久しぶりだったので、今までのお話の復習も含めてかきあげました。
次回があるとして、学祭だとは思うんですが、他の小説を書くかもしれないです。
「今日も大変だった~!」
「お疲れさまですわ、皆さん。なにか飲み物を準備しましょうか?」
「お、俺も手伝う。確か作りおきの菓子があったから持ってくるわ」
「お~、マジか! 疲れた体に糖分! ありがてえ」
芦戸、八百万、砂藤に続き、上鳴が寮の中に入っていく。現在、夕方5時。今日の授業が全て終わり、自由時間になった生徒たちが各々の自由行動を始める。四人は先に寮に戻り、訓練の成果をまとめ、近い仮免許試験のために議論するつもりだった。
「そういえば、今日は北水いなかったね。愛ちゃんもだけど」
「相澤先生もいなかったよな。いつもは三人のうち誰かがいたし、なんかあったのかな? ほい、クッキー。シンプルなやつだけど」
汗を拭いたタオルを首にかけながら、ソファに座る芦戸と冷蔵庫にしまっておいた手作りクッキーを容器に入れ、ソファの上に置く。上鳴はそれを一つつかみ、口の中に入れる。
「シンプルでもいい。むしろよし! ……うん、うまい! また回帰母関係なんじゃないの? たまに発作が出るっていなくなるじゃんか」
「相澤先生が一緒だというのが初ではありませんか? 相澤先生は二人の保護者でもあるとお聞きしますし、何かあったのではないでしょうか。愛さんのことが心配ですわ」
八百万が四人分のコップと冷えた麦茶を持って来て、ソファそばの机の上に起き、それぞれのコップに麦茶を注ぐ。
「ケロ、愛ちゃんのお話?」
「地下の部屋に引きこもってんじゃないのか? 発作が起こったとき、北水が連れて行くじゃないか。くそ、うらやましい」
蛙吹と峰田の二人が、入口の扉を開けながら会話に参加してくる。さらに、緑谷、麗日、尾白、葉隠と寮の中に入り、轟と爆豪と切島以外の生徒が集まった。
「北水に関しては緑谷が一番詳しいんじゃないのか? いつも個性談義やってるし」
「朝にはいなかったし、連絡もないけど、何かあれば連絡が来るはずだから、大丈夫だと思う。一応聞いてみるね」
尾白の言葉を聞いて、安全確認のために緑谷が携帯電話を使い、北水に連絡を取るが、返事がない。
「まさか、愛ちゃんになにかあったとか!? あ、いや、それやったら連絡くるよね」
「二人に相澤先生もいないなら、個性関連でなにかあったのかもねー」
そこへ飯田がダッシュして、会話に入り込んでくる。
「全員が回帰母さんのせいだと感じていることに違和感を覚えていないのはどうなんだ!? もしかしたら北水くんの身に何かがあったかもしれないじゃないか!」
「委員長、委員長。それは緑谷が確認してたじゃん」
「はっ、そうだったか。いやでも、連絡が取れなかった事情があったのかもしれないぞ!」
その時、寮の扉が開き、話に挙がっていた相澤、回帰母、北水が入ってくる。
「あ、噂をすれば! ……ん? なんか表情おかしくね?」
エントランスにいた全員が、上鳴の言葉に同意せざるを得なかった。三人の表情が全然違ったからだ。まず北水は、輝きのない目で上を向いている。これからどうすればいいんだ、というような感情を表しているようだ。次に相澤だが、いつも青白い顔に多少表情が見て取れるものだが、今回は完全に無の表情をしている。最後に回帰母になるのだが、彼女は今までにないほど安心したような表情をしつつ、頬を赤らめている。この表情自体は何度も見ているものだが、その表情で、両手で、
「あー、その、なんだ。回帰母の体調が少し変だったため、リカバリーガールのところに行ってきたんだが…………」
相澤が珍しく歯切れの悪い言葉を続ける。それ自体にも驚いている生徒たちだが、例の発作以外で回帰母自身が体調を崩したところを見たことがなかったので、そこも気になっていた。
「いや、単刀直入に言ったほうがいいな。回帰母が
その場にいる全員がフリーズした。20秒くらいは全員固まったままだったが、ようやく八百万が反応した。
