真•恋姫BASARAー甲斐の若虎と陽気な?忍   作:兔兎兎

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虎の魂を受け継いだ幸村と虎の娘孫策が出会います。


虎と猿、虎の娘との邂逅

陸遜の報告に慌て至急黄巾党の砦へと向かうこととなった孫策たち、十分な休息はとれなかったがそれでも向かうことにした。無謀な若者二人を止める為に。

 

 

しかし、その二人の若者との出会いが後の自分達。孫呉にとって大きな転機をもたらす者とは梅雨知らず孫策と幸村が出会うその時が近づいていた。

 

 

そして、その幸村たちは•••。

 

 

「おら、おら、おら!!突撃ィィィィィィィィ!!」

 

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 

「に、逃げろ!!あ、あんな奴に勝てるわけねぇ!!」

 

 

「馬鹿!数はこっちが上だろうが数で押すんだよ!!」

 

 

そう言って幸村の方に視線を向ける黄巾党の男であったが。

 

 

「ハッ!!」

 

 

「「「「「うおゎゎゎゎゎゎゎゎゎゎゎゎゎ!!」」」」」

 

 

まるで木の葉の様に宙を舞う仲間たちを見て男の思考は停止する、人とはあんなにも簡単に宙を舞うことが出来るものであったであろうか?

 

 

目の前で起こる出来事に只々呆然と立ち尽くす黄巾党の男の目を覚まさせたのは。

 

 

「うぎゃ!?」

 

 

地面に落ちて悲鳴を上げた仲間の声であった。

 

 

「ば、ばばばば化け物だ!!」

 

 

結局ほかの黄巾党同様に尻尾を巻いて只逃げるだけであった、しかしそれでも数の有利を誇る黄巾党は幸村に襲いかかるが。

 

 

「紅蓮脚!!」

 

 

「「「「「おわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!」」」」」

 

 

意図もたやすく蹴散らせれる。

 

 

そんな中村から攫ってきた人を人質にして幸村を止めるため攫ってきた村人がいる牢獄に向かった者達もいた、そこにも既に敵の手が回っているとも知らずに。

 

 

「やれやれ、命知らずの馬鹿たちがこんなにもいるなんてね。まっ、今日は気分が良いから分身三人増し!!ってね」

 

 

佐助の目の前には既に幾人もの黄巾党の死骸があった、囚われていた村人を発見したのは良いが人数がそこそこおり逃がすのが困難なためことが終わるまで待機することにしたのだ。

 

 

しかし、捕らえた村人を人質にしようと黄巾党たちがやって来た為佐助はこれを迎撃していた。

 

 

「んー、静かになったね。もう終わったかね?」

 

 

佐助は念のため分身を置くと幸村の元へと向かい走り出した。

 

 

しばらくすると広場が見えてくるその広場の真ん中に幸村は佇んでいた、周りにはピクリとも動かなくなった黄巾党の遺体が辺りに散らばっていた。

 

 

「大将、終わったのかい?」

 

 

「ぬ、佐助か。見てのとおりでござるこの幸村賊ごときには遅れはとらぬ」

 

 

そう言いながら幸村は体を動かす、どうやらまだまだ余裕の様子である。

 

 

「まっ、村を襲った黄巾党はこれで片付いたことだしね。俺様たちもとりあえずは村に戻りますか?」

 

 

「待て佐助、連れて来られた村人はどこでごさるか?」

 

 

「ああ、今俺様の分身が見張ってるよ。でも牢屋の扉の前さ黄巾党の遺体だらけなんだよね〜、刺激が強すぎる光景だからさ先ずは遺体の供養からだね」

 

 

「そうだな、ならば始めようぞ」

 

 

幸村と佐助が遺体を埋める作業を始めようとしたその時であった、遠くから馬蹄の音が聞こえてきたのは。

 

 

「これは•••」

 

 

「案外近いね、音から察するにここに向かって来てるのかね」

 

 

二人は門の影に隠れながら近づいて来る馬蹄の音を聞きながら様子を伺う、そして彼方に砂塵が上がるのが見えると二人は視線を砂塵から離さず砂塵を見ていた。

 

 

先頭を走る孫策は違和感に気付く、これだけ馬蹄の音が轟いているにも係わらず目前にある砦はなんの動きもみせていないのだ。これだけ近づいているのだから何かしらの動きがあってもいいはずなのに。それどころか砦の門が破壊されている始末である。

 

 

「冥琳、どう思う?」

 

 

「そうだな、静かすぎる。何かの罠かそれとも•••」

 

 

「ともかく行って見んことにはわからぬよ」

 

 

「そうですね〜、あと警戒は怠らずに•••ああ!!」

 

 

いきなり陸遜が大声で叫ぶ。

 

 

「どうした穏!?」

 

 

「門のところに誰が居ますよ、それも二人」

 

 

陸遜の言葉に全員が反応する、門のところを見ると確かにそこには二人の人物がいた。

 

 

孫策はそんな二人をみて自分の勘が今まで以上に自分に告げていた、彼らを味方につけるべきだと•••そして彼らと敵対してはいけないと。

 

 

「冥琳•••」

 

 

「?どうした雪蓮」

 

 

何時もと様子が違う孫策に周瑜が少し困惑した様子で聴く。

 

 

「彼らを呉になんとしても組み入れるわよ、私の勘が今まで以上に言うの彼等と敵対してはいけないって」

 

 

本気の口調で本気の眼差しに誰もが押し黙る、そんな状態に周瑜は。

 

 

「わかった、なんとかしてみよう」

 

 

こう答えるしかなかった。

 

 

門の前で軍を止め孫策たちは馬から降り二人の若者に目を向ける、その二人も孫策たちから視線を外さずに見る。

 

 

長い沈黙がこの場を支配する、しかし、そんな沈黙も長くは続かず一人がこの沈黙を破った。

 

 

「某は真田幸村、貴殿らは何者でござる。そしてここには何をしに参った」

 

 

幸村の覇気漂う風格に呉の兵たちは竦む、先頭に立つ孫策たちも例外ではない。しかし、それでも発言しなければならない引いてはいけないのだと自分に言い聞かせ孫策は応える。

 

 

「我が名は孫策、呉の大将。そしてここには黄巾党を討伐に来た!!」

 

 

今ここに後に江東の虎の再来と言わしめる真田幸村と小覇王と言われる二人が出会った。

 

 




こんなものでしょうかね?
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