街の住人に迫る3体の魔物に向かってサイコガンを放つ。やはり外れることはなく、魔物達は沈黙する。
街の住人はコブラに感謝の意を伝え。より安全な、街の外れに向かって走りさっていく。
「へへッ、段々と魔物の数が増えてきてやがる」
付近に魔物の姿はない。先ほど倒した三体が最後だったようで、コブラは義手をはめると、巫女達がいるホテルに向かって歩き出した。
あの公演以降島には瘴気が漂いはじめ、魔物の巣は日に日に拡大していた。
巫女達から頼まれ、コブラは島の人々を守るため、巫女の警備隊だった人達の一部の人と協力して防衛に回っているが、人数が少数のため防衛には限界があり、少しずつだが住人が避難している地区に魔物が迫ってきていた。、
一度コブラが単身で大祭壇に突っ込み付近の魔物を掃討したが、瘴気は消えず次第に魔物が増えていくため、無駄に終わった。
ディアンサと祭司は島の人々を守るため、過去の文献を探しているが、一向に手がかりは掴めないでいる。
コブラがホテルに到着すると、ディアンサがコブラに気がつき駆け寄ってくる。
ディアンサの表情は今までの憔悴している顔から変化しており、多少元気に見えた。
「コブラさん!・・これ見てください」
「何か分かったみたいだな」
ディアンサは、年季の入った本のある一部を指し示した。
そこには書かれていたのは
金色の仮面の星晶獣・・・かつて島を滅ぼしかけた、暴食の獣。その力は万象の因果さえ歪める。
魔物を生み出す瘴気は空間の因果が歪んだ結果だと説明する。
巫女達の歌と踊り、そして巡業は金色の仮面の星晶獣を封じる儀式だったと・・・・。
「前に本で読んだんですが、とある島では狂暴な星晶獣を歌で眠りにつかせるとか・・・・」
祭司とディアンサが発見した内容から、もう一度イクニア達の巫女への進行を取り戻す策を練り始めた。
策を練る巫女と祭司、コブラもその話し合いに参加し対応策を話し合っていた。
対策を反している途中、静かにその場を離れていくディアンサ、コブラは直ぐさま小さい発信器を指で弾き、放れていくディアンサの襟元に付ける。ディアンサは自分の体に発信器が着いたことに気づいていない。
そして彼女を追いかけるように消えていくリナリアも同じく発信器を取りつけた。
コブラ以外の人達がディアンサとリナリアがホテルからいなくなったことに気がついた時、コブラの持つレーダーではつい先ほどまで一緒にいたのたが、別々の方向に向かって移動を初めていた。
様子を見守っていたコブラだったが、ディアンサが大祭壇の方向の向かっているのに気がつくと直ぐさまホテルを飛び出し、ディアンサのいる反応がある方向に駆けだした。
リナリアと喧嘩別れに近い別れ方をしたディアンサは大祭壇に向かって足を踏み出した。
彼女の心の中は恐怖と罪悪感で満たされており、正しい判断が出来ない状態であった。
魔物を何とか物陰などで避けながらディアンサは大祭壇のある街にたどり着く。満ちる瘴気と魔物にたじろぐも、勇気を振り絞ってさらに足を進めた。
「怖い・・・・でも、大丈夫・・・・」
公演前よりもさらに酷い怖さに必死に耐えるよう足を進める。
「♪願わく未来はいいことがいっぱいって――・・・」
(なんで歌ってるんだろう・・・私の行動をコブラさんが知ったら悲しむかな・・)
ディアンサ派今の感情が公演前に近いせいだと自分で検討をつける。
(ふふ・・・・そっか・公演前の、祭壇に上がる時・・本当に、死ぬほど怖かったんだ・・・でもこないだ魔物に襲われて死にかけた時は歌わなかったな~あんなに一瞬を長く感じたのに・・・・何でだろう?)
