GoGoがんばれ!ヘイローちゃん   作:竹林の春雨

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お嬢様の一人旅

 いつも前だけを見つめ走り続けていた少女。その時から幾ばくかの季節が過ぎた頃、キングヘイローは更に成長していた。

 外見年齢なら女子高生くらいだろうか。

 茶褐色のセミロングに、若干吊り目気味の強気そうな顔立ち。

 お気に入りの緑を基調としたマキシワンピースに身を包み、自他ともに認めるほどのお嬢様然とした雰囲気を醸し出している。

 ただ慣れてはいるもののまだ寒さが残っているので、上にジャンバーを羽織り、マフラーと凍傷防止のための耳当てを付けている。東京は暖かいらしいので、それまでの辛抱だ。

 

 春先の北海道はまだ冬の寒さが漂う。

 息を吐くと白い吐息は薄っすらと青空に溶けた。

 寒さから少し鼻先が赤くなっているのを自覚しながらキングヘイローは荷物を確認する。

 

 あらかじめ準備しておいた乗車カードである『syuica』。電子マネーは既に入っているらしい。

 着替えなどのかさ張るものは送っているが、自身が住む予定の栗東(りっとう)寮に届いていない可能性も考慮して、数日分の着替えは入っている。

 あとはトレセン学園場所などが記された案内書があれば迷うこともないろう。

 財布や携帯、飛行機チケットなど小物類も確認していき、「良し」と小さく声に出し、カバンの口を閉めた。

 

 いくらか必要なモノを詰め込んだ旅行カバンを脇に置き、あとはもう出発を待つばかりとなっている。

 準備が完了したキングヘイローは改めて正面に向き直る。

 目の前には見送りにきていた母――ブレーヴではなく、もう一人の母であるグッバイヘイローだ。

 彼女はポニーテールに適当に着てきたのであろう普段はあまり着ないガウンに身を包んでいる。

 

「それでは行ってまいりますわグッバイヘイローお母様」

「うんうん、気楽にやってくるといいわよー。でも何かあったらいつでも連絡頂戴ね。そしたらお母さんたちいつでも飛んでやってくるから」

「お母様たちは過保護すぎますわ。私はもう子供ではありませんし、立派にやっていけます」

「子供はみんなそういうことを言うものよ」

 

 キングヘイローの返しを適当に受け流しながら、ひらひらと手を振る女性。

 その様子に彼女は一度ため息をしながら周囲を見渡し、もう一人の母を探す素振りをした。

 

「ブレーヴお母様は……」

「あの人は夜遅くまで仕事だったから爆睡してるわよ。朝も弱いし、寝かしておいてあげましょう」

「……そうですわね。あの、それでお母様、実はちょっとお願いがありまして」

「んーどしたの?」

「ええとほら、本土にはアレ(・・)を取り扱っているところが少ないと聞き及んでおりまして。ですので定期的に送っていただけたらと思っているんですの」

 

 少しわたわたしながら早口で話す。

 自身にとっては大切なアレ(・・)が無いとちょっと調子を崩してしまうかもしれない。

 キングヘイローにとってはそれほど重要なものなのだ。

 その娘の様子に分かってるよとばかりに、少し気怠げに再度、手のひらをひらひらさせると、

 

「うちの娘はほんとガラナ好きねえ。あの人はコーラが好きっていうし。私はドクターペッパーが一番だと思うのだけど」

「コーラは風味が爽やかすぎて味が薄いように思いますし、ドクターペッパーは甘さの中に変な異物が混じっているように感じて好きになれません。ガラナのあの絡みつくようなねっとりとした甘さこそジュースには必要です。ソウルフードならぬソウルドリンクですわ」

 

 ガラナ――それは北海道でしかまずお目にかかれないジュース。

 コカ・コーラが日本のドリンク界を席巻し、怒涛の如く侵略していた時代に対抗して作られたものだ。

 だがライバルの勢いには勝てず、コーラが普及していなかった北海道だけ良く分からないうちに定着した不思議飲料。

 コーラに似てるような、でもやっぱりそこまで似てないような、そんなジュース。

 キングヘイローはその飲み物をこよなく愛していた。

 

 ウマ娘全体の傾向として甘味を好む傾向にある。

 人類最速の男でも時速45k/mとされる。

 しかしウマ娘たちは最速で時速70k/mもの速度で走ることができ、だからこそ人類すら届かない領域の速度を一目見ようと観客が集まるわけだが、同時に基礎代謝も劇的に増えてしまう。

 

 中には道草を喰う……とまではいかないまでも、常に食べ物を口にしていないと我慢できないレベルの子もいるくらいだ。

 ただ食べ過ぎからの体重が増えるというのは彼女たちにとっても悩みの種。

 年頃の乙女らしいいじらしさもあって、野菜というヘルシーな印象で、かつ糖分も多いニンジンを好むウマ娘が多い。そんな中、キングヘイローはにんじんではなく、ガラナなどを愛飲することで高い基礎代謝に見合うカロリーを摂取していた。

