トントントントン・・・
台所に軽快な包丁の音が響く。
砥石を使ってよく研がれた包丁の切れ味は凄まじく、
今夜は自分特製の
材料の鳥肉は、仲良くなった猟師から薬草と交換で貰った
ちなみにこの
「マシロさんは料理が上手なのね。うちでは夫もオシュトルも料理をしなかったから、なんだか新鮮だわ。」
「料理自体は嫌いじゃないですし、旅の間は基本自炊ですから。これくらいは出来て当然ですよ。」
「ふふふっ。マシロさんの奥さんになるヒトは幸せね。もし良いヒトが居ないのならうちのネコネなんてどうかしら?」
「なっ、何言ってるですか母さま!? 私と師匠の歳がどれだけ離れていると思っているのですか!?」
軽く数百歳は離れてます、と内心呟く自分。
実際問題、自分と歳が近いのは帝くらいなもんで、仮に誰かと結婚することになった場合、歳の差婚になるのは確定だ。まぁ、精神的には若いつもりなので、そこんところは問題無いだろうが、そもそも自分は外見的には歳を取らないので誰かと添い遂げるのは難しいだろう。とは言え、自分が結婚するなんてことは無いだろうから意味の無い仮定なんだけどな。
「ネコネみたいな良い
「あら、二人の歳の差くらいなら貴族では普通よ? それに正式な婚約は
「いや~、自分は根無し草の流れ者なんで、恋人なんていませんよ。一夜の恋人ならいるかもしれませんけどね!」
「まぁ! マシロさんもやっぱり男なのね。」
自分の冗談(!?)にトリコリさんは可笑しそうに笑う。しかし、すぐにネコネが居る事を思い出して、しまったと思った。しかし、とうのネコネは『一夜の恋人』の意味が分からなかったようで、腕を組みながら首を傾げて言葉の意味を考えていた。
「一夜の恋人・・・師匠は男性ですので相手は女性・・・そして、一晩だけ仲良くする女性ということは・・・・・・・・・お座敷遊びなんかをする芸者さんのことでしょうか?」
「あ、うん。そんな感じだ。お座敷遊びは大人の男の嗜みだからな!」
そっち方面の知識が疎いらしいネコネが思い至った考えに便乗して話を合わせる。
もしここで本当の意味を理解していたら、自分はネコネに汚物を見るような目で見られていたことだろう。
最近は常に尊敬の眼差しを向けてくれるので、そうなったらショックで全身塩になって崩れ去ってしまうような気がするので誤魔化すことができて本当に良かった。
「そういうものなのですか・・・師匠がそんな遊びをするなんて意外なのです。いつも男のヒト達と騒いでいる印象があるのです。」
「うん、まぁ・・・そっちの方が楽しいのは確かだな。・・・それはそうと、そろそろ
「ふふふっ・・・そうね。ネコネは器を運んでくれるかしら?」
「分かったのです。」
「料理は自分が運ぶんでトリコリさんは居間で待っていてください。」
「あらそう? 気を使わなくていいのに。」
「いやいや、自分は居候なんで、これくらいはさせてください。」
「・・・そういうことならお願いするわね。」
そうして、自分達は三人で食卓を囲んで食事を始める。
少し前まではオシュトルが居て、それに自分が絡んで賑やかな食事だったが、今はその日に会ったことを話しながら和やかに食事を取っている。
その時間はとても心落ち着くもので、まるで家族と一緒に居る様な感覚だった。そしてそれは、チィちゃん達との日々を思い出させてくれる時間でもあり、家族の絆を感じる事ができるかけがえのないものだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「あの、マシロさん。ご相談したことがあるんですけど・・・」
窯場で陶管の出来具合を確かめていると困った様子のキウルがやって来た。
キウルは今日、陶管を設置する溝を作る作事の監督をする予定になっていたはずだ。それが自分の所に来たという事は何か問題が起こったのだろうか?
