赤色   作:赤いろ

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意味わかんねぇ


第1話

ー赤ー

 

 

 

ボクの心は赤く赤く染まる。

無色透明な箱に赤色の液体が流れ込む。

本当は無色透明なきれいな箱。

だが、その外見は赤色。

あなたがもしボクの赤色を吸ってくれるなら、それ以上の幸福は無いだろう。

赤、赤、赤、赤、赤、赤、赤、

ただ赤に染められるままにボクの心は殺意の海に溺れる。

ー愛してるー

その言葉だけでボクの心は赤く染まる。

いとおしくてたまらないのに、あぁ、、、何でこんなに殺したいのだろう。

思考や記憶、神経までも操られているからだろうか。

終には視界まで赤く染まる。

やがて箱に穴が開き、ドス黒い赤が垂れ流れる。

まさしく血液のようで柔らかい赤が入り込んでくる。

からだ全体に赤が廻ったとき、貴女は消えてしまった。

 

ねぇ、あなたは赤が好きですか。

この、狂うしいほどに愛してしまう赤が好きですか。

 

部屋の中で赤が紡がれる。

ひどく頑丈な鎖である赤。

逃がさないとただ縛り付ける。

 

 

 

どうも、ボクは赤。

元々は無色透明だったんだけどね。

何時からだろう赤が滲んできたのは。

無色透明に一滴でも赤が混じればもうそれは無色透明とは言わない。

情熱の赤はただ諦めの悪い色

憎悪の赤はただ縛られる醜い色

 

この体が赤に染まるとき、どうせ色は醜い赤だろう。

いつまでも永遠に君を憎み、愛するこの赤は消えないだろう。

 

 

消えない赤。

いつも貴女の心を飲み込む。

 

永遠を愛するなら、ボクはギロチンとなって赤色を示して見せよう。

 

赤。赤。赤。

 

貴女の全てを愛しましょう。

貴女の心を奪いましょう。

貴女の思考を蝕みましょう。

貴女の体を染めましょう。

 

 

貴女が旅立つその日に、ボクはきっと泣くでしょう。

赤く、赤く染まる涙を溢しながら。

 

貴女はきっと認めない。

ボク等の関係を認めない。

赤で繋がるこの関係を

きっと貴女は認めない。

 

赤の証を見つけたら、貴女はもう、戻れない。

赤に浸かるこの瞬間、君の声が死んで行く。

 

遺物となった貴女の声は既に赤に染まってて、ボクはただただ見てるだけ。

 

 

 

 

 

 

 

赤い地上が永遠と続いていく

 

私はここから逃げたくて

 

でも、懐かしさを覚えて振り向けば

 

狂う程の血の匂い。

 

赤が充満するこの土地は、

 

安易に私を逃さない。

 

赤が私に近づくと、

 

私はもう動けない。

 

貴方が赤だと理解する

 

ただただ赤だと理解する。

 

赤は私を飲み込んで、気づけばもう手遅れで、

 

私はもう呑まれてる。

 

赤が私を望んでる。

 

私と赤との繋がりは

 

未来永劫途切れない。

 

永劫回帰をしたとして、

 

きっと赤は私のもとに来るだろう。

 

赤の声が聞こえてくる

 

私を呼ぶ声が聞こえてくる。

 

熱い熱いあの声が私を・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?

「ふぁぁぁ」

 

「おい、いつまで寝てるんだ。◯◯」

 

あぁ、寝てたんだ。

 

「お前もさっさと起きやがれ!」

 

あ、◯◯君も寝てたんだ。

 

彼がこちらを見て口パクをしてくる。

わかってる。

 

ーおはよう、赤ー

 

ーうん、おはよう、赤ー

 

 

なぜだか視界の全てが赤色だった。

 

もう赤しか見ることができないんだ。

 

もう、私も赤なんだ

 

 

 

 

 

ー赤ー




意味わかんねぇ
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