時系列は連盟旗前です。
今後の予定としては
Eの再臨/
乙三巻
大ショッカー連盟円卓会議(仮)
の順でやりたいと思います。
Eの再臨/地獄から呼び戻されし者達
箱庭某所。
大ショッカー研究所。
大きな広間に三人の人影があった。
一人はドクタープロスペクト。
クォークスの研究者である。
クォークスは簡単に言えば超能力者である。
大ショッカー連盟によって蘇生され、クォークスの研究と再生怪人技術の研究を担当している。
その隣に立っている男が番場影人。
新人類と呼ばれる、クォークスとは別の超能力者の研究を担当している。
大ショッカー連盟によって蘇生され、ドクタープロスペクトの助手をしている。
この二人は元々死ぬ前に財団Xの研究機関ビレッジにて繋がりがあった。
そして、残りの一つの人影。
それは異形だった。
ネオサウナギンナン。
あらゆる時間軸と繋がっている箱庭の性質を利用し、大ショッカーの把握してない怪人を大ショッカーの技術を加えて蘇生したのだ。
ネオサウナギンナンはサウナ、ウナギ、ギンナンをモチーフとされるトリノイドである。
それはかつてアバレンジャーとデカレンジャーを相手にしたトリノイド0号である。
その魂を大ショッカーの技術を利用して新たな存在として甦らせたのだ。
そして、ネオサウナギンナンの能力は現在行われている実験の核である。
サウナギンナンの能力は死者蘇生。
地熱のエネルギーを利用して、死者を甦らせる。
しかし、サウナギンナンが死んだらその効果は消え、死者はあの世に戻る。
大ショッカーはその能力に改良を加え、甦らせた者にしかるべき措置をすれば例えネオサウナギンナンが死のうとこの世に留めておける様にしたのだ。
現在の実験はその能力のテストである。
この実験が成功すれば、大ショッカーの再生怪人技術、速度も大幅に向上するだろう。
「さて、経過はどうなっている?番場君」
「順調ですよ。ドクタープロスペクト」
「おいらも準備万端ぜよ~」
ネオサウナギンナンのみテンションが違うが二人は無視をする。
「それでは実験を開始しましょう」
「了解ぜよ!!」
ネオサウナギンナンが返事をし、広間に蒸気が満ち、あの世とこの世を繋ぐ時空の狭間が生まれる。
「さぁ~強い奴よ、来るぜよ!!」
現在の蘇生させる対象は風都のライダーを苦しませた“ガイアメモリ”使いの強い奴である。
広間が光に包まれ、狭間から何かが出てくるのだった。
◆◆◆◆◆
「現場はどうなりました?」
「蘇生自体は成功した様ですが………」
ドクタープロスペクトの質問に番場が答える。
まだ広間は蒸気に包まれ、何が出てきたかは確認出来ない。
「さぁ~て、何が来たぜよ………ってぐばぁ!?」
「おや?」
「ん?」
蒸気の中を確認しようとしたネオサウナギンナンがいきなり吹っ飛ばされた。
ドクタープロスペクトと番場が警戒する様に立ち上がる。
「何事です?」
「分からねぇぜよ~いきなり殴り飛ばされたぜよ~」
「どうやら面倒な物が蘇生された様ですな」
顔を押さえてのたうち回るネオサウナギンナンを放っておいて、二人は蒸気の方を見る。
そこには五つの人影があった。
「その声はドクターか?お互い地獄から連れ出された様だな」
青年の声が蒸気の中から聞こえてくる。
ドクタープロスペクトはその声に聞き覚えがあったか。
「地獄から這い出て来たか!!この死体どもが!!」
「おいおい、酷いな。連れ戻したのはお前らだろ?」
蒸気が晴れ、姿が露になる。
甦ったのは、
大道 克己
泉 京水
羽原 レイカ
芦原 賢
堂本 剛三
の五人であった。
彼らはNEVER。
傭兵集団である。
そして、死体だ。
特殊な酵素によって肉体を維持しているが、定期的に接種しないとただの死体へと変わる。
ドクタープロスペクトは一瞬顔色を変えるが、すぐに余裕の表情に戻る。
そして、彼ら五人を戦闘員、マスカレイドドーパント、ダスタードが囲む。