「どうしたんだキウル? なにか問題でもあったのか?」
「それが、オバロ湖までの道の途中にある柱岩の周辺にオルケが居たらしいんです。」
「オルケが? だったらすぐに兵を出して追い払えばいいだろう?」
「そうしたいのは山々なんですが、見たヒトの話では白いオルケが一匹混じっていたらしいんです。」
「イアラオルケか・・・そいつは厄介だな。」
キウルの話を聞いた自分は額に皺を寄せながら考え込む。
イアラオルケとは、通常のオルケとは異なり体毛が白く、一回り大きいのが特徴のオルケの変異個体だ。しかも、知能が高く、こいつが一匹居るだけで群れの連携が良くなり、脅威度が格段に増してしまうのだ。
しかし、知能が高いという事は何が危険であるかを判断する知恵があるという事であり、イアラオルケ同士で群れているなら兎も角、群れの大半がただのオルケであるならば、人里の傍でヒトを襲う事は先ず無い。何故なら、そんな事をすれば、ヒトが群れを成して自分達を狩りに来ると分かっているからだ。
だが、それが態々ヒトの近くまで現れたという事は、何らかの理由でそうする必要があるという訳で、その理由が食料不足だった場合、人里が襲われる危険性がある。無論ただ騒がしいので様子を見に来ただけという可能性もあるが、最悪の事態に備える必要があるだろう。
「・・・よし。それじゃあ、自分がイアラオルケが現れた理由を調べに行くから、一旦人夫達を里に戻してくれ。そして、その間は絶対に山に入らない様に民に伝えてくれ。」
「ええ!? マシロさん一人で行くんですか!? 危ないですよ!」
「おいおい忘れたのか? 自分はオシュトルより強いんだぞ? これくらい大丈夫だって。」
「それはそうですが・・・そうだ! でしたら僕をお供させてください! これでも弓の腕は良いですし、いざとなれば木に登って逃げることもできます! ですから・・・」
懇願するような眼差しで自分を見上げてくるキウルにふむと考える。
正直なところ、イアラオルケの捜索は自分ひとりの方が良い。だが、幼いながら皇子としての責任感が強そうなキウルのことだ。置いていっても後からこっそり着いてくる可能性がある。そして、そんなところをオルケ達に襲われでもしたら大変なことになる。なので、ここは最初から自分が一緒に居て守ってやった方が安全だろう。
「・・・分かった。だが、自分から絶対に離れない事と言う事を聞く事。これを守れるなら着いてきていいぞ。」
「っ! ありがとうございます! それではさっそく人夫のヒト達を避難させて、民には山に入らないように知らせて入り口を兵に監視させてきます!」
「おう、任せたぞ。とりあえず自分は茶屋で待ってる。準備が終わったら声をかけてくれ。」
「分かりました。すぐに準備します!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キウルを伴ってイアラオルケの目撃情報があった場所に向かっていた。
いつもであれば鳥達の声がこだまする森の中も今は静まり返っている。恐らくイアラオルケの気配を感じ取って身を隠しているのだろう。
「静かですね・・・」
「ああ。どうやら近くにイアラオルケが居るみたいだな。自分から離れるなよ、キウル。」
「はい・・・」
キウルは周囲を不安そうに見渡しながら、いつオルケが襲ってきてもいいように矢筒から矢を取り出し弓につがえる。
しかし、矢をつがえた腕は震えており、とても矢を当てる事ができるような状態ではなかった。
「キウル、実戦の経験はあるのか?」
「い、一応あります。ですが、その時は周りを兵が囲んでいてくれていましたし、戦ったのもはぐれオルケくらいです・・・」
「そうか・・・なら、自分の式神にお前を守らせるから、もし戦闘になったらそいつらを盾に使ってくれ。」
そう言って自分は天邪鬼達を呼び出すとキウルを囲んで守るように指示する。しかし天邪鬼達はキウルの姿を見ると露骨に残念そうな態度で溜息を吐いた。どうやらネコネじゃないことが不満らしい。
「ありがとうございますマシロさん。でも、彼らはいったいどうしたんですか? なんだかあからさまに残念そうなんですけど・・・」
「そいつらはネコネの事を気に入ってるからな。だから守る対象がネコネじゃないのが不満なんだよ。まぁ、仕事はちゃんとするからそれで我慢してくれ。」
「そうなんですか・・・あの、式神の皆さん。ネコネさんで無くて申し訳ないですが、今日はよろしくお願いします。」
