Lv.0の魔道士 re   作:蓮根畑

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最後にひとつ言っておく。『時は加速』する。

脅威の連続投稿!早すぎて俺でも見逃しちゃう!
今回の話はさほど重要でもないので前作からちょちょいと借りて、余分な文を切り取り、付け足しただけ。よってクオリティは低いのじゃ!しかし、早く投稿しないと作者のやる気がなくなるからね。


Lv.40 夢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───!──!」

 

夢を、見ている。体を動かすことは出来ず、音は聞こえない。ただ目の機能だけは生きているのか、目の前で起きている事を第三者視点で捉えることが出来た。

一人の少年が倒れており、その周りをまた少年が取り囲む。俺は助けに入ることは出来ない。そもそも不思議なことに助けるという気が起きなかった。

ただ目の前の光景を見て、自分のことではないのに、内からマグマのように煮えたぎる怒りが込み上げて来て───

 

 

「んっ・・・あぁ」

 

 

起き上がる。込み上がる眠気を抑え立ち上がった。

 

「またこの夢か・・・」

 

カンナちゃんと戦った日から、俺は不思議な夢を見る事が多くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──闇ギルド

 

 

 

解放令を出されたにも拘らず、それを守らずに裏で活動し続けているギルド。クエストの内容は正規のギルドでは許されない殺しや盗みの事が多いため、ほとんど犯罪者軍団と言ってもいいだろ。今まで妖精の尻尾に関連したのはララバイ編で登場した鉄の森(アイゼンヴァルト)が代表例だろう。そして闇ギルドは中心的な3つの存在があり、その派閥にそれぞれの闇ギルドが属しておりバラム同盟とも呼ばれている。

 

 

その1つが次の章で関わる六魔将軍(オラシオンセイス)

ギルドの総人数が6人(厳密には8人)しかいないのだが、数の差を補うほど各個人の力が強い。

 

 

 

次に悪魔の心臓(グリモアハート)

バラム同盟最強の一角。かなりのネタバレだがギルドマスターはなんと妖精の尻尾の2代目マスターであるプレヒト。闇ギルドに行ってからはハデス。煉獄の七眷属と呼ばれる7人の失われた魔法(ロストマジック)手がいる。

もし写輪眼で失われた魔法がコピー出来るのなら是非会っておきたい...がまずそれにはS級昇格試験に受けなければならない。

しかもこのS級昇格試験に受けたら最後、約7年(?)の間死ぬことになる。

 

 

 

そして冥府の門(タルタロス)

ギルドメンバー全員がゼレフの書から生まれた悪魔。

魔法とは違う系統の呪法を用いる。

触れたものを爆弾に変える某変態殺人鬼を思い出させるような敵キャラがいる。

 

 

 

 

この3つがバラム同盟である。

 

 

 

──しかしこのバラム同盟を統括する更に上の存在がある。

 

 

 

──「0」

結成期不明。構成員不明。移動方法不明。使用魔法不明。

ギルドに関する情報が1ミリたりともない正体不明の闇ギルド。だがこの闇ギルドが動く場所には何も残らない。元々何も存在してなかったかのように何も残らないと言われている。

 

 

 

 

 

 

「以上が闇ギルドについての情報ね」

 

魔法のペンにキャップをして机の上に置いたミラさんの顔は妙な達成感が溢れ出していた。俺は前世の知識があるので分かるが「0 」だけは全く知らなかった。

 

「グレイは<0>ってギルドについて何も知らないのか?」

「名前だけだな...なり潜めてるんじゃねぇのか?」

「てか何があってこのギルドは名前が好評されたんだ?」

「よくよく考えればそうだな...っていうか何でこんな正体不明の闇ギルドに興味持ってんだよ?」

「それは...まぁ正体不明だから」

 

原作にはなかったからとは言えるわけもなく適当に誤魔化した。

 

「<0 >が表に名前が上がったのは...これね」

 

ミラさんが俺の話を聞いていたみたいである一枚の写真を見せてくれた。

写真の中にはボロボロの紙が写っており目を凝らさないとよく見えない。

 

「我、全てを終わらせる者...?

