やぁ皆んなクロード・バネットだ。
私は今、自室で能力の確認を行なっている。
ここに来る前、図書館で自分の事について調べ終わったが・・・
一体どうなってるんですかねぇ?(訴訟)
ドロシーが読んだ旅人説以外に預言者説や異世界人説、宇宙人説など諸説あった。その中でも一番面白かったのは、どっかの宗教の本でクロード・バネットは神の使いであるとか描いてあったのである。
どうだ。意味が行方不明だろ?
そもそも私は神と子供が苦手だ。子供を見るとあの最期の時を思い出すからだ。
『おい!あれ見ろ!ママチャリに轢かれてるぜ!ダッセ〜!』
『ホントだー!ハハハ!』
くっ!ガキが・・・舐めてると潰すぞ(タモ◯)
神は・・・まぁ本当に居たらの話だが、吉◯三さんの歌丸パクリしたような場所に私を送り込んだからだ。
現代っ子を電気すら無いような時代に送るんじゃありません!
だが、そのおかげで両親やご近所さんに会えた事には感謝しよう!
まぁ、それは取り敢えず置いておいて今は能力の確認である。
オラァ!ワクワクすっぞぉ!!(狂喜乱舞)
「さぁ!私が描いた者達(以後フォロワーと呼称する)が何体顕現出来るのか試させてもらおうか!先ずは一番安全性の高そうなエルフとウィッチとビショップにするか!」
「さぁ!思うままに歌って舞い踊るがいいフェアリー達よ!」
緑色の本が魔力を放ち形を形成する。すると目の前に5人?の姿が形を成した。
記念すべき実験第一号は「
「ねぇ、何して遊ぶのー?」「遊ぼ!遊ぼ!」「悪戯しちゃお!」「やれやれ!」「アッハハ!遊んでやるよ!」
そう各々言うと私に群がって来た。最初はペットみたいなもんかと思ったら違った。フェアリー達は人を導く時も有れば、惑わせてオモチャにもする。要するに気まぐれなのだ。だからーーー
「ハ、禿げる!サイタマになる!止めろぉーー!!」
このように必死に抵抗をしたにも関わらず私は髪の毛をめちゃくちゃにされ弄ばれた。「じゃあねー!」「ばいばーい!」「またねー!」「またな!」「また可愛がってやるぜ!」と言って霞となってスーッと消えた。
床に散った私の髪を見ると何か虚しくなり急に疲れが出て来た。
「ぬわああああん疲れたもおおおおん!!・・・次、いくか」
そしてまた本の色が変わった。
ーーーside out
ーーー立香side
私達が居るのは、ここ召喚ルーム。部屋の中央には大き目の装置と他にも最新の機械が多くあり専門家でなければ到底分からないであろうモノばかりだ。言うまでもなく私には分からない
「7つの特異点を乗り越える為には莫大な戦力が必要だ。と、言う事で詳細は省くけどここに30個の聖晶石という物がある。コレらを召喚サークルに入れて戦力を増やそう!」
とロマンが私に声を掛けてくる。
今私は不安と楽しみで一杯だ。クロードさんやマシュは最初からフレンドリーだったから良かったが、サーヴァントの性格は千差万別だろう。果たして私に対応出来るのだろうか?という不安と新しい出会いに対する楽しみだ。大丈夫いつもみたいに自然に行こう。
「うん!じゃあやろっか!で、どうすればいいの?」
「ちょっと待っててね。・・・真ん中の装置に聖晶石セットしてくれ。そしたら始まるよ。マシュ、万が一の時には立香ちゃんを守ってくれ」
「はい」と、マシュが隣に来て「先輩、もしもの時は絶対に守ってみせます」と私に言ってくる。ヤダ、ウチのナスビちゃんカッコ良すぎ?
