DDFF学園生活   作:arutairu

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どうも、アルタイルです。もうこの作品は書くことはないかななんて思ってたんですが、少しずつ続きを書いていこうと思います。ちなみに今回は短編です。


第四十六話 ティファ「スキ、キライ、スキ、キライ…」

前回からのつづき

 

          ~お昼休み近くの DDFF学園~

ティファ「スキ、キライ、スキ、キライ、スキ…」プチップチッ

 

 

 

クラウド「おいジタン!お前前貸した物理の参考書、貸してから今だに帰ってきてないぞ!!?」

ジタン「あぁあれね?あれ前小遣い足りなかったから質に入れちまったわ☆」

クラウド「おいぃぃぃい!?参考書テスト明後日なんだが!?」

ジタン「んなもん気にする事ぁねえって!!」

クラウド「うるさい!こうなったらお前の今の所持金から新しい参考書買う分の金額もらうぞ!!!」

ジタン「へっへ~~!そうはいくかっての!…おいバッツ、逃げるぞ!!」

バッツ「は?オレも?」

ジタン「当たり前だろ?さ、行くぞ!!」ぐいっ

バッツ「お、おい!そんなに引っ張んなって!」ダッ

 

 

クラウド「おらーーー!待てやコラーー!そして金払えーー!」ダッ

隙間さん「バッツさーん……ジタンさーん…お昼ご飯には戻ってきてくださいね~~…」ヒラヒラ

 

 

 

ティファ「スキ…キライ…スキ…キラ……」プチッ

ティファ「…………チッ」

 

ティファ「スキ…キライ…スキ…キライ…」

 

 

 

 

クラウド「ジタンの奴、机の上に財布忘れてるじゃないか……。ホントにあいつバカか?…中身は、と………うわ、250円と子供銀行の小汚いお札がいっぱい………見てるこっちの胸が痛くなる……まぁ取るのはやめておくか…オレのせいでやつらの生活費を奪うのは少し気が引ける…」

セシル「ああクラウド、さっきジタンたちが職員室前で廊下走ってたのつかまってたから行くなら今だと思うよ?」

クラウド「セシル、教えてくれたのはありがたいが、もう良いんだ。すまない」

セシル「あれ?もう仲直りしたのかい?」

クラウド「いや…まあ色々心の問題だよ…」

セシル「?ならいいけど…」

 

 

 

 

 

ティファ「スキ…キライ…スキ………」←最後にキライの花びら

ティファ「クラウドこの野郎!!!!」

 

 

 

クラウド「ええ!?ティファ、オレなんかしたか?」

ティファ「あ、クラウド、ご、ごめん。なんでもないよ…」

 

 

 

 

ティファ(危ない危ない…うっかり声に出ちゃってたよ……今度からはもっと大人しk…)

ティナ「<☆> <☆>」ジー…

ティファ「きゃっはぁあ!?」

ティナ「ティファちゃんがさっきしてたの…花占い、だよね?」

ティファ「は、花占い!?何それ?こ、これは内職だよ!!」

ティナ「仮に内職だとしたら花びらちぎるのが内職なの?…」

ティファ「い、いや…えっと…うー、なんていうかさ…最近ライトがさ……」

ティナ「ライトニングが?」

 

 

 

           ~最近のライトニング~

ライトニング「フリオは私の事がー…」

 

ライトニング「スキ…キライ…スキ…キライ…………………スキ!!!」

ライトニング「キャハアアァァア//////!!好きだってもおぉぉおお!!!!」バシバシ

ティファ「うん、うん……良かったね……てか地味に痛い……」

 

 

 

 

 

 

 

 

ティファ「…てなっててさ…」

ティナ「最初に始めたのライトだったんだ~」

ティファ「そっそれでね!!私も誰でも良いからやってみようかな~~、なんて思ってね…試しにクラウドでやってみたんだけど………」

 

 

ティファ「…五回中五回とも、キライってなって………なぜだかものすっごくムカついてね……」ゴゴゴゴゴ…

ティナ「ティファちゃん、殺気もれてる♪」

 

 

 

 

ティナ「……?というかティファちゃん、もしかして花占いスキから始めてる?」

ティファ「え?えーと…うん。たぶん」

ティナ「だからだよー、さっきからティファちゃんが使ってる花びらって6枚だから。スキで始めるとキライで終わっちゃうんだよ、これならキライから…」

ティファ「でもさ…なんか枚数を計算してから占うっていうのもなんか……ねえ?」

ティナ「あ、じゃあこれ使う?」

 

 

 

 

ティナ「これなら花びらが多くて占いのし甲斐があると思うよ☆」

 

                 【大輪の菊の花】

ティファ(ティナ!?)

