問題児と000と弱者の箱庭物語   作:天崎

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集結と列車と繋がる時間

ディケイド

W

アクセル

オーズ

バース

プロトバース

アクア

フォーゼ

メテオ

なでしこ

ウィザード

ビースト

十二人の仮面ライダーが並び立つ。

怪人達はその姿に一瞬歩を止める。

だが、それは一部だけだ。

 

「ええぃ!!高々十二人程度集まったところで我々を倒せる物か!!」

 

アポロガイストの叫びに我に帰る。

その背後のクライス要塞も砲台をライダー達に向ける。

 

『面白そうだね!!僕ともっと遊んでよ!!』

 

ネオ生命体の声が響き渡ると同時に一斉に砲火が放たれる。

 

「いいぜ、見せてやるよ。俺達仮面ライダーのショータイムを!!」

 

コネクト、プリーズ!!

 

十二人の仮面ライダーの背後に巨大な魔法陣が現れ、彼らの半数はいつの間にかバイクに跨がり爆炎の中を進んで行く。

 

「さぁ、振り切るぜ!!」

 

仮面ライダーアクセルはバイクに乗らず、周囲の戦闘員をエンジンブレードで斬り倒していく。

エンジン音を鳴り響かせながら回転斬りをする。

 

アクセル!!マキシマムドライブ!!

 

そして、マキシマムドライブを発動させ、バイクモードに変形し、体に炎を纏わせて敵の集団へと突進する。

牽かれた敵はAのマークを浮かべながら爆散していく。

その背後をハードボイルダーに乗ったWが走っていく。

 

ルナトリガー!!

 

右半身が黄、左半身が青のルナトリガーに姿を変える。

トリガーマグナムから放たれる弾丸はルナの力によって軌道が変化して敵を撃ち抜いていく。

 

トリガー!!マキシマムドライブ!!

「「トリガーフルバースト!!」」

 

トリガーマグナムにトリガーメモリを挿入してマキシマムドライブを発動させる。

放たれた無数の弾丸は軌道を変えながら正確に敵を貫いていく。

 

「さぁ、ランチタイムだ!!お前ら全員俺が喰ってやるぜ!!」

 

仮面ライダービーストはビーストドライバーからダイスサーベルを取り出してグール達を斬り裂く。

 

ゴー!!ドッドドド、ドルフィ!!

 

ビーストドライバーに指輪をセットするとビーストの肩にドルフィマントが現れる。

そこから水流を放ってグールを吹き飛ばす。

更にダイスサーベルのサイコロ部分を回転させ、指輪をセットする。

 

4!!ドルフィ!!セイバーストライク!!

「オラァ!!」

 

ダイスサーベルを振るとイルカ型のエネルギー体が四つ、敵に突進し、打ち倒していく。

その中でグールは魔法陣となってビーストドライバーに吸収されていく。

 

「映司!!これに変えとけ!!」

 

「おう!!」ライオン!!ウナギ!!コンドル!!

 

映司はアンクに投げ渡されたメダルでラウドルへと姿を変える。

ライオディアスの熱波で敵を怯ませ、電気ウナギの鞭とコンドルレッグの爪で戦闘員を倒していく。

 

ライオン!!トラ!!チーター!!ラトラタ、ラトラーター!!

 

そして、ラトラーターコンボに姿を変えてトラクローで敵を高速移動しながら斬り裂いていく。

それを見て近くにいたビーストが反応する。

 

「おー!!お前もライオンか!!」

 

「あっ、はい」

 

言いながらも二人は敵を斬っていく。

 

「なら、合わせ技と行こうぜ」

 

「え?はい、分かりました」

 

多少困惑しつつ同意する。

同時に飛び掛かってきたカマキリヤミーをトラクローとダイスサーベルで吹っ飛ばす。

 

キックストライク!!

スキャニングチャージ!!

 

同時に必殺技を発動する。

ビーストは飛び上がり、映司はトラクローを構える。

ビーストの前には火の輪が、映司の前には円状のエネルギー体が現れる。

 

「セイヤァァァ!!」

「オラァァァァ!!」

 

映司が高速移動しながら円を潜り抜けていき、トラクローで斬り裂いた後にビーストの蹴りがカマキリヤミーにヒットし爆散する。

 

「割って挿す!!」

N!!  マグネットオン!!

