(´・ω・`)はい
ロンド「言っておくべき事があるんじゃないの?」
(;´・ω・`)えーっと…結構…というか全然、投稿できてませんでした
ロンド「はい、なんで」
(´・ω・`)理由は機種変に伴う書きかけデータのぶっ飛びですね…あとは…
ロンド「私は知ってるぞ、お前のようつべの履歴はボイロ実況で埋まってることとボイロ実況を見るためだけにニコニコのアプリ版をインストールしたことも」
(;´・ω・`)うぅ…否定しません…めっちゃボイロにはまってました…茜ちゃんかわいいやったー
ロンド「黙れ…そしてもうひとつ」
(;´・ω・`)はい、なんでしょうか
ロンド「なにこの小説」
(´・ω・`)えーっとですね…上記の通りなんですけど…ボイロに見事にハマりまして…つい
ロンド「もしレギ、まじすぱ、新ブラッド…霊夢先輩の後継いだほうがいいか?」
(;´・ω・`)いや…ほんとに申し訳ない…もしレギは今書いてるからご勘弁を
ロンド「アーシュとの話を三週間くらいかけて書いて結局没にしてからなにを書いてるのかと思ったら…あんたさぁまだ、エピソード2も行ってないんだからさ…」
(´・ω・`)は、はい善処します
ロンド「頼むよ…いい加減にしないといつか霊夢先輩に殺されるよ?」
霊夢「くぅぅぅぅぅさぁぁぁぁぁぁかぁぁぁぁぁぁ!」
(´;ω;`)ヒィ!
ロンド「言わんこっちゃない…私知らないからね…ったくなんでこんな奴が私の創造主なんだ…」
(傷´・ω・`)というわけでまた、新作です…もしレギも書きながらしばらくはこれも書いていこうと思います
作者はキノの旅にもどはまりしてるので不思議な文脈になるかと思いますがご了承ください
寒空の下…ちらりと雪が見えた
秋は終わりを告げて空気は白く澄む
息も白く染まるのも時間の問題だ…
弟がいたならその気持ちは共有できただろうか
今では分かるはずもない
2XXX年 人類は様々な概念や物質をデーターチップ化することに成功
それをメモリアと名付けた
メモリアは様々な物にその概念をインストールして性質を与えることができる
(氷に炎のメモリアをインストールしたら燃える氷ができると言った具合に)
最初は六大元素
火、水、地、風、草、雷のメモリアが製造された
初めこそ、兵器にしかなり得なかったが
多くの科学者が尽力して多くのものがメモリア化した、その結果、人々の生活に浸透していった、
ただしそれは平和的なものだけではなかった
例えば麻薬、戦争、憎悪などの負の面もメモリア化してしまったのだ人々はそれらの負のメモリアをモルスメモリアと呼んだ
モルスメモリアを体内にインストールすると醜悪な化け物になるか人格を失い暴徒とかするかどちかかの道しかない
法整備も間に合わず違法、合法のグレーラインのモルスメモリアは裏社会に浸透していった
この少女、結月ゆかりもまた、モルスメモリアの被害者の一人である
モルスメモリア第一号…<戦争>ベルルムをインストールした暴徒に弟を行方不明にされてしまった
彼女は今でも弟を探している…
「…」
冬白空に突き刺さるビルの大きなモニターにニュースが流れる
政治家の汚職、芸能人のスキャンダル…
どれもどうでもいい…あるはずのない弟のニュースはないか探す
あれから10年…一度たりともねぇさんはツナギのこと忘れてないよ
高校卒業後、私は親からすぐに独立した
そこから世界中を周りメモリアについて調べて廻った
高校三年の秋に居なくなった弟の手懸かりを掴むために…
本当に色んな場所を回った
イギリス、ロンドン フランス 、パリを始めとしたヨーロッパ諸国
アメリカ合衆国…メキシコにアフリカ…
様々な場所に様々な人がいたが皆メモリアは持っていた
特にアメリカは特異で…まるでメモリアを持っていない人は異教徒か異端児のように扱われる…
でもどこへ行ってもモルスメモリアの事件は付きまとった