『キキ~』
キウルがお辞儀をすると天邪鬼達はやる気無さげにサムズアップして得物を構えてキウルを守るように周りを囲んだ。
それにキウルは少し安心したようで、腕の震えも治まり、しっかりと矢を弓につがえていた。
そうして、イアラオルケが目撃された柱岩に辿り着くと森を蠢く複数の気配を感じとった。
「・・・キウル、近くに居るぞ。油断するなよ。」
「は・・・はい。僕は大丈夫です。式神の皆さんは大丈夫ですか?」
『キキキッ!』
キウル達が身構えたのを確認した自分は気配を感じる方に静かに近づく。すると動き回っていたオルケ達の気配が静まり、代わりに奥の方から大きな気配がゆっくりと近づいてきた。そして、白い影が飛び上がったかと思ったら、柱岩の上に純白の毛皮に身を包んだイアラオルケが佇んでいた。
そのイアラオルケは、身体が大きなイアラオルケの中でも一際大きく、身体中に歴戦の勇士を思わせる無数の傷が刻まれていた。更に首の周りに生える
もしかしたら、このイアラオルケは、この一帯の主なのかもしれない。
「マシロさんっ・・・」
「・・・大丈夫だキウル。コイツに戦う意思はない。どうやら自分に用があるみたいだ。」
弓を引こうとしたキウルに振り返って首を振り、柱岩の上に立つイアラオルケを見上げる。
するとイアラオルケは柱岩から飛び降り、ゆっくりと自分の方に近づいてくると地面に腹をつけて伏せの体勢を取った。そして、鼻を持ち上げながらくんくんとニオイを嗅ぎ、何かを探しているようなしぐさを見せる。
「これはどういうことでしょうか?」
「ふむ・・・どうやらコイツは自分に何かをして欲しいみたいだな。」
「え!? なんでそんなことが分かるんですか?」
「動物の行動には意味があってな。オルケの場合は、『伏せ』は相手に敬意を払うしぐさで、鼻を上げて匂いを嗅ぐのは、敵意が無い事を示す時と何かをして欲しい時にする行動なんだ。」
「へぇ~。このしぐさにはそんな意味があったんですか。」
イアラオルケの行動の意味を教えるとそれまで怯えていたキウルは目を丸くして感心した声を上げ、伏せを続けるイアラオルケを興味深そうに見つめた。
イアラオルケはそんなキウルに鬱陶しそうな眼差しを向けるとフンと鼻息を洩らして立ち上がり、森の中に入っていった。そして、少し進んだところでまるで着いてこいとでも言いたげにこちらを振り返って再び歩き始める。
「着いて来いってことか・・・よし、あとを追うぞキウル。」
「だ、大丈夫ですかね? 巣まで連れて行って群れで一斉に襲い掛かってくるなんてないですよね?」
「多分な。それにもしもの時は自分が居る。だから安心して着いてこい。」
「・・・分かりました。行きましょう。」
覚悟を決めたキウルに頷くと自分達はイアラオルケの後を追って歩き始める。
姿は見えないが自分達の周りをまるで護送するかの様にオルケ達が囲んで着いてくる。
どうやらコイツ等は自分が何者であるのかを野生の勘で察しているようで、恐らく何らかの願いを叶えてさせる為に態々姿を現して自分を呼び寄せたのだろう。
長い神生の中でも動物に直接願われるのは初めての経験だ。何やら深刻な願いの様だが、他のモノ達に害が無い限り叶えてやろうと思う。
彼らもこの世界に生きる大切な命なのだから、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「子供のイアラオルケか・・・」
イアラオルケ(ボスと呼ぶことにした)の後を追って彼らの巣である洞窟にやってきた自分達は、そこで大熱に侵された子供のイアラオルケを見つけた。どうやらこの子供のイアラオルケはボスの子供の一匹らしく、少し離れた場所では、この子オルケの兄弟思しき普通の色の子オルケ達が母親と一緒にこちらを見つめていた。
「なんだかすごく苦しそうです・・・病気なんでしょうか?」
「ちょっと待ってくれ。今調べてみる。」
苦しそうに荒い息で呼吸する子オルケ(以後ちびすけ)に手をかざして体内を探ってみる。するとちびすけの身体の中では様々な神が嵐の様に暴れまわっており、ちびすけの身体を蝕んでいた。
「っ!? これは・・・身体中の
「それはどういうことですか?」
「この世界に生きる生き物は皆、身体に
「はい、
「そうだ。だが、生まれた時から
「え? それじゃあこの子はどうしてこんなことになっているんですか!?
