イーリス聖王国の魔道士がオラリオに来るのは違っているだろうか?   作:カルビン8

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まさかこの作品を高評価して頂くとは・・・ありがとうございます!
魔力と精神力の設定とかかなりガバガバですが、暇つぶし程度に読んでいってくださいね。


猫男

四人組が反省会をすることが決まり、お昼になって食事を取り、いざダンジョンへ!そうなるはずだったんだが・・・

 

「こうしてエリウッドは氷竜族のニニアンと一緒に暮らし幸せになりましたとさ、おしまい。」

 

「へー、こんなお話があるんだ!!おもしろーい!!」

 

「種族を超えた愛・・・私も団長と・・・」

 

「・・・ゼフィールかわいそう・・・」

 

「あ、アイズさん、物語ですからそんなに落ち込まなくても・・・」

 

「草原の民・・・チッ!」

 

「小柄な勇者ローラン、どんな人物だったんだろうね」

 

「友のために戦ったヘクトル・・・なかなかいい御仁じゃの」

 

「神将器の魔道書か・・・シエン、作ることはできないのか?」

 

「人と竜が共存出来る世界か、想像もつかへんな」

 

オレはベルと同じ様に物語を語っていた。食事中にティオナがオレに何か知ってる英雄譚はないか?と言ってきたので、内容はちょっときついからベルと同じように内容をカットしたり、改変して【烈火の剣】について食事の後にその場で話したら、他の人も席を立たずに聞いていた。あれ?ダンジョンは?

 

草原の民の話に興味を示したのは銀色の髪で顔に刺青を入れている狼人、ベート・ローガ。

かなり乱暴者らしいがフィンさん達は本当は優しい奴と知っているらしい。ツンデレかな?

 

「ねえねえ!もっとお話聞かせてよ!」

 

「・・・私も聞きたい」

 

「ちょっと、ちょっと待って・・・休憩させて・・・喉が渇いたから」

 

そうして水分補給する、この流れなら【封印の剣】の流れがベストだが、でもこんな子供に教えていい内容かなぁ?ゼフィールのその後とか悲惨すぎるぞ・・・【烈火の剣】も大概だけど・・・

 

それとリヴェリアさん、何サラッととんでもない要求してるんですかねぇ!?無理だって!

 

「はやくはやく!!次の話を!」

 

「まてまて、どの内容にしようか考えてるから」

 

「・・・ゼフィールのその後が気になる・・・幸せになったんだよね・・・?」

 

「」

 

おおう、なんと返事をしたらいいんだろうか・・・アイズはゼフィールに幸せになってほしいと思っている様だ。オレもそうだったよ・・・

めっちゃごまかしてぇ、でもロキさんがいるから嘘がバレちまう・・・

空気読んでくださいよ、ロキさん!!

 

「もちろんだよ、また問題は起きたけど幸せになれたよ」

 

「ホント?」

 

「本当だよ」

 

「・・・じゃあ、その後の話をして・・・?」

 

「」

 

すっかりハマっちゃってるよ・・・この子・・・

 

それにしても、人と竜の共存・・・か、こちらでいうと人とモンスターの共存・・・無理じゃないかなぁ。

モンスターは話せないらしいし、大昔から人間との溝が深すぎる・・・モンスターが話を出来るのであれば話は変わってくるが、でもすぐに仲良しこよしというわけにはいかないだろう。

 

「わかったよ、なら話すとするか・・・【烈火の剣】から20年後の【封印の剣】の物語を」

 

この後オレは【封印の剣】の物語を語った・・・

その後また他の話をせがまれたのは分かりきっていたことだった・・・

 

 

「つ、疲れた。オレよく覚えていたなあの内容・・・」

 

他の話はまた今度という事で、オレはロキ・ファミリアから出た。ごめんな、ダンジョン・・・行ってあげられなくて・・・コンドイクカラ・・・楽しみにしててね?

 

そういえばそろそろ夜ご飯を取らねば、よし【豊饒の女主人】に決まりだな!

オレは【豊饒の女主人】に行ったら店の前には鈍色の髪を後頭部でお団子にまとめ、そこから一本の尻尾が垂れている。変わった髪型をしている、女の子シル・フローヴァがいた。

可愛いけどしたたかで腹黒いんじゃないかとオレは思っている、だがそれが良い。シルはオレを見つけると話しかけてきた。

 

「あ、シエンさん!こんばんわ、今夜はウチで食事を取っていきませんか?」

 

「そうしようかと思ってきたんだ、相変わらず繁盛してんな、席空いてる?」

 

「はい、大丈夫ですよ。結構混んでますけど席は空いてますので、お客様一名入りまーす!」

 

そうしてお店に入って空いてる席を探すと、カウンター席にこの間の夜に襲いかかってきたオレよりちょっと背の低い黒と灰の毛並みを持つ猫人の隣が空いていた・・・どうしよ・・・

