬼、カブト、電王、キバ、コンプリート、???
空白
スタイル
フレイム、ウォーター、ハリケーン、ランド
フレイムドラゴン、ウォータードラゴン、ハリケーンドラゴン、ランドドラゴン
インフィニティー
続々開戦!!
現在は
マクスウェルvs霧崎&ウィラ
混世魔王(サンドラ)&グライアvs士&晴人
“王”vs映司
というかんじです。
“王”は大ショッカーが蘇生させました。
怪人態はSICオーズに近い物だと思ってください。
存在としてはホムンクルス、つまりノブナガと同じ存在です。
能力に関しては後々。
それでは質問があれば聞いてください。
感想待ってます。