無個性で普通の俺と魔獣母胎で病んでる彼女   作:鏡狼 嵐星

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急いだよ、皆さんコノヤロー。大学の課題そっちのけだわ。
今回からティアちゃんの作れる魔獣が増えます。更にチート化。
この敵キャラ使ってくれっていうのあったら教えて。人型はなるべく避けてほしいけど。
活動報告で、一部サーヴァントも出していいかのアンケート取ります。答えて頼む。
感想評価もっと送れー。マジ頼んます。

エネミー、風越→技喰


高校生活って甘いものて考えたらいけない

めっちゃ眠い。そんな目覚めだった。まどろむ目をこすろうとするが、腕が来るより先に覆ってきた影が唇をふさぐ。

 

「んっ、おはよう。しゅう」

 

「ティア、いきなりはやめよう。せめて一声かけて」

 

少し動いたらキスできるぐらい近い距離。というかさっきしたし、昨日の夜はもっと濃いことしたし、今更なんだが。

 

「なんなら、いまからする? 私はしゅうがしたいのならいつでもいい」

 

「今日入学式だぞ、今からおっぱじめようとかアホか!? お前ヒーロー科一位でしょうが、しっかり行くんだよ」

 

ティアを諭しながら身支度を始める。二人ともこれから雄英の入学式なので身支度をしっかりしなければ。

 

「しゅう、髪を結って」

 

「いつものね、はいはい」

 

彼女の長い髪は黒泥(ケイオスタイド)を作る器官、いや排出管のようなもので彼女の意思で動く。彼女の技能なら自分の髪を結うぐらい楽なはずなんだが、いつもおれが結っている。ティアがしてほしいというのでしている。なれると意外に早く結えるようになるものだ。

 

「しゅうのすべてが私のもので、私のすべてはしゅうのもの。私の髪を結うのはしゅうの役目」

 

「基本的にティアって万能のわりに、めんどくさがりだよね」

 

「しゅうにすべてをゆだねているだけ」

 

家事の中で彼女がするのは掃除だけ。俺はそこまで気にしないが、彼女は結構きれい好きである。なので掃除だけは彼女がする。髪の毛がだが。

 

ちなみに学校の入学式は普通だった。最近、普通であることが多すぎて変に思ってる俺がいる。ティアの影響だな。

 

 

 

 

 

しゅうと分かれて、ヒーロー科への教室に向かう。本当は一秒でも離れたくないのだが、これもしゅうのため、将来の幸せな生活のため。すると、入り口で何やら話している人混みがあった。

 

「どいて」

 

三人ほどだったけど、すぐにどいてくれた。

 

「か、回帰母さん!?」

 

その中の一人が私のもう一つの名前を呼んだ。緑色の髪の男。見覚えがあった。

 

「あなたは確か、緑谷?」

 

「ええっ、なんで僕のことを!?」

 

しゅうの隣によくいた無個性。名前ぐらいはしゅうに聞いた覚えがある。それ以外興味ないけど。

 

「おい、黒角女」

 

さっさと入学式を終わらせて、はやくしゅうに撫でられたい。勉学なんてもうしなくてもできるし。

 

「おい、聞いてんのか、黒角女ァ!?」

 

「そんな名前の子は知らないわ。あなたのことは何も知らないから、話しかけてこないでくれる?」

 

「なんでクソデクを知ってて、俺を知らないんだ、テメェ!?」

 

やけに迫ってくる名前も知らない男が声を荒げてくる。邪魔だから早く消えてほしい。

 

「お友達ごっこしたいなら他所へ行け」

 

聞いたことのある声。視線を向けると、イレイザーヘッドが寝ていた。何してるのこいつ。

 

「静かになるまで八秒かかりました。君たちは合理性に欠くね」

 

のそのそと起き上がってくる。この人、実力があるのはわかるのだが、少々変人。

 

「というわけでさっさとこれ着て外に出ろ」

 

体操服を掲げながら言った。この人が来た時点で予想ついたけど、面倒。

 

 

 

 

 

 

 

「個性把握テストォ!?」

 

「入学式は!? ガイダンスは!?」

 

「ヒーローになるなら悠長な行事している暇はないよ」

 

この人との付き合いは長い。自由が売りの雄英なら、この人は合理的に才能がない人物を切り捨てにかかる。

 

