男が目が覚めたら、知らない場所だった。
っていうか、ここどこ!?
たしか自分の部屋にいたんじゃ…
「どうなってんだよ…」
「目覚めたか。」「!?」
振り返ると、そこには爺のような青年のような少年のようなよく分からないがひたすら神々しいのだけは理解できる存在がいた。
「えっと……ひょっとして神様ですか?」
「そうだぞ」
「あー、そうですかー」
マジで神様かー
「えっと、神様が私めに何のご用でしょうか。」
「そうかしこまらんでも良い。そなたには転生をしてもらおうと思ってな。」
転生かーそっかーって
「て、転生!?転生ってあの転生ですか!?」
「うむ、そなたが今考えている転生であっているぞ。」
今考えている転生って異世界転生じゃん!本当にあるんだ、転生って…
「そなたには“ONE PIECE”の世界に行ってもらう。」
「ワンピース…えええええええええええええ!?いいんですか!?」
「こちらから頼んでいることなのでな、いやなら断っ「やります!!!!」そうか。で、どうする?」
そんなの断るわけがないじゃん!
「どうするとは?」
「記憶の有無や、能力、転生する時代、場所などと言ったことだ。ただし、その世界の法則に従ったものでなければならんが。」
つまり、クロスオーバーとかは基本無理ってことか。なら…
「時間かかってもいいですか?」「いいぞ。」
「じゃあ、まず、容姿も記憶もそのままがいいです。」「容姿そのまま記憶有り。と」
「いただきたい悪魔の実は、あのー自分で考えたやつでもいいですか?」「能力によるな。とりあえず聞こう。」
「あのですね、自分自身や手で触れた対象をデータにして改変するんです。超人系《パラミシア》デタデタの実のデータ人間って感じなんですけど…。」
恥ずかしいわー、まさか学生時代に考えたやつを言うことになるとは…。でも、考えてて良かった。
「ふむ、それなら、デメリットがあればいいだろう。」
「デメリットですか…。ホビホビの実みたいなデメリットはいやなので…。あ、では、対象者以外の記憶操作はなしで、手で触れないとダメで服の上からとかだとダメで、オペオペの実みたいに能力を使うたびに体力を消耗するが、その代わり両手で触れるとより能力が強くなるっていうのはどうですか。」
「いいだろう。実有り。と」
「転生する時代は、原作の100…いや、150年くらい前がいいです。」「ほう、珍しいな。まあいいだろう。約150年前。と」
「場所は、拠点にしたいので偉大なる航路《グランドライン》前半のさらに端っこの辺境の自然豊かな無人島みたいなところがいいです。」「前半の辺境の自然豊かな無人島。と。他に何かあるか?」
「あー、っそうだ!…私以外にその世界に転生者や憑依者といったその世界出身ではないものはいますか?」「いないぞ。」
よっしゃー!!!!これで勝ち確だ!あとはその世界のやつに気をつければいいだけだ…。
「あ、覇気の才能もほしいです。」「覇気の才能有り。と」
「あとは、、、うーーん、出会い、ですかね…。」「出会い?」
「はい。原作のキャラとかじゃなくていいので、信頼できる心強い仲間たちがほしいですね。原作に出てこない悪魔の実にも巡り会いたいです。原作にあまり関わりたくはないので、原作のはいいです。」
「ふむ、そうしてもいいが、そなたという異物が入り、運命を弄る以上、バタフライエフェクトで原作に関わることになる可能性は0ではないぞ?」
「それでもいいです。もしそうなっても、それは私の問題なので。」「そうか。では、運命を弄るぞ。他には?」
「転生する島に敵の寄りつかない安全地帯もほしいです。1年限定でいいので。あと、島に他の人間が3年ぐらい来ないようにしてください。」「ふむ、そうしよう。」
「他にあるか?」
「うーん、記憶力よくできますか?」「できるぞ。」「では、お願いします。」「まだ、あるか?」
「いえ、もういいです。」
「これで終わりだな。しかし、ずいぶん時間が掛かったな…。他の世界に行った者はすぐ旅立ったのだがな。まあ、いいだろう。では、送るぞ。」
「はい、ありがとうございました、神様。」「うむ、ではな。」
…あれ、そういえば、なんで俺は転生するんだろう。俺死んだのかな。転生できることにテンション上がりすぎて聞きそびれ
目の前が真っ白になった。
「…すまんな。」
ー偉大なる航路《グランドライン》前半某所ー
「何で俺死んだんだろう…。…………まいっか。」
というわけで、俺は転生した。これからの俺の転生人生はまさに神のみぞ知るなのだろう。