問題児と000と弱者の箱庭物語   作:天崎

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回転独楽と夢のミサイルと絆で掴む宇宙

 

「なでしこロケットパーンチ!!」

 

なでしこは右腕にロケットモジュールを装備し、身体を回転させる様にしながら戦闘員に叩き付けていく。

そのままの流れで気配も姿も消している筈のガランダーグリードに一撃入れる。

 

「がぁ!?」

 

なでしこがガランダーグリードを視認出来るのはなでしこが本質的に人間では無いからだ。

根本的にこの場にいるなでしこはライダースイッチの力によってコズミックエナジーから作りだした物だ。

とはいってもなでしこの人格と体質は完全に再現している。

彼女は元々SOLUが化けた存在である。

SOLUの特性によって見えない物も視えているのだ。

そして、一撃を受けたガランダーグリードはダメージによって姿を現す。

 

「これで決めてやる!!」リミットブレイク!!

 

ストームシャフトにメテオストームスイッチを挿してリミットブレイクを発動させる。

 

「メテオストームパニッシャー!!」

 

ストームシャフトの先端から回転独楽を放つ。

一直線に向かって来る回転独楽を両手で受け止めるガランダーグリード。

足を少々引きずり、後ろへと下がっていくが何とか耐えてはいる。

故に他へ集中をそらせない状態であった。

だから、足に水流を纏わせたアクアが近付いて来ている事に気付くのも遅れた。

 

「アクアヴォルテクス!!」

 

「何ィ!?グギャアァァァ!?」

 

アクアの水流を纏わせた飛び蹴りをほぼ背面に受け、体勢を崩され吹っ飛んでいく。

同時に防御も崩れ、左肩を回転独楽が貫く。

回転独楽をメテオストームスイッチに戻し、スイッチをベルトに入れて天球儀を回転させ、リミットブレイクを発動する。

 

メテオ!!リミットブレイク!!

「ホワチャァァァ!!」

 

「私がこんな………ところでぇぇぇぇ!!」

 

メテオの風を纏った流星の様な蹴りを直撃するガランダーグリード。

連撃を受けた直後ではさすがに防御する余裕は無かったのだ。

ガランダーグリードは悔しそうに叫び、セルメダルを撒き散らしながら爆散していくのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

エアロオン!!ハンマーオン!!

「ウリャ!!」

 

「ふん!!」

 

弦太朗がエアロモジュールとハンマーモジュールを装備する。

エアロモジュールでデストロングリードを引き寄せ、ハンマーモジュールを叩き付けるが弾かれる。

逆に重い一撃を受ける。

 

「なら、これはどうだ!!」

ウインチオン!!ウォーターオン!!

 

「ほぉ……」

 

ハンマーモジュールとエアロモジュールを解除し、ウインチモジュールとウォーターモジュールを装備する。

ウインチモジュールでデストロングリードを縛ると、ロープが引き千切られる前にその身体を宙に浮かせる。

そこへ左足を向け、左足に装備した蛇口の様な形状のウォーターモジュールから水を放出する。

高く宙に打ち上げられただけでダメージというダメージを受けてないデストロングリードは、意図が分からず次の手を待っている様子である。

弦太朗はモジュールを解除すると、特殊な形状の青いスイッチを取り出し、ベルトの×部分に挿す。

 

ランチャー!!ス、ス、スーパー!!

 

そして、スイッチオン。

 

ランチャーオン!!

 

ランチャースイッチスーパー2の力でフォーゼの姿が変化する。

色が白から濃い青へと変わり、両足両肩にランチャーモジュールが付いたステイツ、ランチャーステイツとなる。

 

「やっぱりこの姿になると皆の夢を感じるぜ。お前も受けてみろ、これが夢のパワーだ!!」

ランチャー!!リミットブレイク!!

 

「何が夢だ!!」

 

全身から無数のミサイルがデストロングリードに向けて放たれる。

デストロングリードは空中でそれを避けようが無い。

出来る事と言えば火球を放ち、ミサイルを撃ち落とすくらいである。

それも限界であり、殆どのミサイルは吸い込まれる様にデストロングリードへと当たる。

爆風に押し上げられる様にデストロングリードの体は上空へと上がっていく。

 

「俺を地に降ろさないつもりか!?」

 

「いいや、そんなことは無いぜ!!」

ロケット!!ス、ス、スーパー!!

ロケットオン!!

 

ランチャースイッチスーパー2をオフにし、ロケットスイッチスーパー1をベルトの○部分に挿し、スイッチオンする。

体が濃いオレンジ色へと変わっていく。

両腕にロケットモジュールが装備される。

ロケットステイツへと変化したのだ。

二つのロケットの力で加速し、空中のデストロングリードに突進する。

一回目の突撃でデストロングリードを跳ね上げる。

 

ロケット!!リミットブレイク!!

