真•恋姫BASARAー甲斐の若虎と陽気な?忍   作:兔兎兎

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蒼天疾駆、猿飛佐助。

準備を終えた幸村たちは途中で雪蓮と合流する、ちなみに幸村たち呉の兵力は七千である。雪蓮が袁術から借りてきた兵が二千である。残りは呉の兵士であった。

 

 

そして幸村は馬上から歩を進めながらも空を見上げていた。

 

 

「幸村」

 

 

そんな幸村に声を掛けたのは雪蓮であった、行軍を始めてから幸村は只々空を見上げるだけだったので何事かと雪蓮が声を掛けたのである。

 

 

「おお、雪蓮殿。某に何かご用でござろうか?」

 

 

「何かご用?じゃないわよ、ずっーと空を見上げてるから気になって声を掛けたのよ。どうしたの今更冥琳に言ったこと後悔してるとか?」

 

 

雪蓮の言葉に幸村は首を横に振り雪蓮を見て答える。

 

 

「いえ、この幸村言葉にしたからには必ずや果たしてみせる所存でござる。それよりもこの戦場へと赴くこの高揚、この心の臓が早鐘を打つこの感覚、久ものだと思っていたのでござる」

 

 

「幸村のいたところではもう戦がなくなったのよね」

 

 

幸村の話を思い出し話し掛ける雪蓮、幸村は頷くと再び空を見上げる。その表情は緊張したような表情であった。

 

 

「やっぱり緊張してるの?なんてったって久々の戦場だものね」

 

 

雪蓮が心配した様子で幸村に話し掛ける、しかし、幸村は。

 

 

「いえ、この幸村胸の内にて燃えたぎるこの熱き心が滾りに滾ってまいっておりまする!!」

 

 

「そ、そうなの……、もしかして久々の戦場で早く暴れたくてしょうがないってだけ?」

 

 

「応!!この幸村久々の戦場に震える心を抑えきらませぬぞ!!」

 

 

「全く、頼もしいことこの上ないわね。期待してるわよ幸村」

 

 

そのまま順調に進みそして……。

 

 

「雪蓮の大将、前方一里のところに黄巾党の本隊。及び陣地を発見したよ。」

 

 

佐助の報告に緊張が走る。

 

 

「ありがと佐助、でも。なんか大将って言われかたむず痒いわね〜。」

 

 

「まっ、何事も慣れだよ雪蓮の大将」

 

 

「よし、先鋒は幸村と佐助の部隊。雪蓮はその後ろに祭殿は雪蓮の補佐を。」

 

 

「私と穏は両翼に、頼んだぞ幸村、佐助。」

 

 

「心得もうした!!」

 

 

「やれやれ、俺様忍なのに目立つ役目引き受けちまったね。」

 

 

「派手に暴れなさい幸村」

 

 

「しっかりの」

 

 

「それじゃ〜張り切って行きましょ〜、雪蓮様出撃の合図をお願いします〜。」

 

 

「ええ、それじゃいくわよ」

 

 

そう言うと雪蓮は腰の南海覇王を抜き天に掲げ言い放つ。

 

 

「勇敢なる呉の強者達よ!いよいよ我らの戦いを始める時が来た!!」

 

 

「新しい呉のために!!先王、孫文台の悲願を叶えるために!!」

 

 

「雄叫びを上げよ!!大陸に蔓延る黄巾党を殲滅せんがために!!孫呉の未来のために!!」

 

 

「獣と化した黄巾党に正義の鉄槌を下すのだ!!正義は孫呉にあり!!」

 

 

「「「「「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」」

 

 

雪蓮の言葉に兵士たちがはち切れんばかりの雄叫びを上げる、士気はたかりに高まっていた。

 

 

「全軍抜刀!!、全軍突撃せよ!!」

 

 

雪蓮の号令により戦いの火蓋が切って落とされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おらおら、突撃ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

 

 

「ほいほい、全く元気だね真田の旦那はさ〜。」

 

 

開戦と同時に黄巾党本隊のど真ん中に突撃して行った幸村、そしてそれを追い掛けるようについて行った佐助は今現在黄巾党本隊のど真ん中で暴れていた。

 

 

「火走!!、大車輪!!鳳凰落!!」

 

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!」

 

 

「うぎゃぁぁぁぁぁぁぉぉ!!」

 

 

「ち、近ずくな!!離れて攻撃しろ!!弓兵早くやれ!!」

 

 

黄巾党の男の言葉で弓兵たちが幸村に狙いを定める、そして。

 

 

「打てー!!」

 

 

矢が幸村目掛けて降り注ぐ、しかし、その矢は幸村に届くことはなかった。

 

 

「暴猿の術」

 

 

荒れ狂う手裏剣によって全て落とされた。

 

 

「やれやれ、この俺様のこと忘れてもらっちゃ困るね」

 

 

矢が落ちて行く中静かに佐助がその姿を黄巾党の前に現れた。

 

 

「なっ、あ、あいつ今どこからでてきやがった?!」

 

 

「し、しらねぇよ!!」

 

 

「何処から出てこようが関係ねぇ!!殺っちまえ!!」

 

 

数十人の黄巾党が佐助に襲いかかる、しかし。

 

 

「影潜の術!!」

 

 

佐助の姿が消えた、跡形もなく。

 

 

「あれ?何処行きやがったんだ?」

 

 

「知るか!!」

 

 

姿をくらました佐助に驚きを隠せない黄巾党達よ、そしてその佐助は。

 

 

「おらよ!!」

 

 

「「「「「のあぁぁぁぁぁぁかまぁぉぁぁぉぁ!!」」」」」

 

 

その黄巾党の足元、影に潜んでいたのだ。さっきも佐助は消えたのではなく影に潜ったのだ。

 

 

「じ、地面から飛びて出来ぞ!!」

 

 

「な、なにおしたんだ?、何しやがったんだあいつはよ!!」

 

 

「と、兎に角逃げろ。あんな奴にかなうはずない!!」

 

 

その場にいた黄巾党達は佐助に背を向け逃げ出す、しかし。それを逃す佐助ではない。

 

 

「逃がしはしませんよっと、影舞の術」

 

 

突如地面に黒い渦が出来ると逃げたした黄巾党は。

 

 

「な、なんだ。吸い寄せられる!!」

 

 

「何なんだよ!!これは!!」

 

 

「た、た、た、助けてくれぇぇぇぇ!!」

 

 

しかし、そんな願いも虚しく影の渦に吸い込まれた黄巾党は。佐助が作り出した影の分身たちにボコボコに蹴られ殴られたあと佐助一撃でとどめを刺される。

 

 

「さて、次の獲物はと。」

 

 

そう呟き佐助は黄巾党の中に消えていった。

 

 

 




今回は佐助を活躍させてみました、次は幸村です。

戦闘描写が単調すぎますかね?
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