「オイオイ、辺り一面雪景色じゃねーか。こんな所に遺跡なんてあるんかねぇ~まったく。エティさんよ、どう思います?」
近づいたことで見えてきた島は大量の雪で地面が覆われている。如何にも寒そうでコートが欲しいと心の底から思いながらコブラは一緒にこの艇に乗った女性に声をかける。
「分からないわ?…でも、あの島を脱出する条件なんですから依頼はこなさなくちゃ」
コブラに淡々と返事を返すアンリエット。彼女の表情もこの島を見てから余り優れない。
それもそのはず。彼ら二人とも雪の上を歩くような服装ではないのだ。アンリエットはコブラよりも薄着のため、その顔は僅かにだが引きつっている。
「それもそうだわな、ヘヘッ、あの金髪野郎~今度あったら覚えてやがれ」
「それは私も同意見だわ、せめてコートぐらい貸してくださってもよかったと思うの」
彼らを乗せた騎空艇は目的となっている島には上陸せず、島の周りをグルグルと旋回し、島の全景を把握しようとしていた。
コブラ達が搭乗している艇は新しく発見された先遺隊で、彼らは島には上陸せずに調査をする隊らしく、彼らの調査結果をもとに正式な調査依頼が出されるらしい。
座席の肘掛けに肩肘をつき、外の景色を眺めるコブラ。その時ふと彼のリストバンドが振動する。
リラの調整をしていたアンリエットが振動に気が付きコブラに目を向けると…コブラは小さく笑みを浮かべた。
「なに?その笑みは・・・何か良いことでもあったのかしら?」
「どうやら返りの艇は期待して良いみたいだ」
「なに?どういうこと」
コブラはそれ以上なにも語ることはなく、再びつまらなそうに外の景色を眺め始め、アンリエットも自前のリラの手入れを再開したのだった
そして暫くの時間が流れ、先遺隊が全景のスケッチや情報収集が終わり、コブラとアンリエットを島に置いていく形で彼らはこの島から離れていったのだった
島に上陸しお互いの荷物を確認した後、コブラは大きく伸びをする。
「それで? わざわざ迎えを断ってどういうつもりなの? コブラ」
「ヘヘッ、安心しろよエティ・・・・・・そんな怖い顔しないでぇ~美人が台無しになっちまうぜ。」
すでに彼らを乗せていた先遺隊の艇は見えず、少量の食糧と彼らの荷物だけがこの場に残されている。
コブラは何処からともなく紙を取り出し、辺りを見渡す。紙には手書きだがこの島の地図が書かれており、どうやら自分のいる位置を確認しているらしい。
「遺跡は…ヘヘッ、あっちだな、とりあえず向かうとしようぜ」
「はぁ、分かったわ。行きましょうか」
二人は荷物を持つと一面銀世界の島を歩き始めた。
一面の銀世界の中を進んでいくコブラとアンリエット。無言で進むのもつまらないとコブラがアンリエットに声をかける。
「そういや、エティはなんで一人旅なんてしてんだ?」
「あら? 言ってなかったかしら、私の持っているこの楽器、リラって言うんだけど、演奏の腕を磨こうと思ってね」
「ほほう、いいじゃねーか!夢を持つのはいいことだと思うぜ」
「ええ、私もそう思うわ それじゃあコブラ、貴方はどんな夢をもってるの?」
一瞬歩みを止めたコブラだったが、すぐさま歩き出し、葉巻を取り出し火をつけると口を開いた。
「俺かぁ? 俺の夢は金もかからず草臥れず、腹の減らない遊びをしながら生活を続けることだな」
「ふふ、そうやって貴方は本心を言わないのね」
「それはお互い様だぜ、只の演奏家が剣なんて振れないぜ」
