流島鎮守府物語   作:野獣の刃

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業間です


業間

 

   ~食堂~

 

「でだ、入渠ってなんだ?」

 

「うん、じゃあせつめいするね」

 

「入渠っていうのはいわば傷付いた艦を治すための施設なんだ」

 

「そうなのか」

 

「うん、ソーナノ」

 

「唐突な淫夢はNG」

 

「アッハイ」

 

「さっき入渠時間がどうたらこうたら言ってたが何かあんのか?」

 

「ああ、うん入渠時間は艦種によって違うんだけどね」

 

「長いのは大体空母、戦艦等だね」

 

「それでね、入渠には資材を使うんだよ」

 

「ああ、燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイトのことだろ?」

 

「うん、燃料と鋼材を使うんだけどね」

 

「それじゃあ入渠時間が長い艦ってなんだ?」

 

「大和型の武蔵かな」

 

「武蔵ねえ」

 

「うん、かなりダメージを受けた時には2日と10時間もかかるよ」

 

「マジか」

 

「うん、大マジ」

 

「短くても一分くらいだからねー」

 

「じゃあさ、何かこう、パパっと治す事出来ねえ?」

 

「出来るよ」

 

「そっかーやっぱ無いよなー」

 

「出来るよ」

 

「そんなこと出来るわけ無いよなー」

 

「出来るっつってんだろうが!」

 

「」

 

「高速修復剤って言ってね、2日だろうが何だろうが一瞬で傷を治しちゃうんだよ」

 

「...マジ?」

 

「うん」

 

「だからと言って無限にある訳じゃ無いんだろ?」

 

「もちろん!高速修復剤は基本的には遠征じゃないとGET出来ないんだ」

 

「遠征?」

 

「それはまた今度の業間でね」

 

「ん?待てよ?今の説明だと駆逐艦の入渠時間って短いはずだろ?なのに何で皐月の入渠時間は二時間もしたんだ?」

 

「それが謎なんだよ、しかもあの子の傷、癒えて無いんだ」

 

「だよな、さっき見せられた時、切り傷だのなんだのがいっぱい付いてたもんな」

 

「一説にあるんだけどね、艦娘の傷は時間がたちすぎると治らなくなるって言われているんだよ」

 

「!」

 

「うん、多分前の提督が皐月を入渠させなかったんだろうね」

 

「ッ!クソが!」ドンッ

 

「そう怒るなよ藤堂」

 

「わかってる..わかっちゃいるが...」

 

「まあ、今はヤツが尻尾を出すまで待とうよ」

 

「ああ、そうだな」

 

「...ところであいつは?」

 

「皐月ちゃんのこと?」

 

「大丈夫だよ今は泣き疲れて寝ちゃってる」

 

「そうかい」

 

「うん」

 

END

 

 

 

 

業間2

 

 

 

  藤堂とXが食堂で話すちょっと前

 

 

 

「なあ、皐月、さっきの生きたい理由を教えてくれ」

 

「あれ?さっき話したはずだけど?」

 

「いやその...もうちょっと詳しくって言うかさ」

 

「まあ、うんキミにならいいかな...」

 

「?」

 

「えっとさ、さっきボクがM提督から虐待を受けてた事は言ったよね?」

 

「ああ」

 

「それでね、ボクは彼から口止めされてたんだ、「絶対にこの事は他の奴等には言うな」って「言えばお前の姉妹達もどうなるかわからないぞ」って」

 

「だから...ボクは隠したんだ、この傷を」

 

「...」

 

「でもね?姉妹達にはバレてたんだよ、この傷」

 

「でもボクは隠した、姉妹達を守りたかったからね」

 

「そうやって隠し続けたら、姉妹達を守れると、そう思いこんでたんだ」

 

「!」

 

「姉妹達にバレ始めてから3週間後、何があったと思う?」

 

「おい、まさか」

 

「ボクの姉妹艦...如月が解体されたんだ」ギリッ

 

X「なっ...」

 

「クソが!」

 

「滑稽だろう?姉妹達を守るなんて言ってて...結果はどうだ?全然駄目じゃないか!何が守るだ!守られてたのは...ボクじゃないか...」ポロポロ

 

「..........」

 

「藤堂.....」

 

「姉や妹たちはとっくに気付いてたんだ!ボクが口止めをされてた事くらい!なのに..なのにボクは気付かないフリをしていた姉妹達に甘えて!逃げていたんだ!」

 

「皐月...」

 

「教えてくれよ...ボクはどうすればいいんだ?」

 

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

     「好きにしろよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...え?」

 

「だから好きにしろっつってんだろうが」

 

「別にな?お前が償おうと思っていようが自分を犠牲にして姉妹達を助けようと思っていようが何だか知らんが___

 

 

 

 

 

    ___”俺は一度助けると決めたやつは見捨てねぇ”」

 

 

「それだけは覚えとけ」

 

「あ...う...ズルいよ....」

 

「?」

 

「見捨てないなんて言われたら、それに甘えたくなっちゃうじゃないかあ」ポロポロ

 

「おう、いっぱい甘えろ」

 

「うう..ああっ...うわあああああああああん」ボロボロ

 

「さてと、今まで空気だったX君や」

 

X「....なに?」グスッ

 

「始めようぜ?仇取りと言う名の復讐を」

 

「ああ、そうだね、やってやろうじゃないか」

 

 

 

 

 




また中途半端に終わりましたねぇ




     今回だけXは漢字使いました。


                     ヌベ
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