クロードさんを召喚したときのように召喚サークルが設定されている。
さっき起動したのか部屋が明るくなっており、もう準備は整っているようだ。
あとは聖晶石を投げ入れるだけのようだ。
「お願い、私の呼び掛けに応えて!」
どっかの誰かに影響されたように声を出し30個の聖晶石をポイポイと豆撒きのように召喚サークルに入れる。
召喚サークルがクルクルと回り始た。クロードさんの時と同じように3つの光の輪が現れ1つになる。
最初に立香の手に現れたのは銀色の暗殺者のクラスカード。
サークルから出て来たのは赤茶色の髪で目は隠れており、忍びの装束を着たサーヴァント
「サーヴァント、アサシン。風魔小太郎このようなナリですが、どうぞよろしく・・・」
「うん!ところで小太郎さんって忍者?」
「ええ。その通りです。何か問題でも?」
「問題なんて無いよ、これからよろしく!」
そう言うと小太郎さんは「こちらこそ、よろしく主殿」と言って後ろに下がった。
2回目、今までとは違い光の輪は1つ。
サークルから出て来たのは・・・赤というより紅いまさに外道麻婆!!
「なあにこれ?ねぇロマン、何でサーヴァント召喚するのに麻婆豆腐召喚してるの?」
「ソレは多分、概念礼装だと思うよ、多分・・・」
「まぁいいや、後で食べよっと!小太郎さんもどう?」
「い、いや僕は結構ですので主殿が楽しんで下さい。」
「うーん、美味しそうなんだけどなぁ。」
3回目
サークルから出て来たのは短剣!
「ねぇマシュ、コレも概念礼装ってやつ?」
「そうですね。それはアゾット剣という錬金術師のパラケルススが持っていたとされる剣のようです」
「へぇー、そうなんだ。なんか赤い服を着てる人を背後から刺すのに最適そうだね!」
「恐ろしい事を言わないでください。先輩はアサシンですか?」
4回目
サークルから金色の光が溢れている。
立香の手に現れたのは金色の弓兵のクラスカード。
サークルから出て来たのは冬木の時とは違い赤い外套を纏い、両手には白と黒の夫婦剣を持った弓兵。
「サーヴァント・アーチャー。召喚に応じ参上した。君が私のマスターかね?」
一度は敵として相対したサーヴァント、マシュは直ぐに立香の前に出てキッと弓兵のサーヴァントを睨みつける。
「・・・何故そう警戒されているのか分からないが、私は君たちの呼びかけに応じただけだ。呼びかけに応じたからにはそれなりの礼儀があるのではないかね?」
マシュが「うっ」と言って僅かにたじろぐ。それはこのサーヴァントの言ってる事が正しいからである。
しかしマシュも引かない。相対したのがシャドウでもこのサーヴァントが危険では無いという保証は無いからだ。未だ険悪な雰囲気が召喚ルームに流れるーーーそして
「ごめんなさい!」という立香の言葉と、共にその空気は無くなった。「実は・・・」と冬木の時に相対し、警戒してしまったという理由をしっかり伝えた。
「成る程そういう事だったか。確かに君達が警戒する理由も理解出来る。ああ、自己紹介が遅れてしまったな。私はエミヤ。そのままエミヤと呼んでくれ。」
「うん、よろしくねエミヤ!」
「ああ、これからよろしく頼むマスター。それと・・・」
「マシュ・キリエライトです。先程はすみませんでした。」
「いや、此方も事情が読めなかった。よって先程の事は忘れよう。これからよろしく頼む。」
「はい!よろしくお願いします!エミヤさん!」
5回目
立香の手に現れたのは銀色の魔術師のクラスカード。
サークルから出て来たのは見覚えのある魔術師。
「おっと。今回は、キャスターでの現界ときたかーーああ、アンタらか。前に会ったな?」
そう冬木で限定的だが契約したキャスター。
「キャスターさんだ!またよろしくね!」
「おう、よろしくな。俺の名はクーフーリンってんだ。それと、盾の嬢ちゃんもな。」
「はい。よろしくお願いします。クーフーリンさん」
後ろの方でエミヤが「またか・・・」と額を抑え、ロマンが「く、クーフーリンだって!?大英雄じゃないか!」と驚いているがそれは割愛
6回目
サークルから出て来たのはいくつものリングが重なって球型になっている物体を片手に持って大きな蝶が舞っているキメ顔のお爺さんの横顔の写真である。要するにカレイド・スコープである。
