イーリス聖王国の魔道士がオラリオに来るのは違っているだろうか?   作:カルビン8

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投稿して自分で読んで見づらくて編集する。皆さんが見る前に読みやすくなるまでもうしばらくお待ちください。
ダンまちを読んでると自分の二次創作物が滑稽に見えてくる辛い


ヘスティアルート
小さなウサギと変な老人


「うおおおおお!?」

 

異界の門をくぐりすぐ着くのかと思いきや不思議な空間をただひたすら落ちていく。

 

「あ!?オレの道具が!?」

 

なんということでしょう・・・落ちていくうちに不思議な力の所為で道具や食料が入ったバッグが開き散らばっていくではありませんか・・・

 

「なんでだよ!?おかしいだろ!?ちゃんと装着してたんだぞ!?」

 

誰もいないのに叫んでしまうオレ、職業柄一人でいることが多く独り言が多くなっていた。

 

「これだけは、これだけは勘弁してくれ!!」

 

オレはバッグからルフレからもらった[トロン]の魔道書(まどうしょ)を取り出し抱え込む。

 

「な、なんだよ?ぐ、ああああ!?」

 

不思議な力はオレを包み込み、その際に生じた激痛でオレは意識が途切れた。

 

 

 

「う、うわあああああああああ」

「グギャギャギャ」

 

僕、ベル・クラネルはモンスターの群れに襲われていた。

ほんのちょっとした出来心だった。ちょっとだけ村の外に出てみて、周りを見てみようと思い歩いていたらモンスターに遭遇してしまった。

 

「グギャアア!」

「ヒッ!?」

モンスターは雄たけびをあげ僕は思わず声を出してしまう。

このままでは殺されちゃう!逃げなきゃ!そう思っても足が動かない。

 

そのとき空に不思議な模様が現れそこから人が落ちてきて地面に叩き付けられた。

 

「・・・・・ッ!なんだ?ここは?オラリオってとこに着いたのか?いてて・・・」

 

全身黒ずくめの服装でマントを着た黄色い本を持った男の人だった。

 

「グギャ・・・」

 

なんだろうあの人が現れてからモンスターたちの様子がおかしい。

よく見ると震えていた、怯えているんだ。

 

「そこの子供」

 

「は、はい!」

 

「そこにいる気持ち悪い生き物はなんだ?」

 

この人はモンスターを知らないのかな?

 

「モ、モンスターです!」

 

「ふーん、襲われていたのか?」

 

いま僕はピンチなのにこの人は暢気そうにそう言った。

 

「そ、そうです!助けてください!」

 

 

 

 

目を覚ました俺の目の前には気持ち悪い声で鳴くモンスターと呼ばれる生き物に襲われている白い髪の赤い目をした、まるでウサギのような少年がいた。

 

 

助けてほしいそうなので精神力(マインド)を[トロン]の魔道書(まどうしょ)に流し込み魔道書(まどうしょ)を光らせる。

でもなんか体の調子がおかしいような?今はそれより早く始末するか

 

「ほいっと」

 

そういったオレの手のひらから複数のレーザーのような雷を出現させそのままモンスター達の頭を狙う。

当たった瞬間ジュッ!と音を立ててモンスターたちの頭はなくなった。

少年の様子を見ると呆然としていた。どうやらやり過ぎてしまったようだ、

とはいえ今の俺にはこれしか攻撃手段がないのだ。

 

「おーい大丈夫か?無事か?怖がらせてしまってゴメンな、もうちょっとうまくやれたらよかったんだけど」

 

「すごい・・・すごい!あなたはもしかして英雄なんですか!!」

 

「え、英雄?違う違う、オレは魔道士さ」

 

「でも僕のことを助けてくれました!僕にとっては命の恩人で英雄です!」

 

オレのことを大げさに褒める少年、まっすぐな目で見つめられて少しだけ照れていると

 

「ベル!無事か!?」

 

「おじいちゃん!」

 

ベルと呼ばれた少年はここに駆けつけてきた老人に抱きつく、なんだかあの老人からは変な感じがするな

 

