「ギガントスラッシャー!!」
ギガントキョウリュウジンがキングダークへと斬り掛かる。
キングダークはアポロフルーレでそれを受け止める。
キングダークの姿になってもアポロガイストの時の武器は使える様だ。
キングダークは何度か打ち合うと他三体の獣電巨人の位置を確かめる。
「ガイストカッター!!」
「「「「どわぁぁ!?」」」」
刃付きの円状盾を投げ付ける。
盾は円を描く様な軌道でギガントキョウリュウジン達を吹っ飛ばしていく。
ギガントキョウリュウジンを立ち上がらせながらダイゴは地上の晴人と士に叫ぶ。
「ディケイド!!ウィザード!!お前たちのブレイブも貸してくれ!!」
「「おぉ!!」」
士と晴人が飛び上がりギガントキョウリュウジンに乗り込む。
コクピットには二人用の台座が出現する。
晴人はインフィニティースタイルに合わせた宝石の様な台座の上に、士はマゼンタの台座の上に立つ。
晴人はアックスカリバー、士はライドブッカーを手に持ち、ダイゴ達に合わせる様に振るう。
「「「ウォォォォォ!!」」」
「ぬぅぅ……」
二人分強くなっている攻撃に多少押されるキングダーク。
しかし、それでもまだ余裕そうである。
◆◆◆◆◆
「ウオリャァァァ!!」
「ぐっ……」
モモタロスの思いっきり振り降ろした一撃にデルザーグリードの腕からセルメダルが散っていく。
「ハァ!!」
幸太郎はマチェーテディの先端を向けるとそこにある銃口から銃撃する。
デルザーグリードは避けはするが数発避け切れず、体から火花を散らす。
「電車斬り!!」
良太郎はデンカメンソードを操作し、ロッドの電仮面にして、線路を出現させる。
線路にデルザーグリードを拘束し、良太郎も線路に飛び乗る。
背後から走ってくるデンライナーイスルギ型のエネルギー体と合わせて進んでいく。
そのままデルザーグリードを突き貫いていく。
「おのれぇ………」
デルザーグリードは多量の火球を良太郎達へと放つ。
さすがに避け切れず、数発は弾いてやり過ごす。
その間にデルザーグリードが接近してくる。
「ぬぅん!!」
「「かっ!?」」
「良太郎!!幸太郎!!」
デルザーグリードの一撃により、良太郎と幸太郎が吹っ飛んでいく。
モモタロスが身構えるとデルザーグリードの手刀が放たれる。
デンガッシャーで打ち合うが、純粋な力ではデルザーグリードの方が上である。
徐々に押されていくがそこへジークが投げ付けたデンガッシャーブーメランモードが飛んでくる。
「デリャァ!!」
「ぬぐぅ!?」
デルザーグリードがブーメランを弾いた隙に腹を横薙ぎに斬る。
かなり深く入ったのか腹から多量のセルメダルを撒き散らしながらフラフラと下がっていく。
そこへ、良太郎と幸太郎が同時に斬り掛かる。
デルザーグリードは両肩から両腰に掛けて袈裟斬りにされる。
モモタロスはライダーパスを構えて叫ぶ。
「行くぞ、お前ら!!これで正真正銘のクライマックスだぁ!!」フルチャージ!!
ライダーパスをベルトにかざす。
デンガッシャーに力を集中させ斬り飛ばすとデンガッシャーの刃をキンタロスに向けて放つ。
フルチャージ!!
「ダァ!!亀の字!!」
キンタロスはライダーパスをベルトにかざし、デンガッシャーアックスモードに力を集中させる。
飛んで来た刃と重ねて周囲の屑ヤミーを斬り飛ばし、ウラタロスに向けて刃を放つ。
フルチャージ!!
「ハッ!!……リュウタ!!」
ウラタロスもライダーパスをベルトにかざし、力をデンガッシャーロッドモードに集中させる。
飛んで来た刃と重ねてダスタードを貫き、そのまま振り回す様にしてマスカレイドと共に爆散させ、リュウタロスへと刃を放つ。
フルチャージ!!
「鳥さん!!」
リュウタロスもライダーパスをベルトにかざし、デンガッシャーガンモードに力を集中させる。
銃口のエネルギー弾と飛んで来た刃を重ねてジークへと放つ。
放たれたエネルギー弾は刃と共にグールを撃ち抜いていく。
フルチャージ!!
「フン!!」
ジークはライダーパスをベルトにかざし、デンガッシャーブーメランモードとハンドアックスモードに力を集中させる。
飛んで来た刃は適当に弾いてからブーメランを放つ。
ブーメランとハンドアックスで挟む様にカーバンクルを斬り裂く。
フルチャージ!!
「爺ちゃん!!」
ライダーパスをベルトにかざし、マチェーテディに力を集中させ、飛んで来た刃と重ねてデルザーグリードを斬り付け、良太郎へと放つ。
「モモタロス!!」
良太郎はデンカメンソードの電仮面を一周させてフルスロットクラッシュを発動させる。
足元の線路以外に良太郎の背後に四つの線路が現れる。
そこをデンライナーゴウカ、デンライナーイスルギ、デンライナーレッコウ、デンライナーイカズチの形をしたエネルギー体が走っていく。
刃とデンカメンソードを重ね、四つのエネルギー体と合わせて刃をモモタロスへと放つ。
「もういっちょ!!」フルチャージ!!