その被害者の涙や憎悪も付きまとった…
そしてまた、日本に戻ってきた
六年とは長くて日本にもすっかりメモリアが浸透しきっていた
「…どこもまるで変わらない」
世界を一つに…綺麗な言葉だが…
モルスメモリアの件をみて再確認する
-人間を一つにするなんて無理なんだ-
都内の喫茶店
灰色の髪の少女がどこか不安そうに見渡す
誰かを見つけると歓喜の声を小さく上げた
「ゆかりん!」
そこには珈琲を飲んでいるゆかりがいた
ゆかりも声に気づくと灰色の髪の少女に近づく
「お久しぶりです、イアさん」
「久しぶりー、なんだ、帰ってたなら言ってよー空港まで迎えに言ったのに」
「あはは…イアさんは現役の女子大生ですからね、勉学の邪魔になってはいけないと思いましてね、絶賛留年してると聞きましたが…」
「そんなのいいよ、ゆかりんの方が大切だしさ」
「いや、イアさんは将来のことを少しは考えてくださいよ」
ゆかりは苦笑いを浮かべて珈琲を一口飲んだ
「変わりませんね、イアさんは」
「ゆかりんは変わったよ…びっくりしたなぁ…高校卒業してさ、世界を旅したいだなんて聞いたときは…ゆかりん、英語できたから心配はなかったけどね」
「…色々大変でしたよ…世界は広いですね…」
「…でさ…何か分かった?」
ゆかりは微妙な笑顔のまま首を横に降った
「何も解りませんでした…ただ世界は一つになりつつあります…XX年前から始まったグローバル化は今、ここに極まってると言えますね」
「むぅ…そっか…それは悪い意味で?」
「両方の意味です…確かに人類は100年に一度の大きな転機に立っています…ただモルスメモリアがある限り世界にいい意味での変革は訪れませんよ」
イアが天井を見上げた
「ゆかりん…私らの高校の政経の先生に聞かせてあげたいよ、その言葉」
「人それぞれってことですよ…確かにメモリアは便利な物かもしれません…でもそれの暗黒面も見るべきなんですよ…人類は」
都内のスクランブル交差点の真ん中
「もう…我慢ならねぇ…」
黒いフードの男がメモリアを取り出した
「こんな社会、俺がぶっ壊してやる!」
スクロペトゥムのメモリアを取り出した
「俺が!この世界の王になるんだ!!」
その怒声に多くの人が振り向いた
その瞬間、男はスクルペトゥムを自身の体にインストールした
男の腕から銃口らしき物が生える
「死ねぇ!愚民ども!」
スクランブル交差点で彼は自身の体の銃を乱射した
「!?」
イアとゆかりのいた喫茶店にも銃声が聞こえた
ゆかりは咄嗟に立ち上がった
「ゆかりん!ダメだよ…気持ちは分かるけど…モルスメモリアの事件は…」
「…大丈夫です…すぐに戻ります」
行きついでに店員に話しかける
「すみません、ナイフを貸していただけますか?」
男の周りは死屍累々の地獄だった
血の海ができ脳髄の割れた死体がゴロゴロ転がっている
そんな前にゆかりは立ちふさがる
「…ナンダ、オマエ」
「私は旅の者です…あなたを止めに来ました」
ナイフの柄にイグニードのメモリアを差して火炎のナイフを作り出す
「フン、ナイフイッポンデナニガデキル」
「どうでしょうね…ただ、貴方よりは多くの修羅場潜り抜けてるつもりですよ」
舌戦を繰り広げてる間にゆかりは相手の銃口を数えていた
まだ、融合しきっていない
彼の銃口は左手に6つ程ある
「ガキィ!ヘラズグチヲ!」
男はゆかりに銃口を向けた
「まずは間合いを詰める」
ゆかりは大きく旋回しながら男に近づいた
「シャラクサイ!」
男は体制をねじり左手でゆかりを狙う
「やっぱり融合しきっていないんだ…なら…」
極力、男の右側にくるように位置を調整しながら男に近づく
「正当防衛です、左腕くらいは勘弁してくださいよ」
接近しきるとゆかりはナイフを振り下ろした
火炎のナイフは男の左腕を切り落とした
肉が焼ける音と香りが周りに放たれる
次に鮮血と断末魔の叫び
「グァァァァァ!!」
