ISB<インフィニット・ストラトス・ブレイヴ>   作:SXIYON

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今回はか~な~り長くなります・・・


・花切ソードダンス 更識ミステリアス

トーナメント戦まであと一週間となった。いつものクラスはというと女子がざわざわしている。何故なら転校生が来るからだ・・・え?四条財閥の見学は行かないのだって?花月って奴が急に行けなくなったみたく。俺とトニーさんだけになった。それで肝心の転校生はというと・・・

 

斬「花切斬と言います。好きなことは機械を作ること。三年間宜しくお願いします。」

 

七姫「い・・・妹の!七姫です!趣味は・・・色々あります・・・宜しくお願いします。」

 

千冬「よし、花切は城凪のとなりに、七姫は輝夜のとなりに座れ。ということでSHRを始める。」

 

翔夜「よろしくな?」

 

斬「お手柔らかに頼むよ?城凪翔夜くん。」

 

翔夜「(?アイツ今・・・俺の名前を。)」

 

 

 

 

 

鈴「そんな馬鹿な!?初対面なのにそんないきなり本名知ってるって、どんだけの超人よ!?」

 

一夏「そうだぜ、それにそんな奴がいたら大変なことになるぞ。」

 

セシリア「そうですわ!普通にありえません!」

 

箒「マジシャンということは無いだろうな・・・」

 

シャル「それはさすがにないと思うと・・・」

 

翔夜「でも、七姫って奴はみんなのと少し違った服装をしていた。」

 

輝夜「まるでハイスクールD×Dの女性制服に付いてるマントみたいなのが・・・」

 

シャル「あれも何かの条件で着れてるのかな?」  

 

一夏「謎が深まるな・・・」

 

一方その頃

 

楯無「はぁーーーー!!!!!」

 

斬「ぐはぁ!」

 

・・・

 

バタン。

 

楯無「はぁあ・・・はぁあ・・・やっと無くなった。簪ちゃんを泣かせる奴。」

 

斬「止めろ・・・俺は・・・簪なんか殺して・・・」

 

バタン・・・

 

楯無「精々いい夢を見ることね?」

 

楯無は消えていった・・・

 

姫「お兄ちゃん?どこー?お兄ちゃん?」

 

斬「ひ・・・姫。」

 

姫「お兄ちゃん!」

 

斬「・・・」

 

姫「しっかりして!」

 

翔夜「おい!何があった!?」

 

姫「お兄ちゃんが泣、お兄ちゃんがーーーーー!泣」

 

翔夜「嘘だろ・・・おい斬!しっかりしろ!・・・息はまだしてる・・・俺のところへ連れてくぞ!」

 

そして翔夜の基地。

 

姫「お兄ちゃんは大丈夫なの?」

 

翔夜「何とかな・・・あと三時間で死んでた。」

 

姫「嘘・・・」

 

翔夜「取り敢えず・・・千冬先生には事情をせつめi....」

 

姫「待って・・・」

 

翔夜「うぇ!?」

 

姫「言わないで・・・言ったらこっちのイメージが損なわれる。」

 

翔夜「イメージ?損なわれる?どういう事なのか説明してくれ?落ち着いてな?」

 

姫「うん。」

 

事情を聞いたところ、斬は転生者であること。そして姫は斬のこの世界での妹、ちなみに花切家と更識家には長い付き合いがあったそう。斬には前世の世界での幼馴染みがいるそうで......

 

姫「それから私達はお父さんとお母さんを失って、そのあとに貴音に引き取られて...」

 

翔夜「斬の案で四条財閥を立ち上げたか。ここに転校した理由は?」

 

姫「四条財閥の代表としての立場での転校。」

 

翔夜「俺・・・まだ可能性とは言えないけど犯人が分かった。」

 

姫「誰?」

 

翔夜「いや....お前が驚くことだから言わない。」

 

姫「そう・・・それあなたのIS?」

 

翔夜「装鉄っていうんだ。」

 

姫「それじゃああのゴツいきたいは?」

 

翔夜「装鉄のチェンジタイプの一つ、ソリッドメテオバハムートだよ。」

 

姫「チェンジタイプなんて初めて聞いたわ。」

 

翔夜「これで4タイプ目だよ、初期設定では3タイプあるんだ。」

 