「行くぜ、ライダーきりもりクラッシャー!!」

 

「このぉ!!」

 

左手のロケットモジュールを半解除し、左手でベルトのレバーを引く。

半解除していたロケットモジュールを装備し、発動したリミットブレイクの力で更に加速する。

そのまま身体を回転させてデストロングリードに突進する。

デストロングリードが火球を放ってくるが回転によって弾いていく。

 

「ぬ……がぁぁぁぁぁ!?」

 

「ウォォォォォォォォォ!!」

 

突進により、身体を削られ墜落していくデストロングリード。

しかし、突進は一度だけでなく、完全に地に落ちるまで何度もぶつかった。

 

「だが、私はまだ終わらんぞ!!」

 

「だろうな。お前の頑丈さはぶつかった俺がよく分かってるぜ」

 

砂煙が上がる中で勢いよく立ち上がり砂煙を払うデストロングリード。

弦太朗は地に足を付けるとロケットステイツを解除する。

そして、別のスイッチを挿す。

 

コズミック!!

コズミックオン!!

「皆の絆で宇宙を掴む!!」

 

フォーゼへと一番から四十番までの全てのアストロスイッチが集まっていく。

全身がチタンブルーへと変わり、右手にバリズンソードを持つ。

コズミックステイツへと姿を変えたのだ。

左手で宙を掴む様な動作をし、バリズンソードをデストロングリードに向けて構える。

 

「幾ら姿を変えても無駄だぁ!!」

 

シールドオン!!

「ハァ!!」

 

デストロングリードの一撃をシールドモジュールで受け止める。

そのままバリズンソードで突き、吹っ飛ばす。

そして、胸のパネルを操作する。

 

ホッピング!!

ホッピングオン!!

スタンパー!!

 

コズミックステイツの能力はスイッチの合成である。

これによってホッピングモジュールにスタンパーの能力を合成する。

つまり、ホッピングモジュールで跳ねながら紋章を刻んでいくという事だ。

 

「この紋章は……ぬがぁ!?」

 

周囲を縦横無尽に跳び回る弦太朗によって全身を紋章だらけにされる。

直後に紋章が光を放って爆発する。

しかし、煙を上げてはいるがデストロングリード自体にはそこまでダメージは無いようである。

そこはさすがの頑丈さという事だろう。

 

「これはどうだ!!」

クロー!!

クローオン!!

エレキ!!

 

「ぐがぁ!?」

 

バリズンソードのレバーを倒し、刃を出現させる。

更に胸のパネルをいじり、クロースイッチをバリズンソードへと挿し、エレキスイッチの雷を上乗せする。

バリズンソードに巨大な爪型のエネルギー体が現れ、雷を纏った状態でデストロングリードを斬り付けていく。

その間に一瞬上空を見る。

 

ファイヤー!!

ファイヤーオン!!

シザース!!

シザースオン!!

 

今度はファイヤースイッチをバリズンソードに挿し、左手に装備したシザースモジュールと合わせて斬り掛かる。

数度斬り掛かり、身体からセルメダルを散らせるとバリズンソードに大きな炎を纏わせて斬り付ける。

デストロングリードが怯み、動きが止まった瞬間を狙い、バリズンソードを刺突型に戻し、コズミックスイッチを挿す。

 

リミットブレイク!!

「ウォリャア!!」

 

「これは次元の穴!?」

 

デストロングリードの背後に次元の穴を出現させ、突撃し、そのままデストロングリードごと次元の穴に突入する。

そして、上空4000mへとワープする。

そのままデストロングリードを放り出し、自身はその真上へと移動する。

 

「こんな上空で何をするつもりだぁ!?」

 

ロケット!!ス、ス、スーパー!!

ロケットオン!!

ドリル!!

ドリルオン!!

ドリル!!リミットブレイク!!

「ライダー超銀河ドリルキック!!」

 

バリズンソードへとロケットスイッチスーパー1を挿し込む。

更に左足にドリルモジュールを出現させ、リミットブレイクを発動させる。

バリズンソードの切っ先とドリルをデストロングリードへと向ける。

バリズンソードに加えたロケットスイッチスーパー1の力で加速し、デストロングリードへと突撃、正確には落下していく。

 

「ウオラァァァァァァァァ!!」

 

「ゴガァァァァァァァァ!?」

 

ドリルキックを受け、身体を削られながら高速で落下していく。

キックの威力と落下の勢いが重なり合い、落ちていく様はまるで隕石の如くであった。

そして、墜落する直前に身体を貫かれる。

 

「ゴァァ!?」

 

墜落する様はまさに隕石であり、激しい音をたて、クレーターの様な落下跡を作る。

幾らデストロングリードの頑丈さでもこれには耐え切れず致命的にボロボロであった。

直後に断末魔の叫びをあげ、セルメダルを撒き散らし、爆散するのだった。

 

「ふぅ………」

 

墜落の直前に離脱していた弦太朗は、ドリルモジュールを解除して無事着地していた。

そして、頭を撫でる様にして息を吐くのだった。

 

 





vsガランダーグリード及びvsデストロングリード決着!!

ランチャーステイツは小説フォーゼに出た物です。
夢云々はそちらを見てください。
塚Pが書いた物でしたが中々よかったですよ。

それでは質問などがあれば聞いてください。
感想待ってます。

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