問題児と000と弱者の箱庭物語   作:天崎

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活動報告にて短編のアンケート実施中




電気と正義の戦士と三色の魔法使い

 

双頭龍の爪が振るわれ、霧崎が軌道をそらす。

ズレた爪は地面を深く抉る。

 

「GEEEYAAAAAAAAaaaaaaaa!!」

 

二体の双頭龍はこの進展の無い戦いに苛立っているようだった。

霧崎としても体は無傷だが、身体的にも、精神的にも疲労している。

いくら死の脅威を祓えても疲労だけはどうにもならない。

 

(引き受けたはいいが………倒しようがないな…………)

 

霧崎は能力からして防御特化の極みである。

カウンターの手は先程から使ってはいるのだが、それも敵が自身を殺せるだけの火力を有して無ければ意味がない。

周囲は双頭龍の血から産まれた化け物が溢れていた。

今のところは霧崎を狙って囲んでいるが、何時黒ウサギや避難民の方に行くか分かったものではない。

その時、抑え切れる自信は霧崎には無かった。

自身をそこまで過剰評価はしていない。

そこへ、

 

「どうやら此処にも士はいないみたいだね」

 

そんな呟きと共に海東大樹が現れる。

海東は現れるなりに、霧崎の周囲の化け物を撃ち抜いた。

 

「お困りのようだね。助太刀しようか?」

 

「助太刀してくれるなら助かるが、その前にあんたは何者だ?」

 

「僕かい?僕は仮面ライダーさ」カメンライド、ディ、ディ、ディエンド!!

 

言いながら海東はディエンドライバーにカードを入れ、発砲する。

残像現れ、海東に重なって行き、姿を仮面ライダーディエンドに変える。

 

「目的は別にあるんだけど、彼は此処を狙いそうな気がするからね」

 

チラリ、とウィラを見て言う。

その間も化け物に発砲している。

 

「それに士も待ってれば来そうだからね」アタックライド、ブラスト!!

 

上空にエネルギーの塊を放つ。

エネルギーの塊は拡散し、化け物に振り注ぐ。

 

「何だかよく分からないが、とりあえずは味方って事だな」

 

「そういうこと」

 

霧崎と海東は背中合わせになりながら双頭龍の方を向く。

 

「それにしても“悪”ね」

 

何処かで拾った“悪”と書かれた“契約書類”を片手に持ちながら呟く。

そして一枚カードを取り出し、ディエンドライバーに入れ、引き金を引く。

 

「“悪”にはこれだね」カメンライド、ス、ス、ストロンガー!!

 

幾つもの残像が現れ、重なり実体となる。

そして実体は姿を現す。

 

「天が呼ぶ!!

 地が呼ぶ!!

 人が呼ぶ!!

 悪を倒せと、俺を呼ぶ!!

 聞け、悪人共!!俺は正義の戦士!!

 仮面ライダーストロンガー!!」

 

召喚された仮面ライダーストロンガーは高らかに叫ぶ。

 

「じゃ、あっちは任せたよ」

 

ストロンガーに一体の双頭龍を任せ、霧崎と海東はもう一体に向かっていく。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「エレクトロファイヤー!!」

 

地面から高圧プラス電流を流し、双頭龍の血から産まれた化け物を吹き飛ばしていく。

 

「エレクトロウォーターフォール!!」

 

地面から電気が滝の様に吹き上げ、双頭龍を攻撃する。

 

「GEEEEEYAAAAAAAAAaaaaaaaa!!」

 

お返しとばかりに火球を放ってくる。

自分を中心に電磁波を放つ。

 

「ストロンガーバーリア!!」

 

火球は電磁波の防御膜に触れた途端に霧散する。

 

「トォ!!」

 

ストロンガーは双頭龍へと突進して行き、周囲に渦状の電気エネルギーを張る。

 

「スクリュー電カッター!!」

 

「GEEEYAAAAaaaa!?」

 

すれ違い様に電気によって双頭龍の翼が斬り落とされる。

更に雷雲を呼び寄せ、

 

「エレクトロサンダー!!」

 

双頭龍へと向け、落雷を落とす。

雷をくらった双頭龍は落下していく。

 

「電パンチ!!」

 

落下してくる双頭龍を一万ボルトを纏った右拳で殴り上げる。

そして左手で双頭龍を掴み、

 

「ストロンガー超放電!!」

 

全身から電気を発し、双頭龍へと電気を流し込む。

 

「GEEEEEYAAAAAAAaaaaaaaaaaaaa!!」

 

激しい悲鳴を上げる双頭龍を投げ飛ばす。

地面に叩き付けられた双頭龍は起き上がろうとするが、痺れて動きが鈍い。

向かってくるストロンガーに血から産まれし化け物を仕向けるが、片っ端から蹴散らされる。

 

「これでトドメだ!!トォ!!」

 

前方宙返りをし、電気の力を体に集中させる。

その際、一瞬体が赤くなる。

力を集中させると、双頭龍に向け、蹴りを放つ。

 

「ストロンガー電キック!!」

 

電気を纏った蹴りが直撃した双頭龍は蹴り抜かれ、ストロンガーが地面に着地すると同時に爆散した。

 

「フッ……」

 

ストロンガーは役目を終えた様に消えるのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

一方の海東と霧崎。

 

「これはどうだい?」

カメンライド、メイジ!!メイジ!!メイジ!!