姫「3タイプもあるなんて。」

 

翔夜「とにかく明日、四条財閥に行ってくる。」

 

姫「どうして?」

 

翔夜「見学しろって頼まれた。輝夜に事情を説明してここにいてもらう。お前は授業に参加しろ、千冬先生にも取り敢えず事情は言っておく、公にはしないようにとは言うけど。」

 

姫「ありがとう。」

 

ということで次の日、俺はトニーさんと一緒に四条財閥に来た。

 

貴音「今日はお忙しい中、来ていただきありがとうございます。」

 

トニー「いえいえ....こんな美しい方が代表をしているとは...」

 

貴音「うふふ...こう見えて16なんですよ?」

 

翔夜「マジか・・・」

 

トニー「それはもっと驚きですね。」

 

貴音「さぁどうぞ、立ち話も辛いので。」

 

そういって俺たち二人は入っていった。

 

貴音「わが社のISは装甲はフェイズシフト装甲やEカーボン装甲等を使用してます。」

 

翔夜「ガンダムSEEDと、ガンダムOOの...」

 

トニー「知っているのかい?」

 

翔夜「はい....まさかとは思いませんでしたが・・・」

 

貴音「私どものSEEDの機体は核を使用しておりません・・・その代わり、ISの動機のものを使用しています。」

 

翔夜「なるほど....」

 

続いて案内されたのはOO系に関するところだった。

 

貴音「ここでは太陽炉と疑似太陽炉のブーストテストをしております。」

 

翔夜「太陽炉と疑似太陽炉だって!?」

 

トニー「これも知っているのか?」

 

翔夜「OOの世界でのエンジンはこれです。普通のと違ってブーストが違います。」

 

貴音「ここでテストを行って、トランザムが可能な疑似太陽炉を作っています。」

 

翔夜「普通のトランザムの疑似太陽炉と何が違うんだ?」

 

貴音「スペックが太陽炉と同じです。見た目が欲しい人に最適ですね。」

 

翔夜「(恐ろしい...)」

 

 

貴音「そうですか、斬が。」

 

トニー「はい。意識はあるようですが。」

 

貴音「彼は唯一のボディーガード...聞いたのでしょ?二人のこと。」

 

翔夜「もちろんだ。」

 

貴音「ウフフ、制服の見た目も違うのも分かりましたわね?」

 

翔夜「あぁ・・・それとあんたとあと二人、転校するんだろ?」

 

貴音「もちろん。あなたは勘が素早いわね、その顔、試作品が途中な顔をしているわ。」

 

すると彼女の机の中から何かが出てきた。

 

翔夜「それは....」

 

貴音「最高級の疑似太陽炉よ、良かったら使って頂戴。」

 

翔夜「ありがとう。」

 

貴音「でも?使うときは十分に注意してね?太陽炉はデリケートだから。」

 

 

 

 

 

 

姫「貴音に貰ったの?」

 

翔夜「最高級とか言ってたぜ?まぁ使うか使わないかは俺次第だな。輝夜どうだ?斬の様子は?」

 

輝夜「まだ目覚めないみたい。」 

 

しかしそう輝夜が言った最中....

 

斬「う.....」

 

輝夜「斬!?」

 

姫「お兄ちゃん!?」

 

翔夜「大丈夫か?しっかりしてるか?」

 

斬「あぁ何とかな。」

 

姫「教えて!誰に殺されたの!?」

 

斬「た....」

 

姫「なに!?」

 

斬「....楯無だ。」

 

姫「嘘・・・刀奈ちゃんが・・・信じられない!!」

 

翔夜「落ち着け、俺も知ってるがとにかく敬意を聞こう。」

 

原因は妹の簪だった。斬が転校する前に簪が休みの日斬に教わる予定だった。

敬意は簪が変な連中にISをバカにされたらしく、それを斬が許さなかったのか殺気をだし。追い払った。簪に慰めようとするが中々泣き止まないため財閥へ連れていきそこで打鉄の整備や作成を手伝ったという。しかし斬が簪を泣き止まそうとした瞬間を楯無が見てしまったため今回このようなことになったという。そして俺と輝夜に与えられたミッションは.....

