ISB<インフィニット・ストラトス・ブレイヴ> 作:SXIYON
翔夜「・・・・・」
何だろう・・・凄く清々しいと言うか。気持ちいいというか、歳が10になったからか?何か、体が浮いていて・・・
翔夜「・・・浮いてる?」
俺はそっと目を開けた。
翔夜「え・・・・・嘘だぁーーーー!!!!!!!!」
おいおい!空飛んでるじゃねぇか!しかもパワードスーツ無しで!いや、ヤベェよヤベェよ!
このまま落ちたら死んでしまう!あの駄女神!次あったらぶった押す!
女神「ごめんなさいー」
翔夜「あぁ!お前どこにつれっていったんだよ!」
女神「ISの世界だと言うのは確かですが・・・送る場所を空にしてしまったみたいで・・・」
翔夜「冗談じゃねーよ!あんたバカじゃねぇのか!」
女神「私じゃあどうにかならないので、自分でどうにかしてください。んじゃまたー」
翔夜「おい!あいつー!」
一方・・・
千冬「なぁ木曾・・・どこにいく?」
木曾「そうだな・・・ラーメンでも食べに行くか・・・」
千冬「またか・・・これで何回目なんだ。」
木曾「あぁ、どうしても・・・あそこのお店が美味しくてな・・・そういえば、白騎士の件はどうなった?」
千冬「どうなったって?束は指名手配にはならなかったよ、宇宙に飛ぶために使った筈が兵器のような扱いをされてるからな・・・」
木曾「そうか・・・?」
木曾「おかしいな・・・パラシュートも着けずに空を飛んでるやつがいる。」
千冬「ははは・・・木曾あれは荷物だよ。」
木曾「あぁ・・・気のせいか・・・あ、すまない千冬、父が留守頼むと言われて先に帰っている。」
千冬「あぁわかった。んじゃあ明日。」
翔夜「あの馬鹿女神!マジで急降下してんじゃないかーーーー!!!」
「おーい!大丈夫かー。」
翔夜「あ?」
「今助けてやるからじっとしてろ!」
翔夜「え・・・」
俺の前に現れたのは赤を主体にし、めちゃくちゃメタリックな装備をしている。というか、パワードスーツだな。あ・・・待てよ・・・パワードスーツ・・・
翔夜「アイアンマン!?」
アイアンマン「おや・・・君は何故か僕のことを知ってるみたいだね?まぁーいいとにかく掴まれ!」
翔夜「あ!はい!」
俺はアイアンマンに掴まった。
アイアンマン「しっかり掴まっとけよ!」
ボーーーーーーーン!
翔夜「うぉーーーーーーー!!」
やべー!俺アイアンマンに乗ってる!
アイアンマン「君、空から落ちてきたけど天使かい?」
翔夜「いや、俺は天使でも女神出もなくて。」
アイアンマン「ほーうどうやら君は私の義理の娘と同じ境遇になってるみたいだ。」
翔夜「はぁー・・・」
おい待てよ、ここインフィニットストラトスの世界だよな?なんでアイアンマンがいるんだ?
翔夜「あのートニースタークさん・・・お聞きしたいことが・・・」
トニー「君は僕の本名を知ってるのか・・・お!そろそろ着いたぞ。」
おいマジかよ、ISの世界にトニー邸・・・マジか。
翔夜「うぁー・・・」
トニー「木曾!いるか?」
木曾「父上・・・その方は?・・・?貴様・・・どこかで。」
翔夜「へぇ!?・・・」
木曾「まさか貴様!○○か!?」
翔夜「△▽先輩!?どうしてISの世界に!?」
トニー「おいおいなんの話だ。」
木曾「え・・・そうだな父上は私がここで空から落ちたことを知ってるだろう?」
トニー「あぁそうだ、コイツも同じように空からおちてきた。」
木曾「うむ。」
トニー「そうだ。自己紹介がまだだったな、さっき言ったとうり私がトニースタークだ宜しく。」
翔夜「城凪翔夜です。」
木曾「私はこの世界では木曾・スタークだ、よろしく頼む。」
トニー「それで?二人の関係は?」
翔夜「えーとどっから話せば・・・」
俺は、木曾先輩との関係と今までの出来事を話した。
トニー「なるほど、女神か・・・実は言うと僕もこの世界に転生してきた・・・特典として今までのパワードスーツをこっちの世界で使えるのと、新しいプランを作れるアイテム等を、もらった。しかし奇遇だな・・・なぜがドアが増えてる。ような。」
木曾「はじっこのドアは無かった。」
翔夜「・・・」
トニー「おい翔夜!勝手に・・・」
認証・・・城凪翔夜さん。お入りください。
翔夜「マジか・・・」
目の前にあったのISだった。俺はワクワクすると思って、ISを触る。
トニー「お!?」
木曾「なんだ!?」
・・・
翔夜「うぉ・・・」
木曾「翔夜がISに乗ってる。」
トニー「困ったな・・・」
翔夜「IS解除・・・」
そう言って俺はISを解除した。
翔夜「女神さん・・・用意してくれたんだ。」
トニー「あぁあの天使は僕の部屋にまた余計な物を・・・しょうがない、木曾、君はIS学園の先生確定になってるよな?」
木曾「あぁそうだが・・・」
トニー「今回の件は公に出さない。コイツをIS学園に入学させてどれほどの技術を確かめたい。まぁそもそも、ISに関しても僕はまだ分からない。」
翔夜「大丈夫ですよ!俺たちの世界ではあんたらやISは架空の人物や機械ですから。」
トニー「あぁ・・・まぁ確かにそうだな。」
木曾「それで?どうするの?」
翔夜「まずはもう考えてるプランを作る。そしてそこから、IS学園に向けての準備をする。」
トニー「夢中になるのはいいがディナー位は来てくれ。」
翔夜「はーい。」
こうして、スターク家に入居することになった俺はIS学園に向けての準備をするのであった。
次回は翔夜のISが登場します。