アンニョハセヨ(こんにちは)
遅れてしまった大変申し訳ない。戦闘シーン描くのは好きなのですが、会話が苦手なもので中々進みませんでした。来週からは戦闘になるので進むかも・・・?
「ジョニィ・・・一体どうし──」
言葉を言い終わる直前、ジュラが体を一度大きく跳ねさせ、床に倒れた。何か思われる前に写輪眼の幻術により少しばかり寝てもらう。
「しかし、どういうことだ・・・?」
原作であれば一夜がトイレに行った際に星霊の一体であるジェミニが入れ替わり情報を聴取していたはずなのだが、俺が殴った一夜は魔法が解ける気配がしない。
「まさかとは思うが・・・」
また転生者の仕業か?と俺の考えた途端、世界から大正解と言われたかのように地が揺れた。
「何・・・これ?」
ルーシィがその光景を見た時思わず、声を漏らしてしまったのだ。ナツが何処に何が分からないまま突っ走った結果山頂に到着したのだが、そこにはクレーターまみれの地面と、金銀煌めく様々な武器が突き立っているという不思議な光景だった。
「クレーターも凄いが・・・」
エルザが一番近くにあった、宝石で装飾された剣に近づく。手に触れることがなくても刀身の美しさや漂う魔力で一級品であることが分かった。
「これだけの武器・・・どうやって揃えた?」
見渡す限りでざっと200本あたり散乱する武器。それらが全て一級品であるとするなら当然それだけお金もかかってくる。
「というかこれ
「使ってない?使ってないってどういうことだよ?」
「スゲェー!この剣炎出るゴバババ」
「テメェ、ナツ!遊んでんじゃねぇよ!」
ナツは話を聞くばかりか、落ちている剣を振って何が出るかで遊んでいる。やはり男のロマンというのか武器には憧れるせいか、リオン達も剣を手に取っていた。
「全くあいつらは・・・で、使ってないって結局どういうことだ?」
「クレーターの跡を見る限り手に持ち、振るうのではなく、投げ飛ばしたと言った方が正しいんでしょうか・・・?」
「そうだな。こんな一級品の武器を投げ飛ばすとは少し癪ではあるがな」
ジョニィの持つ刀も神が作った一級品ところの騒ぎではない治らないほどよ武器を持っているが容赦なく投げ飛ばしたりしているがそれはまた例外だろう。
「ん?お前は何を熱心に調べているんだ?」
「いや、僕の古代魔法は皆んなに情報を送るだけじゃなく、過去の使用者のデータも呼び出すことが出来るんだけど・・・」
「けど?」
「ここにある全ての武器の使用者どころか、いつ鍛えられたのかすら分からないんだ・・・!」
「みんな、アレを!」
少し幼いイヴ声が響いた。この場にいる全てがイヴの方へと振り返り、次いで彼が指差す方向を凝視した。
「・・・──」
そこには、黄金を体現したかのような男が立っていた。太陽の光にすら負けない黄金は、男が只者ではないことを証明していた。
(凄い・・・魔力だな・・・)
男は何もしていない。魔力を放出しているわけでもないのに、睨まれるという行為で全身に何か重りでもつけられたかのような圧迫感を感じた。
「・・・」
男は何も語らない。しかし、真紅に染まる瞳がこの場にいる全ての人物を一瞥する。
「・・・!」
「ウェンディ?どうしたの?」
ウェンディの体が異常なほど体が震えていた。いつも隣にいるシャルルはウェンディが臆病で、泣き虫なことを知っているが、それを差し置いても異常だった。
「あの人・・・すごく嫌な臭いがする・・・
!」
「あぁ、俺もだ・・・あいつはヤベェ」
人より五感が優れている滅竜魔道士の二人は、黄金の男が危険であることを感じた。
緊迫状態が続く中、ついに黄金の男が動いた。
「お前と、お前・・・それとお前だ」
黄金の男がそう言いながら指差したのは3人。エルザ、ルーシィ、そしてウェンディだ。
「なんで私は省かれてるのよ!」
同じ女でありながら選ばれなかったシェリーは勇敢にも言葉を荒げた。黄金の男は怒るシェリーに眼を向けず、3人が誰一人として反応しないのを見て、口角を上げた。
「どうした?何故来ない?俺が選んでやったんだぞ?」
「何・・・言ってるのよ?」
「貴様も選んでやろうと思ったが・・・存在が異質が故にやめておこう」
「・・・」
サクラは言葉を立てず、師であるジョニィに言われたことを思い出していた。『怪きは疑え』、言葉を脳で何度も繰り返し、すぐ武器が手に取れるように手を構えていた。