 

「……分かっているけどガラナは――」

「――カフェインが多いから飲みすぎるな、ですわね。もちろん理解していますわ」

「1日1ガラナとは言わないけど気を付けなさいね。眠れなくなって夜更かししたらお肌にも悪いから注意よ」

 

 キチンと娘に釘をさすことは忘れない。

 彼女たちウマ娘はついつい食べ過ぎてしまうから注意が必要なのだ。

 人間の女の子たちからしたら美味しいものを一杯食べられるなんて夢のような話だと思う者もいる。

 しかし下手に節食すると、高すぎる基礎代謝が災いして栄養失調からの入院してしまうウマ娘もたまに現れてしまう。

 

 そんな娘を気遣っていたところに初老の男性――静かに横で待機していた執事が声をかける。

 

「ご歓談中、申し訳ありません。そろそろお時間ですが……」

「ああ、もうそんな時間なのね。教えてくれてありがとう。……それじゃあキングヘイロー」

「はい、行ってまいります。そしてキングの名を……お母様たちの娘は本物だということを証明して参りますわ」

 

 決意を口にして振り返る。

 既に旅行カバンは後ろで出発を待っていた車に載せられていた。

 

 所在地である新冠から新千歳空港へ車で直行し、そのまま飛行機で東京へと一気に行く予定だった。

 時間はまだ午前中。羽田までの空の旅は1時間と45分ほど。お昼を過ぎたころには到着する。

 そして電車で乗り継ぎ、府中にある日本ウマ娘トレーニングセンター学園――通称トレセン学園。そこへ入寮する。

 夕方までに着けばいいので、気楽な旅と言えるだろう。

 

 キングヘイローはそのまま優雅な足取りで乗車。車窓越しにニコニコとした様子の母親に会釈し、軽く手を振る。

 時間も圧しているのだろう、車はすぐに動き始めていた。

 そして彼女は内心、静かにもう一つの決意を固める。

 

(まずはGⅠウマ娘……次に三冠。そしてゆくゆくはお母様が出場したあのレース(・・・・・)に……っ!)

 

 夢、だろうか。

 彼女なりに一人前のウマ娘として成長していった過程で芽生えたあるささやかな夢。

 いや、と彼女は首を振る。

 

(ささやか、ではありませんわね。あそこに立つのは正真正銘、超一流のウマ娘として認められた証。だからこそ勝利しなくては!)

 

 夢にまで見たあの大舞台に立つことこそが自身の証明になると固く信じていた。

 地を這い、汚泥を被ってでも……意地でも向かいたい未来がある。

 そんな不屈の魂を抱きながら少女――キングヘイローは新たな舞台であるトレセン学園へと向かうのであった。

 

 

 

 ☆

 

 

 

「ふむ行ったのか」

「ええ、ついさっき。貴女も起きていたのなら見送りに出てくれば良かったのに」

「あの子から並々ならぬ闘志と決意を感じていた。水を差すような真似はしたくなかったのさ」

「ああ言えばこう言うねえ…………で、あの子は大丈夫だと思う?」

 

 煙に巻こうとしていたのを見透かされたことにブレーヴは肩をすくめる。

 娘を乗せた車の方を見つめながら静かに口を開く。

 

「こればっかりは何とも言えないね。ただ――」

「タダ? お値段0円?」

「こら茶化さないでくれ。……ただ未来のことは誰にも分からないさ。良いトレーナーに出会えればと願うばかりだ」

「トレーナーねえ……ま、あの子もあれで図太いところがあるから、何だかんだ楽しんできそうね」

 

 昔、反抗期がきた時のキングヘイローの跳ねっかえりといったらなかった。

 今でこそ落ち着いているが、我の強さは一体誰に似たのやら。

 

(まあブレーヴは物静かだし、私かねえ。口に出しても弄られるだけだから言わないけど)

 

 内心で納得しつついると、ブレーヴが続きを口にしていた。

 

「……我が娘のああいった愚直なところは美点となるだろう。願わくばすべてが良い形で収まってくれることを」

「仰々しい言い方ねえ…………あ」

「? どうしたんだい?」

「うちの子の荷物選びをしたときに何か間違えて入れちゃった気がするんだけど……まあ、いっか。特に問題になるものじゃなかったし、適当に捨てるでしょ」

「ふむ、たまに思うが君のそのいい加減さもどうかしたらどうだい」

「私は私なんでムリーです。さてさて冷えてきたから中に戻りましょう」

 

 寒い寒いと肩を震わせながら屋敷に戻っていく。

 キングヘイローの旅はまだ始まったばかりだった。

 