ディアンサは気がついていない自分の歌う声が次第に大きくなっていること、その声を聞きつけ魔物がディアンサに迫っていることに。
ついにディアンサの視界に魔物が映る。
「あ!・・逃げなきゃ私は・・・祭壇からこんな遠い場所で死ねない」
ディアンサが後ろを向き駆けだそうとするが、足が止まる。
魔物はディアンサがここまで来るのを待ち構えていた。まるで狩りのように獲物が逃げられないタイミングまで待っていたのだ。
ディアンサは既に魔物に囲まれていた。逃げ場などない。彼女を助ける者はいない。
しかし、魔物達はディアンサを襲うことは無かった・・・出来なかったのである。
ゆっくり歩いてくる孤独なシルエット・・・・・・・・奴が来たのだ。
「俺は今まで、何度も助けることが出来なかった。間に合わず何人も守りきれなかったた。・・・だがもうそんなのは懲り懲りさ」
ディアンサを囲む魔物達に一斉に光弾が直撃し吹き飛ばす。
ディアンサはこの何日かでソレを何度も見ていた、自分の失敗したせいで街を走り回り街の住人を守ろうと戦う男の姿を。
男はゆっくりと近づきディアンサの元にたどり着く。怒られるとディアンサは確信していた。もしかしたら殴られるかも知れないと目をつぶる。
しかしそんな考えは杞憂に終わる。
男は依然、自分を褒めてくれた時と同じように優しく男は手を載せた。
「ダメだ、ディアンサ・・・命を粗末にしちゃいけない」
その一言、その行動で彼女の心を折れた。
ディアンサはとっくの昔にすでに限界だったのだ。彼女は罪悪感でここまで歩いて来た。
恐怖を感じ、逃げ出したい気持ち、死にたくない気持ち必死に押さえ込んで。
ディアンサは男に抱きつく。そしてダムが決壊したように泣き出した。ごめんなさいと何度も呟き男の服を涙で濡らす。
コブラははディアンサを慰めながら落ち着くまで胸を貸し続けた。
ディアンサが泣き止み、落ち着きを取り戻しかけていた時。コブラがディアンサを自分の背中に隠すように移動させる。
「さぁ~てレディの泣き顔を覗き見るのはどうかと思うぜ?・・・・いい加減出てこいよ」
「え・・・・」
コブラは物陰に向かって声をサイコガンを構える。ディアンサもコブラが見ている方向に目を向けるがそこは暗がりで特に人の姿は見えない。
「ふん・・・・やはり気がついていたか、ただ者ではないと思っていたが・・・」
誰もいないはずの場所から男の声が聞こえ、驚くディアンサ。
足音が近づいていき姿を現したのはマントを着け顔に仮面を付けている人物。
「よせ、交戦する気はない。俺は知り合いに頼まれここで起きている事件について調べている」
「なら、その仮面を取りな・・仮面野郎」
「・・・・・それは出来ない」
「なら・・・自分の正体を名乗りな」
「・・・・俺の名はシス、十天衆と呼ばれている」
コブラの知識には聞いた事のない呼び名。しかしディアンサは知っていたらしく驚いた声を出す。
「じゅ、十天衆!! コブラさんこの人凄い強い人ですよ!!」
「なんだい嬢ちゃん、知ってるのか?」
「・・・・・私の名前はディアンサです。嬢ちゃんではありません」
そう言ってディアンサは十天衆について知っていることを説明する。
十天衆とは、それぞれ十種の武器の全空一の使い手が集まった伝説の騎空団である。
十種に区分された絶対唯一の力を束ねた物が十天衆であり、その実力は同じく全天に絶対唯一の存在である「七曜の騎士」と並ぶとされその圧倒的な強さ故に「全空の脅威」とされる