「痛いとは思いますが…こうでもしないと止まらないでしょ」
男の変化は止まった
おそらくメモリアを挿した部位が無くなったからだろう
「くっ…そ…ああああああああああ!」
「!?なにを!」
男はもう一度、スクルペトゥムを腕に挿す
「二度挿しは…まずい!」
男の体はまるでこの世のものとは思えない変化を起こす
一度、風船のように体が膨張したと思うと肉体を銃口が突き破り鮮血と共に現れた
それにともない男の体は巨大化し醜悪な化け物と化した
「ヴァグ…!」
膨張した腕で凪ぎ払われる
近くにあった死体と共にゆかりは横のビルに叩きつけられる
「グッハ!」
衝撃は体に伝わりゆかりは吐血した
「…」
荒い呼吸を繰り返して男のだったものを睨み付ける
男は膨張した腕をゆかりに伸ばす
皮膚をもう一度突き破り銃口が現れる
「…このままでは…」
「ゆかりん!」
男の前にイアが立ちふさがった
「なにを…しているんですか…!イアさん!」
「ゆかりんを死なせるくらいなら死んだ方がましだよ!」
イアは凄い剣幕で叫ぶ
「もう、私から何も奪うな!!」
そんな事、男が了承するわけもなく
膨張した腕の銃口から弾丸が放たれる
イアは目を閉じた
「イアさん!!」
弾丸は巨大だったがイアに着弾寸前で爆発した
「きゃっ!」
イアとゆかりは爆風で吹き飛ばされる
際ほどと同じく壁に叩きつけられ二人は気を失う
「ありゃ…しくった」
「あれ、死んでませんよね?」
「死んでないって信じるわ…葵の友達やしさ」
ゆかり達の対角線上に赤い髪の少女と包丁の髪飾りをつけた少女が立っていた
「ほな、行くできりたん、銃頼むわ」
メンダシウムのメモリアとファクトゥムのメモリアを取り出した
「はい、頑張ってくださいよ、茜さん」
背負っていたランドセルから二丁の黒と白の拳銃を取り出し茜に手渡した
「オーライやで、ほな、ヴァグさん、うちと一曲踊ってくれや」
その言葉の通り踊るように弾丸をばらまく
男は痛そうに呻いた
男の凪ぎ払いも身軽にジャンプしてかわす
「さーてと!」
茜は両メモリアを拳銃に挿入する
黒い拳銃を男に向ける
「なぁしってるか?世の中にゃ嘘と真つーのがあるんや」
黒い拳銃を容赦なく男に撃つ
周りに銃声が響き轟く
しかし男にはダメージは無さそうだ
「その2つちゅーのはな面倒な事にごちゃごちゃになって世の中に散らばってる」
その後も茜は次々と黒い拳銃の弾丸を男に撃ち込む
男からは血はおろかよろけてもいない
「茜さん、潮時かと」
「分かった…でもな見分ける必要はないんや…嘘も誰もが信じればそれは真になるからな」
茜は白い拳銃を一発男に撃ち込んだ
次の瞬間、男の体はまるで思い出したかのように蜂の巣になった
「うちのメモリアは嘘と真実…言葉の重みの具現や…どや?痛いやろ?」
男は大きく体勢を崩した
醜悪に肥大化した体をアスファルトに叩きつけ声にならない声でうめく
「…きりたん、頼むで」
「はい、仰せのままに、」
ミッレペダのメモリアをマシンハンドにインストールする
ミッレペダは百足のデータ
無機物だったマシンハンドは有機的な形になり巨大な百足のような形になった
その百足は男の皮膚を食い破り体内からスクルペトゥムのメモリアを取り出した
「うげぇ…グロ」
「仕方ないじゃないですか…ミッレペダの顎でなければ硬化したヴァグの皮膚は破れないんですよ」
「分かるけどさぁ…まぁええわ、んじゃとりあえず、一般人を保護するで」
「あいあいさー」
暗転が徐々に光を取り戻す
鼻腔を刺激する紫煙の香り…目を開く
ゆかりはそうやって目を覚ました
「ここ…は…」
「目ぇ覚めたか?」
茜がゆかりを覗き込む、その口には白い紫煙を放つタバコがあった
「茜…さん?イアさんは?」
「あぁ覚えてくれてて光栄やな…ゆかりはん…イアはんなら心配いらへんでうちの仲間が保護してる…そいつは非喫煙者や」