「私達に何の用がある?」
「用件?そんなものはない。付いて来いと行ったのだ。ならば付いてくるのが当たり前だろう?」
何を行っているのだコイツは?そう思うのも不思議ではないだろう。付いて来いとも言われていない。用件がなければ早く立ち去ればいいだけの話だろう。
(──ヒビキ)
(あぁ、調べているんだが出てこない。今むやみに動くのは得策ではな──)
カタリ、静かすぎるこの状況ではやけにその音が響いた。レンが自然と後ずさりした時に背後にあった剣に軽くあたり、武器が倒れたのだ。ただそれだけ。ほんの少しの接触。だが空気が変わったのが分かった。
「雑種ごときが俺の武具に触れるとは・・・身の程を知れ」
──
消えたと思ったら目の前にいた。
その速さは瞬間移動じみているが、純粋な歩行術だ。魔力による感知など不可能。刀身すら見る間もなくその首元を──
「無駄だ」
黄金の波紋が空中に4つ現れると同時に、そこから鎖が飛び出した。サクラの風の速さで放たれた刃の切っ先よりも鎖が絡みつくのが一瞬早かった。力を込めればなんとか引き裂けそうである鎖であるが、見た目に反して恐ろしい硬さで身動き一つ取れない。
「サクラ!」
「テメェ!何しやがる!?」
少し遅れてエルザ達も動く。が動き出せたのは一歩だけであった。
「ぐっ・・・重いッ・・・!」
「動けない・・・!」
激流に打たれたかのような重さが全身にのしかかり地べたに倒れこむ。黄金の男の手元を見ればついさっきまで何もなかったというのに、細微な装飾が施された槌を振り下ろしていた。
「さて、返事を聞いていないな・・・元より選択肢は一つしかないのだが」
「貴様のようなやつに着いていくものか!」
地面に落ちる。圧迫感が更に増し、体が地面にめり込み体全体がビキビキと体内で鳴り響く。指一本たりとも言えない中、ただ一人だけ、ナツが重力に抗いゆっくりと、だが着実に立ち上がった。
「名前もしらねぇやつに俺の仲間を渡すかよ!」
「「
氷の道が夏の足元から黄金の男まで続き、動けないナツをサポートするかのようにリオンの腕から二体の氷の鳥が現れ、ナツの背を押した。これならば動けなくても問題ない。囚われているサクラを救うには充分。
「火竜の──!」
「──
その言葉は全てが集った宝物庫への鍵となり、空中に無数の黄金の波紋が浮かび上がった。波紋の中から現れ出るのは強い魔力を放出する魔剣や、聖剣。黄金の男が手を振り落とすのが合図となり、波紋から武器が弾丸のように放たれた。
(そうか・・・これで武器を飛ばしていたのか・・・!)
今更ながらクレーターの正体が分かったエルザだったが、それが分かったところで今は仕方がない。頼みの綱であるナツに希望するしかない。
「おおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
飛来する武具は輝きによって、まるで流星群のように光って見えた。飛び交う武器の隙間を縫い、何とか避けるものも完全に避けることが出来ず、いくつもの傷跡が体に残った。だがその甲斐あって黄金の男との距離は1メートルの地点にまで達していた。
「───鉄拳!!」
熱を纏った竜の一撃が放たれた。黄金の男の顔にめり込むまさにその直前、黄金の波紋が再び現れ、銀に輝く盾が現れた。
(こいつ盾も──!?)
「せっかくの策も崩れたな」
鈍い音が響き渡る。ナツの炎を纏った拳は銀の盾と衝突し何事もなかったかのように消火された。だがそれで終わらなかった。ナツの体がいきなり地面に倒れ落ちたのだ。
「体が・・・!」
「お前に向けて投げた武器は全て対
今から遥か遠く未来の話であるが黄金の男の瞳は確かにナツの正体を見破っていた。絶体絶命の危機。もはや誰も動けるものはいない──
「───天照四二式 幻霧」
声が響くと同時に黄金の男の周囲に白い煙が充満した。1メートル先すら見えない程濃い霧は数秒程展開された後消えたが、黄金の男の一番近くにいたナツとサクラの姿が消えていた。
「ほう・・・面白い奴がいるな」
黄金の笑みを浮かべた方向の先にいるのは、赤く染まった目の持ち主、ジョニィであった。
最近ドラゴボールの身勝手の極みにはまっているのでそう遠くない未来に、ジョニィ君が身勝手の極みを覚えます。超サイヤ人ゴッドとかブルーとかは見てないからよく分かってないけど、身勝手はマジカッコいいと思いました。