「それで?その十天衆様がオレ達に何のようだい?」
コブラは警戒を解かない。サイコガンは今もシスに向かって構えられている。
「俺はここで起きている事件の解決を頼まれてこの島に来た。・・・貴様達は魔物の巣に向かっていた。ならばこの騒動の解決方法を知っていると考え監視していただけだ」
無言でにらみ合うコブラとシス・・・・。
「へへッ、陰気くせぇ奴だが嘘は言ってなさそうだ」
コブラはサイコガンをおろし義手をはめた。
その時ディアンサは自分の体に巫女の力が少量だが戻っていることに気がつく。
「コブラさん、祭壇に行きましょう。知らない間に巫女の力が少量ですが戻っています」
「俺はこの島に詳しくない。行動はお前たちに任せる・・・・・魔物は任せろ」
コブラとディアンサ、そしてシスをくわえ3人は大祭壇に向けて魔物を蹴散らし進んでいく。
「大祭壇はもうすぐ・・・大丈夫、勇気をだせ、わたし!・・・・」
コブラは口笛を吹きつつ、ディアンサを守りながら祭壇に向かって歩き出した。
「貴様・・・やはりただ者ではないな」
「男に褒められても全然嬉しくねぇな~・・・それに俺の名はコブラだ、覚えろお面」
目的地にはあっさり辿り着いた。
もともとここまで一度コブラは一人で魔物を倒して来ているのだ。そこにもう一人戦える人物がいたら、護衛する人物がいたとしても過剰戦力であろう。
すでに、ディアンサの目に恐怖はない。
それはここまで口笛を吹きつつ、一行の最前列でシスと共に魔物を倒し続けている男の後ろ姿を見ていた影響なのかもしれない。
ディアンサは人が弱々しい輝きを身にまといながら、舞台に上がる。自信に満ちあふれた声で高らかに呪文を唱える。
5人に比べれば、その声はあまりにも小さい・・・しかし。
――どこからともなく姿を現す星晶獣、そしておびただしい数の魔物。
「コブラ・・雑魚の相手は俺がする・・・・星晶獣は――」
コブラは義手を外し、ディアンサが立つ舞台を守るよう立ちはだかる。
「OK任せろ・・・・ディアンサとりあえず頑張って歌い続けろ。さぁて、それじゃあ・・一つ遊ぶとしようぜ・・・犬っころ」
挑発ともとれる声を星晶獣に向かってかけた。
シスは走りだし、魔物の大軍に向けてかぎ爪を突き立てた。
己の行く手を阻むコブラに星晶獣は牙を剥く。
自分の二倍以上の大きさを持った星晶獣にコブラはサイコガンを放った。
放たれたサイコガンは直撃し星晶獣を後方に吹き飛ばす。しかし、ダメージは与えたものの倒す事は出来なかったようだ。
星晶獣は立ち上がり再びコブラに迫る。もう一度サイコガンを撃とうとしたコブラだが・・・。
「ありゃ?」
因果を曲げる力で訳も分からずコブラは転倒した。その後何度も立ち上がろうとするが、コブラはそのたびに尻餅をつく。
「コブラ!何をしている」
魔物を殲滅しているシスから声がかかる。
「ソレがよぉ?おかしいんだよ、立とうと思っても立てねぇんだこれが」
今もディアンサの声は舞台から聞こえてくる。彼女は必死に歌っている。
そんなコブラを気に止める様子もなく、星晶獣はコブラの横を通り過ぎ祭壇に近づいていく。
止めようとコブラが星晶獣サイコガンを放とう構え、シスがディアンサを守ろうと舞台に向かって走り出した時。
よぉぉーッソイ! よぉぉ―ッソイ! よぉぉ―ッソイ!アソレソレソレソレソレ!