「あの、妊娠って、それは、愛さんのお腹に、北水さんとの子供ができた、という、ことでしょうか?」
「そうだ」
間髪入れずの肯定。全員、再度フリーズし、10秒ほどたったその時だった。
「「「「「「「はぁあああぁぁぁっっ!!!???」」」」」」」
一部が叫び、一部は顔をひくつかせたままで、残りは未だに理解できないままだった。
「いや、え? ちょ、相澤先生、何を言ってるんですか? しゅ、柊くん? ほ、本当のことなの?」
緑谷が相澤と北水のそばに駆け寄り、腕を高速に動かしながらまくしたてる。北水は表情を複雑そうにするが、首を縦に振る。嘘ではないことを理解した出久は、次にする質問を考えたが、まとまらなかった。なので、
「お、おめでとう! こういうときって、ご祝儀を包むんだっけ!?」
「落ち着け、緑谷くん! それは結婚式だ! ベビー用品をあげたほうがいいだろう!?」
「飯田くんもそういう問題やないと思うんやけど……」
緑谷のそばに来た飯田と麗日に突っ込まれてある程度持ち直したが、他の生徒も似たように混乱しており、珍しくツッコミ役が少なかった。
「というか、先生! これ大丈夫なんですか!? 愛ちゃんの体のこととか、色々問題がありますよね!?」
「安心しろ、芦戸。今の所、出てる症状は妊娠初期に出る症状と同じだ。それ以外におかしなところはない。一番の問題は妊娠したという事実なんだが……、教師側はこれを想定してたため、驚きは多少少なかったがな」
「ケロ? 想定してたってどういうことなのかしら?」
蛙吹の疑問はもっともで、混乱している生徒以外はどういうことなのかと説明を求めている。
「それは自分から話します」
ついに北水が口を開き、今までだんまりだった峰田が反応した。
「……そうだ、そうだよ、北水! お前、一体どういうことなんだ、コラァ!? おま、お前、俺達が訓練とかで忙しい時に、回帰母と楽しんでたってことなのかァ!?」
「落ち着いて、峰田くん。それも含めて、全部説明するから。1から全部」
テンションの高さと首根っこを掴まれたままの状態に、思わず落ち着くように言う北水は全員に楽にするように伝え、自分も椅子に座る。回帰母は何も躊躇することなく、北水の股の間に座り、彼にもたれかかる。途中、峰田を髪の毛を使って引っ剥がしたのだが、峰田はその反動で顔面から床に追突し、動かなくなった。
「まずは、神野の事件の後に何があったのかから話すよ」
神野区の戦いのあと、ティアマトの残骸の中から北水と回帰母が発見され、ヒーローと警察に保護された。その時点で、回帰母自身が気を失っており、残っている魔獣たちが自壊を始めていたため、ヒーローは負傷した仲間の救出と治療機関への搬送、主要交通機関に点在する瓦礫の撤去などを始めていた。
神野区の外れにある大きな病院。神野区にある警察や消防を含めた災害対策が可能な機能を持つ建物の中で、唯一すべての機能が無事であったため、今の対策や対処の本拠地となっていた。そこに走って飛び込んできたのは、相澤、プレゼント・マイク、ミッドナイトの三人である。
「おう、予想より早かったな」
「早いのはいいことです。お疲れさまでした」
それを迎えたのはデステゴロとドゥムジの分体。あくまでドゥムジの分体の一つで、他の分体がいくつか病院の中を走り回っている。
「……一応、はじめまして、か。相澤消太だ。お前がドゥムジだな?」
「はい。あ、説明は要りません。ティアさんの記憶がありますので、あなたの言いたいことはわかりますよ。さっさとお二人のもとに行きましょう。デステゴロさん、案内お願いしますね」
「案内くらい、お前がしろよ。戦闘以外は何でもできるのはわかってるんだぞ?」
「ええ、案内だけなら私だけでいいのですが。少し懸念事項があり、少し人手がほしいのです。知性魔獣を使えればよかったのですが、ティアさんが気絶してしまって、特別製である私とハサン以外は自壊しました。注目されてませんが、ティアさん自身、結構パワー型なので、同じパワー型が一人欲しいんですよね」
