幻想と忘却   作:けんちく

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どうもー!どうもどうもー!
けんちくでございますー!
はい、すいませんこんなに休んで
はい。
……モチベが上がらないんだもん!
とりあえず生きてます。
仲間が居るので死ぬことはないと思います。
そういえば結構指摘頂いたのでそこ意識しながらかけたらなーと、そんな感じで四話どうぞ(あれ?四話だよね)


第四話 家族

セト「う…う〜ん?ここは〜?」

目を開く

まず目に入ったのは木目の天井

そして西日の光

少し埃っぽい空気に不快感がした

いつの間にか眠っていたようだ

 

起き上がり周りを見渡す

木造の壁

障子から漏れる光

そして、蜘蛛の巣

かなり古く感じたのはこの埃っぽさと蜘蛛の巣の影響だろうか

 

何故こんな所に?

その疑問を晴らすため記憶を巡らす

…そうだ

文さんと一緒に東の里へ来て

そして少し小高い丘にポツンとある家を見たんだ

そこが天魔様の言っていた家だと教えられて

それで、それで…

 

あぁ!思い出せない

多分ここはその家なんだろう

とすると、ここが俺の家か

 

セト「いや、ボロいな」

そうは言ったが不思議と笑みがこぼれ

なんだかくすぐったい気持ちになった

セト「本当に、ここに住んでもいいなんて…」

とても嬉しかった

 

すると

バサバサと馴染みのある羽音が聞こえてきた

烏1「セト!起きた!起きた!」

烏2「ほんとだ!起きてる!」

烏3「ほらね!やっぱり死んでない!」

と口々にそういう烏たちをみてホッとした

 

セト「おいおい…俺がそう簡単に死ぬかよ」

そう笑いながら言った後

今までの経緯を烏たちに問いかけた

 

烏2「あのねあのね!セトのね!家をみたの!

そしたらね!セト、そのまま倒れちゃったの!」

烏1「おそらでたおれたからそのままヒュー!どさー!って落ちたの!」

烏3「死んだとおもった!そしたらあやさんがね!

ずっと起きっぱなしだから疲れたんだろう!って!

起きっぱなしだと疲れるの?」

 

セト「あぁ、そうだよ

ずっと起きてると疲れちゃうんだ

お前達は寝たい時に寝てるから知らないか」

はははと笑いながら烏たちを撫でる

そうか、そんな事が…

ん?待てよという事は

俺を運んで布団まで敷いてくれて

寝かせてくれたのは、文さん!?

 

セト「………」

やべぇめっちゃ嬉しい

顔が赤くなってるのがわかる

しかしそれと同時に申し訳ない気持ちが

込み上げて来た

 

今からでも謝りに行こう

と布団から出て急いで向かおうとする

 

…が

 

ギュルルルー

 

セト「お、お腹がすいて力が出ない〜」

へろへろ〜と崩れてしまった

 

烏1「なんか食べれるもの持って来るよ!」

烏2「僕も行くー!!」

烏3「あははー!倒れてる!面白ーい!」

 

セト「くっそ〜笑いやがって〜」

だがこんな会話も久しぶりだった

ここに来る前はどう一日を生きるか

それだけ考えていたからだ

 

そして少し経って烏たちが戻ってきた

烏1「色々あるよー!」

烏2「これとか美味そう!」

 

それらは外の世界でも馴染みのある木の実、キノコ等だった

セト「これ食えば何とか持ちそうだな

よっしゃ!さっそく食べよー!」

 

わーいと烏達も一緒になって食べ始める

 

ボロい家の一室に

青年1人、烏3匹

日もすっかり沈んだ里の

その小高い丘に響いた笑い声は

とても幸せそうにこだまして

どこからか入って来た風は

優しくセトの頬を撫でた

 

 

セト(……ん?どっから風入って来たんだ?)

 

文「こーんばーんは!!」

セト「おわぁ!」

急に後ろから大声を出され

驚いた拍子に転んでしまった

その様子を見て烏達が笑っている

 

文「あやや〜すいません

気づいてるもんだと…」

セト「そ、そんなわけないじゃないですか!

ていうか!どこから入ったんですか!」

文「あややや!そうですよね!