コブラの言葉が気になったのか、アンリエットはたまらず言い返す。
「あら、失礼しちゃうわ。私は本心で言ってるわよ。演奏でみんなの心を癒したり、魔物を鎮めたりして‥‥音楽の力で世界平和にしたい‥‥‥これは紛れもなく私の本心よ」
「おっと、すまねぇ別にあんたの音楽への思いを疑ったわけじゃねぇんだ‥‥‥へへッ、大分歩いたな丁度大きな岩もあるここらで休憩しようぜ」
そう言ってコブラがアンリエットの機嫌を損ねたことを理解したのか、荷物を置き銀世界にポツンと佇む岩に体をもたれかけようとして体重を預け―――――――。
「あ、コブラそれ岩じゃないわよ?」
「へ?‥‥‥あっりゃあ?!」
もたれかかった岩が突如動きだし、大きな岩が魔物だったのに気が付いたコブラは悲鳴に近い声を上げ飛び上がった。
「――――――アオォォォォォッ!――――――」
魔物が雄叫びのような大声を上げ大きな魔物が立ち上がりコブラに向けて拳を振り下ろす。突然の事態に右手で左手に手を添えたコブラだったが・・・・・・突如聞こえてきた楽器の音を受け魔物は瞬く間に崩れ落ちた。
「雪に擬態する魔物もいるのね」
音の発生源はもちろんアンリエットが手に持つリラからだった。彼女は音色で魔物を寝かしたようだ。
眠った魔物の近くを歩き、少し指で突っついた後、起きそうにないのを確認したコブラはアンリエットに近づく。
「エティさんよ、分かってたんなら、教えてくれてもいいじゃねーか。あと少しで俺はペチャンコにされてあの世行きだったぜ」
「ふふ、今度からは教えるわ」
アンリエットはいたずらが成功して喜ぶ素振りを見せた後、コブラを置いていくように歩き出し、一度頭を掻いた後コブラも後を追うように歩き始めたのだった。
彼らは、そこから少し歩いたところで洞窟を発見し、一度暖を取り体を休ませた後再び目的とする遺跡に向かって歩みを進めた。
「よっと、ここが上から見た遺跡だな、どれどれ~何かお宝でもありますかね。エティは少し待っててくれ、俺はちょっくら調べてくるぜ」
コブラとアンリエットは半日歩き続けた結果、やっとこ遺跡に到着する。コブラは遺跡を調べるために、近づいていくがアンリエットは近くの岩場に腰を下ろしていた。
並大抵の人間では半日も歩き続ければ疲れもするだろう。むしろ疲れた様子を見せないこの男が異常なだけである。
やがてコブラの姿は遺跡の奥のほうに進んでいき、段々姿が見えなくなっていった。
「あの人、ホントに人間なのかしら?体全身機械だって言われても信じるわ」
アンリエットはコブラが消えて方向を向きながら一人愚痴る。
コブラが古代文字を読めるとは微塵も思ってもいないアンリエットは、リラを取り出すとゆっくりと音を奏で始めた。
コブラ達の依頼は遺跡を調べるといっても、遺跡の雰囲気や遺跡への道筋を調べることなので、ここに辿り着いた時点で既に依頼はほぼ完了しているのだ。
予想外の出来事と言えば、依頼を受けた人物の一人が古代文字を解読出来てしまうことや、2時間もせずに遺跡全ての内容を把握してしまうことだろう。
「つまり、この島には風神と雷神って呼ばれる星晶獣がいて、・・・2体を会わせると危険ってわけだな・・・・・・へへへッ、それでぇ? そいつらがいる場所は~っと・・・おっと風神とやらはこの遺跡にいるのか、っと雷神は・・・おっと! 島の反対側か。なんでい、封印っていっても以外と近いじゃねーか。・・・なんだぁ、特にお宝らしきものは無しと・・・・・ハァ、帰るとしますかね」
