イーリス聖王国の魔道士がオラリオに来るのは違っているだろうか? 作:カルビン8
オレは上空から降り透明状態を解除する。すると降りた付近にいたアマゾネス達が一斉に襲いかかってくる。
「いたぞ!捕らえろ!さらに増援を呼べ!」
「顔は・・・普通ね」
「黒ずくめ、何か不気味・・・」
なに言っているかわからないが目線がオレの顔と服にいって顔を歪めているから、オレの顔や服装が気に入らないんだろう・・・泣いてないぞ
「【ミラーバリア】」
敵の攻撃が届きそうになったのでバリアを展開し攻撃を弾き、次に形を透明迷路の時みたく長くする。誰も入ってこれない安全通路の出来上がりだ。もともとこっちは配達に来ていて戦いに来たわけではないから怪我させないようにしないとな。
さて、神室を探しに行くか神カーリーはどこかな〜
「なんだ?何かにぶつかったぞ!?」
「く、斬りつけても傷一つ付きやしない・・・」
「もっと強い仲間を呼んでくるんだ!くそ!ついに主神の部屋まで侵入を許してしまった・・・」
たくさんのアマゾネス達の歓迎をバリアで受けながら移動してついに派手な装飾品で飾られた神室っぽいところにたどり着いた。【魔力】をそれなりに持つ人もこの中にいるみたいだし当たりだろうな。
NKT(長く苦しい戦いだった)・・・
オレはドアをノックする。
「入ってよいぞ」
中から童女のような声が聞こえてきた。若干偉そうだし言葉わかるしこの声の人物が神カーリーだろうな。
「失礼します。お荷物を届けにきまし・・・あぶな!?」
部屋に入る許可を得たのでドアを開け入った瞬間に蹴りが飛んできた!避けられないのでマントを伸ばし壁を作り硬化する。マントは二箇所蹴りによって凹んだ。
「ほう、ここまでやってくるだけあってバーチェの言う通りなかなかやるのう。アルガナ、バーチェ、武器を下ろせ。」
「わかった」
「・・・・・」
「ほれ、こちらはもう攻撃はせんぞ。その妙なマントを元に戻しお主の顔を見せんか」
そう言ってきたのでオレは警戒を解かずにマントを元に戻した。そこにはアマゾネス達と同じように褐色の肌を持ち、鮮血のごとく赤い髪、背丈はいたいけな少女のようで模した骸骨を繋ぎ合わせた首飾りと牙を生やした仮面をつけている神がいた。
それとアルガナとバーチェと呼ばれた二人のアマゾネスがいた。服装は露出が激しすぎて直視しづらいぞ・・・
片方はさっき闘技場で戦っていた方だな。髪色も顔も似ている・・・姉妹か?
「なんか、パッとせんのう・・・普通じゃ」
「・・・こちらが注文されていた品物です。お受け取りください」
なんか腹立つけど仕事だ、これを渡したら終わりだ耐えろオレ!
「うむ、確かに受け取ったぞ。ご苦労」
「色々お騒がせしましたのでこれにて失礼しま「まて」・・・?」
品物を渡し終わり帰ろうとすると結わえた髪を腰まで伸ばしたアマゾネスのアルガナが共通語でオレに話しかけてきた。
「私と闘え」
「」
お、話通じると思ったらこれだよ!もうオレはお家に帰りたいの!勘弁してください・・・
「まあまてアルガナよ、元々はバーチェがこの男と闘いたいと言っておったのだ。二人で一緒に闘うといい。」
「いやあの、私は闘うつもりはないのですが・・・」
「なら品物は受け取らぬ、そして二度とヘルメスから品物を注文をせぬ」
こんのロリババァ・・・ッッ!なにふざけたこと言ってんだ!
