活動報告にて短編のアンケート実施中
立ち上がりし戦士達の前に現れたのは蛟魔王であった。
「いやあ、えらい遅れてしまった。それにしても頑張ってたみたいやな」
士、映司、晴人が薙ぎ倒していた巨人は蛟劉の放出した水流によって吹き飛ばされた。
「いや、助かりました」
映司は姿をタトバコンボにして礼を言う。
三人の仮面ライダーと立ち上がった火龍達の手にかかれば巨人は殲滅出来ただろう。
しかしそれでは消耗が激しい。
だからこそ一度に吹き飛ばせる蛟劉の参戦に感謝する。
「礼はいらんよ。まずはゲームを終わらせよか」
蛟劉によって津波が起こり、巨人が流されていく。
残った巨人もいとも簡単に蛟劉によって吹き飛ばされていく。
そこへ混世魔王とグライアが現れる。
「ヒハハハ!!さあさあ、千年越しのリベンジマッチだ!!しかも此方の器は超極上!!大聖の代わりに、そのすかした顔を歪めてやんよ!!」
「___へぇ?五桁が四桁を?身の程を知れや山猿ッ!!」
吹き荒れる炎と海流の渦。
士、映司、アンク、晴人は巨人の召喚者の方へと急ぐ。
燃える炎の戦場は未だに静まる気配を見せない。
しかし誰もが熱を増す中で___刻一刻と、静かに閉幕の時は近付いていた。
◆◆◆◆◆
地下。
“彼”はリンがジンを刺してマクスウェルに対して誤魔化しを計る一部始終を見ていた。
(全く面倒な事に巻き込まれたね。早くお宝の封印を解いてくれないものか)
心の中で愚痴りながらその光景を眺める。
現在はリンが台座に旗を掲げ、星海龍王の龍角を差し込む。
そしてマクスウェルが台座の前に進み出ようとした時、
「何時まで隠れているつもりだ?コソ泥め!!」
マクスウェルが振り返って灼熱の炎を“彼”に向けて放った。
“彼”は慌てる様子もなく物陰から出て回避する。
「やあ、やっと気付いたかい」
その姿は海東大樹だった。
彼は何時も通り宝を狙ってここまでやってきたのだ。
彼は銃の様な物、ディエンドライバーをマクスウェルの方に向けながら不適に笑う。
「一応聞こう。貴様の目的は何だ?」
「それこそ聞くまでもないだろ?君達と同じでお宝さ」
「なら渡すわけにはいかないな」
いつの間にかマクスウェルは海東の背後へと周り込み、手刀で突く。
海東はそれを避け、カードをディエンドライバーに入れる。
「いいや。星海龍王の遺産は僕が頂く。変身!!」カメンライド、ディ、ディ、ディエンド!!
海東が発砲すると、幾つもの残像が現れ、海東に重なる。
そして姿を仮面ライダーディエンドに変える。
「瞬間移動には彼らだね」
カメンライド、ケタロス!!
カメンライド、ヘラクス!!
海東がディエンドライバーにカードを入れて再び発砲すると銃弾は二つの人影に変わる。
銀色の兜虫の様な姿の戦士、仮面ライダーヘラクスと銅色の兜虫の様な姿の戦士、仮面ライダーケタロスを召喚したのだ。
ケタロスとヘラクスは現れた直後にクロックアップする。
彼らにはマスクドフォームが無く、直接クロックアップ出来るのだ。
「高速移動程度で私に対抗出来るとでも?」
「高速移動じゃないよ」
マクスウェルが姿を消す。
そして海東の頭上へと吹雪を纏わせ現れる。
直後、マクスウェルが蹴り飛ばされる。
「な!?」
マクスウェルは驚愕しながら海東の銃撃を避ける。
種は簡単である。
クロックアップは端から見ればただの高速移動であるが、実態は時間流に干渉して周囲の時を遅くしているのである。
だから同じ時間に干渉する力でもない限り対抗するのは難しい。
ようはマクスウェルが海東の頭上に現れ攻撃するまでの間はケタロスとヘラクスにはスローモーション同然なのだ。
「“踊る姉妹人形”!!」
マクスウェルは少女の人形を対抗するかの様に召喚する。
「へぇ、少女型の人形か」アタックライド、ブラスト!!
海東は頭上に青いエネルギー弾を放つ。
そのエネルギー弾は分裂して降り注ぐ。
そして“踊る姉妹人形”を破壊していく。
「さて、仕上げだ」
カメンライド、ザビー!!
海東は蜂の様な姿の戦士、仮面ライダーザビーを召喚してマクスウェルに仕向ける。
「あとは任せたよ」
ザビー、ケタロス、ヘラクスにマクスウェルと“踊る姉妹人形”を任せて台座に近付いていく。
「なめるなぁぁぁぁぁぁ!!」
「何!?」アタックライド、バリアー!!
