「邪魔だ、どけ!!」
「誰が言われてどくか!!」
士はウニアルマジロヤミー、シルフィファントム、ドラゴン・ゾディアーツを相手にしていた。
特に相手としては問題無いのだが士としては速い所相手にしたいのがいるので邪魔で仕方ない。
そこで近くでWが戦っているのを見掛ける。
「ちょうどいいな。オイ、W!!」
「ん?どうした?」
Wが此方を向くと士はカードを一枚取り出し、ベルトに投げ入れる。
そして、Wの背後に回る。
「ちょっとくすぐったいぞ」ファイナルフォームライド!!ダ、ダ、ダブル!!
「なぁ!?」
「うわぁ!?」
士がWの中心に手を当て真っ二つにする様に手を動かす。
すると、実際に真っ二つになり、各々独立した姿になる。
サイクロンサイクロン!!
ジョーカージョーカー!!
そんな音声と共にフィリップは仮面ライダーW サイクロンサイクロンに、
翔太郎は仮面ライダーW ジョーカージョーカーとなる。
「お前なぁ………こういう事をするなら事前に一言……」
「あいつらは任せたぞ」
「ちょ、待てよ!!」
「言ってる場合じゃないよ、翔太郎」
「ったく、しょうがねぇな…………」
渋々といった感じに翔太郎は三体の怪人の方を向く。
「さて、お前たちの相手は俺達がさせて貰うぜ」
「行こう、翔太郎」
「あぁ!!」
向かってくる二人に向かってウニアルマジロヤミーが多量の針を放ってくるが左右に別れ、回避する。
「オラァ!!」
「ウゲェ!?」
翔太郎がウニアルマジロヤミーにアッパーを食らわせ体を浮かせる。
そこにフィリップが蹴りを入れて吹っ飛ばす。
ドラゴンとシルフィが襲ってくる。
「ハァァ!!」
「風か。風は僕を味方するよ」
シルフィが起こす風をフィリップはわざと受ける。
サイクロンメモリの力で風を受ける度に力が上がるのだ。
しかも今はサイクロンメモリが二本である。
ある程度受け止めると近付き、手刀を入れて怯ませた所を回し蹴りで吹っ飛ばす。
翔太郎もドラゴンを殴り飛ばしている所だった。
そして、翔太郎はベルトからジョーカーメモリを取り出すとマキシマムスロットに挿し込む。
ジョーカー!!マキシマムドライブ!!
「行くぜ。ライダーパンチ!!」
力を溜める様に拳を構える。
紫のオーラを纏わせながらフィリップが吹っ飛ばしたシルフィを殴り飛ばす。
直撃したシルフィは転がり回り、爆散した。
フィリップもベルトからサイクロンメモリを取り出し、マキシマムスロットに入れる。
サイクロン!!マキシマムドライブ!!
「今日は君に合わせよう。ライダーチョップ!!」
「うわぁぁぁぁ!?」
Wの状態ならタイミングを合わせる為に技名を言うが、今は単独なので言う必要は無い。
しかし、今回は翔太郎に合わせて言うのだった。
起き上がってきたウニアルマジロヤミーに向け、風を纏わせたチョップを正確にウニの針の間に向けて放つのだった。
爆散したウニアルマジロヤミーに背を向けて二人並び立つ。
「もういっちょ」
「そうだね」
サイクロン!!マキシマムドライブ!!
ジョーカー!!マキシマムドライブ!!
同時にマキシマムスロットを叩き、マキシマムドライブを発動させる。
翔太郎は足に紫のオーラを、フィリップは足に風を纏わせ、同時に飛び上がる。
「「Wライダーキック!!」」
「グガァァァァァァ!?」
二発のライダーキックを同時に受けたドラゴンは頑丈な装甲も意味をなさずに爆散した。
そして、サイクロンサイクロンとジョーカージョーカーが再び一つになり、仮面ライダーW サイクロンジョーカーへと戻るのだった。
◆◆◆◆◆
ジークはホッパー・ドーパントと交戦していた。
バッタの力を持つホッパーはジークの周囲をピョンピョンと飛び跳ねて翻弄する。
ジークはデンガッシャーブーメランモードとデンガッシャーハンドアックスモードを構え、ブーメランを投げ付ける。
「頭が高い!!」
「ぐぇ!?」
ブーメランは見事に当たり、落ちてきたホッパーをハンドアックスで斬り付けるのだった。
フルチャージ!!