 

海東がディエンドライバーに三枚のカードを入れ、発砲すると目の前に黄、青、緑の仮面ライダーメイジが現れる。

 

「何なんだ、その力?」

 

「ただ、ライダーを召喚するだけさ」

 

「GEEEEEYYYYAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaa!!」

 

敵が増えようと、双頭龍はお構い無しに突っ込んでくる。

そこへ、霧崎が前に出て、双頭龍の突進の軌道をズラす。

 

「便利だね、君の能力も」

 

地面を転がる双頭龍に向け、海東とメイジ三人から銃撃が放たれる。

 

「GEEEEYYYAAAAAAAAaaaaa!!」

 

大量の火球を放ってくるが、

 

バリア、ナウ!!

バリア、ナウ!!

バリア、ナウ!!

アタックライド、バリア!!

 

各々別の方法でそれを防ぐ。

霧崎は死の脅威を祓い、

海東は銃口から放ったエネルギーの塊が防壁となり、

メイジ三人は目の前に魔法陣を展開させる。

 

ジャイアント、ナウ!!

 

青いメイジが目の前に魔法陣を出し、大型の爪が装備された右手を潜らせ、巨大化させる。

そのまま、双頭龍を斬り裂く。

 

テレポート、ナウ!!

エクスプロージョン、ナウ!!

 

テレポートの魔法で黄のメイジが双頭龍の背に乗り、その背を爆発させる。

 

イエス!!スペシャル!!アンダースタンド?

 

緑のメイジは尻尾を巨大化させ、落下してくる双頭龍を横殴りにする。

 

「さて、そろそろ終いにしよう」アタックライド、ブラスト!!

 

「そうだな!!ヨヨ!!」

 

(分カッテイル)

 

海東が上空にエネルギーの塊を放つ。

それは拡散し、降り注ぐと思われたがその前に霧崎が【弱者のパラダイム】を発動させる。

ブラストの死の脅威を塊とし、双頭龍の懐に潜り込んでぶつける。

すると拡散した弾は軌道が修正された様に全て双頭龍を撃ち抜く。

 

チェイン、ナウ!!

 

緑のメイジがチェインの魔法で双頭龍を縛り、

 

イエス!!グラビティ!!アンダースタンド?

 

黄のメイジが重力で叩き付け、

 

イエス!!ブリザード!!アンダースタンド?

 

青いメイジがブリザードの魔法で凍結させ、双頭龍と地面を縫い付ける。

 

「終わりだ」

アタックライド、クロスアタック!!

ファイナルアタックライド!!ディ、ディ、ディエンド!!

 

「GEEEEEEEYYYYYYYYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!」

 

逃れる様に暴れる双頭龍。

しかし逃げるにはもう遅い。

海東が銃口を双頭龍に向けると、カードによる道筋が出来る。

 

エクスプロージョン、ナウ!!

イエス!!スペシャル!!アンダースタンド?

エクスプロージョン、ナウ!!

 

三人のメイジが爆撃を双頭龍に放ち、トドメを刺すように海東は引き金を引く。

放たれた弾丸は展開されたカードの道筋をエネルギーに変換して進んで行き、双頭龍を貫いた。

 

(これで終わりではないだろうけどね)

 

背後で双頭龍が爆散するのに目を向けず、海東は心の中で呟くのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

カウント・ザ・メダルズ!!

 

映司

タカ、トラ、バッタ

クワガタ、カマキリ、バッタ

ライオン、トラ、チーター

サイ、ゴリラ、ゾウ

シャチ、ウナギ、タコ

コブラ、カメ、ワニ

スーパータカ、スーパートラ、スーパーバッタ

 

 

アンク

タカ×3、クジャク×3、コンドル×3

クワガタ、チーター、ゴリラ

(その他数枚)

 

 

カメンライド

クウガ、アギト、龍騎、ファイズ、ブレイド、響鬼、カブト、電王、キバ、コンプリート、???

空白

 

 

スタイル

フレイム、ウォーター、ハリケーン、ランド

フレイムドラゴン、ウォータードラゴン、ハリケーンドラゴン、ランドドラゴン

ドラゴタイマー

インフィニティー

 

 






(霧崎の)双頭龍戦終了!!

だからと言って現状的に何かが解決したわけでもないですが。

海東乱入!!でしたが、海東は海東で思惑あって加勢してます。
ストロンガーはカメンライド、ブラックのノリです。


それでは質問があれば聞いてください。
感想待ってます。

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