 

「坊主、そんなとこに立ったってんじゃないよ、さっさと座りな!」

 

女将さんに叱られたので仕方なく猫人の隣に座ると気づいたのか話しかけてきた。

 

「!?テメェはあの時の・・・」

 

「やあ、あの時襲ってきた猫男くん」

 

「・・・アレンだ、そんな変な呼び方すんじゃねぇ」

 

「アレンね覚えたぞ、あ、リューさん!アルヴの水と今日のオススメを1つ!」

 

「かしこまりました」

 

「あ?テメェ、酒じゃなくて水飲むのか?」

 

「お酒は飲まないんだ、誰かさんの襲撃に対応できるようにね?」

 

「チッ!」

 

「お待たせしました、アルヴの水と今日のオススメです。それとシエンさんは、お酒を飲めないし飲まないそうです」

 

「ぷ、ははははは!!テメェ、飲めねぇのかよ!?ダセェ!」

 

そう言って大笑いするアレン。

 

「しょうがないだろ・・・飲めないものは飲めないんだ、苦いの無理。リューさんバラさないでよ・・・」

 

「すみません」

 

「くくくくく、こいつは面白いことを聞いたぜ」

 

「そういうアレンは猫人なんだから、猫舌じゃないの?」

 

「あ?」

 

あら図星?急に雰囲気が変わったぞ?

 

「ぷーくすくすくす。おいおい、本当かよ。でも悪いことじゃないし、血の気の多い男が猫舌・・・これはギャップ萌えだな!」

 

「なにわけわからねぇこといってやがる!いいか?このこと他の奴らにバラすんじゃねえぞ!」

 

「え〜どうしよっかなぁ〜」

 

「バラしたら殺す」

 

「はっはっは、寝言は寝て言ってくれ」

 

アレンはスピードタイプだ。だからオレに勝つには魔法名を言い終わるより速くなるかバリアを破壊できるように【力】を上げる必要がある。

奇襲なら嫌という程、戦友とやってきたからオレならこのタイミングでやるというのが分かる。

とはいえ、うかうかしてられないな。魔法名を言うスピードを上げる訓練か、また別の手段を考えないと・・・

アレンはベートと同じタイプだな。けどベートは何か違う気がする、ベートの履いている銀色のブーツもなんか気になるし、魔力はないと思うけど何か【魔法】を持っているそんな気がする。

 

「わかったよ、言わないよこんな面白いこと」

 

「・・・テメェと喋ってると調子が狂う」

 

「オレは楽しいけど?」

 

「るせぇ!テメェを殺すのはオレだ、首を洗って待ってやがれ!」

 

そう言ってお金を置いて出て行った。

 

「シエンさん、【女神の戦車】(ヴァナ・フレイア)に対して何をしたんですか?」

 

「いきなり襲いかかって来たから、攻撃を防いでその後動きを封じて逃げた」

 

「Lv.6相手にまともに相手出来るなんて・・・貴方は本当に何者なんですか・・・」

 

「普通の魔道士だよ、え?アレンはLv.6なんだ、へー。確かオラリオで一番強いのはLv.7だっけ?それならもう少し力を使わないとダメかもな」

 

「普通の魔道士って・・・しかも本気じゃなかったんですか・・・」

 

リューさんは呆れていた、でもね人には相性があって半端なパワーなら圧勝できるけど、半端じゃないパワーの持ち主だったらあっさりやられるんだよなぁ。

しかも【封印】の解除のラグもある、ホントあっさりやられるかもしれない。【封印】なんとかしてぇなぁ・・・

 

「プププ、ね、猫男・・・アレンも変なアダ名をつけられたニャー」

 

「アーニャ、彼は貴方の兄でしょう?シエンさんに対して訂正を求めては?」

 

「いや、面白いから全然オッケーニャ」

 

今笑っている茶色の髪の猫人はアーニャ、なんとなくアホっぽいが憎めないやつだ。ていうか、アレンはお兄さんだったのか・・・似てねぇ!?

いや待て、まだ全然アレンのこと知らないからもしかしたら似ているところとかあるかもしれない、今度会う時要チェックだな!

さて、喋ってお腹も空いたし食べよう!何やらシルの笑みが気になるが食べる方が大事だ!

 




ちなみにシエンは神将器の魔道書は作れる可能性はありまぁす!
アイズにはゼフィールは死んでいないようにぼかして言いました。

ベートが魔法を発動した時は【封印】状態のシエンはほぼ負けます。相性最悪です。試合ではなく殺し合いになります。

【魔殺し】のスキルがなくても気づいちゃうシエン、さすがはイーリスの悪魔だ!

シエン「や め ろ」

接触 意味 他の人と交渉を持つこと。連絡を取ること。

襲撃、奇襲、接触とはいったい?うごごご!?

シル・フローヴァ
シル・ヴァー
シルバー
・・・まさかね?
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