7歳 1857年。
アメリカが派遣してくる艦隊は0。
サウジアラビアの陸軍は、地上の罠や捕虜の特攻により更に激減していった。
「お、おい。この会社の社長を殺せば、アフリカ黒人40万匹付き・茶・砂糖10年分の土地で、個人補償有でアメリカで過ごせるんだと」
「本当か? よし、同志を集めるぞ」
コンコン
「ん?誰だ?」
ガチャ
「社内憲兵だ。反逆罪につき、極刑に処す」
「「!!?」」
スマホにいろんな情報が随時入って来る。
これを社内に設置させておいた監査憲兵委員会に連絡することで、
裏切り者をしょっぴくことができる。
当時、サウジアラビアに住んでいる人は、移民か原住民のみだ。
いや表面上資源が少ない此処は、移民くらいしかまともに過ごせなかっただろう。
よって人が本当に少ない。
人とのつながりを中心にして生きる生き方が、宗教という形で現れた地域。
まだ国だとは言いづらい場所。
だが英国人が関わっているので、居住権はあまり阻害されていないはずだ。
更に日英合同石油会社は、石炭も発掘している。
これはイギリスと貿易しているものになる。
蒸気機関の発達で、石炭が飛ぶように売れる時代。
よって一定の信頼を受けているわが社は、イギリスの圧力がアメリカにかかることになる。
これにより、世界初の経済制裁が行われることになる。
国内がいまだにアメリカやオランダ・イギリス・ロシアなど、列強の開国願書(強制)にもだえ苦しんでいる。
そんな最中に、アメリカ最大の危機と貿易黒字に目がくらんだ後の影響を知らないイギリスの後悔ある決断が下された。
1856年アメリカ恐慌・イギリス対アメリカ経済制裁・希望ヶ峰通商破壊・Saudi Arabia and USA合作戦線崩壊、対外為替企業の流通通貨介入。
対英国大口貿易・スエズ運河開発・英欧印中大陸間横断鉄道開発等、イギリスに多くの恩恵をもたらした結果だった。
最後にサウジアラビア王国首都へ、飛行船が降伏勧告手紙入り砲弾を撃ち込むことで漸く和平締結になった。
「織物が売れないんだけど!」
「じゃあ、製糸工場でもつくる?」
「佐吉、なんじゃあそりゃ」
「ここって、中国の温州ミカン作るための防風林として、枇杷とか桑とか植えているでしょ?その中で、桑の葉を食料にしている蚕蛾っているのがいて――説明――で、安くきれいな織物を作れるんだ」
「し、しかしなあ……」
「そっちは高級品として、特産品にすればいいよ。
外国人はお金をたくさん持ってるし、浴衣なんて知らない。
欧州はアジアの日常が非日常だから、それを欲しがるんだよ。だから、どうしても手に入らない非日常にお金を落とすんだ。それで、織物は日本人の感性で作って、外国に貿易の形で売ろう!」
「ううむ……目からうろことはこの事か! 急いで取り掛かるぞ、皆の衆!」
「「「応!」」」
これにより、山下門と名主の水切門、そしてこの県の藩を巻き込んだ近代革命が始まる。
「こ、腰が……」
「じゃあ、あて木というか、コルセットでもつける? 着物に、針金を通した奴なんだけど……」
「お、おお! 固いが楽じゃわい!」
「お、お、お、重いんだよなあ!」
「じゃあ、天秤というか梃と、手押し一輪車。これで、どうだい?」
「か、か、か、軽いんじゃあ!」
「千歯扱きはいいんじゃが、石うすだと限界が……」
「じゃあ、水車でも作る?」
数か月後
「……唖然じゃ。こ、こんなにも早く……」
「粉にもできるから、天麩羅粉もできるよ?」
藩が城郭保全会社に頼んで、立派なお城が新たに作られた。
弱い水力でも十分な力を出せる水車のおかげで、貿易能力が向上したらしい。
結果、お金も増えたので、新たに権威の上昇とこれからの繁栄を願ってつくったんだとか。
そういえば、城郭保全会社に京都にいる城代が江戸幕府に黙って、最新式の城郭を作ってほしいという指示が来た。
どんな目的か知らないが、1860年代に出現するガトリング砲ともしアメリカが爆撃してくる場合に備えて、華北複合企業産の最新式の対空砲を設置することにした。
一応外門や壁面に、アームストロング砲を配備するなど色々工面させた。
「こんなもの頼んだ覚えはないんだけどな」
「これが今における、最新式です」
「まあ、様になっているからいいか」
企画提出時、結構ノリノリだったらしい。
次に華北複合企業。
サウジアラビアについては待ってくれ。
で、華北複合企業なんだが、なんと太平天国の乱に介入しているんだとか。
清国の軍備増強と正規兵の訓練として、異教徒の撲滅を主目的とした鎮圧を行っている。
そしてその後援を行い、各県に銃器を輸出しているんだと。
ううーん。
いいねえ。
華北複合企業の武器が売れるというのはいいことだ。
だけど、潜水艦や飛行機・戦車・毒ガス・神経ガスは輸出禁止だ。
え、売りたいって?