突如男達の声が響き渡った。
男達の声に弾かれるように星晶獣は祭壇を放れた。すると、そのタイミングでディアンサの体が輝きだした。
星晶獣の動きが止まる。
突然力が戻ったことに驚くディアンサ、そんな彼女に近づいてくる人物達がいる。
「もう、リナリア早く~」
「はぁ、はぁ・・・間に合った・・・」
「・・・・・・疲れた」
舞台に最初に現れたのはカンナ、次に息をきらしたリナリアその後をハリエ、ジオラが続いて舞台に現れる。
「みんな・・・・どうして」
そして彼女達の後を追うように現れるたくさんのイクニア達。
ハリエは表情を変える事無く、ディアンサに近づいていく。
「ディアンサ!!」
「な、何?ハリエ」
突然現れたハリエに唐突に呼びかけられ事困惑するディアンサ。
「私達も一緒だから。もう一人で抱え込まなくていいよ。」
「え・・・・」
そんなディアンサにハリエは優しく話しかける・・・そして謝った。
ディアンサが怖がっている事を、気づかないふりをしていたと。
リナリアは伝える。星晶獣・・ショロトルは巫女とイクニア達が多も友達だった事を忘れてしまって悲しんでいると。
突如ディアンサの頭にリナリアの聞いてきた事、
星晶獣ショロトルの記憶が流れ込んでくる。
一頭の犬が星晶獣に改造され、親友を失い、彷徨った果てにこの島に辿り着いたのだと。
「今のは・・・?」
「ショロトル様、寂しくて怒ってたんだって・・・イクニアさん同士で喧嘩してティクニウトリなんて言われてもね」
ジオラが流れ込んできた記憶を説明する。
するとハリエが舞台の先端に走っていき、ショロトルと戦っているコブラに声をかける。
「へへッ、一体どうなってやがるんだ?魔法にでもかけられちまったか?」
コブラはゆっくり立ち上がる。動かなくなったショロトルを見つつ、今回は問題なく立ち上がれた事に首を傾げた。
「コブラさん!!」
背後からハリエがコブラを呼ぶ声が響く。
攻撃を再開したショロトルの前足の攻撃を躱しながら応える。
「よっと!どうしたぁ?」
「私達がこの会場を盛り上げるまで、ショロトル様を食い止めてください!」
「なあにぃ~?・・・どうやら訳ありかい・・・任せな」
コブラがショロトルの攻撃を躱し、舞台の方に目を向けた。
そこには元気そうな笑顔を見せるディアンサと力を取り戻した巫女達の姿がある。
コブラは彼女達が解決策を見つけたと信じ、ショロトルを倒せるだけの威力をサイコガンに篭める。
「へヘッ!レディの期待に応えない訳にはいかないな」
「コブラさん、攻撃は禁止です。」
こんどはディアンサの声が響く。
「・・・・え」
もう一度巫女達の方を向き直るコブラ。そこにはこちらを見てウィンクをしながら親指を立てるディアンサがいた。
「おっと!!あぶねぇ危うく三枚おろしにされるとこだったぜ」
間一髪、頭をそらすことで攻撃を避ける。
「へへッ、やってやるさ・・俺は今まで相撲で負けた事はねぇんだ」
コブラはショロトルの攻撃を躱し懐に潜りこむと手でがっしりと掴み・・・
「オッッッラァアアアアア!!」
足に力を篭めて自分の体の倍はあるショロトルを筋力だけで持ち上げた。そしてそのまま豪快に投げ飛ばす。
投げとばされたショロトルが最後の一体だった魔物を踏みつぶす。
これで、シスの活躍により祭壇付近の敵は一層された。
シスがコブラの元に向かおうとした時、後ろから方を捕まれる。正確に言うならば悪意がない手動きだったため、拒否しなかっただけである。
「オメェさん凄いな」
「なんだ、お前は」
シスの方を掴んだのは、コブラがこの島を訪れたばかりの時に訪れたバーの店主彼も他のイクニア達と同じくこの場を盛り上げようと来ていた。
「お前さんが誰だかは知らねぇが、さっきの戦闘を見ていてアンタが凄い奴なのは分かっててお願いする。・・・・頼む、アンタも一緒に踊ってくれ!!」
「何故俺がそんな事を・・・」
「・・・ビビってんのか?オレ達の踊りについてこれないから」
店主の男は見下すようにシスを見た。
「何だと・・?なめるなよ・・・」