「ふん」
「かぁぁ!?」
ライダーパスをベルトにかざして投げ捨てる。
ブーメランとハンドアックスに力を溜め、ホッパーを斬り刻み爆散させる。
◆◆◆◆◆
一方、士とアポロガイストは向かい合っていた。
「決着を付けるぞ、アポロガイスト!!」
「今日こそ貴様を倒し、私が宇宙一迷惑な存在となるのだ!!」
「勝手になってろ、そんなもん!!」
ライドブッカーガンモードで数発撃つが、アポロガイストの前に現れた魔法陣によって防がれる。
アポロガイストは銃と盾を構え、盾を士に投げ付ける。
「ガイストカッター!!」
投げ付けられた刃付きの円状盾をしゃがんで避ける。
その間にカードをベルトに投げ入れる。
「ハァァ!!」ファイナルアタックライド!!ディ、ディ、ディケイド!!
「マグナムショット!!」
ディメンションブラストとマグナムショットがぶつかり合い相殺する。
互いに衝撃波で後退し、改めて武器を構え直す。
そこでアポロガイストがニッと笑った様に士は感じた。
「コネクトカッター!!」
「なっ!?」
突如として士の真上に避けたまはずのガイストカッターが現れる。
慌てて後ろに跳ぶが遅く、斬り裂かれ吹っ飛ぶ。
「困惑しているな。何故避けたはずの物が現れたのか。いいだろう、教えてやろう。簡単な事よ。ただ空間魔法で貴様の背後と真上を繋げただけなのだ!!」
「そういう事か!!」
言いながら発砲するが全てアポロガイストの手元に戻った盾によって防がれる。
「そして、こういう事も出来るのだよ」
「何ッ!?」
いきなり目の前からアポロガイストの姿が消える。
「後ろだ!!」
「くそっ!!」
背後から声がして振り向くが遅い。
いつの間にか銃からアポロフルーレに持ち変え、それを振り降ろす所であった。
斬られ吹き飛ぶ。
おそらくテレポートの魔法によって瞬間移動をしているのだろう。
晴人達と違って予備動作が無いのでかなり厄介である。
「チッ、ならこいつだ」
カメンライド!!クウガ!!
フォームライド!!ペガサス!!
「無駄なのだ!!」
姿をクウガ ペガサスフォームへと変える。
超感覚によってアポロガイストが移動したのを感知し、そこへ銃撃するが当たる前に移動し、一向に捉えられない。
「だから無駄だと言ったのだ」
「ぐぁ!?」
いつの間にか近付かれ、斬られる。
カードを数枚、ベルトに投げ入れる。
カメンライド!!カブト!!
アタックライド!!クロックアップ!!
「クロックアップ対策をしてないと思ったか?」
言った直後にアポロガイストが体内に宿したカーバンクルの宝石の色が変化する。
澄んだ透明へと変化する。
それはまるで晴人のインフィニティーリングの様に。
そんな事は気にせず士はクロックアップしたままアポロガイストに斬り掛かる。
しかし、アポロガイストはタキオン粒子によって時間流に干渉している状態である士の攻撃を受け止める。
つまりアポロガイストも時間操作系高速移動を使用しているという事だ。
「だから無駄だと言っただろう!!」
「くそっ………そこまでファントムの力を引き出してるのか」
何度か打ち合う。
だが、手数はアポロガイストの方が多い。
ガイストカッターを投げ付けられ、回避したところを斬り飛ばされる。
「ガハッ!?」
「ファントムを体内に宿し、魔法の力を手に入れた私に貴様の力など意味が無いのだ!!」
アポロガイストは勝利を確信したかの様に高笑いをするのだった。
◆◆◆◆◆
「おのれ………ちょこまかと!!」
アルゴスは周囲に眼球を漂わせ自分の周囲でちょこまかと動く敵に向かって放つ。
「何度も同じ物を食らうか!!」
バースとプロトバースがバースバスターが眼球を撃ち落としていく。
「嬢ちゃん、今だ!!」
「了解!!なでしこロケットパンチ!!」
「グォォォ!?」
プロトバースの声に反応し、なでしこが薄くなった眼球の中を通り抜け、右手のロケットモジュールで殴り飛ばす。
「締めは頼んだぜ、青いの!!」
「はい!!オーシャニックブレイク!!」
「ぬ、がぁぁぁぁ!?」
アクアが水流に乗る様に水を纏い、スライディングキックを叩き込む。
連撃を受け、アルゴスは爆散するのだった。
◆◆◆◆◆
「ハァァ!!」
数体のカーバンクルが魔宝石を弾丸の様に放ってくる。
メッチャムーチョ!!
