問題児と000と弱者の箱庭物語   作:天崎

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前回はほぼオリジナルでしたが、今回は乙三巻本編寄りです。

仮面ライダー大戦に士、晴人が出ますけど春映画は基本的に本編に繋がりはないという感じでいきます。
似たような事はあった感じではいきますが。




旅行からの帰りと謎の“契約書類”と鎧兵

 

ドレスアップ!!プリーズ!!

 

戦闘を終えた十六夜、霧崎、映司、士、晴人は晴人のドレスアップの魔法で汚れた服から綺麗な服へとチェンジする。

そして旅館の中へと戻っていくのだった。

その後は十六夜が卓球で力を入れ過ぎて壁を壊したりして黒ウサギのストレスが貯まったするが、比較的に平和であった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

“ノーネーム”本拠。

十六夜、映司、霧崎、ラッテン、レティシア、黒ウサギ、ペスト、白雪姫、ジンは本拠に帰ってきた。

士とは途中で別れた。

しかし、本拠に帰った彼らを待っていたのは正体不明のゲームだった。

子供達から話を聞くと、主催者不明、ルール不明、場所不明の“契約書類”が届いたらしい。

 

「つまり、敗北条件の{プレイヤーがクリア条件を満たせなくなった場合}しか書いてないわけだね」

 

「そういう事になります」

 

「他に書いてあるのと言ったら変な図形くらいだな」

 

「あとは此処に小さく{33}と数字が書かれてるな」

 

「一体どういう事かしらね?」

 

悩む一同であったが十六夜が近くの教会に行くと決めるのだった。

ついでにジンとメイド組も引き連れ、教会へと向かうのだった。

 

「ったく、掃除の途中だったのに!!」

 

「まぁまぁ、そう怒らないで後で手伝いますから~」

 

「そもそも貴女もメイドでしょ!?」

 

ラッテンがペストの文句を聞きながら連れてくる。

 

「洗濯物も早急に干さねば生乾きの匂いがついてしまう!!」

 

「……洗い直すにしても俺が手伝うから」

 

「しかし、それでは……」

 

「十六夜君が規模が分からないから念の為って言うし、俺としてもレティシアちゃん達がいたら頼もしいしね」

 

映司もレティシアを説得しながらついてくる。

そうして黒ウサギの案内され、教会に到着する。

黒ウサギは価値が高いから壊すなと言うが、十六夜はお構い無しに壁にワンパン入れた。

 

「ちょ何してるんですか、十六夜さん!?」

 

「この通り」

 

文句を言う黒ウサギに対して十六夜は崩れた壁を指差す。

崩れた後には地下へと続く隠し通路があった。

十六夜が言うには{33}はイエスが磔刑にされた歳らしい。

という事で教会に何かあると思い、当たりを引いたようだ。

そして一同は地下通路へと進んで行くのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

進んだ先にて妙なハムスターが現れた。

 

「ワシはインディ・ハームズっちゅーモンじゃ。大好きなのはヒマワリの種と芋焼酎」

 

「「「どうでもいい」」」

 

十六夜、霧崎、晴人の声が重なる。

どうもどうやら“契約書類”を送ったのはこいつの様だ。

しかし、ただの進行役で“主催者”では無いようだ。

クリア条件は最深部に居る“主催者”の所へと辿り着く事らしい。

幾つかの難関を解き、一人でも到達すればクリアの様だ。

 

 

「ただし、もしクリア出来なかった場合は命を頂く事になるがの」

 

 

言った直後に両側の壁から水が流れ込んできた。

まずは扉の鍵を解いて脱出しろとの事らしい。

ハームズは既に姿を消している。

とは言っても十六夜にとっては既に解いた問題ではあるらしい。

水と共に流れてきた数字の書かれた石板を使い魔法陣を作るのだ。

ただし、一列の合計が{33}で“契約書類”に書いてあった図形の通り足しても{33}になる様に組めという事だ。

つまり、

 

[4][14][14][1]

[9][6][7][11]

[5][10][10][8]

[15][ ][2][13]

 

こういう並びである。

 

「あとは三の石板をはめれば扉は開く」

 

その後、最後の石板を溺れていた黒ウサギが抱え込んで離さなかったので黒ウサギごとぶん投げて使用したなどがあったが何はともあれ、扉は開いた。

 

黒ウサギは後々トルネードジャーマンスプレックスを受けるのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

扉から出た一同の前に広がるのは森だった。

森である。

地下なのに森である。

直後に、

 

「第一関門突破おめでとうガキ共」

 

何処からともなくハームズの声が響いた。

どうもどうやら森に降りて来いとの事だ。

そして、森を進んで行くと開けた場所に出た。

どうやら此処が次のステージらしい。

そこで一同の前に現れたのは、かなり膨らんだハームズであった。

 

「えーと、その姿はどういう事だ?」

 

「野球観ながら油ものつまみまくってたらこうなったんじゃ」

 

「……んなわけあるかぁ!!」

 

という突っ込みは置いておき、今はゲームだ。

 

「次の試練はワシを満足させる美味しいメシを作って貰おうか」

 

レッツクッキングである。

メイド組と問題児組に分かれて料理する事になる。

メイド組はともかく問題児組には少々問題があった。

十六夜は魚を獲ってくると消えた。

残りはジン、黒ウサギ、映司、霧崎、晴人だが問題は料理が出来ないとかそういうのではない。

 