しかしヘルメス達に迷惑をかけるわけにはいかないし闘うしかないのか・・・
「・・・わかりました」
「ふふふ、どんな闘いが始まるのか楽しみじゃのう!」
こうしてオレは闘うこととなり、アマゾネス達が闘う闘技場に向かった。
やる気でないなぁ・・・
闘技場に着きそこで目にしたのは観客席にいるたくさんのアマゾネス達だ。そこに女好きの爺さんを放り込んだらどうなるのかとか気になった。
「これからアルガナとバーチェが来訪者との闘いを始める、皆の者!瞬きをせずにしかと見ておくのじゃ!」
ロリババァが開始を宣言する。いよいよ始まる。
始まりと共にアマゾネス達が騒ぎ立てる。
目の前にいた2人が左右に分かれてオレを挟撃しようとしてきた。
「【ミラーバリア】」
拳と蹴りを【魔法】で防ぐ。
「グッ!?」
「・・・硬い」
「だが攻撃し続ければ砕けるはずだ!」
「・・・(コクッ)」
激しい攻撃のラッシュをする度に二人の胸が揺れる。その胸は豊満であった。
あ〜たまらねぇぜ・・・
『汝は戦士に非ず!汝は戦士に非ず!』
なんだぁ?なんか周りのアマゾネス達が騒ぎ立てているな。胸を見過ぎ?戦闘中なので不可抗力です。
「あやつらはお主が守っておるのが気に食わんのじゃ。妾も血肉が踊る闘いが見たいのう?」
要はオレの戦い方が気に入らないってことか、前より【耐久】が上がったとはいえ【力】の高いアマゾネスの攻撃を食らったらボロボロになるな。
「申し訳ないですけどこれがオレのやり方です。突破できない方が悪い」
「それはそうじゃがお主面白くないじゃろ?」
「面白さはいらないし、闘うつもりはないって言ったじゃないですか・・・」
「嫌じゃ〜血肉踊る闘いが見たい〜見たいのじゃ〜!!」
うぜぇ・・・神が駄々をこねんなや・・・
「わかりましたよ・・・ほれ【解除】っと」
「ッ!カーリー!余計な事を!!」
「・・・その余裕、命取りとなるぞ」
なんて言ってるかわからないけどアルガナって奴は余計な事をとか言ってるんだろうな。
とはいえさっきの攻撃のラッシュは目では追うことは出来たが回避が追いつかない。マントでなんとかするしかないな。
「【
バーチェの右手を黒紫の光膜が覆う。その光の膜は粘度を富み、蠕動を繰り返し禍々しい。
あれは明らかに食らったらヤバイな・・・しかも超短文詠唱かよ・・・
「隙だらけだ」
「!!」
バーチェの【魔法】を注意して見ていたらアルガナが背後に現れた。
耳元で囁くほど密着している。不味い、はやく【魔法】を!
「【ミスト】!」
あっちが超短文詠唱ならこっちは速攻魔法だ!
アルガナはオレの首筋に噛み付こうとしたが全身が霧状と化しているオレには嚙み付けなかった。霧状で移動してアルガナから離れ元に戻る。
「姑息な手を・・・」
危ねぇ・・・でもなんで噛み付こうとしたんだ?そのまま切ったり、殴った方が速かったはず・・・何かあるな
「私を忘れてもらっては困る」
「クッ!」
真っ正面からバーチェが突っ込んできて右ストレートをぶちかましてくる。マントでなんとかしないと!【精神力】をマントに流し変形、硬化させた。バーチェの拳がマントにぶつかり、マントが凹む。さっき神室で防いだ時と同じ様に防げたのだが、ジュウゥゥと音を立てて拳を防いだところが溶けていた!色的にも毒・・・なのか?
【毒耐性】のマントが溶けるなんて・・・やっぱりあの拳の攻撃をもらうわけにはいかないな。
不気味な能力を持ったのが二人いるのは厄介だな・・・まとめてカタをつけるか。
オレはバーチェから距離を取りながらマントに【精神力】を流し修復し、マントでオレの体全体を守る様に包み込む。
「守っても無駄だ!」
バーチェの【魔力】が近づいて来るのがわかる。アルガナは気配でなんとなく居場所を掴む。自分自身を守ろうとするのはフェイクだ。敵を釣り、確実に仕留める。
射程範囲は闘技場の観客席ギリギリまでの全体攻撃!
新しく作った魔道書【ブリザー】に【精神力】を流し込み魔道書がアリスブルーに輝き発動!
「なんだあれは!?」
「不味い!?何かはわからないがあれを発動させるな!?」
マントの一部が魔道書の光で明るくなり気づいたようだがもう遅い!オレを中心に猛吹雪が発生する。全てを凍てつかせる強力な冷気、逃げ場はない!ちょっと頭冷やそうか・・・
アルガナとバーチェの身体を冷気が襲い氷付けになった・・・
「さて、まだやるんですか?」
オレはロリババァを睨む
「ほほほ、テルスキュラでもトップクラスの二人がやられた以上他の者たちでも敵うまい。おぬしの勝ちじゃ、血肉は踊らなかったがなかなか変わった闘いで面白かったぞ!」
『ゼ・ウィーガ!ゼ・ウィーガ!ゼ・ウィーガ!』
「あの、アマゾネス達はなんと言っているんですか?」
「汝こそ真の戦士と言っておるんじゃ、なんとまぁ見事な手のひら返しよの・・・そういえばお主それだけ強いのだ二つ名は?」
「L v.1でまだ無いですけど」
「なんと!?ふふふ、下界の子供達は妾を楽しませてくれるのぅ。そうじゃ!お主の二つ名はまだ無いのじゃろう?妾が決めてやる。【精神力】のみで戦う者、【
【魔戦士】、FEでは魔法耐性の高い剣使いの事なんだがまあ悪くないしいいか。けど勝手に決めていいのか?
「ありがとうございます、それではこれで失礼します」
「うむ、またいつでも来るといい。歓迎しておるぞ!」
二度と来るもんか!!
絶対破れない防御壁って絶望感半端ないですね
?????「L v.5のアマゾネスが二人・・・来るぞ!シエン!」