鍵がかかってないもんですから

正面から、入りました!」

言われてみれば当然である

なぜ起きて鍵をかけなかったのか

 

セト(今度から気をつけよ…)

とセトは心に決め、そして

何故ここに居るのかを問いた

文「そりゃもちろん昼間の事が心配で来たんですよ!

急にぶっ倒れたんですよ!?寝顔を撮りたいってのもありました!」

最後になにか違和感を感じたが

そのまま話を聞いた

文「そして来てみたら楽しそうに話してる声が

聞こえたので混ざりたいな〜と」

えへへと笑いながら頭をかく

彼女は子供のようにも見えた

 

セト「そうだったんですか、でも入る時は何か声をかけてくれないと」

と言いかけたところで

文「かけましたよー!3回ほど

失礼ですね!常識です!」

セト「え、ほんとですか!?す、すみません」

と謝ると

もう!と言ってそっぽを向いてしまった

(あぁ〜どうしよう!文さんを怒らせてしまった…)

と思ったのも束の間

文「それにしてもボロっちい家ですねぇ

大丈夫なんですか?こんな所で」

(よかった…怒ってなさそう…)

セト「こんな所でも俺の居場所があるって事が嬉しいんですよ

流石に掃除しないといけないですけど」

はははと笑いながらそう言ったが

文は表情を曇らせた

文「そんなに、そんなに外の世界では居場所が無かったんですか」

と言われた

そんな事まで察してしまうような

彼女の洞察力に関心はしたがすぐに

セト「いや、そんな事はないですよ

こいつら(烏達)もいましたし

少ないですけど友達もいました

ただ大人達からは気味悪がられてましたけど」

文「そう、だったんですか

でも良かったです!全く無いわけでは無さそうだったので」

(やばい、重い

ひーーこういう空気苦手〜

そうだ、烏達よヘルプって寝てる〜!)

 

あっ

 

セト「そうだ、俺、文さんに会いに行こうとしてたんですよ」

文「へっ、な、なんでですかいきなり!」

セト「今回の件でお礼をしたくて

何か出来ることがあったらなと」

文「あ、あーーそうですか!お礼ですか

そうですねぇ、急に言われましても…」

むむむぅと文は考え込んでしまった

(そうだよな、急に言われてm…)

文「あ!明日!人里に一緒に行きませんか!

案内しますよ!」

(おおぅ早い)

シュバっと顔を上げ文は目をキラキラさせている

(というか人里…ここにも人はいるんだな…)

セト「人里ですか、楽しみです!」

文「それは良かったです!それでは明日とか良いですか?」

セト「はい、恐らく」

文「分かりました!それでは昼過ぎに迎えに来ますね」

セト「はーい」

文「それではそろそろいい時間なので私はこれで」

セト「あ、送りましょうか」

文「場所、分かるんですか?」

と文は悪戯に笑った

セト「…わ…からないです…」

文「あははは!セトさんはほんとに面白いですね!

気持ちだけは受け取っておきます!

ありがとうございます

では、おやすみなさい」

セト「はい、おやすみなさい」

そう言って文は空の黒に溶けていった

 

 

おやすみなさいと誰かに言われ

おやすみなさいと返す

そんな些細な事でさえ

セトにとってはとても特別な事のようで

自然と笑みが零れていた

 

 

 

 

 

一方…

文「ふぅーびっくりしちゃったなぁ

いきなり会いに行こうとしてたなんて言われたら

男の人ってそういうの簡単に言っちゃうのかな…」

と文は闇の中で呟いた

夜の闇は微かに紅くなった文の頬を

静かに隠し

文はグンとスピードを上げた




はいーというわけでどうでしたか第四話
言われたのだと周りの描写がわからないというのがあったのでこれが正解なのかも分からずズラズラ〜と書きました
まだまだセトの幻想郷生活は始まったばかりですけど
筆者はダラダラ書いてますへへっ←
今回は、なんでしょうねセトずっと家に引きこもってましたね
次の話からは人里行く予定なのでひきこもり生活とはおさらばかな
感想とか書いてくれたら1人でニヤニヤしてるか
土下座してます
それでは今回はこの辺で
ではでは
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