「私は簡単な物なら出来ますが……」

 

「俺も出来るには出来るけど、ちょっとクセがある料理に片寄ってるかな」

 

「俺は簡単にくらいしか出来ないな」

 

「俺は手伝いくらいだな」

 

ようは食える範囲は作れる物の満足させれるかどうか微妙と言った感じであった。

映司は世界を回ってるだけあって出来るには出来るのだがクセが強い。

霧崎、晴人は本格的では無い。

ジン、黒ウサギも似たような物である。

一方メイド組は既に料理が完成していた。

しかし、

 

「ゴパァ!?」

 

食べたハームズが多量の血を吐き出し、失格となった。

 

「マスター?」

 

「……………」

 

ラッテンから顔をそらすペスト。

 

「何時も言ってるじゃないですか!!病原菌が混入する可能性あるからマスク持っておけって!!」

 

「仕方ないでしょ!!料理対決なんて想定してなかったんだから!!」

 

ショックのあまり崩れ落ちたレティシアを放って置いて口論する二人。

白雪姫は呆然としている。

その後、十六夜が獲ってきた魚を寿司にして何とかクリアするのだった。

 

「さぁ、次に行きましょう!!」

 

と先に進もうとするのだったが、ペスト、白雪姫、ジンが残ると言い出した。

どうもどうやらレティシアがまだ(精神的に)回復して無い様だ。

仕方無いので十六夜、霧崎、ラッテン、映司、晴人だけで先に進むのだった。

 

「お前は残らないんだな」

 

「メイドなんて表向きだし」

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

次のステージは不気味な屋敷だった。

中に入るとそこは壁に多数の鎧が飾られた広間だった。

 

「此処で何をしろって………っ!!」

 

死の脅威を視た霧崎が慌てて飛び退く。

直後に鎧が剣を振り降ろしてくる。

 

「なるほどね」

 

「至ってシンプルな試練と言うわけだ」

 

「つまり、こいつらぶっ倒せばいきんだろ!!」

 

鎧に取り囲まれ一斉に構える。

 

「さーて、それじゃあ作戦通りに行くか」

 

「「「あぁ!!」」」「えぇ!!」

 

「(問題児様方が作戦!?)」

 

意外な行動に驚く黒ウサギ。

そして、どんな作戦か耳を傾ける。

 

 

「「「「「ガンガン行こうぜ!!」」」」」

 

 

「ってやっぱりそうなるんですかーっ!!」

 

問題児にそこらへんを期待するだけで無駄である。

 

「オラァ!!」

 

十六夜は次々と鎧を殴り砕いて行く。

どういう仕組みで動いてるかはさっぱりだが十六夜の拳を受け止めれる鎧では無い。

 

「ほら、霧崎伏せて!!」

 

「うぉ!?わざとじゃねぇよな!?」

 

「さぁ……ね!!」

 

霧崎の頭の上を通る様にハーメルケインで鎧が斬り払われていく。

そして、霧崎はラッテンの背後の鎧を蹴り飛ばす。

二人は完全に合った動きで鎧達を蹴散らしていく。

 

「はっ!!」コネクト!!プリーズ!!

 

回し蹴りをしながらコネクトの魔法で空間を繋げ、ソードガンを取り出す。

ソードガンをガンモードにして鎧を撃ち抜きながら右手の指輪を変える。

 

「落ちろ!!」フォール!!プリーズ!!

 

鎧達の足元に魔法陣が現れ、そこに巨大な穴が出現して鎧達が落下していく。

更に指輪を変える。

 

「おらぁ!!」ビッグ!!プリーズ!!

 

隣に現れた魔法陣に手を突っ込む。

魔法陣を通った腕は巨大化する。

巨大化した腕で鎧を薙ぎ払う。

 

「たぁ!!はぁぁ!!」

 

映司は鎧達に肘打ちを入れながらオーズドライバーを腰に巻く。

そして、鎧から距離を取ってメダルを入れる。

近付いてきた鎧に蹴りを入れながらスキャナーを取り出す。

 

「変身!!」タカ!!トラ!!バッタ!!タトバッ、タトバ、タットッバ!!

 

姿をオーズ タトバコンボへと変える。

鎧達は変身エフェクトが直撃して吹っ飛ぶ。

更にメダジャリバーを構え、鎧達を斬り裂く。

そして、セルメダルをメダジャリバーに入れていく。

 

「皆、伏せて!!」トリプル!!スキャニングチャージ!!

 

叫びながらスキャナーでメダジャリバーの力を解放する。

全員伏せた事を確認するとメダジャリバーを振るう。

 

「ハァァ!!セイヤー!!」

 

屋敷ごと一直線に空間が切断される。

しかし、屋敷は切断され無かった様に元に戻り、鎧達だけそのまま斬り裂かれ真っ二つになり、爆散する。

これで鎧は全滅した。

 

「ほぉ、やるもんじゃのう……」

 

声が聞こえ一同が振り向くと階段の上層に人影があった。

 

「掛かった時間はざっと三分……中々やるもんじゃな」

 

そこにいたのはランプを持った謎のロリだった。

 

 






乙三巻前半でした!!
だいぶダイジェストでしたがパズルとか料理とかほとんど変えようが無いので。

最後に映司だけ変身したのは手っ取り早く片付ける為ですね。
タトバなら体力消費も少ないので。

それでは質問があれば聞いてください。
感想待ってます。
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