問題児と000と弱者の箱庭物語   作:天崎

63 / 206

今回からは本編の続きです
主に仮面ライダー達のところです。




援軍と集結と地獄の業火
探偵と高校生と絆が繋ぐ物


 

「翔太郎さん、弦太朗君!?何故ここに!?」

 

「見れば分かるだろ?ディケイドの力で俺達も呼ばれたって事だ。ただし、俺達は“一時的”だろうけどな」

 

「俺も力を貸すぜ、先輩!!」

 

現れた二人の男は左 翔太郎と如月 弦太朗だった。

 

「でも、どうしてこの二人なんだ?」

 

「おそらくお前達と関わりが深いからこそ繋がったんだろ」

 

晴人の疑問に士が答える。

翔太郎は前に出ると向かってくる敵を見る。

 

「さて、見た感じ喋ってる場合でも無さそうだな」

 

「そうだな。倒す相手はあいつらだけじゃないからな」

 

「仲間が一人、別の敵と戦っているんだ。俺達はそこに向かう途中であいつらが立ち塞がって来たんだ」

 

「つまり、ダチのピンチに駆け付けるのを邪魔して来たってことだな」

 

「まぁそういう事だね」

 

「ふん、それだけでも無さそうだがな」

 

「なら、さっさと片付けるぜ。仲間を助けるんだろ?」

 

「戯言を!!幾ら人数が増えようと貴様らごときに我々大ショッカーを倒せるものか!!」

 

アポロガイストが叫び、戦闘員が一気に押し寄せてくる。

 

「いいや、人数なんて関係ねぇ!!俺達仮面ライダーはダチの為なら幾らだって戦えるんだ!!」

 

「さぁ、行こうぜ!!」

 

「「あぁ!!」」

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

士はライドブッカーをガンモードにして押し寄せてきた戦闘員に向かって発砲する。

発砲しながらもディケイドドライバーを腰に巻き、カードを取り出し入れる。

 

「変身!!」カメンライド!!ディケイド!!

 

幾つもの残像が士へと重なっていき、姿をディケイドへと変える。

ライドブッカーをソードモードに変えて戦闘員達を斬り倒していく。

 

「ハァ!!」

 

「シャアァァァァァァ!!」

 

飛び掛かってきたシャムネコヤミーの爪と斬り合う。

何回か打ち合った後に重い一撃を加えて後退させ、ベルトにカードを投げ入れる。

 

アタックライド、ブラスト!!

 

ライドブッカーガンモードの銃口が増えて弾がシャムネコヤミーに撃ち込まれていく。

更にカードを投げ入れる。

 

ファイナルアタックライド!!ディ、ディ、ディケイド!!

 

ライドブッカーをソードモードにすると、士とシャムネコヤミーの間にも幾つものカード型のエネルギー体が現れる。

 

「ハァァ!!」

 

それに向けて斬り掛かると斬撃波がエネルギー体を通り抜け、強化され進んでいき、ブラストで怯んでいたシャムネコヤミーに直撃する。

 

「シャァァ!?」

 

ディメンションスラッシュが直撃したシャムネコヤミーは叫び声を上げながら爆散した。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「オラァ!!」

 

翔太郎は戦闘員に蹴りを入れながらダブルドライバーを腰に巻く。

斬り掛かってくるダスタードの剣を避け、帽子を押さえながら“相棒”に話しかける。

 

「準備はいいか、フィリップ?」

(何時でもいいよ。世界が離れていても、あの銀色のオーロラが僕らを繋いでくれてるみたいだしね)

 

「じゃあ、問題ねぇな」

(そうだね)

 

言いながらガイアメモリを取り出す。

肘打ちを屑ヤミーに当て怯ませ、集団に蹴り込んで隙を作る。

 

(さぁ、行こうか翔太郎!!)サイクロン!!

「あぁ、行こうぜフィリップ!!」ジョーカー!!

 

(変身!!)「変身!!」

 

叫ぶとベルトの右側にサイクロンメモリが転送されてくる。

それを挿し込み、左側にジョーカーメモリを挿し込み、ベルトを開く。

 

サイクロンジョーカー!!

 

音声が鳴り響き、翔太郎の体が風に包まれる。

そして、姿を右が緑、左が黒のライダー、仮面ライダーW サイクロンジョーカーへと変える。

右半身をフィリップが、左半身を翔太郎が操る二人で一人の仮面ライダー、それが仮面ライダーWである。

 

「「さあ、お前達の罪を数えろ!!」」

 

二人が声を揃えて叫ぶ。

そこにファントムのリザードマンが斬り掛かってくる。

Wはそれをヒラリと避け、逆にカウンターの拳を叩き込む。

 

「オラァ!!」

 

「ぐっ………」

 

更に青色のガイアメモリを取り出し、ジョーカーメモリと取り換える。

 

サイクロントリガー!!