遺跡に書いてある情報を読み解くコブラ。
ココでは古代文字と呼ばれるものはコブラにとっては以前見たことがある文字が使われており、少しアレンジが加わっているものの、少し考えれば読むことが出来る文字だった。
自分の求めるお宝、財宝が一切無いことに落胆したコブラは、顔はやる気なさそうに弛み、腰は猫のように曲がりながらアンリエットがいる場所にノロノロと引き返していく。
そんな怠そうに歩くコブラのリストバンドが一瞬、振動したように見えた――――――
コブラが遺跡を離れ、アンリエットがいる場所に歩いて行くと、何処かの艇の中であった人物と相対しているアンリエットの姿があった。
「それで? アンタは何者、ここにいる理由は?」
「私は演奏家で旅をしている者ですよ。そう槍を構えないでください。ココにいる理由は遺跡の調査に協力しているからです」
アンリエットは穏やかな声で女性の問いに答える。
「ふ~ん そっか、エルステ帝国の関係者かと思ったんだけど、なら全空捜査局・・も違うのね。・・・そっか、なら別に私の邪魔しないんだったらいいわ」
そう言って、槍を構えていた女性・・・ゼタは武器を降ろした。それを見てとりあえず危険は去ったと判断したアンリエットもあげていた両手を降ろす。
彼女達の会話は続く。
「で?アンタ一人で遺跡調査してる訳じゃないでしょ? 他の人はどうしたの」
「あ~今は二人なんですけど・・・あ!今戻ってきましたよ」
そういったアンリエットがコブラに視線を向ける。彼女につられるようにゼタが視線を向けた先にいたコブラの姿を確認し動きを止めた。
「・・・・コ・・コブラじゃない、こんなところでなにやってんの?てゆうか一緒にいたあの可愛い女の子何処いったのよ」
呆れた表情でコブラに視線を向けるゼタ。
「ディアンサか?彼女なら今はお使い中さ」
コブラは頭の後ろに手を組みながらゼタ達がいるもとに向かう。
「で?なんでアンタがこの島にいるの ここは関係者以外立ち入り禁止よ?」
「そんな睨まないでくれよぉ~俺ぁ肝っ玉小せぇんだ。俺とエティはこの島の調査を依頼されただけさ 俺たちの仕事終わったからこの辺で失礼させてもらうぜ。いこうぜエティもう少しで迎えが来る」
「そう、分かったわ。私もだいぶ休憩も出来たし行きましょうか?」
コブラの後をアンリエットが続く様に歩きだそうとするが――――
「まぁ、待ちなさいってコブラ」
突如コブラは歩くのを辞め立ち止まる。彼に続いていたアンリエットも立ち止まる。
「オイオイ、突然だなぁお嬢さんに俺がなんかしたかい?」
コブラは首筋に当てられた槍を一度確認し、槍を向けている人物に目を向ける。
コブラの首筋にはゼタが槍を向けている。彼女の瞳からふざけているようには見えない。
槍を向けられているコブラの態度に変化はなく。槍を向けたゼタに視線を向ける。
「あんた前は、騎空団に所属してるって言ってなかったっけ? でも今は遺跡の調査をしてる・・・これっておかしいでしょ?」
「へへへッ・・・それで?」
「・・・手を貸してほしいのよ 聞いてくれる?」
「美人の頼みとあらば断れねぇな。こんな脅しみたいなことしなくても俺は断らねぇぜ」
コブラは槍を向けられていながらも平然と葉巻を取り出し火をつけた。
話しを聞く様子を見せたコブラの態度を見てゼタは槍を降ろす。
「それで ?アンタはなにが知りたいんだ」
