Lv.0の魔道士 re   作:蓮根畑

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初めましての人は初めまして。久しぶりの人は久しぶり。
無事大学受験も終わり絶賛ボッチのグループに属し4年間の大学生活を早くも棒に振った蓮根畑です。
いつ飽きてやめてしまうか分かりませんが出来る限り「止まるんじゃねぇぞ...!」したいと思っています。
内容は前作の方とほとんど同じですがちょっと変えたりしてます。


鉄の森 編
Lv.1 冒険の始まり


 

俺はバカみたいにデカいリュックと、キャリーケースを持ってとある国まで来ていた。

マグノリアと呼ばれる国はある漫画のファンならピンと分かるほどの国である。

人口は6万人と小規模だが町の賑わいは元俺が住んでいた東京にも負けない。

飲酒は俺が元々住んでいた日本と違い15歳からオーケーと言うが前世から「お酒は二十歳から」というのが頭に染みつき未だに飲んだことはない。というかあまり好きじゃない。

さて、俺がマグノリアに来たかというと目の前にそびえ立つ木組みで作られたギルド。

 

名前を「妖精の尻尾」という。

 

俺は一度大きく呼吸をし、ギルドのドアに手をかけた。

中からは喧騒が聞こえてくる。

正に原作通りだな、と口元は笑っているが内心、心臓はバクバクとドラムロールのように響いていた。

履歴書はちゃんと持っている。大丈夫、完璧だ。

と言っても原作を見た限りだと履歴書もなにもいらなそうだったが...

 

あぁ、そうだ。

説明し忘れていたが、この俺、「ジョニィ・アルバート」は転生者というやつだ。

 

 

 

 

 

 

俺の説明をしよう。

俺は一度死んだ。比喩ではない。マジだ。

死因は覚えていないが日本の何処かの県に産まれて、のんびりと暮らしていた。

それなりの人生を送っていた俺だったが、いつの日か真っ白な部屋にいた。

あの光景は鮮明に覚えている。

そんな白い世界の中に凄く偉そうな人が俺の前に立っていた。

それはとても美しい人だった。

モナリザという作品があるがそれを遥かに凌駕する美しく、綺麗だった。

そんな美しい人は俺を見て一言言った。

 

「──お前は死んだ」

 

でしょうね。

と同時の俺は思った。

そりゃ、こんな白い世界にいたら誰でも死んだと思うわ。

俺は何か突っ立てるのも何だか恥ずかしかったので正座して話を聞くことにした。

で5分間ぐらい話を聞いてわかったのが

 

・真っ白な世界は死と生の境目の世界

 

・目の前にいる人は神様

 

・お前は死んだ。

 

・死んだ理由?んなのどうでもいいだろ

 

・情けで何かやるよ。3つぐらい。

 

・お前が行くのフェアリーテイル世界

 

・前世の記憶は消される

 

 

・・・つっこみたい箇所が10箇所ぐらいあったが堪えることにした。

何故フェアリーテイル?と聞いたらサイコロで決まったとの事。結構軽く決めちゃってるのね。

どうしようもないので仕方なく納得し、特典とやらを決めようと思った俺だがフェアリーテイルの単語をふと思い出して頭を悩ませた。

 

フェアリーテイルって死亡率高くね?

 

フェアリーテイルは週刊少年マガジンに掲載されているバトル漫画である。

滅竜魔法を使う主人公、ナツ・ドラグニルとその仲間たちの笑いあり、涙あり、時にはポロリもある熱い冒険だ。

 

──しかしだ!

 

 

 

フェアリーテイルはれっきとしたバトル漫画である!

そんな世界に前世で帰宅部所属の俺が行けばどうなるか?答えは簡単、死ぬ!

まぁ、主人公達がいるところに行かなければいいのだがバトル漫画の定番として最終章に突入したらだいたい世界が巻き込まれてしまうため隠れても無駄なのだ。

その為俺はありとあらゆる漫画知識を総動員させジャンプとヤンジャン、そしてラノベに至るまでに出てきた技や魔眼、魔剣などを思い出した。

その結果、考え付いたのが...

 

・写輪眼

 

・神様が作った凄い武器

 

・すこぶる丈夫な体

 

という3つ。

何故この3つを選んだのか説明しよう。

写輪眼...相手の技をコピー(ただし出来ないものもある)、先読み、目を見ただけで相手を幻術に嵌めたり出来る超高性能の目である。目がえぐられたら即終了だが...。ついでに元ネタはナルトという漫画だ。

別作品ではあるが相手の死の線を見たり、目に関することならなんでも出来る目があったがデメリットが大きいので却下させて貰った。

 

 

そして武器。この武器であるがこれは神様頼りだ。だって神様が作った武器って強そうだし。俺だってエクスカリバーとか「○○斬りッッ!」と叫んで見たいお年頃なのだ。

 

 

そして3つめ。丈夫な体。

FAILY TAILの人たちの体は金属かなんかで出来てるんじゃないのか?というぐらい丈夫。顎殴られても立ってるからね?もう人間超越してるよあいつら。

 

というか3つだけじゃなく異世界チートの主人公並みの力が欲しかったなぁ...!

 

 

そして無事転生した俺は名前がジョニィ・アルバートと名付けられていた。ジョニィと聞いて某奇妙な冒険のように爪飛ばせるか試したが何も出なかったことは地味にショックを受けたりした。

転生してからも困難が続いた。生前帰宅部だった俺に秘密結社の戦いや、世界をかけた死闘なんてもちろんなかったのでヒョロヒョロだった。

そしてその二。魔力が少ない。

これに関してはびっくりした。主人公ナツよりもはるかに少ない。

俺よりルーシィの方がおそらく魔力が高いとか言う悲しい真実。

神様ァ...もっとサービスしてくれよ。

 

 

しかし死亡率高めのフェアリーテイル。

俺は死ぬ気で頑張った。

俺の住んでいた家から近い実戦形式に近い格闘術を教わり、結構上の方の魔法学校も卒業した。

 

魔法学校を卒業した俺は親の意見を押し切りフェアリーテイルに入団することに決めていた。

黒魔道士ゼレフだったかな?そいつが攻めて世界を滅亡させるような話までは見たからそれまでに力をつける。その点日頃から争いごとが多いフェアリーテールがうってつけというわけなのだ。

日本のことわざでいうならあれだ。虎穴に入らずんば何たらをえず、ということだ。

...きっと意味が違うだろう。

 

そんなこんなで俺の回想は終わりだ。

神様のミスか記憶は保持していたが別段困ったことはなかったため良しだ。

さて、いい加減このドアを開けよう!

かっとビングだ!俺ェ!

 

「おじゃまし「ざけんじゃねぇ!」」

 

ドアを開けた途端、怒号と共に何か影が見えた。

 

顔を上げてみると意外!それは人だッた!!

 

「──え?」

 

名前も知らない人が俺の顔面にぶち当たった。全てがスローモションの錯覚を覚える。この時俺は前世でみたマンガのセリフである鋭い痛みをゆっくりと、というセリフを思い出していたりする。

そして俺は気を失った。

 

 

 





みんなは大学生活楽しめるように友達をいーーっぱい!作るんだよ☆
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