 

左側が青くなり、その手に銃が現れる。

サイクロントリガーは速射に優れる形態である。

一撃一撃の威力は弱いが戦闘員相手ならこれで十分である。

 

「ハァァ!!」

 

戦闘員達を撃ち抜きながらもリザードマンにも当て、怯ませる。

 

サイクロンジョーカー!!

 

再びサイクロンジョーカーへと姿を変える。

そして、ベルトからサイクロンメモリを取り出す。

マキシマムスロットにサイクロンメモリを挿し込み構える。

 

「行くぜ」サイクロン!!マキシマムドライブ!!

 

「「サイクロンエクストリーム!!」」

 

二人の声が重なる。

タイミングを合わせる為に技名を叫んでいるのだ。

足に風を纏わせ飛び掛かる。

リザードマンが炎弾を放ってくるが構わずに蹴りを放つ。

 

「ドラァ!!」

 

風を纏った変則的な軌道の蹴りがリザードマンと戦闘員を蹴り倒していく。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「ふん!!」

 

「ハッ!!」

 

映司はアンクと共に戦闘員達を殴り飛ばしていく。

戦闘員達を倒しながらオーズドライバーを腰に巻く。

アンクはそれを確認すると叫ぶ。

 

「映司!!」

 

「あぁ!!」

 

アンクが映司に向かってメダルを三枚投げる。

映司は投げられたメダルを掴み、このやり取りに懐かしさを感じつつ、メダルをベルトに入れて腰のオースキャナーを取る。

 

「変身!!」タカ!!トラ!!バッタ!!タトバッ、タトバ、タットッバ!!

 

ベルトを傾け、オースキャナーでメダルをスキャンする。

円状の物体が頭、胴、足を中心に複数現れて回る。

そして、頭の前には赤、胴の前には黄、足の前には緑の円が止まり、胸の前で一つになって胸に重なる。

そして、姿を仮面ライダーオーズ タトバコンボへと変える。

その背後でアンクが姿を怪人態に変える。

 

「オラァ!!」

 

炎弾と炎の羽で戦闘員達を吹っ飛ばしていく。

そこにピクシス・ゾディアーツが現れる。

羅針盤座のピクシスは飛び道具などの飛んで行く向きを操れる。

炎弾があらぬ方向へと飛んでいく。

それを確認したアンクは近付いて直接殴り掛かる。

 

「ぐぁ!?」

 

「飛び道具を曲げるなら直接叩くだけだ」

 

更にそこへメダジャリバーで敵を斬り裂いていた映司が加わり、ピクシスに斬り掛かる。

メダジャリバーに三枚のセルメダルを込めて、オースキャナーでスキャンする。

 

トリプル!!スキャニングチャージ!!

「ハァァァァセイヤァァァァァ!!」

 

「うわぁぁぁ!?」

 

すれ違い様に斬られ、真っ二つにされたピクシスは悲鳴を上げながら爆散した。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「行くぜぇぇぇ!!」

 

弦太朗は屑ヤミーに殴り掛かり、マスカレイドを蹴り飛ばし、ダスタードに頭突きを叩き込む。

ある程度戦闘員を吹っ飛ばすと腰にフォーゼドライバーを巻く。

ドライバーにある四つのスイッチを右側二つを左手で、左側二つを右手で押す。

 

3!!

2!!

1!!

「変身!!」

 

カウントダウンと共にドライバー右側のレバーを引き、手を上に挙げる。

体が光に包まれ、煙が周囲に放たれる。

そして、姿を仮面ライダーフォーゼ ベースステイツに変える。

 

「宇宙……キター!!」

 

溜めを入れてから、両手を挙げて叫ぶ。

 

「仮面ライダーフォーゼ、如月弦太朗!!お前達全員とタイマンはらせて貰うぜ!!」

 

頭を撫でる様な動作の後に胸を叩き、腕を敵側へと向けて叫ぶ。

そして、ベルトにセットされたスイッチを押す。

 

ロケットオン!!

 

電子音声と共に右手にロケットが現れる。

そして、ロケットの勢いで敵に殴り掛かる。

 

「ライダーロケットパンチ!!」

 

戦闘員が吹き飛ぶ中でコックローチドーパントが高速移動しながら粘液を吹き掛けてくる。

 

「うぉぉぉゴキブリか!?」

 

ロケットの勢いで避けながら叫ぶ。

その間に△部分のスイッチを入れ換える。

 

「お次はこれだ」ホッピングオン!!

 

ロケットを解除しながらホッピングスイッチをオンにする。

ロケットモジュールが右手から消えて左足にホッピングモジュールが現れる。

ホッピングで戦闘員達の頭を跳ねながらコックローチの攻撃を避ける。

変則的な動きで翻弄し、コックローチに蹴りを入れる。

コックローチの動きが止まった所でスイッチを入れ換え、オンにする。

 

クローオン!!