「そりゃ…葵ちゃんのねぇさんですから…そうですか…ありがとうございます」
茜がええよと短く告げてそのあと、両者、微笑んで見せる
しばらくしてからゆかりが起き上がった
「いいの吸ってますね…一本くれませんか?」
「あかんわ、そもそもゆかりはんのお気に入りの銘柄ちゃうし」
「銘柄はなんですか?」
「Sister Loveや」
「あー…ならやめときます」
「な?やからゆーたんや…あんま人気な銘柄ちゃうしな」
茜は紫煙を吐いてため息をついた
「それにただでさえうちが吸うただけで怒るのにゆかりはんにタバコ渡したってバレたら葵ちゃんに何されるか分からんしな」
「そうですね…葵さん、私が吸った時も顔真っ赤にして怒ってましたし…」
「葵ちゃんは喫煙を過剰に嫌いすぎや…」
ゆかりはふとポケットの中を探りだした
タバコの箱が手に当たり持ち上げた
「茜さんはアンチが一人じゃないですか…私なんて葵ちゃんとイアさんに反対されてるんですよ…禁煙してやりましょうか」
箱の中には一本だけタバコが残っていた
ゆかりが一本咥えると茜がライターを渡した
「お互いに苦労してるな」
「はい…スモーカーには厳しいご時世ですからね」
しばらくして紫煙が一本増えた
「おねぇぇぇぇぇちゃぁぁぁぁぁぁん!!!」
青い影が急に接近してきたと思うと茜はバックドロップを華麗に決められていた
「うわお」
ゆかりから感嘆の声が漏れる
「ゆかりさん!お帰りなさい、そして貴方もかあああああああああい!!」
もう一人バックドロップの被害者が産まれた
「リピートアフタミー、タバコは百害あって一利無し」
「「タバコは百害あって一利無し」」
青い髪の少女の前に喫煙者二人は正座させられていた
「お姉ちゃん、タバコは止めたんじゃなかったの?」
「いやぁな…スモーカーつーのはタバコをよりしろにしてんのよ、そう簡単には止めれんよ」
ゆかりも頷く
「言い訳を言いません!あんま反省の色が見えないとバックドロップするよ!」
「「ヒィ!分かりました!だからバックドロップだけは勘弁してください!」」
しっかりハモった後で葵は少し表情を緩めた
「…ゆかりさん、久しぶりですね、こうやってお姉ちゃんと一緒に説教してると高校時代を思い出します」
「懐かしいですね…何故でしょうか…先生にはバレ無かったのに葵ちゃんとイアさんにはいつも喫煙バレてましたね…」
「嫌いな物には過敏になるものですよ…なんでタバコなんて吸うんですか?寿命を縮めてるだけなのに」
茜が少し微笑んで立ち上がった
「社会論や健康論で煙草語っても…真の煙草の良さは分からんよ…うちらは求めてるから煙を吸うんや…そこに明確な理由なんてないで」
「…そういうもんかな…でも絶対に禁煙してよ?お姉ちゃんもゆかりさんも早死にしてほしくないもん」
「ヘイヘイ、善処するよ」
「善処はしない返事でしょ?もう…じゃお姉ちゃん、私、イアさんにも顔だしてくる」
「分かった…その間も吸わんから心配せんといっといで」
葵は頷いて部屋の外に出た
「ん」
茜がゆかりにタバコの箱を投げ渡した
「?」
「偶然、ゆかりはんの好きな銘柄のタバコがあったんやーうちはそれを地面に落としてしもーた」
ゆかりはふっと微笑んだ
「姉さん、タバコ落としましたよ」
「あー、助かったわー、それ、大切なもんなんやでー拾ってくれたお礼にそのタバコあげるでー」
「なら遠慮なくいただきますね」
また、紫煙が部屋に二本立った
「…ゆかりはん、相談や」
「…茜さんのお仲間の事ですね?」
「せや、うちは警察が対処でけへん荒事やらモルスメモリアの事件を解決する私立探偵社に所属してんのや…ゆかりはんが良ければ入ってくれんか?」
「そんな簡単に入っても良いんですか?」
「ええんや、会社とはいえ、結束はあってないようなもんやからな…うちの手伝いしてくれたらええわ」
「それで良ければ…お手伝いしますよ…タバコの礼もありますしね」
