流島鎮守府物語   作:野獣の刃

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めんどいから妖精に漢字でしゃべらせよう!




「さーてどうすっかなー」

 

X「その事なんだけどさ」

 

「?」

 

A「お前にお客さんだ」

 

「は?」

 

トントン

 

X「どーぞ」

 

「失礼します、大尉鎮守府から駆逐艦皐月の捜索命令によって来ました、朝潮型駆逐艦の一番艦、朝潮です」

 

「はあ!?」

 

X「大尉から捜索に協力せよ、だってさ」

 

「何でだよ!?俺はいねぇつっただろうが!」

 

X「納得したのはM提督だけだろうね」

 

「でもアイツは納得しなかったと...」

 

X「そーゆーことー」

 

A「まあ頑張れや」

 

「....はあ、分かった、んじゃ内容を復唱してくれ」

 

「はい、復唱します。M提督鎮守府所属、駆逐艦皐月を捜索、これを保護する。期限は3日です」

 

「...つまり駆逐艦皐月が居なくなったから探してってことか?」

 

「はい、そうです」

 

うっわめんどくさっ!

 

「もし見つから無ければ?」

 

「...捜索を打ち切り、私は大尉鎮守府に戻ります」

 

「で、お前は解体されると。」

 

「...そんなことは」

 

「そうか?なら何故お前の妖精は半ベソかいてんだ?」

 

朝潮妖精「....」ウルウル

 

「...はあーあめんどくせ」

 

「貴方妖精と会話出来るんですか?」

 

「おう」

 

A「今更かよ」

 

B「です」ニュッ

 

C「なの」ニュッ

 

D「なあ」ニュッ

 

「どっから出てきやがった」

 

「「「提督の服の中から」」」

 

「ええ...」

 

「んで外には?」

 

「連絡は以上です、それでは。」

 

ガチャン

 

「....もう出てきて良いぞ」

 

「そうかい?」

 

「どうする?」

 

「一応今の状態維持だね」

 

「めんどくせぇな....」

 

「ああそうだ、あとボクを探す為の捜索隊も来ていたよ」

 

「ファッ!?ウーン...(心配停止)」

 

「どうしてそんなに驚くんだい?」

 

「いや何となく」

 

「ああそう?」

 

「んま、/ちょっくら朝潮と話してくるわ」

 

「へえ、そりゃどうして?」

 

「さっき言っただろ、アイツの妖精が”なにか”に怯えてんだよ」

 

「その事について尋問でもする気?」

 

「いや尋問って訳じゃないんだがなあ...」

 

「わかったよ、じゃあボクは執務室で待ってる事にするよ」

 

X「留守番は任せろーバリバリー」

 

「んあ、じゃ行ってくる」

 

「いってらっしゃい」

 

  ~埠頭~

 

 

 

「うーっすこんにちはー」

 

「ああ、ここの提督さんかい」

 

「はいそうです」

 

「皐月の捜索はどうですか?」

 

「うーん...ここの海域は潮の流れが異常なんですよね...」

 

「え?そうなんすか?」

 

初耳だぞそれ

 

「はい、我々が乗ってきた船の着岸にも少々手こずりましてね、かなりヒヤヒヤしましたよ」

 

「大変ですねえ」

 

「ええ、おまけにここの海に潜って見る流れが激しすぎて、まともに捜索が出来ないんですよ」

 

「しかも」

 

「しかも?」

 

「潜ってみてわかったんですけどねこの島の周辺、艦娘の死体だらけなんですよ」

 

「!」

 

「とても見ていられませんでしたよ...」

 

「ありがとうございます」

 

「いえいえ、お礼を言われる様なことしてませんよ?」

 

「ちょっと行ってきます」

 

「どこへ?」

 

「死体探して弔いに」

 

「...手伝います」

 

「え、でも、」

 

「良いんですよ、さあ仕事に取りかかりましょうか!」

 

「了解しました」

 

ザブン  ザブン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




良い忘れてましたけど捜索員は5人くらいいます
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