外国に感知されて、次の戦争に使われるだけだ。禁止。
会長権限で取りやめさせた。
まあ見た目奇抜だから売れねぇぞ、たぶん。
あ? 天津会戦で使った?
何を……あ、アロー戦争じゃないか……。
国内とサウジアラビアの事で頭いっぱいで、こっちの事を忘れてた。
まあ、使ってしまったのはしょうがない。
今アメリカとイギリスは、お互いににらみ合ってる状況だ。
でもその結果、フランスとロシアが出てきてちょっと面倒になりかけているんだよなぁ。
面倒だけど、おおむね大丈夫。
なんとかなりそう。
天津会戦後、列強共は本国に指示を仰ぐため帰っていった。
しかし確実に戦争になるので、支那文化叡尊委員会と華北複合企業を使って文化遺産の保護をした。
更に華北複合企業の初めての海外貿易と清国との共同声明を発表し、
敵国から身を守るという意志を明確にして協力体制を整えた。
また、貿易は日本と行うことになる。
華北「小松菜・法蓮草・青梗菜いるかい?」
江戸「うーん」
華北「栄養たっぷりで、法蓮草はやわらかいぞ?」
江戸患い「買ったあ!」
華北・江戸「!?」
社長「漢方の用地がほしい」
会長(自分)「日本と中国の間に、未開発地あるやん?」
社長(下種顔)「原住民?なにそれおいしいの?……来年の会戦のための奴隷にしよう」
会長(下卑た笑み)「奴隷制はアメリカが生み出した、よってアメリカが悪い(笑)」
奴隷はどこでもやってるから、発祥なんてどうでもいいんだけども。
ま、いいや。
というわけで、色々出来た。
完成した。
華北複合企業朝鮮支部857。
主に高麗人参を栽培し、それら漢方を本部を介して日本や清国・外国に輸出される。
企業的にしなくてもいいのだが、街中が超汚かったので李氏朝鮮と協力して衣食住の衛生環境を整えることにした。
しかし李氏は衛生環境の回復により、影響力が企業に奪われるんじゃないかと考える。
だがその考えを華北複合企業本部は拒否している。
「貴殿らが清国に忠誠を誓っているのであれば、貴殿らの統治に介入しない。
現在行っているのは、国としての統治に介入しているのではなく、我が企業の成長のための社内改善の一環に過ぎない。
もしもこれを拒否するようであれば、企業への国家権力の介入として、貴殿に清国の配下として相応の対応をしてもらうことになる」
清国の後ろ盾があるし、広大な敷地や工場を持っている。
更に正規兵も持っているので、下手すれば戦争になる。
貧弱な装備しかもっていない朝鮮にとって、開戦は避けたいと思わせなければならない。
というわけで、李氏朝鮮の不和とか流したり、日本の道徳や現代日本の清潔習慣を学校を通して学ばせた。
朝鮮人に無理やりにでも意識改革をさせないと、華北複合企業の信用問題につながるからだ。
そんなわけで、現代まで続く領土問題の竹島を城郭保全会社が李氏朝鮮から購入して、
華北複合企業と李氏朝鮮に記録を取らせて漢方と漁業を中心に企業展開をする。
何時竹島を城郭保全会社が買ったかって?
普通に江戸幕府と周辺各国に島の領有と所有を認めさせて、
江戸の持ち物だと示すために城郭保全会社が台場を建築したかったから。
そして華北複合企業朝鮮支部が、城郭保全会社と話し合って租借。
それと共に領民を送って、漁業をし始めることになる。
竹島という未来の領土問題を解決するために、会社が動かないといけないっていうのがつらいな。
今現在は清国に朝貢する身分の朝鮮。でもそれがなくなれば、一気に国境問題に発展する。
面倒なものは、手っ取り早く済ませておくものだ。
あ、そうだ。
ついでに、日本が本来の土地だと尖閣諸島の領有宣言も行った。
そして台場を設置して、華北複合企業が西側の方を租借。
これで未来の問題は、粗方解決したかな。
現在の会社。
英国造船工場851・華北複合企業(酒/武器/薬/食料/船/生活用品等)851・
城郭保全会社(修復建造・警備)8'50
日英合同石油会社852・日本対外為替企業851・四国造船所853・四国電鉄853.
ダルヴァザ天然ガス会社854・支那文化叡尊委員会854・スエズ運河日埃英共同会社854
傭兵斡旋会社855・華北複合企業朝鮮支部857。