 

 

 ☆

 

 

 

 さてそんな心配をされていた当のキングヘイローはというと、

 

「ふぁぁぁぁぁ……っ! これが、これが飛行機というものですのね! さすがでかいですわ!」

 

 田舎民まる出しで目をキラキラさせながらガラス越しの飛行機を見つめていた。

 実はキングヘイロー、飛行機に載せてもらったことが一度もない。

 両親はどちらも海外出身。更にお嬢様というなら一度ならず何度でも経験がありそうなものだが。

 

「墜落の危険があるから必要なとき以外は駄目と言われてましたが、強引にでも頼んで正解でしたわ。巨大な飛行機、そして後ろに広がる雪景色……ふふっ、これが見れただけでもお釣りがくるというものです」

 

 過保護気味の両親だったのか、あるいは地に足つけて走るウマ娘ゆえか。飛行機はなかなか乗る機会がなかった。

 海外に行くときは全て船。パーティでは他所の令嬢の話を合わせるために、さも乗ったことがあるように語っていたが、

 

「これで、ようやく下手な見栄を張る必要もなくなりましたわ。これでまたウマ娘としてワンランク上がったと言えますわね!」

 

 ウマ娘は世間一般にもかなり存在しており、街中ではさほど珍しいわけではない。

 空港内にもウマ娘が人間と同じように仕事をしている風景が見られていた。

 とはいえ生まれてるウマ娘のほとんどが人間の価値観で見れば、かなりの美人であり、美少女。

 

 そんな子が無邪気にはしゃいでいるのだから、キングヘイローの周りは微笑ましいものを見るような視線が増していた。

 だが他者から見られることに慣れている彼女がその視線に気付くことはついぞなく、当人だけが自覚していない羞恥プレイの状況は離陸時刻になるまで続くのであった。

 

 

 

「……ふぅ、少しはしゃぎすぎてしまいましたわね。はしたない真似は自重しなくては」

 

 空港から手荷物を受け取って出たキングヘイロー。

 さすがにテンションを上げ過ぎたと自制していた。

 「それにしても」と呟く。

 

「東京の方々はせっかちですのね。皆、あんなに早足で歩くなんて。優雅さが足りないわ」

 

 キョロキョロと物珍しく見まわす。

 私服、スーツ姿を問わず、目に映るほとんどの人々が彼女からすれば早足と言える速度で行き交っていた。

 さながら屋敷でパーティを開催した時の修羅場と化した厨房の風景に似ているのかもしれない。

 

 ただ携帯を通話しながら歩く人や時計を見ながら険しい表情を浮かべる人。何やら文書を片手にぶつぶつ呟いている人など、そんな奇妙にすら映る者たちがさして衝突することもなくすれ違っているのは、ちょっとした技能を持っているのかもしれない。

 

 そんな変な感心をしつつ、彼女もまたゆったりとした歩調で駅を目指し始めた。

 エスカレーターなどのターミナル駅などの存在に戸惑いながらも付いたゲート。キングヘイローはおもむろにカードを取り出す。

 

「ふふふ、初syuicaですわね! ……ピッと鳴ればいいのかしら?」 

 

 語尾が少しだけ弱まる。

 移動には執事の車などで足りていたので電車を利用することは少なかった。

 そもそも無人駅が多い北海道なので、自動改札という概念がイマイチ分からないという弊害もあったのだが。

 

(まあ悩んでも仕方ないですわね。優雅に、さらっとタッチして中に入ってしまいましょう)

 

 ピッと中指と人差し指でカートを掴み、さも慣れているかのようにタッチして中へと歩き出し――

 

 ビビーー!

 

「うぴゃう!?」

 

 けたたましいブザー音と共に突如ゲートが閉まり、行く手を阻まれた格好になったキングヘイローはガクンと躓きかける。

 後ろではどうしたのかと怪訝な表情の人々。

 混乱した彼女はわたわたとしつつも、

 

「あ、ええっと、申し訳ありませんわ! どうぞお先に!」

 

 邪魔になったらいけないと罰が悪い表情のまま素早く前を空ける。

 後ろにいたスーツ姿の男性は少し迷った素振りをしたものの、自身のカードを取り出し、そのまま改札へと入っていった。

 頭部の耳がピッという効果音を捉える。

 その様子に首をひねる。

 

 ゲートが閉じたということは会計が済んでいないことを意味する。

 しかしちゃんとしたカードのはずなのに何故ゲートに阻まれるのか。

 人の波が緩やかになったところでもう一度試そうかと考えていたとき、横から声がかかった。

 

「どうしましたかねウマ娘さん。何かお困りでしたら申し上げてください」

「あ、どうも……」

 