「ここの遺跡に書かれていた星晶獣の情報を教えてほしいのよ。遺跡調査を任されるぐらいでしょ?なんて書いてあったか教えてほしいんだけど」
「・・・・・・って言われてもな~教えても良いんだが・・・先にあいつら何とかしないかね?」
そう言ってコブラは視線をゼタから外し、いつの間にか集まってきていた魔物達に向けて葉巻で指し示した。
「ハァ・・・仕方無いわね。それじゃああんた達はその辺に隠れてなさい。コブラ、倒したらちゃんと教えて貰うからね!」
そういったゼタは辺りにいる魔物との戦闘を開始した。
コブラが不意に盗み見る様にアンリエットに視線を向けると・・・彼女は魔物相手に無双するゼタの動きを見逃さない様に、注意深く観察している。
その演奏家とは思えない表情を確認した後、コブラは視線を戦っているゼタに戻したのだった。
「セェイ!!!」
最後の魔物にゼタの槍の横払いが炸裂し蹴散らした。
ゼタは武器を降ろし、汗を手で拭った後こちらに振り向かって歩いてくる。
その戦いに参加せず眺めていたコブラとアンリエット。アンリエットに先ほどまでの真面目な面持ちは無くいつものにこやかな顔に戻っている。
「ありがとうございますゼタさん。凄く強いんですね、驚いてしまいました」
「うん、ありがと。だけど、あんな相手に苦戦なんかしてたら星晶獣となんて戦ってられないわよ」
ゼタの言葉から彼女が星晶獣の情報を知りたい理由を察するコブラ。アンリエットと会話を交わした後、ゼタがこちらに振り向いたのを確認しコブラは遺跡の中で見た情報をゼタに説明し始めたのだった。
話しを聞いたゼタは少し困ったような表情を見せる。
事情を聞くと、この遺跡に辿り着く前にゼタとバザラガは喧嘩し別行動をとったらしい、ゼタは風神の封印を解いてらしく戦闘になった。その後逃げられて後を追っていた所、休んでいるアンリエットに遭遇した様なのだ。
「なるほどねぇ~2体で一つ星晶獣ってわけ・・・ってことはもう一体いるって訳ね。アイツに見つからないうちにさっさと倒したいんだけど・・・ここに来てないってことはもう戦ってる可能性が高いわね。コブラ アンタこの後暇でしょ?なら付いてきてくれない」
「いやぁ~それがよぉ、俺ぁこの後デートなんだ、ヘヘッ、行きてぇのは山々なんだが申し訳ねぇ」
「あら? そんな予定ありましたっけ?」
なんとか逃げようと言い訳したコブラだが、アンリエットに事実を指摘され顔に手をあてながら嘆くコブラ。
「冗談じゃないぜ、エティさんよぉ~それはあんまりじゃねぇか」
「どうせ、迎えがくるまでは時間がかかるんでしょ?いいじゃない」
なぜか乗り気なアンリエットに付いていく形でコブラはゼタを2体の星晶獣が合流しそうな場所に案内することになったのだった。
「・・・・・・! この音なんなんでしょう?」
「ん? 戦闘音か さっきゼタが戦ってた風神じゃねーのか?」
コブラとアンリエットがゼタに視線を向けるが、既にそこにゼタの姿はなく戦闘音が聞こえる方にとてつもないスピードで向かっていた。
「遺跡に眠る星晶獣・・・・・・その姿、雷神か」
「―――道を開けぬかえ・・・通せ―――」
コブラがゼタ達に追いつくとゼタの相棒、バザラガが雷神と呼ばれる星晶獣と戦闘していた。
「大鎌グロウノス!星の獣の魂を刃と成せ!カルネイジ・ムーン!」
バザラガの大鎌による攻撃が雷神の攻撃を弾きながら雷神を斬りつける。雷の攻撃を放った直後で雷神は防御行動を取ることが出来ず、切りつけられ凄まじい勢い吹き飛んでいく。
ヒュー!!