立香からしたら「なあにこれ?」だが、世のFGOプレイヤーの多くが欲しがる星5概念礼装である。
ここで少し時間を取ってクロード・バネットの様子を観察してみましょう
「ーーー出でよ!忠実なる土塊達よ!」
「「ウホォォォォォォォ♂!!!」」
私は
クレイゴーレムは簡単に言うと丸っこい見た目の土から出来ているゴーレムである。だがオカシイ、こんな怒号というか雄叫びを上げるとは書いていない筈だが・・・
「ウゴウゴゴォ、ウゴゴ・・・ウゴウゴ・・・ウゴウゴウゴ?(ウゴ)(まずうちさぁ、屋上・・・あんだけど・・・焼いてかない?(迫真))」
「ウゴォ〜^ウゴゴ^〜(ああ〜^いいっすね^〜)」
「よ、よせ!お前達!私にナニするつもりだ!?」
二体のクレイゴーレムはクロードにジリジリと詰め寄っていきーー
「アーーーーーーッ♂」
という悲鳴が部屋の廊下まで響いていた。
「うぇ!?な、なんだ!?」ただ1人たまたま通りかかったカルデアの職員であるムニエル氏だけが聞いていた。
ーーー立香in
「?今何か聞こえた気が・・・まぁいいや」
7回目
立香の手に現れたのは銀色の騎兵のクラスカード
サークルから出て来たのはボンテージを身に纏った紫色の美しい髪にバイザーを付けた長身の女性。
それはエミヤに続き立香達とシャドウとして一度対峙したサーヴァント。
先程とは違いマシュは警戒こそすれど立香の前に立つ事はしなかった。エミヤは後ろの方でウンウンと頷いている。
「・・・物好きな人ですね。生贄がお望みでしたら、どうぞご自由に扱って下さい。」
「生贄になんてしないよ。力を貸してねライダーさん!」
「ええ、勿論です。私はメデューサといいます。よろしくお願いしますマスター「立香だよ!」・・・立香。」
「うん!よろしくね!メデューサさん!」
立香の向日葵のような笑顔を見たメデューサは心の中でペロっと舌舐めずりしたのは秘密。
8回目
またしても外道麻婆参上!!!
何故かエミヤが顔を顰めた!!
9回目
立香の手には銀色の槍兵のカードが現れた。
サークルから出てきたのは
「よう。サーヴァント・ランサー、召喚に応じ参上した。ま、気楽にやろうやマスター!」
「え!?2人目のクーフーリンさん!?」
「なんだ嬢ちゃんオレのこと知ってんのか?・・・なるほどな。もう1人オレが居るって訳か。」
クーフーリン(槍)が立香の後ろを見るとキャスターの自分といつもの赤い弓兵その他が居るのを確認した。
そして混乱している立香にロマンがすかさずフォローを入れる。
「立香ちゃん。サーヴァントはその英霊が最も強かった時である全盛期の姿で召喚されるんだ。だからキャスターのクーフーリンは魔術師として、ランサーのクーフーリンは槍使いとして其々1番強かった時の姿で召喚されるんだ。」
「なるほど。じゃあクーフーリンさん以外のサーヴァントでも他の姿で召喚される可能性があるんだ。」
「ま、何はともあれよろしくな。嬢ちゃん。」
「うん、よろしくね!クーフーリンさん!」
10回目
サークルから
「これは・・・!凄い魔力だ!期待大だぞー!」
サークルから出て来たのは中性的な顔立ちに金髪のアホ毛が特徴的な青を基調としたバトルドレスに銀の甲冑を纏った見目麗しい少女。
特異点Fとは違った姿をしていたアーサー王である。
「問おう。貴方が私のマスターか?」
その今までのサーヴァントとは違う風格というのだろうか、に押され立香は思わず
「は、はい。私が貴女のマスターです。藤丸立香と申します。」
と畏まってお辞儀しまう。
「頭を上げて下さい、マスター。今、この身はサーヴァント。共に未来を取り戻しましょう」
「はい!よろしくお願いします!」と満面の笑みで応えた。
こうしてカルデアに新しい仲間が加わった!
その頃、クロードはというと
「ーーー
本から出てくる魔力がクロードの手に集まり美しく装飾されたフラスコのような瓶へと形を成す。
瓶の中には青く輝く液体が入っている。
クロードは瓶の中身を確認すると蓋を開け一気に飲み干す。
「成る程。味は只の水だが、体力の回復にはもってこいだ。
そういってクロードは部屋の外へ好奇心の赴くままフラフラ歩いて行った。
ダクソ2始めました。冷やし中華は始めてません。
次回ぃ「親睦会という名の訓練」ヨロシクゥ!