すでにドゥムジを含めた五人は、回帰母と北水が保護されている病院1階、中央の部屋に向かっている。
「よくわかんないんだが、デステゴロを連れて行く理由が回帰母の対処なのはなんでだ? 今は気絶してるわけだし、必要ねぇんじゃねえのか?」
「起きたあとが大変になると思います。柊さんがどうティアさんを説得したのかわかりませんが、十中八九、5つの約束事に関係しているはずです」
「5つの約束事? それが今回の事件の収束に関係しているって、なにかロマンチックね!」
「今回ばかりは、お二人のほとんどすべてのことについて説明が必要になるかと思いますが、部屋に付きましたので、早く入りましょう」
病院中央にある特別待遇の大きな個人用の病室。その扉をゆっくりと開く。
「しゅうっ! 今、今すぐっ、始めよう! 早いほうがいいからぁっ!!」
「落ち着いてってばっ!ここ、病院! 俺たち、監視対象! 言ってる意味わかってるよね!?」
「見られてても構わないから!」
「そういう問題じゃない!?」
二人がいたのは、ベッドの上。回帰母が北水の上に乗っており、髪で彼の体を縛り、顔を両手ではさみながら、恍惚な表情で彼の目を凝視している。息が荒く、顔が紅潮しており、完全に人が入ってきていることに気がついていない。
「ほら。大惨事でしょう?」
ドゥムジの一言で、こちらに気づいた回帰母が、目視することなく、髪の毛の一部を使い、近くにあった植木鉢を持ち上げて投げ飛ばす。数秒足らずの時間で、なおかつたった数本で持ち上げて投げ飛ばしたため、デステゴロ以外は反応できなかったが、デステゴロがはたき落とす形で防いだ。
「あ、相澤先生! ティアの個性止めて!?」
瞬間、動いていた髪の毛が動かなくなり、北水が髪の毛から脱出。その勢いで、回帰母に口づけをし、彼女の手が緩んだところを、胸の中に抱きしめる。
「これで我慢して? すぐに相手してあげるからね」
強めに抱きしめているのか、頭が殆ど動かないが、すぐに回帰母自身から北水に抱きつく。そのままおとなしくなった。
一連の流れを見たデステゴロは、事件の事情を知らない側の人間ではあるが、回帰母が今回の事件の原因と知っており、北水がその一件の解決へ導いた人物であることを考慮した上で、この状況を予言していたドゥムジに対して、言った。
「事情はわかんねえが、ドゥムジ、やっぱりお前すげえな。うちの事務所こないか?」
「御冗談を。人間ではなく、人畜無害な羊さんですよ。私は」
「無害なのは嘘だろ」
そんなツッコミが起こっているのを尻目に、相澤は北水と回帰母に近づく。
「オールマイトから事件発生の原因は聞いている。その後何があって、現在に至るのか簡潔に話せ」
端的に北水に問いかける。相澤は今回の一件はすべて彼に聞いてから判断したほうが、すべてを理解しやすくなり、彼しか真実を知らないと踏んだからだ。
「えっと、端的にまとめると、今回の件が起こった原因は俺とティアの約束にあります。5つあるのですが、今回影響したのが、ティアに人を殺さないようにさせるためにした約束です。彼女は俺を傷つけた敵連合が許せなかったけど、この約束がそれを邪魔しました。そのため、知性魔獣と知性魔獣の対決という現象が発生しました。それから……」
「違う。そこじゃない」
「え?」
相澤が聞いてきたことを事件の概要だと思った北水は固まる。
「オールマイトからの報告では、お前は銃で腹部を撃ち抜かれた事になっているが、そんな傷はなさそうだ。最悪のパターンを想像したが、お前は生きてここにいる。まず、その経緯だ」
「あ、はい。確か、俺に寄生している魔獣のラフムと一緒に、ティアが黒泥を使って、俺の細胞という魔獣を作り、無理やり埋めたそうです。それで傷を癒やすと言うより、再生に近い、でしょうか」
「……とりあえず、次だ。5つの約束とはなんだ?」