 顔にしわが出来始めたくらいの男性――駅員だろう。

 ニコニコとした温和な様子に、キングヘイローは少し困惑しつつも事情を話すことにした。

 

「ふぅむ、ちょっとカードを見せていただいても宜しいでしょうか?」

「……はい、これですわ」

 

 駅員に言われた通りにsyuicaを渡す。

 駅員はカードを見た途端、「ああ、なるほど」と声をこぼす。

 

「あの、なにか……?」

「お嬢さん、こりゃジョークグッズですよ。syuicaに見せかけた、ただの平べったいプラスチックのカードです。カバンの中に別のカードがあるか見てみた方がいいかもしれません」

「ジョ、ジョークグッズ!? え、ええと、少しお待ちをっ」

 

 あせあせとカバンの中を探る。

 すると手に硬質な感触を覚える。

 掴んで取り出してみるとsyuicaの文字が見えた。

 これが偽物だったら質が悪いにもほどがあるだろう。

 

 駅員は2枚のカードを見比べると、

 

「ああ、こちらは本物だから大丈夫ですね。ほら、見比べるとまったく違っているでしょう?」

「……鬼? よく分かりませんけど、紛らわしいにもほどがありますわね……」

 

 角を生やし、酒を片手に持った少女がプリントされているカード。

 正規品はペンギンなのでまったく別物なのが分かる

 サブカルチャーに通じているなら分かるかもしれないが、そういった方面に詳しくない彼女は怪訝そうな顔をしつつも、「ありがとうございました」と頭を下げ、カードを受け取った。

 

 電車が出発した後だからか人の流れが一旦途絶えている。

 受け取った正規のsyuicaを恐る恐るタッチすると、効果音と共に普通に改札を通ることができた。

 そのことに内心、安堵しつつ軽く駅員に頭を下げながら進む。

 目的地まであと少しだった。

 

 

 

「ここが府中駅……つまり決戦の地!」

 

 気合が入った様子で仁王立ちする。若干だが鼻息も荒かった。

 

(でも仕方ないですわよね。やっと念願であるトレセン学園がある場所に着いたのだから!)

 

 本来ならもう1つ先の駅なのだが時間的には数時間ほど余裕がある。

 先に荷物を置いてからでも良かったのだが、学園についたら面倒な手続きが待っているかもしれない。

 レースの会場に行く予定はないが今後のことも考え、どのようなお店があるか下調べするつもりだった。

 

「では早速――」

「すみません、ちょっと……通りたいのですが……いい、ですか?」

「あ、はい、申し訳ありませんわ…………あ、尻尾」

 

 背後から声を掛けられて反射的に謝ってしまうキングヘイロー。

 帽子を被った内気そうな少女が申し訳なさそうに会釈すると、横を通り抜けて改札口を出ていく。

 その様子を見送った後で、なんとなく直感めいたものを感じていた。

 

(あの子、大人しそうでかなり出来る(・・・)タイプですわね。ああいった手合いがまだまだ一杯いるのかしら)

 

 ウマ娘だからこその勘といえようか。

 偉大な両親がいたおかげもあってか走りそうな同類は多少ではあるが感じ取れていた。

 さすが日本で最大規模を誇るトレセン学園がある地といえよう。周囲を見渡すだけでも、そこかしこにウマ娘が歩いているのが見て取れる。

 トレセン学園がある場所にいるウマ娘――その理由は必然と言えよう。

 

「ライバル多し――でも、だからこそ燃えるものもある。さあ新たな伝説の始まりですわ!」

 

 敵が強いからこそ乗り越えがいがあるというもの。

 この程度で足取りが衰えるはずもない。

 グッと旅行カバンを握り直して通り抜ける――――と思ったのだが。

 

 ビー!

 

「うぴょあ!?」

「だ、大丈夫ですか」

 

 再度ゲートに阻まれ転倒しかける少女の姿がそこにあった。

 先ほどの決意が出だしから盛大に躓いた格好である。

 駅員が慌てて近づくも「大丈夫です」と手で制す。

 無言でカードを見るとやはりといったところか。先ほどの偽カードであった。

 何故かこんなものがカバンの中にあったのか分からない。

 しかし二度も恥をかかされるとふつふつと湧いてくるものがある。

 

「…………ふんっ!」

 

 能天気そうなキャラの顔。何となく癪に障ったので地面に叩きつける。

 カードはぺしっという少しマヌケそうな音を立てた。

 踏んだり蹴ったりとはこのことか。

 

 春の府中は彼女の気分を表すかのような曇天の空に覆われていた。

 




どこぞの「とおおぉおおう!」と叫びそうなキャラになっていた気もしますが
やろうとすればちゃんとしたお嬢様もできます


※5/20追記
キングヘイローの髪の長さをずっとロングヘアーだと思ってましたが
よく見るとセミロングくらいのだったので表現を修正しました
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