魔神族の英雄が幻想入りしたようです 作:シャイニングピッグEX
メリオダスが強すぎて東方キャラの強さで地味に迷っています(意見お待ちしてます
後書きに書いてあるやつが後に変更されたりテコ入れされるかも・・・?
そして肉弾戦書きにくい
「じょ、冗談ですよねメリオダスさん・・・?いきなり『異変解決』に行こうだなんて・・・」
「そうだな・・・まず、チルノは幻想郷ではどれだけ強いのか、そして異変解決という言葉を意味深に言った理由を教えてもらってもいいか?その返答によって対応を変えさせてもらうぜ」
飄々としてどこかつかみどころのないメリオダスを大妖精はどこか苦手に思っていたが・・・会って間もないとはいっても純粋なチルノはメリオダスを助けようと考えているようなので仕方なく教えることにした。
「言うまでもなくあたいはさいきょーよ!」
「妖精の中では、確かに最強です。でも力を持つ者達と比べると・・・」
「・・・そうか」
メリオダスはその話を聞いて落胆する。もといたブリタニアにおける妖精族の最強━━━妖精王はとてつもない力を誇っていた。だからこそ幻想郷の妖精にも期待していたのだが、精々『4桁』、それも自らの3500には遠く及ばない。
しかし、上がいるのは確かだ。そんな者達を打ち倒し未来の魔神王メリオダスの力を証明するのも悪くはない。
(将来的には幻想郷征服を目標とすべきだな)
「それで、異変解決ってのはなんだ?普通に言葉のままに捉えるにはどうにも言い回しが妙じゃないか?」
「えーっと、異変というのは幻想郷全体に影響を及ぼす怪事件ってことです」
「えー、大ちゃん?異変ってかまってちゃんな妖怪がはた迷惑なバカをすることじゃなかったっけ?」
それが核心をついていたためか大妖精はしばらく目を泳がせていた。チルノも純粋なだけ困った質問だ。
「・・・なにはともあれ、そんなもんがあるなら解決すべきだな」
「あっ、ダメですよメリオダスさん。異変解決は博霊の巫女のお仕事なんです」
(巫女・・・?まさか女神族やドルイドに与するものじゃないだろうな・・・いずれにせよ、今の目標は異変解決だ)
「その調子なら、博霊の巫女とやらは幻想郷についてもよく分かってるんじゃないか?」
「それは・・・そう、ですけど。会いに行くのが何も今じゃなくてもいいじゃないですか?」
「背中の剣を見れば分かるだろ?オレは剣士だ。少なくともお前らよりはずっと強い。だからさっきチルノに一発かました訳だしな・・・お前らが過保護になる意味はねえ」
「・・・止めましたからね?」
厳しい物言いだったが、これからずっとこんな子供達に付きまとわれるわけにはいかない。単なる足手まといにしかならない、そう判断したのだ。
「ちょ、ちょ、ちょ、待ってよメリオダス!」
「なんだチルノ。二度と会えない訳でもないだろうが(オレは会う気はないがな)」
「や、やっぱいいや。・・・そうだ!あたいいいこと思い付いたぞ!大ちゃん!」
メリオダスの剣幕にたじろぐが別のことを考えついたようだ。
「え、なになに・・・いやそれはちょっと、でもチルノちゃんが止めるわけないしなぁ・・・」
ひそひそ話が気になる上にこのバカ妖精だとどうなるかが怖くてたまらないがメリオダスがそれに付き合う義理はない。
「・・・オレは行くぞ?」
「うん!頑張ってね弟子1号!」
なぜ勝ったのに弟子にさせられているのだろうか。せめて師匠だろうと考えたがやめにした。
━10分後━
霧の泉から離れ、二人がもういないことを確認すると魔力で黒色の翼を作り出し、飛翔する。
そして目を瞑ると感覚を研ぎ澄まし情報を整理する。
「魔力反応は・・・あっちからか、しかし妙だな。これだけの範囲を巻き込むなら相当な魔術師のはずなのに魔力の管理が杜撰すぎる。オレが感づく程度には━━━となると、やはり異変ってのは見世物かなにかと考えるのが妥当、か・・・?まあいい、距離はおよそ━━━」
その時メリオダスは気づく。距離が近すぎる。目を開けるとすぐ近くに赤い、否━━━紅い館があった。
(・・・あからさますぎねえか?罠じゃないだろうな)
罠だとしてもすべて蹴散らすまでだ。そう心に決めると門の前へと降り立つ。
(ずいぶん悪趣味な館の外観、それにこの気配はどこか覚えがある。おそらくは吸血鬼だろうな)