その後巫女達の歌は無事ショロトルに届き、悲しさは薄れ消えていった。そしてその姿は島の空気にゆっくりと溶けていくのだった。
ショチトル島の瘴気はふき払われ、島は元の平穏を取り戻す。
シスの姿はいつの間にか消えていた。
しかしショチトル島には六本のトレピリを同時に操り5人に分身し五種類の踊りを完璧に踊る男の噂が広がっていた。
それから二日後――――――
「ディアンサ・・あなたがもしこれからも公演に関わろうという気持ちがあるなら楽士という道もありますよ?」
祭司の提案にディアンサは首を横にふる。
「私、まだ将来のことはよく考えていません。・・・ですが、やりたい事ならあります」
力強くディアンサは応える。
祭司の顔に驚きは無い・・・答えは分かっていたようだ。
「そうですか、いつでもこの島に戻ってきていいですからね・・・それとこれを渡して置きます。
そう言って頭部に金色の台座が据えられた一本の短杖を取り出した。
「祭司様・・私は島を出るとはまだ、言っていませんが・・それにこれは・・・・」
祭司はこの杖を使えばどこでも巫女の力が使えると説明する。
「さて、挨拶はこの程度にしておきましょう・・・ディアンサ急ぎなさい。彼はもう時期この島を出て行くそうですよ」
「え・・・嘘!!・・・・祭司様知ってたんですね!!・・・・・・急がなきゃ、祭司様二年間ありがとうございました」
一度頭を下げ慌てて走っていくディアンサを暖かい目で祭司は見送った。
(どうしよう!・・・どこにいるんだろう・・・それに荷物も何も準備していない)
心配事を考えながら懸命に艇の発着場に向かって走る。
その時、ふとディアンサの視界に4人の人影が映る。
「ディアンサ!!急いでこの先よ!!」
声の主は巫女達のまとめ役のハリエ、彼女の手には大きなトランクがある。
「ど、どうしてここに!!それに、それは私のトランク・・・」
突然自分のトランクを渡され驚くディアンサ。ハリエの後ろではカンナとリナリアがしてやったりと笑顔を見せていた。
「て、手紙頂戴ね!絶対だよ!」
「わ、わかった」
リナリアに返事をしてトランクを引きディアンサは走りだそうとした時。
「コブラさんはモテそうだからねぇ~敵は多いぞぉ~」
カンナがディアンサの耳元で呟いた。
「な、!!!」
途端に顔が赤くなるディアンサを見てハリエ達は笑顔を見せる。反論しようとディアンサが口を開くが。
「ほ~らいったいった!!早くしないとディアンサの初恋終わっちゃうよ~」
カンナがディアンサを艇の発着場の方向に押し出す。
なにやら言いたそうな顔をするディアンサだったが、ひとまず堪え、発着場に向かって走り出す。
「「「「頑張れ~!ディアンサ!!」」」」
背後からディアンサを応援する声がかかる。
応援を受けディアンサは懸命に走る。
息はとっくに乱れているが彼女は走るのをやめない。
男は小型の艇に荷物を入れるのを手伝っていた。乗せてもらう代わりに手伝っているのだろう。
ディアンサは間に合ったことに安堵し一度止まると大きく息を吸って・・・。
「コブラさん!!!・・・・・私も連れて行ってください!!」
大きな声で叫んだ。
それは長い旅路・・彼女の空の果てを目指す旅が始まった瞬間だった。
(舞い歌う五花編 終了)
俺と無理矢理付いてきたディアンサは何とかバルツ公国に辿り着いたが、既にグラン達は別の島に行ったときた。
急いで後を追ったオレ達が見たのは浮いてる島なのに海があるなんとも不思議な島だった。
そこではグラン達が帝国兵と巨人みたいのと戦っているのを発見した俺は彼らを助けるためにディアンサを脇に抱え飛んでる艇から飛び降りたってってわけ
まぁ、それはさておき
団には知らない間に仲間が増えていたり、。この島でまた大型の星晶獣と戦うときた。全く、忙しいっちゃないぜまったく
次回、「アウギュウステ列島」で、また会おう!
舞い歌う五花編 終了です。後半はかなり駆け足になってしまいました。
誤字脱字の指摘ありがとうございます。また感想くださったかたも感謝です。
しばらく更新はないかもです。