この力、この世界で役立つか? in 魔法科高校の劣等生   作:zaurusu
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第7話

「さて、何か言いたいことはあるのかしら?」

 

「いや、その……」

 

いきなりで悪いが、今の状況を説明する。

 

俺は今、尋問されています。

 

さて、どうしてこうなったのか?

 

事の発端は、数日前に遡る

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

「おはよう、次狼!」

 

「あー、おはよう、レオ」

 

教室に着くと、やはりレオがいた。相変わらず眩しい笑顔だ。

 

「昨日はご馳走様!」

 

席に着くと、いきなり肩を強く叩き始める。それも、かなり強い力で。

 

「お前、何気に一番食べてたもんな……」

 

少し皮肉を込めてみたが、いかんせんレオは空気を読めない男なため理解はできてはいなかった。

 

「おう、お陰で力がみなぎったぜ!やっぱ、男は肉を食うべきだよな!!」

 

見ろよ、この筋肉!

 

と言わんばかりに制服の裾を曲げ、上腕二頭筋が露わになる。

 

「おお!」と反応する面々もいれば

 

「いい筋肉だ……」となんか、スネークみたいな声が聞こえてきたり

 

「ぐひひ、今年の主役は……」と一部の女子がよだれを垂らしてたり

 

「レオ×次狼。今年はこれね!」と……誰だ今言ったやつ!

 

捕まえようとしたが、既に遅かった。

 

絶対に捕まえてやると決意した時、レオが何かを思い出したかのように次狼に話しかけた。

 

「そういえば、次狼、今週から風紀強化期間があるのは知ってるか?」

 

「あー、そういえばそんなこと言ってたっけ?なんやら、最近、校舎や実験棟の破壊行為があとを絶たないから取り締まりを強化するとか……まったく、迷惑な奴もいたもんだな」

 

「それ、殆どお前のことだと思うのは気のせいか?」

 

「気のせいだ!……多分

 

あれは全部、事故だから。問題はないはず……あれ、なんか自信がなくなってきた。

 

なんか、そこはじゅうから「お前だよ!」的な視線を感じるが気のせいだと思いたい。

 

泣きたくなる衝動を抑え、なんとか立ち直るとレオが真剣な顔をして忠告してきた。

 

「気をつけろよ?お前はきたばかりで知らないかもしれないが、ここの風紀委員会は他校とは比べ物にならないくらいの権力を持ってるんだ」

 

「え?風紀委員会て学校前で荷物検査して、違反してるものを没収した、遅刻者を注意したりとかする、あの風紀委員会だろ?」

 

てか、この学校に風紀委員会ていたんだ。初めて知った。

 

風紀委員と聞いて、前世で見ていたアニメで「破廉恥な!」とか言って自分が一番破廉恥な女性を思い出した。

 

なんか、風紀委員会の委員長=女性でエロい

 

との法則と偏見をもった俺を許してほしい。

 

こほん、気を取り直して

 

なんか、みんなの視線がすごい痛い「あー、何も知らないのか……」と哀れみが読み取れた。

 

というか、レオも頭を抱えていた。

 

「まぁ、いい。時期にわかる。俺から言えることはただ一つ。絶対に風紀委員会に捕まらないこと!特に、風紀委員長の鳴神勇人だけは怒らせるなよ!何が起こるからわからないからな!!」

 

「お、おう……」

 

あまりの真剣さにたじろいでしまう。

 

てか、そこまで真剣になるなんて過去に何かあったのだろうか?

 

なんか、クラス全員も虚を向き始めてる。

 

「あぁぁぁぁああ!!」

 

とか

 

「あの鬼め!」

 

 

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」

 

など、もはやカオス。

 

特に鳴神勇人とか言ったけ?名前からして男(少しショック)だと思うが、名前だけでここまで恐れられるって、一体何したんだろうか?

 

逆に気になる

 

「鳴神勇人ね……なんか会ってみたいな」

 

シーーーン

 

あれ、なんかさっきまであんな状態だったのが嘘みたいにしらけた。

 

「え、俺、変なこと言っ……」

 

バシ!!

 

突然、レオに肩を掴まれた。

 

「今夜、おれの家へこい。お袋に頼んでお前の好物のアイスバインを作ってもらうからよ。最後の晩餐ぐらい好きなもの食べたいだろ?」

 

なんだ、レオが、もうすぐ、天国へ行くのをを暖かい目で見送る人の目になってるぞ!

 

ちなみに、アイスバインはドイツの伝統料理の一つである。

 

レオの母親に作ってもらって以来、一二を争うくらいの大好物だ。

 

それはさておき

 

色々とめんどくさいので冗談という形で治ることにした。

 

「冗談はよせよ、心臓に悪い」

 

「悪かった……」

 

そういうと、レオは落ち着いて席に座った。

 

ちょうど担任も入ってきたので、みな授業の準備をする。

 

ただ

 

「「「「「あいつ、絶対何かやらかしそうな気がする!!」」」」」

 

とクラスメイトのほとんどは次狼を見てそう思っていた。

 

これが、良くも悪くも現実になることはクラスメイトも本人もこの時は知らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




しばらく、オリジナルの話が続きます。







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