しかし門の前にいる女性は変わった服装だ・・・少なくともブリタニアとの関連性はなさそうだ。
「よう、お前が門番か?」
「・・・はっ!?案外早かったですね博霊の・・・って誰ですか。聞いてたのと違いますね」
「メリオダス。しがない剣士さ」
「その剣士さんがこちらになんのご用で?お嬢様はただいま所用で忙しいのです、できればお引き取りいただきたいのですが」
「その所用を邪魔しに来たんだよ」
途端に門番から殺気が発せられる。
「話が早くて助かるぜ」
「スペルカードルールは・・・」
「何だそりゃ?」
それを言うと驚いたようだった。何か知ってなければならないことが他にあったのだろうか。
「ならば真剣勝負です。子供には痛い目を見てもらわなければ、ね」
「そうなるかは今に分かることさ・・・しかし、先に仕掛けちゃあこないのか?」
「あくまでも門番は守る仕事ですから」
ならば遠慮なく撃ち込ませてもらおう。そう思ったメリオダスは近づいて左手の一撃で先手を撃つ。
「・・・っ!?」
突然子供の細腕からは考えられないほどの衝撃を受けたことで美鈴は動揺するが、どうにか踏ん張るとメリオダスの体を掴み投げ飛ばす。
「・・・拳が重い。そしてその体、相当鍛えているようですね」
「いっただろ、剣士だってな」
「ならば私もそれに応じて本気で相手をしましょう。紅美鈴、推して参る」
「剣士メリオダス、真っ向から打ち倒す」
言葉を交わしたのを確認すると美鈴は指を自分の方向へクイクイッと引く。これは挑発であり、先手を譲るという意思の現れでもあった。門番としてのスタンスをあくまでも崩さないらしい。
「舐めやがって」
「ぐッ!?」
またも左手での一撃。さっき見たものと同じであるためガードできたが、重さは比べ物にならない。
ガードの上からにも関わらず膝をついてしまう。
(彼・・・人間ではないんじゃ?)
「どうした、威勢の良さはそれまでかよ?」
「・・・何のっ!」
起き上がると同時に美鈴は自分を見下ろしているメリオダスの顎めがけアッパーを放つ。
しかしそれを見切ったのか上に飛ぶことで避け、左手で剣を抜くと引くことができないままの腕に斬りかかってくる。
「腕とった・・・!?」
「その程度じゃ効きませんよ?」
事実腕には軽い切り傷しか見えない。が、正直嘘だ。大嘘だ。美鈴はあまりの痛さに泣き叫びたかった。
「・・・こりゃまた不思議なものを持ってるな、美鈴だったか。『気』か。それを使うやつに会うのは何時ぶりだか」
「これで驚いて、はないようですね。くぅー、やっぱあなた人間じゃないでしょう」
「ははは、そのとんでもなく頑強な躰なら━━━もっと痛めつけがいがあるってもんだ!」
メリオダスは思いきり美鈴に向け剣を降り下ろした。しかし、美鈴は気を纏った右手で刀身に一瞬触れ受け流すと左手でメリオダスの顔を全力で殴る。
しかし、メリオダスの剣は片手剣。空いていた右手で受け止められると、そのまま地面に叩きつけられてしまう。
美鈴も苦し紛れに起き上がりメリオダスに頭突きをしようとするが、それ以上の威力の拳によって逆に自分がダメージを受け、一瞬動きを止めてしまう。
その隙にメリオダスは首元に剣を突きつける。
「どうする?まだやるなら相手になるぜ」
「あいたたた・・・これは負けですね。両手剣使いなら致命傷だったろうし、今の普通の人間なら防ぎようないはずなんですけどね?もしかしてあなたh「もしかしなくてもオレはしがない旅の剣士だ」今はそういうことにしときますけど」
(・・・この程度のヤツと戦いになるとは最強の魔神も堕ちたもんだ。これはこれで技が磨けて悪くはないがな)
まだ魔力も温存しているのだからよくやったほうだと言えるだろう。
「では、お前の仲間と目的、そしてこの館の中がどうなってるか教えてもらおうか」
「やです。主の為なので。あと、幻想郷のルールを知らないようなので一応言っておくと殺しや拷問はNGですよ?」
「なんのことだか。まあ、お前の主って確定しただけでもいいとするか。通してもらうぞ」
ボロボロになった美鈴は悔しそうだったが道を開ける。
ここから先の戦いを想像し胸を踊らせつつ、メリオダスは門を開け館へと入った。
紅美鈴 武力700 魔力0(気が1000・・・気力と分かりにくい) 気力800 闘級2500
突っ込みどころが多いので指摘や感想お待ちしています(汗