蛙が鳴いたら雪が降る   作:星森アキラ

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初めまして!ずっと考えてたストーリーなので書きたい部分をとにかく書いていく形になりますので読みにくかったらすみません!


プロローグ
1.二人の子供


ここはフランス…奥地にある小さな村に二人は住んでいた。

のびのびと暮らせるようにという言い訳と共に祖母に預けられた…という理由からなのか、はたまた二人の遊びが普通と違うから周りの目を避けたかったのかは定かではない。

 

そんな二人の物語である。

 

 

「フランーどこー?おばあちゃんがご飯だーって呼んでるよー」

 

その子供はなにもない木に向かって、まるでお化けにでも話しかけるように声をかける。

側から見たらおかしな行動だがこの小さな村に住む人々は彼女がおかしい子供だ、とは思っていない。

否、おかしいのはなにもいないということなのだ。

 

フワッと強い風が起こり一瞬目を閉じる。

すると薄い霧がかった場所から一人の少年が現れた。

 

「なんでミーの場所がノエルにはわかるんだー…」

 

つまらない!とでも言うように残念そうに彼はひょいと木から降りてきた。

 

「見えないのにあんなにはっきり映されたらわかるもんはわかる。

私の体質一番わかってるくせに!」

 

「わかっててもミーのマジックを見破られるのは嫌だしー…そういうデリカシーのなさが男に見られる証拠なのにー」

 

その一言にムッとノエルの眉間に皺が寄る。

彼女は仮にも“女の子”なのだ。

中性的な顔立ちにかつ素朴で全身を黒と灰色で包む服を普段から着ているものだから側から見れば男の子にしか見えない。

しかも、遊びも遊びでフランに付き合い危険なことばかりして遊ぶのだから周りもあまり女の子扱いをしない。

極稀にフランと同じようにからかいだすと怒られるぐらいだ。

 

こうして男の子扱いされる方が必要とされてる感じがして嬉しかったのだ。

だからなにも問題はない。

問題ないが気には触る…ノエル自身にも子供ながらわかってるがとてもめんどくさい性格だということが…

 

まぁ、当の本人はその性格を治す気すらないようだが

 

「フラン、手」

 

んっと差し伸ばされる手をいつも通り握り前に進む。

フランのマジックが解かれいつもの景色になったからだ。

 

「うわっ!手に汗ついてるー…ばっちぃ!」

 

「うるさい!本当になにも壁が無いかとか怖かったんだから!仕方ないの!」

 

「ほんっと…いつ治るのそれー…じゃないとすぐ見破られて溜まったもんじゃないのにー」

 

ブーブーと言いながらもしっかりと強めに手を握ってくれるフランに安堵の溜息をつく。

 

そう、ノエルは目が不自由なのである。

というよりも視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚…五感がある日突然鈍くなったのである。

鈍くなったというだけでなくなったわけではないのでそこそこ鈍臭い人間、という感じだ。

原因は定かではない…というのもその辺の時系列を全くもって覚えてないのだ。

否、思い出したくないと言った方がいいのかもしれない…。

 

丁度その時期にだろうか、髪の毛と瞳の色素が失われたのも…

どんな色かも思い出せないけど今の私は気持ち悪いと言われても仕方がないと思っている。

例えるなら…そうフランは私のことを見て蛇と言っていた。

ふと歩みを止め目の前にある川に映る自身を見つめる。

…何度見ても奇妙な色だ。

真っ白の髪に紅の瞳、肌は白い方だが特に紫外線を浴びても何ともないため至って健康だということはわかる。

 

「もーノエルーご飯なんでしょー帰るよー」

 

グイッと引っ張られて我に帰る。

ごめんごめんと謝る仕草をするとうえーっという顔をされた。

変なことを考えたのと強く握ってもらってるせいで熱がこもったのかねちょっとした感触がノエルにもわかった。

触覚の鈍いノエルでもわかるのだ…フランは相当気持ち悪いのだろう、引っ張りながらせかせかと歩きだす。

 

もう日が落ちかけている。

早く帰らないと怒られる!なんて言い合いながらいつもより早足で二人は森を後にした。

 




やっと1話書き終えました!まだまだ序盤!

フランの口調ですがスカウト話の時一人でいるフランは常にタメ口で敬語は最後についていく時ぐらいしか使ってないので
癖で敬語という訳じゃないんだなー
ぐらいの気持ちで書いてるので違和感が半端無いです。
ですー。っていうフランが書きたい…
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