マクスウェルはケタロス、ヘラクス、ザビーに翻弄されながらもこの広間を包み込むクラスの火炎を放った。
海東は咄嗟にカードをディエンドライバーに入れて、防御する。
傍観していたリンも距離を操るギフトで自分とジンを守る。
ケタロス、ヘラクス、ザビーは召喚された存在ゆえにオリジナル程の強さはなく脆い。
マクスウェルの火炎に巻き込まれて消えていった。
「ちょっとマクスウェルさん!!私達を巻き込むつもりですか!!」
「それはすまない。しかし“軍師”殿のギフトなら防ぎ切れるだろう?」
「そういう問題じゃないです!!」
ファイナルアタックライド!!ディ、ディ、ディエンド!!
そんなマクスウェルに向けて海東は銃を向ける。
銃口から標的までにエネルギー体のカードの円が現れる。
引き金を引くとエネルギー弾、ディメンションシュートが標的を貫くべく放たれる。
勿論、マクスウェルは“境界門”で瞬時に移動して避ける。
海東もそんな事は想定済である。
アタックライド、インビジブル!!
「ちょっと僕は去らせて貰うよ」
カードをディエンドライバーに入れた瞬間、海東の姿は消えた。
マクスウェルも、リンも怪訝な顔をする。
別段に不利な状況でもないのに海東が退却するのは不可解なのである。
だが、その理由はすぐに分かる。
大地が激しく揺れたのだ。
「今の揺れ……まさか!!」
リンが慌てて台座の方を見る。
そこには既に灼熱が放たれた様な跡があった。
マクスウェルの火炎が台座をも巻き込んだのだ。
「ちょっと何をしてるんですか、マクスウェルさん!!」
「まさか台座まで巻き込まれているとはな。これはやり過ぎた」
全く反省してない口振りである。
それはともかくリンは焦る。
「そんな事より速く遺産を回収してここから離れますよ!!」
「言われなくても分かっている。開かれたのだからな…………地獄の窯が!!」
◆◆◆◆◆
宮殿内。
「全く無駄骨だったよ。お宝は回収出来ないし、何か妙な事は起こるしね」
激しく揺れる周囲を眺めながら呟く。
その目はまだ宝を諦めた目では無かった。
「その前に士にでも会っておこうかな」
そう言って海東はその場を離れ、何処かへと向かうのだった。
◆◆◆◆◆
第八八区画。
十六夜と殿下の戦いは七十七の区画を壊滅させるまでに及んでいた。
互いに肋骨が砕け、四肢が腫れ上がるほどの猛攻を打ち合い、腱が切れそうになる寸前にまで及んでいた。
闘志は上がる一方ではある。
しかし殿下の方が明らかに深刻な傷を負っていた。
そして十六夜は殿下が生後三歳未満で、罪深いほど無垢な子供でしかない事を知る。
十六夜が殿下の人生を後悔させるべく、拳に力を込める。
気焔万丈の闘志を燃え上がらせる二人の戦いは___
大地の地殻から立ち昇る、それ以上の脅威によって妨害された。
傷だらけの二人が立っていられず、構えを解いて壁に持たれかかっている。
殿下はこの揺れの発生源を感付き、“契約書類”を取り出して半狂乱になってそれを投げる。
受け取った十六夜は殿下からこの大地震が封印された魔王が復活する余波と聞き、驚愕する。
そして十六夜は満身創痍の身体に鞭を打って地下水脈から飛び上がる。
大地の揺れも魔王の脅威も忘れ、仲間たちの下に走った。
◆◆◆◆◆
某所。
「あの魔王が復活するか。これでお前も終わりだディケイドォォォォォォォォ!!」
中年の男は天に向かって叫ぶのだった。
◆◆◆◆◆
カウント・ザ・メダルズ!!
映司
タカ、トラ、バッタ
クワガタ、カマキリ、バッタ
ライオン、トラ、チーター
サイ、ゴリラ、ゾウ
シャチ、ウナギ、タコ
コブラ、カメ、ワニ
スーパータカ、スーパートラ、スーパーバッタ
アンク
タカ×3、クジャク×3、コンドル×3
クワガタ、チーター、ゴリラ
(その他数枚)
カメンライド
クウガ、アギト、龍騎、ファイズ、ブレイド、響鬼、カブト、電王、キバ、コンプリート、???
空白
スタイル
フレイム、ウォーター、ハリケーン、ランド
フレイムドラゴン、ウォータードラゴン、ハリケーンドラゴン、ランドドラゴン
ドラゴタイマー
インフィニティー
さあ、地獄の釜が開かれた!!
というわけで海東大樹こと仮面ライダーディエンド参戦!!
いきなりvsマクズウェルでしたが結果は退却。
余波で封印が解けましたので。
今回、召喚されたライダーはザビー、ヘラクス、ケタロスでした。
それでは質問があれば聞いてください。
感想待ってます。
召喚ライダーの耐久度はノリで変動したりして。
サブタイの青い蝶はディエンドの事です。