言いたいことが山ほどあるが、それを飲み込み、再度質問を続ける。
「お互いの体は相手側に所有権があること。ティアに避妊させることに対して、俺が浮気をしないこと。人間を殺害しないようにする代わりに、求められたら答えること。普通の生活を行う代わりに、彼女から一日以上離れないこと。最後に、約束を破った相手に対して、何でも一つ命令ができる。以上5つです」
ドゥムジを除く、全員が絶句した。それらしき気配はあったが、この約束でわかることは、『この約束さえなければ、回帰母 愛という少女は容易に殺人に手を染めていた』ことと『それを止めるために、北水 柊は自分の体を使って約束をとりつけた』ことの2つである。
実際に魔獣と相対していたデステゴロは、魔獣がいかにも相手を傷つけるような外見をしていたのに、死者がいなかったことにようやく合点がいった。
「わかった。次が最後だ。どうやって回帰母の暴走を止めた? 俺が知っている彼女の性格なら、死傷者を出さないように手加減をしても、際限なくすべての魔獣を無差別に暴れまわらせてもおかしくなかった。ドゥムジを含め、おまえ側についた魔獣がいたのは、まだ納得する。だが、そいつらも回帰母から作られた魔獣であれば、お前が傷つけられたことに対して怒り狂うはずだ。テレビでは、炎の巨人がやけに操られていることを強調していたが、事件の原因を聞く限り、回帰母は操られてすらいないはず。まぁ、単刀直入に言えば、最終的にあの戦線を止められるのは、お前だけだった。どうやって止めた?」
少し答えることにためらった様子の北水だったが、諦めたように話し始めた。
「最後の約束はいざというときのために用意していたものでした。それを利用して、魔獣ティアマトの中で、彼女と取引をしました。俺が起きたタイミングでは、どれだけ時間が経っているかわからなかったので、彼女の許可無く自分の体を傷つけたことを理由に、彼女に何でもできる権利を一つ与えました。この際、戦いが終わるように、大怪我を負っている人物がいないか確認しました。そして、これからも増えないようにしてほしいと暗に伝えた結果、すべてが終わった、という感じです」
「……なんでも? 何を要求された?」
濁した部分を再度問い直され、逃れられないと確信したのか、答える。
「子供を、妊娠してもいい権利を要求されました。一応いいますが、拒否権はないです。時期をずらすことも不可能です。多分、一ヶ月どころか、二週間持つかどうか……」
苦笑いする北水。そして、先程の状況の理由を理解できた教師軍とデステゴロ。情報過多すぎて頭が痛い相澤とプレゼント・マイクとデステゴロ。だが、ミッドナイトは違った。
「逆に言えば、回帰母さんの要求を通しただけで、あの事件が回避できたってことよね? 知性魔獣たちをヒーローの味方にしていた事実といい、ドゥムジを用意していた手際といい、大手柄じゃない?」
「いや、そりゃそうなんだが。どう警察や世間を説得するんだ? 子供やらなんやらは雄英側でどうにかできるかもしれないけどよ」
マイクの言っていることは間違いなく、事実がわかっても、それで今回の事件を無事に解決できるわけではない。
「それに関しては助っ人をお呼びしました。入ってもいいですよ」
「この雰囲気で、中にはいるの結構辛いんだけど、わざとだよね?」
中に入ってきたのは包帯だらけのオールマイトだった。
「歩いて大丈夫なんですか?」
「許可はとってるよ。さっき、ドゥムジが来て、大事になりそうだから来てくださいって言われてね」
「一種の職業病ですよね、これ。私としてはありがたいのですが、警察の説得が終わるまでに再度倒れられたら困りますよ?」
「君が行くように言ったよね? 戦線のときから思ってたんだけど、私の扱い雑じゃない?」
