【一方……】《side陽波》
私は智夏に負けた後、家へと続く道のりを歩いていました。……なんで負けたんだろう?
陽波「はぁ〜……」
エミリアーノ『仕方ありませんよ。負けた事は変わりませんが、ここからさらに努力するのみです』
陽波「そうだけどさ〜」
エミリアーノの言葉に少しの安堵感を覚えた私でしたが、早々と癒されるモノではありませんでした。
陽波「(私にもあんな力があったらな……)」
?『ソノノゾミ……カナエテヤロウ』
陽波/エミリアーノ「『誰!?』」
背後からいきなり声を掛けられた私たちは、声がした方を素早く向きました!するとそこには見たことの無いモンスターが浮かんでいました!
?『我は〈凶乱魔竜 ヴァニティ・骸・デストロイヤー〉……《ロストワールド》のモンスターだ』
陽波「一体、私に何の用なの!?」
エミリアーノ『一体いつから!』
デストロイヤー『お前には用はない、消え失せろ……《スタードラゴンワールド》のモンスターよ。用があるのはそこの女だけだ』
デストロイヤーがエミリアーノに消える様に言いましたが、エミリアーノが当然それを聞き入れるはずも無くて……。
エミリアーノ『どうしてです!私は陽波のバディです!勝手な事を言わないで下さい!』
デストロイヤー『ふむ……良いだろう。話を戻すぞ、香野陽波よ』
陽波「どうして私の名前を!」
デストロイヤー『今までのファイトを全て見させてもらった。それで知ったに過ぎぬ』
何故デストロイヤーが私の名前を知っているのかを聞いたところ、当然の答えが返ってきました。それを話終えたデストロイヤーは私の目を見て、こう告げました。
デストロイヤー『香野 陽波よ……お前は強き力を持ちながら、仲間に支えられる事が多いだろう。お前には幼馴染みがいる筈だ……違うか?』
陽波「そ、そうだけど……」
デストロイヤー『お前は幼馴染みで、最近バディが出来たばかりの五月雨 彩花に少しながらも……嫉妬していたはずだ』
エミリアーノ『そ、そうなのですか!?』
陽波「ど、どうして……貴方がそんな事を!」
デストロイヤー『図星か』
言われた事に対して、言葉を詰まらせてしまう私。さらにデストロイヤーは続けました。
デストロイヤー『我の目は誤魔化せぬ……次第に強くなって行く友を見て、疎外感を感じていたのだろう?無理も無い、その友をバディファイトに引き込んだのは、紛れもない……お前自身であろう』
陽波「……」
デストロイヤー『優しき心を持つ、正しき巫女よ……お前はもう、迷う必要も悩む必要も無い……己の赴くままに生きるのだ』
陽波「そんな事、出来るわけ……」
デストロイヤー『我なら出来る、と言えば?』
デストロイヤーの言葉は的を得ていました。……そうだ、私は誰かに縛られて生きてるんじゃない……私の為すがままに生きれば良いんだ!
陽波「良いよ……」
エミリアーノ『陽波!?……どうしたのです!?』
デストロイヤー『来い……お前に相応しき、力を与えてやろう』
私はデストロイヤーの言葉に魅了され、エミリアーノが止めるのもお構い無しに……異次元へと身を預けました。
《陽波side out》
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【ホビーショップ《Castle》】
彩華「大丈夫かな〜」
美沙「彩花さんを信じましょう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【途中経過】
美咲の手札5/ゲージ3/ライフ11
センター/レフト/ライト:無し
アイテム《光の電神 アマテラス》ソウル1
設置:無し
ーーーーー
彩花の手札5/ゲージ5/ライフ10
センター/レフト/ライト:無し
アイテム《輝きの制服少女 ミスリル》
設置:無し
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
彩花「レフトに〈制服戦士 レーサーフリル〉をコール!登場した時、私の場に《ヒロイン》があるなら、カードを1枚ドロー!」
彩花の手札5→4→5
ーーーーー
制服戦士 レーサーフリル
サイズ1/攻2000/防1000/打撃2
【移動】
ーーーーー
彩花「ライトに〈制服戦士 ドクターフリル〉をコール!」
彩花の手札5→4
ドクターフリル『うへへ、悪党はまとめて解ぼ……成敗してくれるわ〜!』
ーーーーー
制服戦士 ドクターフリル
フラッグ:ヒーローワールド
種類:モンスター 属性:ヒロイン
サイズ1/攻3000/防1000/打撃2
■このカードが破壊された時か手札に戻った時、相手の場のサイズ2以下のモンスター1枚を破壊し、君のライフ+1!