「回帰母、ソフトボール投げしてみろ。円から出なきゃ何してもいいから」

 

早速振ってきた。こんなことしても意味ないと思うけど。円の中に入って、黒泥を広げる。

 

「----A---、----Aaaaaaa-----」

 

生み出すのは巨大な腕。金色の筋を持つ黒き腕、黎明の神腕。大きく投げるために少し長めに作る。腕が大きく振りかぶり投げた。

 

「1289m。己の限界を知ること。これがヒーローへの第一歩といえるだろうな」

 

想像したよりも低い。神腕に視線を向けると、手を下げてきた。まぁいい。このクラスの何人かは何かに特化した個性だろうし、それを潰せば、このクラスで間違いなく一位になれる。

 

第一種目、50m走。作りやすいウリディンムで駆ける。2秒80、一位。

 

第二種目、握力。赤い巨大な鬼、轟力丸を作る。測定器を破壊した。測定不能、自動的に一位。

 

第三種目、立ち幅跳び。結晶のような空飛ぶ馬、シャンタクに乗る。測定不能、一位。

 

第四種目、反復横跳び。高速移動が可能な燃える赤い獣、ウシュムガルに乗る。140回、一位。

 

第五種目、ハンドボール投げ。二回目に青色の鬼、技喰丸に野球の要領でボールを石像で打たせる。1839m、無限が一人いたので二位。

 

第六種目、持久走。長距離もスピードを落とさずに移動が可能なウガムに乗って移動。黒髪の女がバイクみたいなのに乗って追走してきたが、一位。

 

第七種目、長座体前屈。これには魔獣を使えず、四位。

 

第八種目、上体起こし。角のせいであまりできず、十四位。角が邪魔とは思わないので、別に構わない。

 

よくよく考えれば、私自身の運動能力が高いわけではない。仕方ない。……別に全部一位を取ってしゅうに褒めてもらおうとか思っていない。断じてない。

 

何かほかのところがワイワイしている。緑谷といったさっきの子が相澤と話している。興味ないし、しゅうのことを考えておこう。

 

「すごいですわね、ほとんどの種目を一位を取られて」

 

「……持久走で追走してきた、誰?」

 

「八百万 百。よろしくですわ、愛さんとおよびしても?」

 

「かまわない。八百万」

 

一人寄ってくると、何人かが寄ってきて、すごいだの、やべえだのいろいろ声をかけてくる。聞いているふりはするが、そんな言葉は私には響かない。

 

結果が出たが、私の成績は一位。まぁ、当たり前か。さっさと帰ろう。しゅうに褒めてもらおう。あと、しゅうは学校どうだったか聞こう。抱きしめてもらいながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、もしもし。相澤さんですか?」

 

「あぁ、北水だな? 回帰母の魔獣についてなんだが、新しいのが出てきたからな。把握しておきたい」

 

「え? 一体どんなやつで?」

 

「お前に作ってもらった回帰母の魔獣についての資料なんだが、わかりやすくて重宝させてもらってる。その中に載ってなかったやつが、何体か出てきた。赤い鬼、青い鬼、空飛ぶ馬。心当たりは?」

 

「轟力丸と技喰丸!? もうつくってたのか。鬼二人は名前がそれです。それで、馬はシャンタク。それぞれの個性は『赤羅羅』、『破天荒』、『異彩閃光』。また資料作ってお渡しします」

 

「頼む。回帰母の個性に関してはお前に頼らざるを得ん。増えたらまた追加してもらうが、いいか?」

 

「構いませんよ、彼女のためですし。……そうだ、警戒するべき奴も載せておきますね。既に新しい子を作っているみたいなので」

 

「なるべく早く頼む。悪いがな」




轟力丸、『赤羅羅』
力の大幅強化と、燃えないが尋常に熱い息吹をふける。力による攻撃を半減する。鬼ヶ島の赤いあいつ。

技喰丸、『破天荒』
技術能力上昇、ものすごく冷たい息を吐く。技による技術を半減する。鬼ヶ島の青いあいつ。

シャンタク、『異彩閃光』
飛行する馬。飛行能力に関しては体の形によるもののため、関係なし。いろんな色の閃光を放つ。

仮免、誰がいい?

  • 炎の厄災
  • 獣の厄災
  • 呪いの厄災
  • 奈落の虫
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