たった一人でヒーローアカデミア   作:かいんせあ

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まず最初にお詫びを述べさせて頂きます。
投稿は中間後を予定していましたが、部活動等の用事が重なり大幅に遅れてしまいました。以後気を付けます。

ーーでは本編へどうぞ!


頁13

「ゆーかー!!」

 

大声で叫びながら壁を突き破って登場した人影。

空色の美しい髪をツーサイドアップにして、緑のキャスケットを被ったその小さな人影は何処からどう見ても私の親友の推しキャラ 河城にとりで、その中身は……

 

「誰が聞いてるかわかんないんだから霊夢って呼びなさい、芽衣」

「やだ」

 

私の親友であり、私に東方を教えた張本人である 河野 芽衣だった。

 

 

 

 

こいつ、芽衣こと「にとり」との出会いは丁度一年前に遡る。

一年前の体育祭、障害物競走が始まってすぐににとりは自身の発明品を使用して私含めた全員をリタイア寸前まで追い込んだ。何をやったかというと……超強力睡眠ガスをばら撒いた。 それアリか? と言いたいところだが、ギリギリ許可レベルだったらしい。

幸い私は博麗の勘的な何かですぐに察知できたが、参加したうちの半分が開始30秒でリタイア状態。障害物競走は波乱の幕開けの中、スタートした。

 

その後もにとりは妨害をしながらトップを独走し、会場は諦めたような雰囲気に包まれた。が、全国放送でボロ負けするわけにはいかないということで、私は他の参加者を囮にして本気でにとりを追い掛けた。素の身体能力は高い方だが、結構キツかったのを覚えている。そしてゴールギリギリでにとりと並んだ私はある意味不可能弾幕といえる弾幕を放ち、一位の座を得た。言葉にすれば簡単だが、普通に大変だった。

絶対避けれないだろうという弾幕も三次元的な動きで避けるわ、何処から出したのか巨大ロボを出現させたりと本当に後半は意味不明だった。

 

必殺技でもある夢想天生も一度だけだが使ってしまったし、恐らくここ数年では一番疲れ闘いだったと言えるだろう。

 

 

 

「優、じゃなくて霊夢?話聞いてるの?」

「聞いてるわ」

 

肩を揺さぶられた私は、一度過去の思い出を振り返るのをやめて話に集中する。

 

「そりゃ良かった。話に戻るよ。これが原作じゃ通信機器にもなってた幻想郷の便利アイテム 陰陽玉ね」

 

そういいながらにとりは赤と白の陰陽太極図模様の球体を差し出してくる。

 

「ふーん」

「ちょっと! 凄い頑張ったんだからもっと嬉しそうにしてよ!」

「アンタの場合楽しんでたでしょ」

「チッ、バレたか」

 

この世界に来る前、芽衣だった時はただのオタクだったがにとりになってからこいつは急に機械にハマったらしい。私も霊夢になってから縁側でお煎餅食べるのが日課になってしまったし、もしかしたら自分の体の本来の主の性格に似てしまたったのかもしれない。ま、だからといって何か問題があるわけではないが。

 

ただ一つ問題があるとしたら、

 

「陰陽玉持ってポーズ決めて!!」

「いーやーだ!!」

「生霊夢が陰陽玉使ってる戦闘シーン見たいの!!」

 

内気だった性格が元気っ子になったからか、やたら私が絡まれることだろうか。

 

 

 

 

 




はい、ということでにとりがインしました。
アンケートの結果報告でも(ぼやかして)お伝えしましたが、今後東方キャラが出てきた場合このにとりの様に、中身が原作キャラじゃなくなることになります。「こんなん東方やない!!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これが作者なりにヒロアカを壊さないようにしてみた結果でした。

それと、リアルの諸事情により更新は遅ーくなります。一週間に一本出せれば良い方、位になるかもしれません。それでも楽しみに待って頂けていると幸いです。

追記 (読み飛ばして頂いて結構です)
ハリポタが全然進まない!! ということで向こうはしばらく更新できそうにありません。五千字縛りをつけた奴をぶっ飛ばしてやりたい。あ、自分だった。
ヒロアカ短編の方は予想外に好評だったので今オチを考えてます。考えがまとまったら更新するかも、です。
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