何だこの厨二病が必死こいて考えた痛いセリフは?」

「破壊された街に唯一残っていたものよ」

 

この闇ギルドの構成にはもしかしたら転生者が関わっているのかもしれない。だとすると街一つを容易に破壊することができる能力を身につけているというわけだ。いつか分からないがこいつらと戦うとなったら恐ろしいことだ。

 

「しかし今更闇ギルドの説明なんかしてどうしたんだ?」

「それは──」

 

 

 

 

 

 

「ワシらが六魔将軍(オラシオンセイス)を打つことになったからじゃ」

 

 

 

ギルドの入り口から険しい顔をしてマスターであるマカロフが歩いて来た。

普段の陽気な様子はなく、真面目な態度...正直な事を言えば似合ってない...。

 

「嘘だろ...いや、でも6人だからいけるのか...?」

「バカ、6人で最大勢力の1つを担っているのよ」

 

マカロフが足で地を鳴らす。なんの魔力も篭っていないのに、ギルド内に反射した音は皆んなを黙らせた。

 

「先日の定例会で何やら六魔将軍(オラシオンセイス)が動いていると議題に上がったのでな...何処かのギルドがヤツらが派手に動く前に叩こうと言うことになったのじゃ」

「しかし我々だけでは残った2つのバラム同盟に狙われるのでは?」

 

幾ら精鋭揃いの妖精の尻尾とは言えどゼレフ大好き軍団とロストマジック大好き軍団が攻め込まれたらひとたまりも無い。

原作ではプレヒトの魔法で天狼島は半壊するし、タルタロスはタルタロスで爆弾1つでギルドが吹っ飛んだ。

 

「そこでじゃ...我々は連合を組むことになった」

 

ザワザワとまた騒ぎ立つ。

普段から暴れまくりのギルドが他のギルドと手を組むという異常さ。最近は評判も上がったのだが、それでも信じられないという顔をしていた。

 

「妖精の尻尾、青い天馬、蛇姫の鱗、化け猫の宿からそれぞれ何人か選出する」

「何人って...誰が行くのか決まっているのか?」

「おぉ、もう決まっておる」

 

この話では何時ものナツ、ルーシィ、グレイ、エルザが行くことが確定している。

だから俺が行く必要性は無いっていうか選ばれない。まぁこの話で盗む価値がある技がないしな...。

 

「まずはナツ。あまり建造物を壊さないように」

「よっしゃあああぁぁ!!」

「言ってるそばから屋根を燃やすな」

 

ナツの口から炎が噴出され軽く天井が焼けた(この後エルフマンが修理しました)

 

「次にグレイ。全裸にならないように」

「はっ、なるかよ」

「いやなってるから」

「嘘ォ⁉︎」

 

もはやいつも通りなのでスルー。

 

「次、ルーシィ。頑張って来なさい」

「私⁉︎何で⁉︎」

 

ルーシィは普通だから言うことなし。

だってルーシィだし。

 

「そしてエルザ。リーダーとして頼むぞ」

「了解ですマスター」

 

ここまでは原作通りだ。あいつらが向かった先でまた転生者や謎の怪物に会う事が心配でもあるが、エルザがいればなんとかなるだろう。

 

「そしてジョニィとサクラ」

「・・・へ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、サクラって普段どんな修行してるの?」

「ずっとアルさんとの組手ですね・・・この人手加減とか知らないから青アザだらけで・・・」

「うわぁ・・・」

「おい、その冷たい目やめろ」

 

目的地である青い天馬の別荘地までは馬車で行くことになったが、4人乗りの馬車に無理やり詰め込み6人で入っているためギュウギュウ詰めのため寝ることも出来ず、俺は失礼な事を言う弟子に対し文句を返す。

 

「うっぷ・・・」

「吐くなよ?」

 

馬車の位置はグレイ、俺、ナツと向かい合うようにルーシィ、サクラ、エルザが座っている。というか真ん中に座ることにより、ナツのゲロがかかりそうなのが怖い。

 

「というか何で俺とサクラが付いてくる必要あるんだよ?エルザいればよくない?」

「私にだって出来ることと出来ないことがある。それに今回2人を連れていくように言ったのはマスターだ」

「そうですよアルさん。そんな文句ばっかり言ってないで前向きになりましょうよ」

 

 

とは言えども・・・六魔将軍ってめちゃくちゃ強いやん。前向きになりたくてもなれねぇよ。

 

 

「それにだ・・・お前にはナツとグレイのストッパーになってもらわなければならん」

「あ、俺の仕事そういうやつなのね」

 

 

嫌だなぁ、と思っても馬車は問題なく進むのであった。





次の話で前作からのストックがなくなるんだよなぁ・・・めんどくさ。影分身できたらもう一人の俺に書かせるというのに。
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