イーリス聖王国の魔道士がオラリオに来るのは違っているだろうか? 作:カルビン8
英雄王マルスのいた時代に存在している魔法(最低でも2000年以上前)
凄まじい冷気で敵を凍らせる
イーリスにいた時各地に残されていた資料から復元することに成功
オラリオに来てからはロキファミリアに新しい【魔道書】の案を出して欲しいと頼むとリヴェリアから氷の魔法は無いのか?と手紙が送られてきたのでとりあえず作った。
【ブリザー】を最初に使ったのはアルヴの水をこの魔法で凍らせたこと。そしてナイフで氷を薄く切って器に乗せその上にシロップをかけてかき氷を作った。
ベル達には暑い時期によくかき氷を作ってとせがまれた。
最後の品物を配達し終わり、テルスキュラを出て無事オラリオにたどり着き昼頃、ヘルメスファミリアに戻ってきた。
「やっと戻ってこれた・・・ただいま〜」
「お帰りなさいシエン、配達お疲れ様です。そしてすみませんでした。」
ホームに入りアスフィを見つけ挨拶をすると謝られた。え?なんだろ?
「配達してきた場所でテルスキュラがあったと思うのですが」
「ああ、あったな」
「あそこは男子禁制という事を伝えるのを忘れました。本当にすみません。」
「まあまあ、間違いなんて誰でもあるし別にいいよ。無事ちゃんと戻ってきたし、けどもうあそこにはいかないけどな!」
あそこに行くたびに命の危険があるなんて本当にごめんだ。
「ですがそれでは私の気が済みません」
「別にいいのに。ならそうだなぁ、またどこかに食べに行こうぜ。そして、配達中に何があったかを聞いてもらうか」
オレは前にあったアスフィの罰と同じような事を言う。
「それは・・・ふふ、ではその話楽しみにしてますね」
「ああ、次は素材集めだったよな?」
「はい、上層はリリルカさんがやってくれましたので中層をお願いします。」
「任された、あれ?リリは?」
「ダンジョンに入っているようですね」
リリは上層はクリアしたみたいだな、リリと一緒にダンジョン探索するときは中層にチャレンジしてみよう。
さて、ロキファミリアには最近行ってないし挨拶にでも行くか
「久しぶりにロキさんとこに行ってくるよ」
「わかりました、リリルカさんにはシエンが戻ってきた事を伝えておきますね」
「よろしく頼むよ」
こうしてオレはヘルメスファミリアを後にした。
ロキファミリアを行く途中にあるジャガ丸くんのお店に金髪の見知った子、アイズがいた。
「ジャガ丸くん、小豆クリーム味ください」
ジャガ丸君とはオレが見た感じコロッケのようなものなのだが・・・小豆クリーム味!?なんてもん売ってんだオラリオは!?
「よ、久しぶりアイズ。随分背が伸びたな、オレと同じくらいか」
久しぶりにアイズに会ったら背が伸びていた。14歳か、まだ背が伸びるかもな。
「シエン、久しぶり・・・シエンも少し変わった?」
「え?どこがだ?背は伸びてないけど」
「ううん、背じゃなくて気配・・・かな」
「気配?」
「前は変な感じだったけど、今は違う。変な感じはしない」
どういう事だ?ステイタス更新で何かあったのか?また爺さんにステイタス更新してもらうときに聞かないとな。
「それでシエン、どこに行くの?」
「ああ、ロキさんに挨拶しに行こうかと思ってロキファミリアにね」
「なら一緒に行こ?」
「おう。それとアイズ、それ美味いのか?」
オレはアイズが食べているジャガ丸くん小豆クリーム味を指差す。
「うん、美味しいよ?シエンも食べるべき・・・」
アイズは持っているジャガ丸くんをオレに近づけてくる。
「い、今はお腹空いてないからいいよ」
周りから視線を感じ拒否する。食っていたらロキさんに伝わって面倒な事になるかもしれないからな・・・
「お帰りなさい、アイズさん!」
「ただいま」
「こんにちは、またオラリオに来たんでロキさんに挨拶に来ました」
「少しお待ちを・・・主神に確認をとりますので」
門番に止められたのでその場で待っていると
「おっかえり〜〜!アイズたん!!とう!!」
大声を上げてこちらに向かって砂埃を巻き上げ走ってくるロキさんがいた。そしてアイズに向かって覆いかぶさるようにジャンプし襲い掛かる!
