ストライクウィッチーズ ~旭日の異世界物語~   作:SNAKE金城

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1ヶ月と言うものは、早いですね。あっというまです。


それではどうぞ!


第5話 旭日の行く末

連合艦隊がネウロイを撃破してから1日がたった。山本たちは、ミーナのすすめで501の基地に泊まることにした。

まだ日の出、前。坂本が朝稽古のため基地を出た。坂本が大きな橋の方を見ると、日本陸軍の兵士。数名が、表情一つ変えず無表情で。まるで銅像のように直立不動のまま基地の方を見て、立っていた。彼らは、山本たちに何かあった時のための即応隊である。

 

「あの目・・・相当な修羅場を経験して来たのだろうな・・・」

 

坂本は彼らの目を見るだけで分かった。彼らが日本世界でどれだけの過酷な戦場をかけてきたのかを、それもそのはず。今、501の基地の方を見てる陸軍兵士は、日本陸軍の精鋭揃いの部隊。陸軍第35連隊の兵士である。

第35連隊は、太平洋戦争中。アメリカ軍が統治していた。フィリピンを解放するための作戦「フィリピン解放作戦」に参加して、最も活躍した部隊。アメリカ軍が一番恐れた部隊なのである。このフィリピン解放作戦も、彼らの活躍が大きいと言われている。フィリピンの国民からも英雄として讃えられている。

 

坂本はいつも朝稽古している。場所に向かうと、その場所に海の方を見ている人物がいた。

 

「カーキ色の軍服・・・日本陸軍の兵士か・・・」

 

坂本は側にある木に隠れて見ていた。再びその日本兵がいる方を見ると、その日本兵がいなくなっていた。

 

「っ!・・・何処だ・・・?」

 

そう思っていると、後ろから坂本の首もとの横に、冷たい刃があらわれる。

 

「動くな・・・動くと、その頭と胴がわかれるぞ・・・・」

「っ!?・・・(いつの間に・・・)」

 

坂本の後ろには、日本刀を持つ先程の日本兵がいた。坂本はなんの気配もなく後ろついた日本兵の顔をチラッと見た。その日本兵は、無表情だが。目を見ると、物凄い殺気を放っていた。

 

「ん?・・・なんだ、坂本少佐か」

「あっ・・・その声は、寺島少佐!?」

 

坂本は、その日本兵を見て驚いた。そこには、昨日。日本海軍がネウロイを撃破した後に意気投合した、寺島 修造 少佐がいた。二人は、昨日の夜。坂本が異世界の住人のことをもっと知るために、日本兵達が食事をとっていた場所に行きそこにいた。寺島と意気投合したのだ。

 

「寺島少佐、なぜここに?」

「ん?・・・ああ、ちょっとな・・・お前さんは?」

「私は、毎朝ここで素振りをしているので」

「ほぉ・・・・あっ、先程はすまなかった」

「いえいえ・・・(殺されるかと思ったがな)」

 

内心そう呟く坂本であった。

一方。基地の格納庫前では、相変わらず。直立不動で無表情の日本兵が基地の方を見て立っている。それを基地の食堂の窓からバルクホルンが見ていた。

 

「気味の悪いやつらだ・・・ミーナは何であんな奴らを・・・・」

「朝ごはん、そろそろ出来ますよ」

「宮藤、あいつらの分のごはんまで、作ってないだろうな?」

「えっ?作ってますけど・・・」

「やめろ。あんなやつらに大事な我々の食糧を分け与えるひつようは、ない!」

「そんな・・・でも!」

 

バルクホルンの言葉に宮藤が何かを言おうとした時、食堂に大場が入ってきた。

 

「宮藤軍曹、我々の分まで作らなくて大丈夫だ」

「そんな・・・」

「その気持ちだけで、十分だ・・・我々陸軍の兵士は1日飯を抜いただけでは、倒れんよ」

 

大場は微笑みながら宮藤に言う。バルクホルンは、不満そうな顔をして、席につく。

 

(相当、我々を敵視するしているな。)

 

大場は、バルクホルンを見て内心呟く。すると宮藤が大場に

 

「中将さんもごはんどうですか?」

「ん?ハハ・・・私もいいよ」

「えっ?でも・・・」

「大丈夫だ、ちゃんと食べたよ」

 

大場は、ポッケに入っていた物を手にしながら言う。それは、乾パンが入った袋だった。

ウィッチ達が朝食を終えた後、基地の隊長室ては、ミーナ。坂本。バルクホルン。がいた。

 

「本気なのかミーナ!あいつらを仲間にするって!」

「ええ、本気よ」

「バルクホルン、何故そんなに反対する」

「反対するにきまってる!異世界から来ただの。カールスラントをドイツとか訳のわからんことを抜かす得体の知れない連中を仲間にするなんて!」

 

バルクホルンは、彼らを仲間にするのに反対のようだ。

 

「あなたも見たはずよ・・・彼らが、ネウロイを一撃で倒したところ」

「くっ・・・どうせ、上が開発した秘匿兵器だろ」

「私もそう思って、確認したけど。そんな兵器、開発した覚えなどないと言ってたわ」

「ふん!お得意の嘘だろ!」

「いいえ、ちゃんと証拠もあったは」

 

ミーナは、反対するバルクホルンを何とか説得しようとした。

 

「バルクホルン、確かに戦艦大和は、扶桑にあるが。あのや大和は、扶桑の大和と全く違う」

「どういうことだ少佐?」

「大和の主砲は、46センチ。だが、彼らの大和の主砲は51センチだ」

「んなアホな!」

 

バルクホルンは内心驚きつつも「そんなの信じられるか!」と思った。

 

「トゥルーデ・・・彼らの言う異世界にウィッチは、おろか魔法すら存在しないと言ってたわ」

「ウィッチと魔法が存在しないだと!?」

「魔法すら存在しない彼らは、通常兵装で、ネウロイを倒したのだ」

「ネウロイすら倒す軍事力・・・仲間になってもらえばこの世界からネウロイをなくすことだって出来るわ」

「だから、奴らを信じろと・・・私は、認めない!」

 

バルクホルンは、そう怒鳴って隊長室を出た。ミーナと坂本は、残念そうな顔をしてしていた。

お昼頃。ミーナと坂本は、山本。島田。大場を隊長室に呼び出した。

 

「すみません、わざわざ来てもらって」

「いいや、構わんよ」

「ちょうど我々も君達にあって話したいことがあったのでね」

 

山本たちは、席に座り会談が始まる。

 

「今日は、あるお願いがあり、お呼びました」

「何だね?」

「私達、501の仲間になっていただけないでしょうか」

「もちろん、支援もいたします」

「うん、いいだろう」

「「えっ!?」」

「よろしいいんですか?」

 

山本があっさり承諾したため。二人は、驚いた。

 

「我々も君たちと仲間になると言う結論になってね。」

「世界は違えども、今まで人類を殺すために使っていた兵器を今度は、人類を守るために使う」

「この世界の為になるのであれば。我々は、協力する」

 

山本たちは、仲間になることを承諾した。

ここに、ストライクウィッチーズと日本国軍との共同戦線が始まる。

 

「ようこそストライクウィッチーズへ」

「こちらこそ」

 

 

 

 




ストライクウィッチーズと日本軍が仲間になりました!果たして彼らにどんな戦いが待ち受けているのでしょう。


次回もお楽しみに!
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