  S!!マグネットオン!!

 

右端と左端にマグフォンを分割したNマグネットスイッチとSマグネットスイッチを入れ、スイッチをオンにする。

そして、姿をフォーゼ マグネットステイツへと変える。

 

ホイールオン!!

 

更にホイールスイッチをオンにする。

ホイールモジュールが足に現れる。

これによって鈍重なマグネットステイツに機動力を確保する。

 

「オラオラオラァ!!」

 

肩のマグネットキャノンを乱射し、移動砲台として敵を撃ち倒していく。

 

ロケットオン!!

「なでしこロケットパンチ!!」

 

その背後で仮面ライダーなでしこが右腕にロケットモジュールを出現させ、ダスタード達を殴り倒していく。

 

ウォーター、プリーズ!!スイースイースイー!!

 

晴人は姿をウォータースタイルに変える。

 

リキッド、プリーズ!!

 

リキッドの魔法によって体を液状化させて敵の攻撃を擦り抜けながら攻撃していく。

 

「ハァァ!!」

 

仮面ライダーアクアが両手で屑ヤミーに向けて張り手を放つ。

衝撃波が水の波紋の様に背後の戦闘員達にも伝わり吹っ飛ばしていく。

 

クレーンアーム!!

「行くよ、後藤ちゃん!!」

 

「はい、伊達さん!!」セルバースト!!

 

プロトバースがクレーンアームで多量の敵を縛りあげてから上空へと投げ飛ばす。

そこへ向けてバースバスターのセルバーストがバースによって放たれた直撃し、爆散する。

 

サターン!!レディ?

OK!!サターン!!

「ホワチャァァ!!」

 

仮面ライダーメテオはメテオギャラクシーを使い、土星を模したエネルギー体を放つ。

土星の輪によってマスカレイド達は斬り裂かれ、爆散する。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「待て待て待てぇ!!俺達抜きで勝手に盛り上がってんじゃねぇよ!!」

 

 

突如声が響いたと思うと上空にヒビが入り、空間に穴が開く。

そこから線路が伸びていき、穴から時の列車デンライナーが出てくる。

 

「やっと来たか」

 

それを見ながら士が呟く。

同時にデンライナーから幾つかの人影が飛び降りてくるのが見えた。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

デンライナー車内。

オーナーは呆れた顔で溜め息を吐いていた。

 

「全く……“道標”があったとはいえ箱庭に入るなんて無茶を要求してきますね~」

 

“道標”とはライダーカードの事である。

士は空白のライダーカードを使い、援軍を頼んでいたのだ。

そして、士の存在そのものを頼りに本来なら難しいのだが箱庭へ狙った時間に辿り着いて見せたのだ。

それでも箱庭に入る事自体がイレギュラーではあるのだが。

 

「これは上層の方々に文句を言われるかもしれませんね」

 

そんな事を呟きながらも激しく揺れる車内でオーナーは立っているのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

デンライナーは全ての武装を展開してクライス要塞へと攻撃を仕掛けていた。

それによってライダー達に放たれていた砲撃が止まる。

更にデンライナーに乗っていた者達が加勢する。

 

ガンフォーム!!

アックスフォーム!!

ロッドフォーム!!

ストライクフォーム!!

ライナーフォーム!!

ソードフォーム!!

 

そんな電子音と共に飛び降りて来た面々に鎧が纏われる。

 

「お前、撃つけどいいよね?答えは聞いてない!!」

 

リュウタロスが直接変身した電王ガンフォームが言ってポーズを取る。

 

「バンバンバーン!!」

 

敵の集団に向けてデンガッシャーガンモードで撃つのだが、撃つ前に口で言ってる為、半数ほどに避けられている。

 

「なんで避けるのさ!!」

 

「リュウタロス、撃ってくると分かってたらそりゃ避けるよ」

 

良太郎の変身する電王ライナーフォームがリュウタロスに向けて言いながらへっぴり腰ながらもデンカメンソードで敵を斬っていく。

 

「俺の強さにお前が泣いた!!」

 

キンタロスが直接変身したアックスフォームが四股を取りながら言う。

そして、向かって来た敵を突っ張りで吹っ飛ばす。

 

「俺、参じょ「イー!!」

 

「邪魔すんじゃねぇよ!!」

 