キウルが言う通り、通常
故にこのままではちびすけは命を落とすことになるだろう。
「そんな・・・どうにかならないんですか!?」
「安心しろ。自分ならコイツを助ける事ができる。だが、その為にはお前から対価を貰わなくちゃならない。しかも、かなり大きな対価だ。いいな?」
「バゥ・・・」
自分がボスに目を向けそう言うと、ボスは神妙な面持ちで頷き、腹を見せるように仰向けに寝転んだ。それはまるで自らの命を対価として差し出すと言っているかの様だった。
「これって・・・そんな、ダメですよ! この子が元気になっても父親である貴方が死んでしまったのでは意味がないじゃないですか!」
「グルルルル・・・!」
ボスの行動を見て彼が何をしようとしているのか察したキウルが止めるように説得するが、とうのボスは邪魔をするなとでも言うように牙を見せて唸り声を上げた。キウルはそれに一瞬怯むが、自らを奮い立たせると強い意志が籠った眼差しでボスの目をしっかりと見つめた。すると、ボスはキウルの眼差しに感じ入るものがあったようで、唸るのを止めると起き上がって座り、それまでの見下す様な態度を改めて、真摯な眼差しをキウルに向けた。
どうやら、ボスはキウルという存在を認めたようだ。
「お前等、なんか良い感じになってるところ悪いが、自分は対価に命なんて要求したりしないし、そんなもん貰っても嬉しくないからな?」
「えっ!?」
「バウッ!?」
シリアスな雰囲気を自分の言葉に壊されて驚きの声を上げる一人と一匹。
そんな彼らの姿に呆れた溜息が漏れるが、獣にとって最も大事なモノと言えば自らと仲間の命である事を考えれば、ボスの行動も分からなくもない。だがしかし、だからと言って対価として命を貰うなんぞ言語道断だ。そんなもの貰うくらいなら、代償を払って願いを叶えた方が遥かにマシだ。
「自分がこのちびすけを治す条件は二つ。一つはお前達一族が里の人間達を決して襲わない事。もう一つは元気になったコイツを自分が連れていく事だ。」
「ちょっと待ってくださいよマシロさん! 一つ目はともかく二つ目はあんまりですよ!?」
「悪いが二つ目の条件は外せない。このちびすけの病が治った場合、コイツは強力な力を手に入れる。そしてそんな奴が自然界に存在すると生態系が壊れてしまう可能性が高い。そうなると動物だけじゃなく、ヒトにも被害が及ぶかもしれない。だから、自分の傍に置いて他の生物に悪影響を与えないようにしなければいけないんだ。」
「そんな・・・」
現実の無常さを目の当たりにして項垂れるキウル。
自分は、そんなヒト以外の生物にも思いやりの心を持つ事ができるキウルを好ましく思いながら頭を優しく撫でた。
「まぁ、ここに居る間はいつでも会えるし、この國を去ってもまた来る事もある。だから、自分の傍に置くと言っても二度と会えなくなるわけじゃない。少し早い巣立ちだと思えばいいんだ。」
「バゥッ!」
自分の言葉を肯定するようにボスが吠える。そして、病に苦しむ我が子の傍に近寄り座り込むと期待するような眼差しを向けてきた。
「キウル。いいな?」
「・・・彼が納得しているのなら構いません。それにマシロさんならこの子を大切にしてくれるはずですから・・・」