茜が火のついたタバコをつきだした
「なら契約成立やな」
「はい」
ゆかりは茜のタバコに自分のタバコをぶつけた
タバコの盃と言ったところか
「…それに際してゆかりはんにプレゼントがある…家のマッドサイエンティストからや」
「誰がマッドサイエンティストですか」
きりたんがゆかりのいる部屋に入ってきた
「?そのかたは…?」
「こいつは…あー…東南ずんたんやったっけ?」
茜がニヤニヤしながらいった
「違います!東北きりたんです!間違えないでくださいよ!」
「東北きりたんさん…よろしくです」
ゆかりときりたんが握手した
「そうそう、茜さんの助手になる上で2つ渡すものがあります、まずは」
一枚のメモリアを渡した
「…デーストルークティオー…破壊ですか」
「そう、ゆかりさんの使っていらっしゃったイフニードのメモリアはどうも合ってなさそうでしたので私の方で用意しました…モルスメモリアではないのでご安心を、同名のモルスメモリアもありますがこれとは別個体となります…そしてこれがデーストルークティオーの性能を最も上手く利用できそうな形状の武器です」
きりたんがスーツケースを机の上に置いた
「小型のチェーンソーです、ちなみに東北印なので品質は保証します」
ゆかりがチェーンソーを持ち上げた
「軽いですね」
「皆さん、ご存知の塩ビを特殊な技術で硬化したものです軽くて丈夫な上長持ちします、無茶な動きにもある程度は着いてきてくれますよ」
ゆかりは軽く振り回してみる
「…驚きました…しっくりきます…今まで持っていたみたいだ」
「それはよかったです、メンテナンスは私に任せてください…責任もってメンテナンスします…じゃ私はこれで」
きりたんが出ていった
「てかチェーンソーですか」
「そりゃな言わんかったか?うちらの専門は基本荒事やモルスが関わる時点で察しとったやろうに」
「えぇ…チェーンソーとはまた奇っ怪な武器を選びましたね…小型という事で使いやすくはなってるとは思いますけどね…」
「そこら辺はきりたんクオリティや、心配せんでも使いやすいとは思うで…ただその武器で殺さずを守れるかは疑問やけどな…」
それを聞くとゆかりはじっとチェーンソーを見つめた
「致し方なしですかね」
「…ゆかりはんのそのスッパリとした所、好きやで」
「ありがとうございます…光栄ですよ」
スーツケースにチェーンソーとメモリアをしまう
紫煙が一本消えた
茜が一本吸いきってしまったのだ
「お早いですね」
「あぁ…よく言われる…」
「最後に良いですか」
茜が振り向き様に答えた
「弟くんの事ならうちは知らん…けどさ、ゆかりはんの弟の事を知る人と会えるやもしれんな…少なくとも闇雲に世界中を旅するよりは効率はええかもな…弟くんの行方不明の原因はモルスメモリアにあるからね」
ゆかりはただ黙って紫煙を吐いた
その深い臭いは部屋を覆い白く染めた
はい、あとがきではメモリアの種類と解説をしていきますー
お気づきのかたもいらっしゃっるかな…メモリアの名前は全てラテン語となっています
今回登場したメモリアは以下の通りです
イフニード (火炎) インストール対象に熱と炎の属性を附与、水系統のメモリアでしか消火できない
スクルペトゥム (銃) インストール対象に銃の属性を附与、弾丸は体から飛び出した銃口の口径に左右される、モルスメモリアなので二回目以降のインストールでは体が特殊変化を起こす
メンダシウム (嘘) インストール対象の存在をあやふやにする(三段階)
ファクトゥム (真実) インストール対象の存在を確実な物になる(二段階)
ミッレペタ (百足) 無機物を百足に変異させる、その顎はモルスメモリアによって特異変化を起こした人間の皮膚を食い破れるほど、ちなみに有機物には効果はない
デーストルークティオー (破壊) これは次の話にて
以上です、ここまで読んでくださってありがとうございます