「バカモノ!あれほど村の外には行くなといっただろう」

 

「ご、ごめんなさい、でもこの人が助けてくれたんだ!」

 

老人に叱られるベル、そしてオレに気付いた老人はベルを連れて俺に近づいてきた

 

「うちの孫を助けてくれたのは、お前さんか、ありがとう」

 

「助けてくれと言われたから助けただけです」

 

頭を下げた老人にオレはそういった。頭を上げ老人はオレの服装を見て

 

「見慣れない服装じゃ、どこから来たんじゃ?」

 

「あーそれは「空から落ちて来たんだよ!」そうなのか?」

 

オレが答えようとしたらベルが答えた。オレは気を失っていたから知らなかった。

 

「うん!空に変な模様が出てきてそこから落ちてきたんだ!」

 

「ほう、そんな不思議なこともあるのか、まあウチに来るといい、ベルを救ってくれたお礼がしたい」

 

「おじいちゃん信じてないでしょ!」

 

ベルの言ったことを適当に聞いてオレにお礼をしたいといってきた。

 

「お礼よりちょっと聞きたいことがあるんですけど、ここはどこですか?」

 

「ここは地図にも載っていない田舎の村じゃよ、ここよりずっと南に行くとオラリオという迷宮都市がある。」

 

「オラリオ!?そうか、オレはちゃんと辿り着くことができたんだな」

 

老人はオラリオがここにはあるということを教えてくれた。行ってみたいがここに来る前に食料や道具を落としてしまったため、オラリオに行く途中で餓死してしまう可能性が高い。どうしようかとオレが考え事をしていると

 

「あの、オラリオに行っちゃうんですか?」

 

「ああ、そうしようと思っているんだが食べ物がなくなってしまってな。これではオラリオに行くことができなくてどうしようかと考え事をしていたんだ」

 

「そういうことならうちの畑仕事を手伝わないか?そうしたら採れた食べ物を分けてやろう。ベルもお前さんを気に入っているようだからな、ウチにしばらく泊まって話をしてやってはくれないか?」

 

「いいのか?そんな簡単に決めて?」

 

「お前さんは悪い奴ではない、儂のカンはよく当たるんじゃ」

 

自信満々にへんなこという老人。そしてベルは目を輝かせ

 

「うちに泊まっていくの!?やったー!お話いっぱい聞かせてください!」

 

何やら勝手に話が進んでいきオレはどうやらこの二人の家に泊まることになった。

それにしてもこの老人から発するこの感じはなんなんだ?いったい何者なんだ・・・

 




シエンが辿り着いたダンまちの世界は原作より3年前でベル君が11歳という設定になっております。
FEの魔道書(まどうしょ)、ダンまちの魔道書(グリモア)、いちいち変換するのメンドクサイ


ベル・クラネル
とても素直な少年で純粋無垢、突然現れたシエンに対して興味津々な様子


謎の老人

ベルの祖父でベルの話を軽く流していたが実はシエンの正体を知っている。


シエン

イーリス聖王国の魔道士で転生者でもある。FE世界に来た事がわかり、死なないために幼い頃から魔法の修行をして親顔負けの魔力を手に入れる事ができた。
その噂を聞いたペレジアのギャンレルがシエンの居る村を滅ぼしシエンを手に入れようとするも村の人々に妨害されて取り逃がしてしまう。
このことよりシエンはペレジアを憎み、ペレジア兵絶対殺すマンになってしまう。シエンの戦い方は単独で突っ込み敵からダメージをわざと受け、闇の魔道書(リザイア)を使うといった戦法で見たものは魔道士の皮を被ったバーサーカーの様だと怖れた。
また、新しい魔法の開発や大昔にあった魔法や杖を復元させるなどといったこともあり、魔法に関する才能はかなり高い。
しかし、平和となりペレジアと和睦する際にシエンがいると和睦はしないと言われ、その魔法の才能と戦闘力を恐れていたイーリス聖王国上層部がこれを理由にシエンを独断で追放することになってしまう。
シエンをいなくなってから13日たったころにイーリス聖王国上層部の人間が謎の急死するといった事が多発した。
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