魔法少女リリカルなのは~光と闇の物語~   作:舞翼

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映画(劇場版)をレンタルで見ていたら書きたくなったので、ほぼその場の勢いで書いてしまった。後悔はしていない!


無印編
第1話 始まりの物語


 俺の名前は神矢千尋(かみや ちひろ)。高町家に住んでいる少年Aである。……ある事件(・・・・)で、こっちの世界に飛ばされて来た奴でもあるんだが。デバイスの加護が無かったら死んでたね、うん。だからまあ、察するに魔法少年である。んで、ベルカ式を混合したカートリッジシステムが搭載されてたりもする。……まあ、カードリッジシステムがあっても、カートリッジは全て防御に回して使い切ったので、カートリッチ無しのインテリジェントデバイスって感じだけど。ちなみに、デバイス収納も可能だ。

 ともあれ、俺の部屋の扉をノックしてから入ってきた高町なのは(俺の恩人)が口を開く。

 

「千尋君。ちょっとお外行ってくるから、お母さんたちからの誤魔化しをお願いっ」

 

「……まあいいけど、こんな時間にどうしたんだ?」

 

「えっとね……その何と言いますか……そ、そう。大事な用事を思いついたの!」

 

「もう一回言うが、こんな時間にか?」

 

 ちなみに、今の時刻は22時過ぎである。

 

「う、うん。こんな時間に」

 

 俺は溜息を一つ。

 

「んじゃ、このネックレスを持っててくれ。これが条件だ」

 

 俺がなのはに渡したネックレスは、緊急防護結界が展開する代物である。

 俺は幼少期から魔法を組むのが大好きだったらしく、こういう代物が作れたりもする。ベルカ式の魔法陣の組み込みやら、デバイスの改造、その他諸々は古い文献からである。まあ、改造に関しては本人の許可も取った。ちなみに、作業場はミッドチルダ(・・・・・・)にある俺の家の地下だったので、管理局にはバレてない。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 ~数分後~

 

《誰か聞こえたら助けて……僕の声が届く人。お願いします、僕に力を貸して下さい……》

 

 少年?の念話が無造作に飛んでるということは、特定の相手を指定しないで飛ばしているのだろう。

 察するに、なのははこの声を感知し、声の場所へ目指したに違いない。てかあれだ、念話を受け取れるということは、なのはは、魔法の才能がある。ということだ。てか、俺気づくの遅すぎ……。

 

「……なのはは、この声の主の元へ向かってるんだろうなぁ。なんつーか、嫌な予感しかしないんだが」

 

 そういうことなので、俺は首から下げている小さな宝玉が嵌められているネックレスに問いかける。ちなみに、デバイスのセレイナは、ダークセイバーだ。ま、漆黒の剣である。

 

「セレイナ。この付近の魔力反応の特定を頼んだ」

 

『ふぁ……眠い……。……――うーんと、魔力反応は、槙原動物病院付近だね。千尋は、この件に首を突っ込む感じ、なの?』

 

 おいこら。欠伸をしながら言うな。まあいいけど。

 

「解らん。でも、現場にはなのはが向かってる。見て見ぬ振りはできないな。……なのはは恩人だし」

 

『だねぇ。あのまま餓死してたかもだし』

 

「まあな。つーか、ヤバイ感じ?」

 

『この魔力の感じだと、ロストロギアの類かな』

 

「……マジか。完全に面倒事じゃん。……まあ、現場に行くか」

 

 俺は机の椅子から立ち上がり窓を開け、空中にダイブ。

 魔力反応があるとすれば、戦闘になる確率が大である。

 

「セレイナ、セットアップ」

 

 首からネックレスが浮かび上がると、ネックレスは片手直剣になって俺の左手に収まり、身に纏うのは黒いロングコートに黒いブーツ、まあ真っ黒装備に様変わり。ちなみ、トリガー付きのバスターモードに変更可能である。

 ともあれ、この場から飛び現場に急行する。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 飛んでいたら、途中から封時結界が張られていた。まああれだ。完全に面倒事(戦闘中)である。

 遠くからは、建物が破壊される音や、木々が薙ぎ倒されていく。

 その時、桜色の閃光から、白いバリアジャケットに身を包む高町なのはの登場である。……てか、魔法少女になったのね。ちなみに、魔力量は俺と五分五分である。

 

「……なのはも、こっちの世界の仲間入り、だな」

 

『でも、あの子凄いわね。もう戦闘してるわよ』

 

「いやまあ、戦闘ってより、攻撃を避けてるだけで精一杯って所だと思うぞ」

 

 なのはが防御魔法陣を展開し、攻撃受けてる時に利き手を前に出すと、魔法陣を怪物に向かって弾き、怪物は木端微塵に吹き飛んだ。おそらく、デバイスの指示で攻撃したのだろう。何とも優秀なデバイスである。

 だが、吹き飛んだ怪物は三体に別れ、結界外に向かって移動し始めた。

 なのはは怪物を追いかけるが、中々距離を縮めることが出来ないでいるが、屋上に立ち止まり砲撃の準備が見て取れる。おそらくなのはは、砲撃タイプの魔導師なのだろう。

 瞬間、砲撃が放たれるが、三体中、二体しか封印することができなかった。おそらく、次の砲撃をチャージしている間に逃げられてしまうだろう。

 俺はその場で停止してから、

 

「――セレイナ、バスターモード起動」

 

 俺がそういうと、左手に持つ片手直剣は形を変え、尖端から砲撃の口ができ、口の周りは三角形になり、長い柄にその横にはトリガーが出現する。この形状はあれだ、なのはのデバイスに似てる。

 両手で構えたデバイスを怪物に向けると、俺の足元には漆黒の魔法陣が展開され、砲撃口には漆黒が渦巻いていく。

 

「疾けろ……漆閃!」

 

 右手人差し指でトリガーを引くと、漆黒の渦は怪物に直撃して消滅し、青く輝く宝石が出現する。これはあれか……ロストロギアのジュエルシードか。

 ともあれ、近場により、なのはと対面する俺。

 

「よう、なのはお疲れ」

 

「う、うん。――っ千尋君って、魔法使いだったの!?」

 

「まあ一応。つーか、はよ封印封印」

 

 目を丸くするなのは。

 

「え、いいの?」

 

「いいけど。誰かに頼まれたんだろ、封印してくれって」

 

 おずおずといった感じで、なのはがデバイスをジュエルシードの前に突き出すと、デバイスはジュエルシードを封印した。

 そしてなのはは、何で千尋君が魔法使いか気になります!といった感じで俺を見ている。俺は、これから色々聞かれるんだろうなぁ。と思いながら、肩を落とすのだった。




オリ主のバリアジャケットの恰好は、SAOのキリト君の真っ黒装備ってところです。剣も、エリュシデータに酷似した感じで、バスターモードはなのはさんのデバイス似ですね。
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