【移動】
FT「うへへ、悪党はまとめて解ぼ……成敗してくれるわ〜!」
ーーーーー
彩花「行くよ……バトル!」
美咲(アマテラス)『私の効果を発動します。ライフを+2し、カード1枚をドローして……私の防御力を+4000します』
美咲の手札5→6/ライフ11→13
ーーーーー
光の電神 アマテラス/防8000→12000
ーーーーー
彩花「……ターンエンド」
彩花の手札4/ゲージ5/ライフ10
アマテラス『では私は手札に戻りますね?』
美咲「ありがとう、アマテラス」
美咲の手札6→7
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【TURN3】〔PL:美咲〕
美咲「私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」
美咲の手札7→8/ゲージ3→4
美咲「〈礼拝の神楽鈴〉の効果で、手札のサイズ3の《電神》1枚をアイテムとして扱う!【憑依】……〈荒ぶる電神 スサノオ〉!!!」
美咲の手札8→7
ーーーーー
荒ぶる電神 スサノオ
フラッグ:カタナワールド
種類:モンスター 属性:電神
サイズ3/攻10000/防4000/打撃3
■【コールコスト】ゲージ2を払う。
■【起動】ライフ1を払う。払ったら、次の2つから1つを選んで使う。この能力は1ターンに1回だけ使える。
・そのターン中、このカードは【3回攻撃】と【貫通】を得る。
・相手の場の魔法とアイテム全てを破壊する。
FT「今度こそ、姉ちゃんに良い所を見せるんじゃーっ!」
ーーーーー
美咲(スサノオ)『フッ……』
彩花「また……雰囲気が変わった!」
ミスリル『気を付けてください……あのモンスターからは、強い気配を感じます!』
美咲(スサノオ)『行くぞ!〈守護電獣 コマジ〉をレフトにコールじゃ!』
美咲の手札7→6
ーーーーー
守護電獣 コマジ
フラッグ:カタナワールド
種類:モンスター 属性:電神
サイズ2/攻5000/防3000/打撃2
■このカードが登場した時、君の場に《電神》のアイテムがあるなら、君のデッキの上から1枚をゲージに置き、君のライフ+2!さらに、そのアイテムにソウルがあるなら、カード1枚を引く。
FT「めんどくせーけど、やるかぁ…」
ーーーーー
美咲(スサノオ)『コマジの能力で、ゲージ+1してライフ+2!さらに、アイテムにソウルがあるなら、1枚ドローじゃ。ライトに〈守護電獣 コマイチ〉をコールじゃ!』
美咲の手札6→7→6/ゲージ4→5/ライフ13→15
ーーーーー
守護電獣 コマイチ
フラッグ:カタナワールド
種類:モンスター 属性:電神
サイズ1/攻3000/防1000/打撃2
■このカードが登場した時、君が《電神》のアイテムを装備しているなら、そのターン中、君の場の《電神》全ての攻撃力+3000!さらに、そのアイテムにソウルがあるなら、そのターン中、君の場の《電神》全ての打撃力+1!
FT「コマジ、さっさと起きてください。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
美咲(スサノオ)『コマイチの能力を発動じゃ!』
彩花「そこっ!ミスリルの効果で、手札1枚を捨てる!そうしたら、相手の場のモンスター全ての能力を無効化!」
彩花の手札4→3
美咲(スサノオ)『チィっ!なら……儂の効果発動!ライフ1を払って、【3回攻撃】と【貫通】を得る!』
美咲のライフ15→14
ーーーーー
荒ぶる電神 スサノオ/【3回攻撃】/【貫通】
ーーーーー
美咲(スサノオ)『行くぞ……バトル!』
彩花「ドクターフリルをセンターに移動!」
美咲(スサノオ)『儂でドクターフリルに攻撃じゃ!喰らうが良いわ!』
彩花「キャスト〈正義の盾は砕けない!〉効果で連携でない攻撃を無効化!」
彩花の手札3→2
美咲(スサノオ)『【2回攻撃】……儂の攻撃、その身に喰らうが良いわ!』
制服戦士 ドクターフリル【撃破】!!!
彩花「ドクターフリルの効果発動!破壊された時、相手の場のモンスター1枚を破壊して、私のライフ+1!破壊するのは……〈守護電獣 コマイチ〉!!!」
彩花のライフ10→11
守護電獣 コマイチ【撃破】!!!
美咲(スサノオ)『だが……【貫通】ダメージは受けてもらうぞ!』
彩花「うっ!」
彩花のライフ11→8
美咲(スサノオ)『【3回攻撃】……儂の攻撃を、その身に受けてもらうぞ!』
彩花「うっ!」
彩花のライフ8→5
美咲(スサノオ)『コマジ!』
コマジ『やれやれ……』
彩花「うっ!」
彩花の手札5→3
美咲(スサノオ)『まだ終わらんぞ……〈電神祝祭〉をキャスト!それにより……儂をスタンドするぞ!』
美咲の手札6→5
ーーーーー
電神祝祭
フラッグ:カタナワールド
種類:魔法 属性:電神/ゲット/強化
■次の2つから1つを選んで使う。
・君のデッキから《電神》のアイテム1枚までを手札に加え、デッキをシャッフルする。
・【対抗】君の場の《電神》1枚をスタンドする。
FT「キミに…決めた!」
ーーーーー
彩花「ええ!?」
美咲(スサノオ)『これでトドメじゃあ!』
彩花「うっ!」
彩花のライフ3→0
ゲームエンド!WINNER……篠崎 美咲!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
彩花「負けちゃった〜」
美咲「楽しかったよ!またやろうね?」
彩花「うん!」
そう言って2人は手を取り合う。すると、何かを思い立ったのか……誰かが声を上げる!
智夏「いっけない!私、もうすぐ帰らなきゃ……お父さんに心配される!」
美咲「そうだね……今日はここまでにしよっか」
ガイト「またファイト出来る日を、楽しみにしている」
そう言って3人は帰って行った。……そして、残された3人はと言えば?
彩花「じゃあ……私たちも、帰ろっか」
美沙「そうしますか」
彩華「早く帰ろ〜?」
そう言って、後の3人もキャッスルを後にした。……だがこの時の3人は知らなかった。思いもよらぬ所で、有り得ない事が進んでいる事に!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【街中】
エミリアーノ『ううっ……つ、伝えなければ……陽波が……陽波が、危ない!』
今回はここまでです!如何でしたか?最初は少し意味あり気な雰囲気からスタートさせました。この展開は後後に大事になって来るので、覚えておいて下さい!
次回からは《ロストワールド》も本格参戦しますので、乞うご期待です!それではまた次回!