イーリス聖王国の魔道士がオラリオに来るのは違っているだろうか?   作:カルビン8

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 初めまして、FEに転生しそこからダンまちに来るというお話です。細かいツッコミは勘弁してくだされ


旅立ち

「どうしてこうなったんだろう・・・」

オレは溜息を吐いた、日本にいた時トラックに跳ねられ死んだと思ったいつの間にか赤ん坊になっていた。それからしばらく経って今世の両親の会話を聞いてみるとどうやらここはFE覚醒の世界だということがわかった。

冗談じゃない、オレなんてただのモブだろ、よく分からんけどいきなり見せしめなんかで殺されてしまうに違いない!そういう厳しい世界なのだここは!

そう思って死にたくないから一生懸命に修行してラスボスのギムレーをみんなで協力して滅ぼしたってのに。国外追放?ふざけんな!まあ?オレは強いスキルとか強い魔法とか知ってたし?どういう事が起きるのか多少知ってたけどさ。

オレの戦い方やまるでこの先を知っているような行動をとったオレに対してビビった上の連中が騒いだ結果がこれだ。ここはもう安全じゃない、いつ殺されるかわかったもんじゃない。追放される前に自ら出てってやらぁ!けどその前に行こうと思っているとこがあるんだ。

真っ黒の建物の喫茶店だ。店の名前はヒラグモという。

「いらっしゃい・・・何用ですかな?」

 

そこには胡散臭い喋り方をする男が居た。

「旅に出ようと思ってな、挨拶にきたんだ」

「旅、ですか?追放の間違いでは?ククク・・・」

「よく知ってるな」

「腕のいい情報屋を知っていますので」

 

この男の名はヒサヒデ、神軍師であるルフレに負けず劣らずと言われた知将だ。この人には戦いで何度もお世話になった。

「オラリアとやらに行くのですかな?」

「何で知ってんだ?」

「ヘルメス殿がオラリオから来たとそう言っていたのであなたの事を知らない人達がそこにはたくさんいてここよりは過ごしやすいのではないかと思いまして」

「流石だな、その通りだよ」

 

相変わらず頭の切れる男だ、オレにもその頭脳を分けて欲しいぐらいだ。ヒサヒデとヘルメスの二人はどこか自分に似ているような気がして出会ってお互いすぐ仲良くなった。腹黒さとスケベなところがそっくりだ。

 

「それにあのアスフィという女の事が頭から離れないのでしょう?あの体つきはたまりませんなぁ〜」

 

「うっさいわ、このどスケベ!それよりだな、今まで世話になった本当にありがとう」

 

「いえいえそんな大したことはしてないのでお気になさらずに」

 

感謝の言葉を言ったオレに対し謙遜するヒサヒデ。

「では新たな旅立ちに祝して平蜘蛛で一杯どうですかな?」

 

「いいのか?」

 

「はい、特別ですがね」

 

なんとこの店の名前にもなっている平蜘蛛という茶器を使いお茶を飲ませてくれるようだ。

 

「毒とか入ってないよな?」

 

「そんなことするわけないでしょう?クックック・・・」

 

平蜘蛛の中にあるお茶を茶碗に入れ差し出してきた。

 

「苦い・・・」

 

「まだまだこどもですな」

 

どうやらまだうまいと感じられるほど成長していないみたいだ。それからどうでもいい話をして店を出るとき、店に一人入ってきた。

 

「ここにいたのかいシエン」

 

「ルフレ・・・」

 

そこにいたのは聖王の半身とも言われたルフレだった。オレとしたことがルフレの魔力を探知してどこにいるのか分かるはずなのに気づかないなんてな。

 

「止めてくれるなよ、オレはここから出ていく」

 

「君を止められるとは思っていないよ、これを渡そうかと思って」

 

ちょっと止めてほしかったとか言えない・・・。おい、ヒサヒデ、そんなニヤついた顔でこっちみんな!

 

「これは、トロンの魔道書?」

 

「うん、けどただのトロンじゃない、シエン専用にしたものなんだ」

 

分かる、この黄色の魔道書はすさまじい力を秘めている。ちょっとやそっとの奴らでは扱えないだろう。

 

「ありがとな、いってくる」

 

「気を付けてね、それと忘れないでほしい、どれだけ離れても僕たちは強い絆でつながっている」

 

「ああ、わかっている」

 

あんな大変なことに巻き込まれて何度も絶望したさ、でも力を合わせて乗り切った。未来を変えた、忘れるわけがない。

 

オレは二人に別れを告げ、食料や道具を持って異界の門まで来た。この門をくぐってしまったらもう後戻りはできない、帰ってこられる保証もないし、ちゃんとオラリオとやらの場所に行けるのかどうかも分からない。

だがそれがいい、自分の知らない場所には不安しかないのは当たり前だ、世界を救ったんだ。これからだってきっと上手くいくさ。

さあ行こう、そしてさよなら、イーリス聖王国、そして死ねイーリス聖王国上層部のやつら。そうしてオレは門をくぐった。

 




はい、読専だったオレが書いてみたものです。うん、まあなんだ、3000字ってどうやったらいくの?仕事で執筆の時間ないよ?というわけで、更新速度は気にしないでください。
エタる可能性がかなり高いです。読んでくれる人がいるのかどうかすらわかりませんが、それなりに頑張っていきたいと思います。
この作品は、異界の門をくぐったときにいろんな年代のオラリオにたどり着くifルートを考えています。行き詰ったときとかは別ルートを書くかもしれません。 
今回は初めて書くのでオレTUEEEヘスティアファミリアルートになります。
それとこのFE覚醒の世界は難易度ハードです。ルナは無理じゃないかなぁ。


名前 シエン
クラス ソーサラー
年齢 22歳 身長164㎝
顔 普通 黒髪 黒目
出身 イーリス聖王国と隣国のペレジア国の国境付近の村  
職業 元魔法研究者
服装  
 黒衣で黒いマントを着ている。背中には魔道書が入る鞄を装着していてその上にマントを着ている。

軍で一番ペレジア兵を殺害した。

ステータス カッコはダンまちでの神の恩恵なしでの大体の強さ
HP  61 (耐久とは別なので不明) 
力   9 (レベル1)                   
魔力 48 (レベル7か8)               
技  50 (レベル7か8)               
速さ 42 (レベル5)                 
幸運 50 (そんな基本アビリティはない)            
守備 38 (レベル4)                 
魔防 45 (耐久とは別なので不明)           

ギムレー(難易度ハードの時)
HP   88 
力  41                 
魔力 31              
技  38              
速さ 33                 
幸運 33                   
守備 41               
魔防 38 
これは追放待ったなしですね
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