「すぐに地獄へと帰してやろう。ガイアメモリを持たぬ貴様達では敵わないだろう?」
「それはどうかな?」
大道は不敵に笑う。
そして、向かって来る集団を迎え撃つ。
他の四人も応戦する。
「ゲームスタート」
芦原がボソリと呟く。
そして、向かって来たマスカレイドから拳銃を奪い取り、鉛弾を撃ち込んでいく。
弾が切れては倒したマスカレイドから拳銃を奪う。
拳銃だけでなく体術も駆使して倒していく。
「デリャァァァァァァァ!!」
堂本はそこらへんにある鉄棒を掴み、振り回す。
三体のダスタードの剣を受け止めると、そのまま押し返して薙ぎ払う。
そして、飛び掛かって来た戦闘員は狙いすました様に叩き落とす。
「ハァ!!ダァァ!!」
レイカは戦闘員達を次々と蹴り倒していく。
足を首に絡め、フランケンシュタイナー。
首が折れる音が響くが気にせず次々に倒していく。
「貴方達、太陽に代わってお仕置きよ!!」
NEVERの副隊長である京水は鞭を持ち、オネェ口調で構える。
「鞭!!鞭!!鞭!!」
鞭を次々と戦闘員達へと打ち付ける。
そして、首に巻き付け、
「ぶっとびぃぃぃぃぃ!!」
そのまま吹っ飛ばす。
そして、大道の方を見る。
「克己ちゃん!!こいつら、数が多いわ!!どうするの?」
「まぁ待て。俺達は“焦る”必要は無い」
大道はナイフで戦闘員を斬り倒し、返り血に濡れながら言う。
そこへ、ネオサウナギンナンが放った火球が飛んでくる。
「くっ……」
ギリギリ避けるが爆風を受ける。
そんな克己にドクタープロスペクトが語りかける。
「本当に私達に勝てるとでも思っているのかい?今、私達の傘下に加わると言うのなら考えない事も無いが」
「悪いがお前達の傘下に加わる気は全く無い。それに知っているか?ガイアメモリは適合者と引き合うというのを」
「それがどうした?」
「俺が望めば、手に入らないわけが無いのさ」
「戯言を!!」
ネオサウナギンナンが更に火球を放つ。
そこで天井が崩れ、何か光に包まれた物が降ってくる。
瓦礫が火球を防ぎ、大道へは届かない。
「何が起きて……」
「だから、言ったろう?ドクター」
土埃が晴れ、ドクタープロスペクトが大道を見るとその手にはエターナルメモリが握られていた。
「それは大ショッカーが開発中の最新型メモリ!!何故貴様の手に!?」
「何度も言わせるな。メモリが俺を選んだんだよ」エターナル!!
大道がメモリのスイッチを押すと、メモリから音声が流れる。
大道はロストドライバーを腰に巻く。
「変身!!」エターナル!!
ロストドライバーにエターナルメモリを挿入する。
そして、音声と共に大道の姿が変わっていく。
白い姿に黒いマント。
その姿はまさしく仮面ライダーエターナル ブルーフレアである。
「さぁ、死神のパーティータイムだ」
「死体ごときが調子に乗るなよ」アイズアップグレード!!
「そこは同感ですね」
「どんな姿になろうと倒していくやるぜよ!!」
意気込むネオサウナギンナン。
ドクタープロスペクトはアイズメモリを取り出すと、ガイアメモリ強化アダプターを装着し、音声を鳴らして首に刺し込む。
そして、姿をアイズドーパントへと変貌させる。
番場はゾディアーツスイッチを押す。
黒い影に包まれ、目の前にヘラクレス座が現れる。
そして、姿をヘラクレスゾディアーツに変える。
仮面ライダーエターナル、そしてその仲間とアイズドーパント、ヘラクレスゾディアーツ、ネオサウナギンナンが対峙するのだった。
番外編第一話でした!!
思いっきり敵側の話で主人公達が一切出てきませんでしたが。
NEVERvsアイズ&ヘラクレス&ネオサウナギンナンです。
スーパー戦隊側の敵が出たけど別に大ザンギャックまで出てくるわけではないです。
箱庭の性質的には繋がっていておかしく無いですから。
それでは質問などがあれば聞いてください。
感想待ってます。