前回からの続き
~男子寮 クラウド&スコールの部屋~
チュンチュン
クラウド「う……んもう朝、か……おいスコール、起きろ」
スコール「大丈夫だ。もう起きている」
クラウド「ならよかった」
スコール「クラウド、何しているんだ?」
クラウド「寝ている間にメールが来てないかチェックしているんだが…」
スコール「だが?」
クラウド「ティファから60件近く届いてる…」
スコール「……全部削除すれば良いじゃ無いか。どうせいたずらにやっているだけだろう?」
クラウド「オレも最初はそう思っていたんだが何か全メールが文章軽く10行超えてるし内容もとてもじゃないがいたずらにやっているとは思えないんだ…」
スコール「…後でお礼かなんか言っとけよ」
クラウド「ああ、そうする」ピロリン
スコール「また、ティファからメールか?」
クラウド「いや、今度はwolからだ」
スコール「wolから?珍しいな。あいつ滅多にメールしてこないのに」
クラウド「…ふんふん……多分これスコールにも関係あると思うから一応読み上げるぞ」
スコール「?何か忘れ物か?」
クラウド「いや、そういうったのじゃ無い…ええと『今日の七時三十分より教室でテスト対策の講習会を行う。来るのならなるべく早く来い』…だそうだ」
スコール「テスト当日の朝に?」
クラウド「ああ、今さら感がすさまじいが…まあ行って損は無いだろうし…」
スコール「今七時十分か…早々に着替えを済ませれば間に合わない事も無いだろう」
クラウド「そうだな…」
~教室~
ガラガラー
クラウド「お、結構集まってるな…」
wol「ああ、……まあ呼んでない奴もいるが…」
ティファ「あっクラウド達遅い!!三分遅刻!!!」
クラウド「…なんでティファがいるんだ…意味無いだろ」
ティファ「おいもう一回言ってみろよ私の真の実力も知らずに…」
クラウド「平均点50より上になってからそういう事は言おうか?」
ティファ「うっさい!!今はまだ本調子じゃ無いだけよ!」
スコール(そう言い続けてこれで三周年目か…)
ユウナ「お取り込み中失礼しますけど…ティーダ達に会ってませんか?」
スコール「ティーダ?悪いが見ていないな」
ユウナ「そうですか…」
セシル「何かあったの?」
ユウナ「ええ…今日の朝メールしてみたんですけど返信がなかなか帰ってこなくて…私気になって電話かけてみたんですけどやっぱり何とも…」
wol「それは少し心配だな…」
ティファ「て言うか何で心配なら自分の足で行かないのよ」
クラウド「イヤと言うほどメールを送ってきたお前が言うか…」
ティファ「あ!あれは!!…ちょっとだけいたずらしてやろうかなー、なんて思ってした事よ!!」
クラウド「今ここでお前のメール読み上げるぞ?一通ずつ」
ティファ「それだけは勘弁!」
ユウナ「ハハ…お二人とも仲が良いですね…。でも、ティーダどうしてるんだろ…」
フリオ「全く、ティーダもユウナにばっかり心配かけさせて…」
ガラッ
ティーダ「逆っスよ逆!!」
ユウナ「ティーダ!!!」
wol「どこにいたんだ?部屋にいなかったが?」
ティーダ「ちょっとヴァンを病院に…」
クラウド「病院!?あいつなにかあったのか?」
スコール「あいつそんなに体弱くないだろ…というかどこに連れて行ったんだ?内科?外科?泌尿器科?」
ティーダ「最後は絶対違うっス…精神病院っスよ」
ティファ「精神病院!?この勉強バカのwolならともかく、なんでヴァン君が?」
wol「勉強バカ!?」
セシル「wol、今のは褒め言葉だよ褒め言葉」
wol「思いっきりバカと言われたが…」
セシル「気にしたら負けだよ」
wol「そうか…」
フリオ「で?なんでヴァンが精神病院に?」
ティーダ「昨日の勉強のストレスに耐えかねて…」
スコール「何時間したんだ?」
ティーダ「一時間三十分っス」
スコール(精神崩壊するか!?それで!!)
ティファ「あー確かにそこまでやってたら精神いかれるのも納得だわー」
スコール(でなんでこいつは同調してんだ!)
クラウド「お前昨日どのくらいやったんだよ?…」
ティファ「三十分」
クラウド「先生達と楽しい夏休みをお過ごしください」
ティファ「ちょっ…決めつけないでよ…不安になるじゃない」
wol「そんな事より、ヴァンはテスト大丈夫なのか?」
ティーダ「限りなく絶望的っスね…」
wol「そうか……まあなんにしても、これで全員揃ったな」
ティーダ「え?何言ってるっスか、まだバッツとジタンが…」
セシル「気にしたら負けだよ」
ティーダ「え…え~…」
wol「まあ何にせよ、これより今回の期末テストの対策講習会を行う!」
クラウド「具体的に何をするんだ?」
wol「今さら問題の復習何かしても無駄だからな、各教科ごとの問題の傾向や解き方などをしていこうと思う……早速一番最初の英語から行く」
ティナ「いきなり最難関だね…」
wol「ああ、先生が皇帝先生なだけあって、やはり長い英作文を書かせて来たり、読解問題の場合は作者に心情を英語であらわせなどと…超難関だろうな」
オニオンナイト「で、それはどう克服しろと?」
wol「大問1と2は飛ばせ、以上だ」
クラウド「か、簡単だな…でも何でだ?」
wol「あれは大学の専門知識を持ってしても難しい。恐らく正答率は5%を切るだろう…それにあそこで時間を費やして時間切れになる事あるからな」
フリオ「ああ、あるな…」
wol「だろう?しかし英語にはもう一つ特徴がある」
セシル「それは?」
wol「後半になるに従って問題が容易になってくる、というものだ」
クラウド「それはオレも少し感じていたんだ。大問1でここまで難しいのを出しておいて最後に急に中一の問題が出てきたりするからな、ビックリするよ」
スコール「でもすごいな、wol。全教科の特徴を網羅しているのか…」
wol「まあな。そうでもしないと学年一位はキープできないからな……さあ!この調子で全教科行くぞ!!」
「はい!!」
~そのころ男子寮 バッツ&ジタンの部屋~
ジタン「お~いバッツー!!おーきーろー!!遅刻するぞ!」
バッツ「…」
ジタン「全くしょうが無い奴だな…着替えここに用意してるから後オレちょっとトイレ行ってくるから!」
バッツ「…」
バッツ「…(やばいやばいやばいってこれ!!金縛り!?全然体が動かねええ!!)」
バッツ「…(しかも何か上に人が乗っている感じがするし、おまけに声も出ないし…ていうか何でテスト当日にこんな事になってんの!?オレ!!)」
バッツ「ちくしょーー!!オレは学校に行きたいんだーー!!」ガバッ
ジタン「うお!?いつにも増して元気の良い目覚め!!」
バッツ「ハァ…ハア…なあジタン?」
ジタン「あん?なんだ?」
バッツ「オレの肩に何か憑いてないか?」
ジタン「いや、何も」
バッツ「そうか、良かった……あ!ヤベ!!もうこんな時間だ!早く行こうぜ!」
ジタン「お、おう!!そうだな!」
スーーッ
ジタン「!?」
バッツ「どうしたジタン!!ほら急ぐぞ!!」
ジタン「あ、ああ…今行く!!(今一瞬昨日の夜会った女子がバッツの後ろに居たような……気のせいか)」
つづく
小説とは全く無関係ですけどゴア・マガラってシャガルマガラの幼体なんですよね~…。