チェーンソーオン!!

スパイクオン!!

シザースオン!!

 

右手に爪、右足にチェーンソー、左足にスパイク、左手に鋏が現れる。

更にベルトのレバーを引く。

 

クロー!!チェーンソー!!スパイク!!シザース!!リミットブレイク!!

「ウォォォォォォ!!」

 

電子音が響くと弦太朗は手足を広げ、手裏剣の様に回転しながら敵へと突っ込んでいく。

コックローチと戦闘員は四つのモジュールによって次々と斬り裂かれて爆散していった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

コネクトプリーズ!!

「ハァ!!」

 

晴人は魔法陣に手を突っ込むと中からソードガンを取り出してグールを斬り裂いていく。

 

ドライバーオン!!

 シャバドゥビタッチヘンシーン!!

  シャバドゥビタッチヘンシーン!!

 

ドライバーから短縮された呪文が鳴り響く。

ソードガンから銀弾をばら撒いて隙を作る。

 

「変身!!」フレイム!!プリーズ!!ヒー、ヒー、ヒーヒーヒー!!

 

左手の指輪のバイザーを下げて、ベルトにかざす。

魔法陣が現れ、オウムヤミーの放つ炎を吸収しながら晴人の体を通り抜けていく。

完全に魔法陣が通り抜けると、姿は仮面ライダーウィザード フレイムスタイルへと変わる。

 

「さぁ、ショータイムだ!!」

 

飛び掛かってくるダスタードを斬り飛ばし、突いてくるグールの槍を蹴り上げ、右手の指輪を変える。

 

ビッグプリーズ!!

 

晴人の前に魔法陣が現れる。

それに手を入れると腕が巨大化する。

巨大化した腕で周囲の戦闘員を薙ぎ払う。

そこへ、オウムヤミーが飛行しながら襲い掛かる。

攻撃をギリギリ避けながら銃弾を放つが避けられる。

 

「なら、これだ」バインドプリーズ!!

 

地面に複数の魔法陣が現れ、そこから鎖が放たれてオウムヤミーを捕まえ、地に落とし、縛る。

ソードガンのハンドオーサーを開いて左手の指輪をかざす。

 

キャモナスラッシュシェイクハンズ!!フレイム!!スラッシュストライク!!ヒーヒーヒー!!

「ハァァァァ!!」

 

炎の斬撃波が放たれ、オウムヤミーは斬り裂かれ、爆散するのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

複数の爆発音が同時に響く。

周囲の戦闘員を粗方片付けたライダー達が並び立つ。

 

「くっ……その程度で調子に乗るなよ!!まだまだ貴様らと我々の人数差は圧倒的なのだ!!」

 

「それはどうかな?お前ら、受け取れ!!」

 

士の腰のライドブッカーから複数のカードが宙に放たれ、W、映司、弦太朗、晴人の手に収まる。

そして、姿を変える。

 

「これは……ライダーメモリ?」

「へぇ…これは興味深いね」

 

「ライダーメダル?」

 

「ライダースイッチ?」

 

「ライダーリング?」

 

「俺達仮面ライダーが繋いだ絆の力を見せてやる!!」

 

映司達はよく分からないまま受け取った物を使用する。

 

アクセル!!

バース!!プロトバース!!アクア!!

メテオ!!ナデシコ!!

 

アクセル!!マキシマムドライブ!!

バース!!プロトバース!!アクア!!スキャニングチャージ!!

メテオ!!ナデシコ!!リミットブレイク!!

ビースト!!プリーズ!!ライダライダライダー!!

 

音声が鳴り響いた次の瞬間、アイテムは光りとなって彼らの前に落ち、人型へと姿を変える。

否、“仮面ライダー”へと姿を変える。

彼らの前には

仮面ライダーアクセル

仮面ライダーバース、仮面ライダープロトバース、仮面ライダーアクア

仮面ライダーメテオ、仮面ライダーなでしこ

仮面ライダービースト

が姿を現したのだ。





ライダー大集合!!
平成二期ライダーここに集結です!!

WとフォーゼはMOVIE大戦2010のスカル
その他はアルティメイタム、ウィザード特別編のライダー達
と同じ様な感じです。
つまりWとフォーゼ以外は人格とスペックは同じだけど本物では無い存在です。
とは言ってもこれで“全員”では無いですが。
ライダーカードがアイテム変化したのはノリです。


それでは質問などがあれば聞いてください。
感想待ってます。



仮面ライダー大戦は平成vs昭和要素さえなければSH大戦系列とは比べ物にならないくらいよかったです。
具体的に言ったらラスト十分くらいがいらない。
あと、翔太郎呼ぶならフィリップ呼べよ!!的な感じでした。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。