イーリス聖王国の魔道士がオラリオに来るのは違っているだろうか?   作:カルビン8

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大会の後

アストレアファミリア

 

「今日の大会で私達アストレアファミリアが1位、2位、3位と表彰台を独占!やったね!」

 

「その3人がまとめてレベルアップだもんな、羨ましいぜ〜」

 

「ならライラも出場すればよかったのに。」

 

「あんな運要素全開の大会に出るかよ!それに手の内がバレるのはもっと嫌だかんな!」

 

赤髪のポニーテールのヒューマンのアリーゼ、ピンク色のショートヘアの小人族のライラが話し合う。

アリーゼ達は大会が終わった後に自分達のファミリアにて宴会を開いていた。

 

「手に入れた【魔道具】は相当に貴重な物ね。使っても良し、高値で売りさばいても良し!」

 

「【魔道具】ですか・・・」

 

「あん?どうしたんだよリオン?」

 

リューは魔道具と聞いて大会で【魔道具】を使っていた子供を思い出した。

 

「いえ、あの子供が降参せずに順調に勝ち進んで私達が戦うことになったら勝てていたかどうかと思いまして。」

 

「これだから生真面目エルフは・・・別にいいだろ〜戦わずに済んだならそれで良しだろ?」

 

「ですが。あの子供はLv.2になったばかりだというのに格上をあっさり倒してしまった。」

 

能力はレベルの差で圧倒的な違いが出来る。それにもかかわらず【魔力】のみで倒してみせた。

 

「確かにあれは凄かったわね。【魔法】を使う人にとっては天敵もいい所よ。けど私たちも負けてられない、もっともっと強くなるわ!」

 

「アリーゼ、そうですね。もっともっと、強くなりましょう。」

 

豊饒の女主人

 

「おっしゃ!今日はみんなお疲れさん!乾杯や!!」

 

『カンパーイ!!』

 

代わってロキ達は豊饒の女主人にて宴会を開いた。出場していない人も混ぜての大宴会だ。

 

「宴を開くなら酒を飲まずにはいられんのう!」

 

「ほどほどにしておいてくれよガレス。」

 

「そう固い事を言うでないわリヴェリア。」

 

「そうやでママ!よし!ガレス、飲み比べをしようやないか!」

 

「このワシに挑むか、受けて立つぞ!」

 

「ガレスさんが勝つのに10000ヴァリスだ!」

 

「だったら俺はロキに10010ヴァリス!」

 

『ワッハッハ!!』

 

「誰がママだ。ハァ、全く困ったものだ・・・」

 

ロキとガレスは飲み比べを始めをどっちが勝つか賭けまで始まる始末。リヴェリアは深いため息をついた。

 

「お前達はあんな風になるんじゃないぞ。」

 

アイズ、シエン、ラウル、アキに酒飲みにならないように言った。

 

「うん。」

 

「魔道士に酒は不要だ。せいぜい嗜む程度だろ。」

 

「はいっす。(けどガレスさん達、楽しそうっす・・・お酒を飲むってどんな感じなんすかね・・・)」

 

「私も嗜むくらいにします。」

 

「ああ。それくらいがいい。せっかく集まっているしちょうどいい。聞きたいことがある。お前達は今後どう強くなっていくつもりだ?」

 

「ひたすらダンジョンに潜って強くなる。」

 

アイズはリヴェリアの質問に即答する。その答えを聞いて若干眉をひそめた。

 

「いや、そうだけどそうじゃない。リヴェリアが聞きたいのは具体的な計画。成長プランだ、アイズ。」

 

「成長ぷらん?」

 

「オレでいうならそうだな。どんどん厄介なモンスターが出てくるから【対異常】を手に入れる為に毒とか麻痺を主に使ってくるモンスターと戦うつもりだ。そうすれば手に入れられるかもしれないしな。そんでLv.3になるのは階層主のゴライアスを集団で倒した時かな。」

 

大会で格上を倒してみせたシエンはレベルアップする為の偉業を成し遂げた事になったのでいつでもLv.3に上がれるようにはなっている。前の時と同様にしばらくは基礎アビリティを貯め続ける方針だ。