モモタロスが直接変身したソードフォームはポーズを遮った戦闘員をデンガッシャーソードモードで斬り飛ばし、再びポーズを取り直す。

 

「俺、参上!!………くぅ~俺やっぱり格好いいなぁ……」

 

「先輩、それを言ったら全部台無しだよ」

 

「うるせぇ!!余計な事を言うんじゃねぇよ、亀公!!」

 

「お前、僕に釣られてみる?」

 

モモタロスの文句を無視しながらウラタロスが直接変身したロッドフォームはポーズを取り、デンガッシャーロッドフォームで敵を薙ぎ払う。

 

「テディ!!」

 

「おう!!」

 

NEW電王、野上幸太郎が手を出すと青いイマジン、テディが姿を剣、マチェーテディに変える。

幸太郎はマチェーテディの剣先をオーズと交戦するメデューサレジェンドルガに向け、剣先にある銃口から発砲する。

 

「うぉ!?」

 

メデューサレジェンドルガがいきなり吹き飛んで驚き、映司は攻撃が飛んできた方向を見る。

そこで変身している状態とはいえ、懐かしい顔を見付ける。

 

「幸太郎!!」

 

「久しぶりだな、映司」

 

「また繋がったね、俺達の時間が」

 

「あぁまた一緒に戦おう」

 

そして、映司と幸太郎はメデューサレジェンドルガへマチェーテディとメダジャリバーの剣先を向ける。

 

「幸太郎、カウントは?」

 

「3……いや、カウントするまでも無い」

 

尋ねるテディにはっきりと答える。

そしてライダーパスを取り出す。

映司もメダジャリバーにセルメダルを三枚入れる。

 

フルチャージ!!

トリプル!!スキャニングチャージ!!

 

同時にスキャンする。

剣に力を込め、向かってくるメデューサレジェンドルガへと駆け出す。

 

「ハァァァァ!!」

「セイヤァァ!!」

 

「キャ……ガァァァ!?」

 

擦れ違い様に同時に斬る。

二つの剣によって斬り裂かれたメデューサレジェンドルガは悲鳴を上げて爆散した。

 

「わぁ~ライオンさんだ!!」

 

リュウタロスはアントライオンレジェンドルガと戦っていた。

キャッキャッと声をあげながらも動きを封じる様に撃つ。

撃ちながら近付き、隙を付いて蹴りを入れる。

怯んだところでライダーパスをベルトにかざし、投げ捨てる。

 

フルチャージ!!

「オリャア!!」

 

銃口へとエネルギーが集まり、収束していく。

引き金を引き、エネルギー弾が放たれ、至近距離で直撃したアントライオンは叫ぶ暇も無く爆散した。

 

「行くで!!」フルチャージ!!

 

キンタロスはガーゴイルレジェンドルガに重い一撃を加えて怯ませ、ライダーパスをベルトにかざす。

 

「ちゃんとしまっとかんとな」

 

デンガッシャーアックスモードの刃に力が溜まる中でライダーパスを懐にしまっておく。

飛び掛かり、斧によってガーゴイルを真っ二つにする。

 

「ギャァァァ!?」

 

「ダイナミックチョップ!!」

 

ガーゴイルが爆散した後に技名を言うのであった。

 

「行くよ」フルチャージ!!

 

ウラタロスはライダーパスをベルトにかざすと、デンガッシャーをマンドレイクレジェンドルガへと投げ付ける。

 

「ハァァァァ!!」

 

突き刺さり、動きが止まった所へとデンライダーキックを放ちマンドレイクを仕留めるのだった。

 

「行くぜ、良太郎!!」

 

「うん、モモタロス!!」

 

二人でマミーレジェンドルガを斬り飛ばすと必殺技を発動する。

 

「電車斬り!!」

 

列車の如くのオーラを纏いながらデンカメンソードでマミーを斬る。

そこへ、本体から分離したデンガッシャーの刃にが襲い掛かる。

 

「俺の必殺技、パート2!!」

 

刃は弧を描きながらマミーを斬り刻み、爆散させるのだった。

 

 




騒がしい奴らも参戦!!
ゼロノス組はいません。
変身する度に忘れられるなどがありますので。

幸太郎と映司のやり取りはレッツゴーを見ていれば分かると思います。

次回からは別の場所にも視点が行くと思います。

それでは質問などがあれば聞いてください。
感想待ってます。
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