「やるじゃねぇか バザラガだったっけか? 大した力だぜ」
やがて起き上がる雷神だが、その体には大きな切り傷が刻まれており、かなりのダメージを与えたことが伺いしれる。
――く、くっ ・・・この肌に刃を・・空の民め・・・――
怒った雷神が先ほど放ったよりも大きな雷をバザラガに向かって放つが、バザラガは攻撃を避ける素振りを見せずに真っ直ぐに突っ込んでいく。
雷が直撃し、後方で見ているコブラ達にまで爆風が届くが、その爆風で生じた煙を切り裂くようにバザラガが現れ、雷神に接近し何度も斬りつけた。
彼の戦闘をみていたコブラだったが、思わず口から言葉が零れ落ちる。
「アイツ防御を知らねぇのか? それともサラマンダーみたいな思念体なんじゃねーか」
「そのサラマンダーって奴が誰だが知らないけど、あれがアイツの戦い方。放っておいて大丈夫だから。あいつの体は特別製なの」
「それよりも・・・・「♪♪~」!?」
「あら? 解説を続けてくださいな 魔物は私が寝かしつけておきますから」
ゼタがバザラガの戦闘音で近づいてきた魔物達を対処しようとしたところ既にアンリエットによって無力化させられていたことに気がつく。
「・・・あんた・・・・・・何者よ?」
「リラの演奏家ですよ・・・ね?コブラさん」
アンリエットの言葉を聞きゼタが半目でコブラを睨む。
「いや~世の中スゲェ演奏家もいるもんだぜ、俺も初めて見た時は驚いたぜ」
から笑いをしながらコブラはバザラガの戦闘に視線を戻すが―――――。
コブラの目には確かにこちらに猛スピードで近づく風神の姿を捉えていた。その姿を確認した直後、コブラはバザラガの元に駆けだした。
「オイ!! バザラガ、さっさと倒すなら倒しな。早くしねぇと風神が来ちまうぜ!!」
コブラの大声をあげながらバザラガの元に走り出す。
「あっ!ちょっとコブラ 待ちなさい」
コブラの声に反応しバザラガが振り替える。
「貴様は・・・艇の中であった男か・・・それにゼタ、無関係な人間を巻き込むな『掟』を忘れたか」
「うっさいわね!この二人は道案内を任せただけよ」
ゼタとアンリエットがやっとこコブラに追いついた時、彼女達の目にもコブラが走った見当がついたのだった。
「――く、鎖、断ち・・・我、ら・・・の・・・真の、力、を・・・――」
「――くかかかか・・・消し炭じゃ・・・――」
2体が揃い、雷神の纏う輝きが増した。その狙う先はゼタとアンリエット。
「「「!!?」」」
突然の事態で動けない二人。バザラガが直ぐさま庇おうと彼女達の元に向かうが、既に攻撃は彼の頭上を越え後方にいた彼女達に向かっているため間に合わない。
「最初に女性を狙うとは卑劣な奴らだぜ」
雷神の放った雷撃を二人から庇うようにコブラが立つ。同時にコブラは自信の持てる最速のスピードでサイコガンを引き抜き撃ち放つ。
放たれたサイコガンの光弾は雷なりと相殺されると思われたが――。
雷神が放った電撃が光弾とすれ違う様にしてコブラに迫る。
「ッ!!」
息をのむバザラガ。彼の目にはコブラが攻撃を外したように見えたからだ。
雷撃がコブラの体に直撃し爆発が発生した後、黒煙が立ち上る。コブラは受け身すらとらず崩れ落ちる様に雪の地面に突っ伏した。
「コ、コブラ!!」
「な、なにやってんの!この馬鹿!」
駆け寄ろうとするゼタとアンリエットを制止する声がかかる。
「引くぞ!ゼタ、そして女。あの威力、先ほどとは比べ物にならん!今は怯んでいるがいつ動きだすか分からん」
コブラのサイコガンの一撃を受け怯んでいる雷神の姿を確認しながらバザラガが言い放った。
「くっ!任せたわ!!この先に洞窟があったわ。そこでまで撤退よ・・・いくわよ!アンタもいくのよ!」
「え、ええ この人運ぶの手伝ってくださる?」
そう言ったアンリエットは必死に地面に倒れたコブラを引っ張ろうとしていた。その姿を見てゼタは目をそらす。
「ねぇ、ア、アンリエットさんだったかしら?・・・・・・残念だけどバザラガみたいな体じゃないと生きていない「この方は生きてます」・・・はぁ?!」
アンリエットの言葉を聞き、慌ててコブラに近寄ったゼタ。すると確かにコブラが息をしているのを確認する。
「ホントだ、まだ息がある・・・っ!重いわねコイツ何キロあるのよ」
アンリエットと一緒にコブラを持とうとしてゼタが苦戦していると・・・・・・。
「俺が持つ!引くぞ」
結局、風神を大鎌の攻撃で怯ませたバザラガがコブラを担いで風神雷神の元から撤退したのだった。
誤字脱字、評価、感想 本当にありがとうございます。やる気につながります。
更新遅くなってすいません。コブラの口調が難しいんですよ。ホント!!
投稿初めてから何回、漫画とアニメを読んだり見たかな
次回の投稿は遅くなるかもしれません。
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