 

 

 

 

 

 

                ~そして時間は 昼休み~

ティファ「それじゃ、私食堂行ってくるからー」

クラウド「ああ、分かった……あ、そうだジタンの今日の昼飯いるか?」

ジタン「させねえよ!?」

ティファ「ひでぇ…」

 

 

 

               ~DDFF学園 中庭~

 

ティファ「………」てくてく

ティファ「………」キョロキョロ

 

ティファ(ティナからもらった菊……持ってるとかさばるし……今なら都合よく誰もいないし…)

 

 

 

ティファ「スキ……キライ…スキ……」プチプチ

 

ティファ(う、占いを鵜呑みにする訳じゃないけどさ、…一方的にキライって出るとなんか腹立つんだよね……でっでも別にクラウドの事とかは全然意識したりとかしてないんだからね!!)

 

 

ティファ「スキ…キライ…スキ…キライ(いや余計な事は考えずに花に集中して……)」プチプチ

 

ティファ(………………今晩の夕食どうしよう…)

ティファ(確か冷蔵庫の中に豚のロース肉があったな……)

 

 

ティファ(豚ロースか…豚汁…生姜焼き……汁物は豆腐の味噌汁にして……豚ロースは生姜焼きにして…じゃあ豆腐買ってこなきゃ……よし、今夜は生姜焼きだ)

 

 

ティファ「というか…何で私夕飯のおかず占ってんだ…結構むしっちゃったよ……」

 

ティファ「ま、さっきのは無かったことにして…つーか無理に集中しちゃうと逆に変な雑念が…」

ティファ「くそっ…今度こそクラウドに勝ってみせる!!」←占いの趣旨が変わってきてる

 

 

 

 

ティファ「スキ、キライ、スキ、キライ、スキ、キライ(後もう少し…)」

 

 

ティファ「スk…」

クラウド「……」

ティファ「……」

クラウド「……」

ティファ「…///」

 

ティファ「っク、クラウド!?いつからそこに?」

クラウド「晩飯は生姜焼きの頃から」

ティファ「マジっスか…」

 

 

 

 

クラウド「もうそろそろ休憩終わりそうなのに帰ってこないからさ…捜索しに来たんだけどさ…」

ティファ「あ、そうなんだ…」

クラウド「ほら、そろそろ帰るぞ…みんなも心配してるぞ、たぶん」

ティファ「たぶんて…」ビキッ

 

ティファ「あ、私まだご飯食べてない…」

クラウド「お前ホントに今まで何してたんだよ…」

ティファ「急いで食べてくるからクラウドは先に帰ってて!!(占いまだ終わってないし!!)」ソワソワ

クラウド「あ、ああわかった…(というかなんでこいつさっきから花ちぎっているんだ?)」

 

 

 

クラウド「なあティファ、お前もしかして…」

ティファ「え!?(あ、バレタ……)」

 

 

 

クラウド「食える草でも探してたのか?」

ティファ「そ、そう///……じゃなくて、はぁ?」

クラウド「ならあっちにスズナとかがあったぞ?」

ティファ「そ、そうじゃなくって………ふっ」

クラウド「ん?どうしたんだ?」

 

 

 

ティファ「いや、なんでもない!」ニコッ

ティファ(今はこの距離感でも良い……でも、いつかはきっと…)

 

 

 

 

ちょっと短編、花占い編 終わり

 

 




今はこっちともう一つのブレイブルーのほうも書いています。もしそちらも見ていただけたら幸いです。

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