ドゥムジと軽い言い合いをするオールマイトの安定ぶりに、安堵するヒーローたち。それから話は進み、オールマイトにドゥムジが同行して、警察や政府を説得する形で落ち着いた。心配する北水に対し、ドゥムジはお任せくださいと自信満々。ちなみに北水はそれの出来栄えを心配しているのではなく、やりすぎないか心配しているのだが、伝わらなかった。
「最大の問題の種である、回帰母の妊娠をどうするか……。とりあえず根津校長を呼ぼう」
「そう言われると思って呼んでおきました」
「ついさっき病院についた校長さ! 警察との話も一段落ついたときにちょうど、彼から連絡が来てね! いやはや、オールマイトの携帯から、別の声がしたときは驚いたよ!」
「待ち給え!! 私の携帯をどうやって使ったんだい!?」
地味に聴き逃がせないことを聞いたオールマイトは思わず反応した。
「単純に使っているところを見てパスワードを覚えただけです。あ、電話帳が必要だったので、そこだけしか使ってないですから、ご安心を」
ドゥムジは大したことがなさそうに返答する。ちなみにオールマイトの携帯の暗証番号は情報秘密保持のため、12桁と長めの数字がいる。
「いや、そういうわけにはいかないからね!? 個人情報だよ!?」
「大した個人情報もない仕事用携帯のくせに何を言ってるんですか。言いふらすつもりはありません。……いえ、警察との対話の結果次第にしましょうか」
「いや、電話帳以外は見ていないんだよね!? 失敗できなくなってきたんだけど!? 失敗するつもりはないけどさ!!」
などと言い合いを続けながら、二人は警察署に向かった。根津校長は二人を見送ったあと、パイプ椅子をどこからか持ってきて、北水と回帰母の前に座る。
「最初に言うけど、これでも私は高校の校長さ。どんな理由があっても、妊娠した女の子を生徒として認めるわけにはいかないね」
根津の言葉を真剣に聞き入れる様子の北水に、根津は大きな笑顔をしてみせた。
「これはあくまでも校長としての言葉さ! 警察も政府も、回帰母さんを手放したり、放置したりできるはずがない。かといって、彼女が暴走した理由を知れば、君以外の何を用意しようとも彼女は首を縦に振ることはないことはすぐに分かる。彼女の個性をうまく封じつつ、利用したいと考えるのは当然のこと! ならば、どうするか。彼女の望む環境を作るしかない。個性を使用することができる私有地で、監視しながら暴走したときに対処できる場所であり、平凡な生活ができる場所なんて限られてくるのさ。それこそ雄英高校を含めた個性育成機関くらいだよ」
HAHAHA。そう高笑いしながら、根津は続ける。
「そうなると、ほとんど訪れたことがないところを選ぶより、雄英高校を選ぶだろう。それに、彼女の担当が『抹消』の相澤先生であったことも大きい。他の施設を選ぶ理由よりも、うちを選んだほうが、メリットが多い。と、ここまで長々と語ったんだけど、僕は君たちを他の誰かに任せることはしない。安心してほしい」
「……、えっと、色々お願いします」
「任されたよ。大船に乗った気でいてくれてもいいよ!」
「こんな感じかな。事件から10日程度だから、少し早かったかな、あははは。はぁ、この年で子持ちかぁ」
経緯をかいつまんで聞いたA組生徒たちは、とりあえず理解した部分と理解できなかった部分の両方はあるが、とりあえず全員が思ったことが一つあった。
『オールマイト、不憫だなぁ』
ちょっと無理やりな点があるかもしれない。
イチャラブは書こうとすると、一線超えてるシーンしか書けない。
仮免、誰がいい?
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炎の厄災
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獣の厄災
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呪いの厄災
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奈落の虫