 

「ふむ、なるほど。ならばシエンは【対異常】を習得しようとしている団員達のパーティーに入って冒険してもらうことになりそうだな。しばらくはダンジョン探索に勤しむといい。部屋に篭ってばかりだと習得できないぞ。」

 

「わかったよ・・・マ魔王。」

 

「誰がマ魔王だ。馬鹿者。」

 

耳のいいハイエルフのリヴェリアは変なことを呟いたシエンの頭に手刀を下ろす。

 

「オレは、二人みたいに戦えないからパーティーを組んで地道に上層のダンジョン攻略を進めていくっす。レベルアップはいつになるのかはちょっと予想がつかないっす・・・」

 

「私もラウルと同じです。」

 

「よし、二人とも無理をしないようにな。アイズ、お前はどうするんだ?」

 

「私は、よく分からない・・・」

 

アイズは今まではがむしゃらに戦っているだけだった。モンスターの特徴を知り、戦闘技術を磨いているがそういう計画は立てたことはなかった。

 

「ならばこれから考えていけばいい。私も手伝おう。」

 

「ありがとう、リヴェリア。」

 

「あの、話は変わるっすけどシエン()()は大会で特別賞みたいなのを貰っていたっすけど何だったんすか?」

 

大会で印象の残る試合を繰り広げた人物という事でシエンは特別賞を貰っていた。

ちなみにいくらなんでもありとはいえ観客席にいた神を利用してまで勝とうとしたシエンは危険な人物として、この大会には出禁となった。

 

「そういやそんなの貰ってたな。箱に入っていてまだ開けてなかったな。」

 

「どんなものか見せて欲しいっす!」

 

シエンは出禁にされた事を不満だった為、その事を忘れようとするために箱の事は気にしていなかったがラウルが中身が気になったため中身を確認することにした。

 

「ん?」

 

「・・・これは」

 

「なんすかこれ?」

 

「仮面じゃないかしら?」

 

そこに入っていたのは神ガネーシャがつけているものと同じの赤色の象の仮面だった。

 

「これはガネーシャが付けとるヤツやないか!けれどもシエンには大きすぎるな。ちょっと借りるでェ、みんな!これを付けてみたいモンはおるかー!?」

 

「勝手に持ってくなよ・・・別にいいけど」

 

酒を飲んで酔っ払っているロキがやってきてひったくるように箱に入っている仮面を取り眷属達に告げる。

 

「なんだそれ!?俺にやらせろーー!!」

 

『いけェ!ケビーン!!』

 

酒で酔っぱらった亜人のケビンはその場のノリで仮面を装着した。

 

「装ちゃーく!よおしやるぜ!【俺がガネーシャだァ】!!」

 

ケビンはガネーシャが大衆に向かってよくやるポーズをしてお決まりのセリフを言った。

その姿、声はまるで本物と同じのようだった。

 

「おお!?スゲェ!!そっくりじゃねえかケビン!」

 

「ハハハ!ホントホントそっくりだ!」

 

「フフフ、もう一回だ!【俺がガネーシャだァ】!」

 

そっくりと言われ調子に乗ったケビンは再びポーズを取りセリフを言う。

 

「【俺がガネーシャだァ】!」

 

「似てる似てる!」

 

「【俺がガネーシャだァ】!」

 

「おーいもういいぞ!他になんか無いのか!」

 

「【俺がガネーシャだァ】!」

 

「いやもういいって!」

 

だがケビンは同じ事をやり続ける。

 

「【俺がガネーシャだァ】!【俺がガネーシャだァ】!【俺がガネーシャだァ】!【俺がガネーシャだァ】!【俺がガネーシャだァ】!【俺がガネーシャだァ】!【俺がガネーシャだァ】!【俺がガネーシャだァ】!【俺がガネーシャだァ】!【俺がガネーシャだァァァァァ】!!」

 

「お、おいケビン!?しっかりしろ!!」

 