刃をデンガッシャーソードモードの元の位置へと填め、ライダーパスをベルトにかざし、パスを投げ捨てる。
「必殺、俺達の必殺技ファイナルバージョン2!!」
モモタロスはデンガッシャーを構え、デルザーグリードへと斬り掛かる。
「ウオリャァァァァァァァァァ!!」
「ぬ、がぁぐぅぅ!?」
良太郎、幸太郎、テディ、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ジーク、そしてモモタロス。
八人の力を込めた剣で力任せに八回ぶった斬る。
斬り刻んだデルザーグリードにモモタロスは背を向ける。
デルザーグリードは全身からセルメダルを散らしながら背後へと倒れていく。
「大ショッカー…………万歳!!」
最期にそれだけ言い残して爆散するのだった。
残るのはただ飛び散ったメダルだけであった。
「俺達も行くぜぇ!!」
モモタロスが叫ぶとゴウカ、イカズチ、レッコウ、イカズチ、NEWデンライナーへと乗り込んで行く。
「あとは任せましたよ、モモタロスくん」
今まで一人でデンライナーを操作していたオーナーが呟くのだった。
◆◆◆◆◆
ズオーン!!
「フン!!」
プレズオーからの砲撃を盾で防ぐ。
キングダークはクライス要塞と砲戦していたデンライナーが分裂し、クライス要塞を囲もうとしているのを見る。
(さすがに分が悪いか……)
残っている戦力を確認し、考える。
プテライデンオーの剣撃とアポロフルーレで打ち合いながらクライス要塞の方向に向けて手を向ける。
「クライス要塞!!撤退するのだ!!お前だけは大首領様へと届ける必要があるのだ!!」
キングダークは叫びながらクライス要塞の背後に巨大な銀色のオーロラを出現させる。
『どうやら今回はここまでみたいだね。短かったけど楽しかったよ♪』
それだけ言うとクライス要塞は銀色のオーロラへと向かっていく。
だが、簡単に逃がすモモタロスでは無い。
砲門を全て展開し、クライス要塞へと放とうとする。
しかし、そこへ銀色の塊が飛来する。
「何だぁ!?」
慌てて方向転換する。
ギリギリその塊を回避するが、塊は周囲の物体を吸収しながら高速で何かへと変化していく。
「怪物になりやがっただとぉ!?」
ピポポポポポポポポポポポ……………
「行け、怪獣兵器サソリガドラスよ!!そいつらを叩き落とすのだ!!」
『じゃーねー♪』
クライス要塞がオーロラへと消えていくがそれどころでは無かった。
現れたのはかつて仮面ライダー一号とウルトラマンが相手した合体獣サソリガドラスだ。
本来は死にかけた毒サソリ男とガドラスが合体した怪獣なのだが、キングダークはスフィアを変化させて再現したのだろう。
そうして産み出す事により、怪獣兵器として操っているのだ。
問題はデンライナーでは相手にしにくい事だ。
ピポポポポポポポポ…………
デンライナーから光線を放つがそれらは全て吸収されてしまうのだ。
それどころか吸収したエネルギーを角から電撃として放ってくる。
モモタロス達は何とかそれを回避してはいるが、此方は電車である。
小回りに限界がある。
サソリガドラスが鎌の様な腕を振り降ろしてくる。
回避は無理な位置である。
ピポポポポポポポポポ……………
「チ、チクショー!!」
「諦めるのはまだ速いぜ」
モモタロスが叫んだ直後にそんな声が聞こえる。
そして、振り降ろされていた腕は光に包まれた腕に掴まれていた。
現れたのは巨人であった。
ただの巨人では無い。
光の巨人である。
纏っていた光を散らしながら巨人はサソリガドラスを殴り飛ばす。
「どうやら間に合ったみたいだな」
サソリガドラスと向き合いながら巨人が呟く。
「あれは……まさか!!」
「余所見をしてるなよ、アポロガイスト!!」
「ギガントクラウン!!」
「ぐぁ!?」
キングダークが突如現れた巨人に目を向けている隙を突き、ギガントキョウリュウジンは巨大な頭部を叩き付け、キングダークを後退させる。
「何だか知らねえがありがとよ」
「こいつの相手は俺がしておくから後ろの要塞は任せたぜ!!」
「あれは元から俺達の獲物だぜ!!」
言ってモモタロス達はサソリガドラスを巨人に任せ、銀色のオーロラへ入りかけているクライス要塞に線路を伸ばす。
巨人はサソリガドラスへと視線を戻し、構える。
「さぁ、本当の戦いはここからだぜ!!」
巨人は、光の巨人は、ウルトラマンダイナはそう叫ぶのだった。
ダイナ参戦!!
アスカ・シン自体は温泉の時に出てきていましたが。
サソリガドラスはウルトラマンvs仮面ライダーに出てきた怪獣です。
スフィアが怪獣兵器になるのはウルトラマンサーガから。
戦隊ロボに乗り込む仮面ライダーというのはSH大戦のノリで。
人数が増えて攻撃力が上昇するのは気合い操作系ロボならよくある事です。
デルザーグリードの最期の言葉は外見的にジェネラルシャドウを意識してみました。
それでは質問などがあれば聞いてください。
感想待ってます。