「イヤ・・・シエン」
「はいはい・・・」
襲い掛かって来たロキさんを拒絶しオレに受け止めるように言うアイズ。オレはマントを伸ばしロキさんを受け止める。
「ああ^〜アイズたん、絹のように柔らかくて触り心地ええなぁ〜ってマントやないかい!?」
「どうもこんにちはロキさん、お変わりのないようで」
オレはロキさんをマントから降ろす。
「おう!久しぶりやなシエン君!アイズたんはウチのお気にやで?家族とのスキンシップはおかしくないやろ?」
「思いっきり拒否られてましたけど・・・」
「」
「ま、またオラリオに来たのでまたいろいろお世話になります」
「・・・よろしく、お願いします。また、戦おう?」
ロキさんは少し固まっているけどアイズが代わりに挨拶してきた。
「・・・程々にな?」
「善処、します?」
なんで疑問形なんだ?戦うのを了承したらアイズは目を輝かせた。善処って絶対ないな。戦う気満々だよこの子は・・・
「挨拶だけじゃあなくてウチでゆっくりしてくとええでシエン君」
「お邪魔します」
そうしてオレはロキファミリアのホームに入った。
応接間に案内されお互いなにがあったか話す。
「レフィーヤがL v.3に!?おお、それはめでたいですね!」
「ふふん、うちの子はみんな優秀やからな当然や。まだまだ強くなるでぇ!」
「私ももっと強くなる・・・」
「レフィーヤのレベルが上がってみんなも更に強くなろうと必死になっとる、ウチのファミリアの空気は今いい感じや」
「こっちはリリ、リリルカ・アーデの鍛錬とオレ自身の鍛錬と魔道具の研究ですね。数日前にオラリオに来ていたんですけどヘルメスのとこの配達の仕事を手伝っていて世界中を飛び回ってました。」
「ほーん、大空を飛び回るか・・・それは楽しそうやなぁ。ん?よー見たらシエン君、顔日焼けしとらんか?」
「はい、南の島に行って来ましてそこに着くまでに長い時間太陽の光を浴びて顔が日焼けしました。行った場所はテルスキュラってとこなんですけど」
「テルスキュラ!?あそこは男子禁制だったはずやで!?ヘルメスの奴、よくそんなとこ行かしたなぁ。」
「配達に行ったのに何故か闘うことになりましたからね・・・」
「私も(シエンと)戦いたい」
「(スルー)闘いに勝ったら二つ名を付けられましたよ【魔戦士】だそうです」
「【魔戦士】かぁ、無難やな。つか何勝手に決めとんねん!」
あ、やっぱり勝手に決めたらダメなんだ。ロキさんも怒ってるし。
「ウチがシエン君の二つ名決めようと思とったんに!【
あんたもか!アイズは食べているジャガ丸くんを見て言った。
「私も考えた。【ジャガ丸くん】」
食い物じゃないか!?絶対考えてないだろ!
「なんだ騒がしい・・・おや?シエンか」
ギャーギャー騒いでいたらリヴェリアさんがやって来た。
「お久しぶりです、リヴェリアさん。あの、手紙ありがとうございました。おかげで新しい魔道書出来て助かりました。」
「そうか、役に立ったのなら良かった。で、どんなのを作ったんだ?」
「それはですね」
「ほう、それはすごい。ならこういうのはどうだ?」
「あ〜なるほど、ではそれをこうしてこうでどうでしょう?」
「ふふ、それは面白いな」
「あはは、でしょう?」
「二人とも楽しそう・・・」
「ちょっとウチらには入っていけへんな・・・」
ハッ!意見を交換し合うのが楽しくて夢中になって二人のことをほったらかしになってしまったか。
「ゴメンゴメン、二人共。すいませんリヴェリアさん、この続きはまた今度で」
「ああ、そうだな。アイズとロキは何を話していたんだ?」
「えーと、なんやっけ?・・・ああ!こういう事や!」
ロキさんは先ほど話していた内容をリヴェリアさんに伝える。
「なるほどな」
「そもそもレベル上がってないんで二つ名は付かないんですけどね」
「そんな強いのにLv.1てホンマどないなっとんねん・・・」
「教えてくれロキさん。オレはあと何回戦えばいい?どうしたらレベルが上がる?」
「そんなん知らんわ」
「私と戦おう?」
「自分より強い相手と戦うか他の分野で神々に認められる偉業を成し遂げるしかないな」
「うーん、ロキファミリアの遠征に付き合って最下層に行くとか?」
「L v.1で行くんか!?」
「そうでもしないとレベル上がらなそうですしねぇ」
「我々としては頼もしい限りだが」
「一緒に行こ?」
「・・・よし!少しずつ潜る階層を増やしていくとしようか。状態異常を仕掛けてくるモンスターが怖すぎるけど・・・そこは対策して行くしかない!目指せレベルアップ!!」
ダンジョン探索では【対異常】の発展アビリティが絶対欲しい!なんとか手に入れてみせる!
「おっしゃ!なら次の遠征の時頼むでぇシエン君!」
最近暑いですね。