「そうはいかないよ!!」
キョウリュウブルーは仲間の前に立ち、ステゴシールドで魔宝石の弾丸を防ぐ。
その後ろからキョウリュウピンクとキョウリュウバイオレットが飛び掛かる。
「ハイ!!ハイ!!ハイ!!ワァオ!!」
「タァァァァ!!」
キョウリュウピンクは敵に次々と蹴りを入れていく。
その姿はまるで敵の上を歩いているかの様である。
キョウリュウバイオレットはガブリボルバーとガブリカリバーを合体させたガブルキャノンで敵を撃ち抜き、短剣モードし、斬り裂いていく。
バモラムーチョ!!
「獣電ブレイブフィニッシュ!!」
キョウリュウブラックはガブリボルバーのリボルバー部分を回転させ、力を解放し、敵の集団に滑り込む。
そのまま引き金を引き、敵を爆散させていく。
「お前の剣は俺には届かない!!」
キョウリュウグリーンはガブリカリバーとフェザーエッジの二刀流でユニコーン・ゾディアーツと斬り合っている。
ガブリカリバーは逆手持ちである。
何度か打ち合い、ガブリカリバーで敵の剣を受け止め、フェザーエッジで斬り飛ばす。
そして、距離を取るととある構えを取る。
「これが本当の剣だ。トリニティストレイザー…………斬撃無双剣!!」
背中から緑色の翼を生やし、右手のフェザーエッジで正三角形を描く様に剣を振り、それに重ねる様に左手のガブリカリバーで斬撃を放つ。
複数の斬撃波が敵に向け放たれ、ユニコーンごと敵の集団を斬り刻み爆散させるのだった。
◆◆◆◆◆
「岩烈パンチ!!」
岩をも砕く拳が王蛇サバイブに直撃する。
しかし、王蛇サバイブは微動だにしなかった。
「なぁ!?」
「オラァ!!」
それどころかダメージも感じさせずに反撃してくる。
エイの尾の様な鞭で弾き飛ばされる。
距離が離れると王蛇サバイブはバイザーに何枚かカードを読み込ませる。
アドベント!!
アドベント!!
アドベント!!
ユナイトベント!!
王蛇サバイブの背後に巨大な蛇、サイ、エイが現れたと思うとそれらが一つになる。
「何だこれ!?」
その姿にダイゴが声を上げる。
王蛇サバイブの背後の化け物………ジェノサバイバーはそれほどまでにおぞましい姿だった。
「行け……」
キシャァァァァ!!
ジェノサバイバーは叫びながらダイゴへと突撃してくる。
ガブリボルバーで撃つのだが効いてる様子では無い。
そこへ救援が現れる。
「タァァァ!!」
「ハァァァ!!」
「ふん!!」
キョウリュウシアン、キョウリュウグレー、キョウリュウシルバーが同時にジェノサバイバーを殴り付ける。
その衝撃でジェノサバイバーはその巨体を中に浮かして吹っ飛ぶ。
「助かったぜ、親父!!ラミレス!!鉄砕!!」
「この怪物は俺達が倒す」
「だからお前はあいつを倒すんだ」
「任せましタ!!」
「おぅ!!来てくれ、ガブティラ!!」
オーバーチャージ!!
ジェノサバイバーを三人に任せ、ダイゴは宙に向かってカーニバル獣電池を投げ付ける。
獣電池は現れたガブティラの口に入り、ガブティラをミニティラに変える。
ミニティラがダイゴの近くに寄ってくる。
「此処から先はもっとブレイブに行くぜ!!」
「…………くせぇ」
向き合うダイゴと王蛇だが、王蛇の方はダイゴの言葉など耳に入って無いようだった。
ひたすらバトルでした!!
アポロガイストがクロックアップに対抗出来たのはインフィニティーと同じ理屈です。
インフィニティーの高速移動は魔法で時間に干渉する物なのでクロックアップに対抗出来るという事です。
それでは質問などがあれば聞いてください。
感想待ってます。