 

翔夜「俺と楯無で勝負して、誤解を解いてもらうことだな。」

 

斬「お前何バカなこと言ってるんだよ!」

 

輝夜「そうよ、相手はミステリアスレイディーよ?」

 

姫「それに来週はトーナメントがあるっていうのに。」

 

斬「無謀過ぎるぜ....」

 

翔夜「それじゃあ俺が前世の世界で代々受け継がれいる剣術を持っていたとすれば?」

 

輝夜「まさかあなた、夜凪流を....」

 

翔夜「たりめぇだろ、やるしかないさ。楯無にお仕置きと誤解を解いてもらうことだからさ。だってよ?楯無なんだぜ?」

 

「「.........」」

 

シーブックのモノマネで寒くしてしまった。それで簪にも俺と楯無の戦いを見てもらう。もちろん一夏や鈴にも...まぁ事情は言ってないけどね?

 

楯無「私に戦いを挑むなんていい度胸ね?」

 

翔夜「生徒を殺そうとしたくせに・・・四条財閥へ行かせたのは、斬がいたかどうかだろ?」

 

楯無「えぇそうよ。簪を泣かせて報いをはらしたかったのよ!」

 

翔夜「バカだな...妹を泣かせた位で殺すはないだろ?」

 

楯無「うるさいわよ!貴方に簪ちゃんの気持ちなんてわかるの!」

 

「試合開始!」

 

楯無「それであなたは何がわかるの!」

 

楯無は硬い装甲も破壊するアクアナノマシンを搭載したアクアクリスタルを俺に飛ばしてきた、ちなみに今日はドラゴニック・パニッシャーこいつはそんなナノマシンは通しはしない。シールドモードでアクアクリスタルを砕いた。

 

楯無「うそ...アクアクリスタルが効かないなんて。」

 

翔夜「現実を見ろよ。」

 

楯無「え?」

 

翔夜「俺だって前世の世界に妹と弟がいた。だけど妹は俺のこと嫌ってるし、弟も嫌ってた。俺はダメな男だった。けど....トラックにひかれそうになった子が俺のおかげで助かった。妹や家族は俺が消えてせいせいしたと思ってる。お前が俺の立場だったらどうする?簪は泣くだろ!」

 

楯無「う....う....」

 

一夏「アイツ!生徒会長を!」

 

箒「いや。これは。」

 

翔夜「俺がこの世界で妹がいて泣かせられたら...殺しはしない、お前がやってることは...犯罪なんだよ。まだ生徒だから捕まんなくても済む。けど大人になったらどうする?」

 

俺はナックルモードに切り替える。

 

翔夜「お前の弱み・・・全部俺が祓ってやる!」

 

楯無に急接近して。

 

パリーーーーン!

 

シールドエネルギーを破壊....

 

楯無「簪ちゃん.....ごめんなさい......」

 

ブーーーー

木曾「勝者!城凪翔夜!」

 

.....あたりが沈黙に変わる、それはそうだ。あの生徒会長が負けたんだから....

 

 

 

簪「お姉ちゃんなんであんなことしたの。」

 

楯無「....」

 

簪「私...お姉ちゃんに殺しなんて頼んだ?」

 

楯無「.....」

 

簪「泣いていいよ。」

 

楯無「簪ちゃん....かんざしちゃーーーーーーん!!」

 

楯無は簪に抱きついた...

 

 

 

 

 

 

輝夜「これでまた、一件が終わったね。」

 

翔夜「あぁ・・・」

 

ラウラ「城凪翔夜....それと夕凪輝夜。」

 

翔夜「ラウラボデヴィッヒ!?何しに来たんだ!?」

 

ラウラ「実は....頼みたいことをがあるのだが....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「ウフフ、面白くなってきたわね~?」

 

謎のチョーカーを付けられた子は本来の口調が壊れている。

 

???「ウフフ壊してあげるわよ....IS学園をね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回予告!

ラウラに頼まれた依頼は一夏との仲直りだった!?

一夏との誤解をクリアすべく、翔夜と輝夜は奮闘する!

そして現れる操られチョーカー子!

次回!うそーーーん!?ラウラの撤回!?

 

 

 




最初に言わせてもらおう!!!
ヴァルキリーシステムではないことを!!!!!
ではノシ/

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