自分は渋々ながら納得したキウルの頭をもう一度撫でるとちびすけに近づき手をかざす。そして、ちびすけの病を治すべく、『心願成就』の権能を行使した。
かざした手から温かな光が溢れ出し、ちびすけを包み込むように纏わりつく。そして、その光がちびすけの小さな体に吸い込まれるように消えていくとそれまで苦しげだった呼吸が落ち着き、穏やかな寝息をたてはじめた。
「・・・よし。これでもう大丈夫だ。あとは
「はぁ~~~・・・よかった~。」
「アオーン!」
ちびすけの容体が落ち着いた事に安心したキウルは座り込み、ボスは喜びの雄たけびを上げるとちびすけを愛おしげに舐め始めた。そして、その様子にちびすけが助かったことを理解した母オルケと兄弟達もボスに続いてちびすけに群がり、寄って集ってペロペロと舐めまわす。そしてそんな過剰な愛情表現を受けて目を覚ましたちびすけは、悲鳴の様な鳴き声を上げると群がっていた家族を吹き飛ばした。
「ええ!?」
「お~。自分が手を貸したとはいえ、多神症を克服しただけの事はあるな。コイツは将来有望だ。」
ボス達を吹き飛ばし身体をブルブルと振るわせたちびすけの
どうやら
「わんっ!」
一声鳴いたちびすけは、吹き飛ばされて呆然としていた家族達に近づき、それぞれの顔を愛おしげに舐める。そして、父であるボスの前まで行くと同じように顔を舐めた後、甲高い鳴き声で遠吠えを上げた。
「アウ~~~~~ン!!」
「ワオォォォォ~~~ン!!」
『アオォォ~~~~ン』
洞窟にオルケ達の遠吠えが響き渡る。その声はどこか悲しげで、別れを惜しんでいるかのようだった。
そして、遠吠えを終えたボスは、ちびすけをひと舐めすると鼻で自分の方に押し出した。押し出されたちびすけは一度ボスの顔を見上げるが、すぐに振り返り、自分の足元までやってきて座り込んだ。
「これからよろしくな?」
「わんっ!!」
自分が差し出した手にちびすけは前足を乗せると元気な鳴き声を上げた。
ボスはそんな我が子の姿を慈愛深い目で見つめており、自分と目線が合うと任せたとでも言うように頷いてきた。自分もそれに応えるように深く頷くとちびすけを抱き上げた。
こうして幼い命は救われ、自分には新たな眷属が生まれた。
これからこのちびすけがどれだけ強くなるかは分からないが、この世で最も強き獣になる事は間違いない。
故に自分はコイツを思慮深く心優しい存在になるように育てなければならない。
その強き力を戦う為ではなく、弱きモノ達を守る為に使ってくれるように。そして、何時の日か自分と共に世界に安寧をもたらしてくれる存在とする為に。
自分はそんな思いを込めて腕の中のちびすけの頭を優しく撫でた。
今回出てきたイアラオルケの親子は『大神』のアマ公とチビ公がモデルです。
彼らが神器の代わりに赤い襟巻を付けている様な姿をイメージしてください。
そして、ちびすけが罹っていた病は原作でクオンとその母親であるユズハが患っていた病と同じです。
ちなみに『多神症』という名前はオリジナルです。
それと『心願成就の権能』はウィツァルネミテアの願いを叶えるチカラのことです。