「酒の飲み過ぎながら大声出して頭がおかしくなっちまったか!?」

 

「【俺がガネーシャだァ】!」

 

「いやもういいから!」

 

「まさか、呪いのアイテムか!?」

 

「神ガネーシャがそんなものを作るわけないだろ!」

 

「【俺がガネーシャだァ】!【俺がガネーシャだァ】!」

 

この仮面は神ガネーシャがスキル【神秘】を持ったとある人物に頼み作って貰ったものでこれを付けて楽しんでもらいたいと思い作ったものである。

そのとある人物はその独特の仮面をあまり好ましく思っておらず装着して試していなかった。その感情がよろしくなかったのか、ガネーシャの仮面は呪いのアイテムとなってしまったのだ。

 

ガネーシャの仮面(呪い)

 

効果

ポーズと声をそっくりに再現できる。全てにおいてポーズと声を出す事を最優先させる。呪いにより取り外す事はできない。

 

「どうすればいいんだ・・・」

 

「【俺がガネーシャだァ】!」

 

「ケビン・・・」

 

心配されているにもかかわらずただひたすらにキレのいいポーズを取り続けるケビン。

 

「これってもはや【呪い】じゃね?」

 

「呪いのアイテム、【呪い】・・・?」

 

眷属の一人が言った【呪い】と言う言葉にロキはこれを解決できる人物を思い出した。

 

「それや!!」

 

「なにか閃いたのかロキ!」

 

「あったりまえやろ!ウチは神やで。こうピンときたんや!シエン!こっちに来てくれや!」

 

「なんだよ?酒なら飲まないぞ。」

 

ロキは呪いを解くことができるシエンを呼んだ。【ドラゴンフォーゼ】を発動している時に使用できるスキル【光の波動】を使えばなんとかなると思ったのだ。

 

「なるほど、まさかこんなことになるなんて思わないししょうがないか。」

 

「ミア母ちゃん!すまんけどちょっと席をずらさせてもらうで」

 

ロキは竜化したシエンはかなり大きくなるので邪魔になる席をずらそうとするとシエンは止めた。

 

「いやこのままで大丈夫だ。ロキ。 【姿が変わりゆけども決して変わらぬは己の心】」

 

以前は詠唱を始めると足元から魔法陣が出ていたが、今回は右肩に魔法陣が現れて指先にも現れた。

 

あの事件から少しでも長く竜化をしていられるようにする為にはどうすればいいか考えたシエンは身体を大きくせずに一部分だけでも竜化できるようにすればいいと閃いたのだ。できるようにする為に夜にこっそりと訓練場で練習していた。

 

「【ドラゴンフォーゼ】!」

 

詠唱が終わり【魔法】が発動すると右腕から光を発して光が消えると右腕の部分だけが服がなくなっていて鋭い爪を持った五本の指を持ち腕は白銀色の鱗で覆われていた。

 

「これなら席をずらす必要はないだろ。」

 

『おおおおお・・・』

 

「ホンマに器用なやっちゃなぁ・・・初めて見るけど色ボケ女神の髪色にそっくりな鱗やな。」

 

「【オレがガネーシャだァ】!」

 

「おお、そうやった。ほなシエン、ケビンを治したってくれや。」

 

ロキがシエンの腕を見ているとケビンが喋り出したので治すようにと言った。

シエンはスキル【光の波動】を発動する為に精神力を消費すると竜化した右腕がまた光り始めた。

シエンはケビンの元に移動して顔の位置まで浮遊した。

一部分とはいえ【魔法】を発動しているので浮遊することが出来る。

そして【光の波動】の効果で解呪も出来る。

 

ポーズを決めているケビンの仮面に光る竜化した右手で掴み取った。

 

「よし、取れた。こういうのに効果あるのか分からなかったからヒヤヒヤしたぞ・・・」

 

「ようやったシエン!」

 

「あれ?オレはいったい何を・・・?」

 

「ケビン!正気に戻ったんやな!?良かった良かった!よし、今日はこれで解散や!!」

 

ケビンが元に戻ってめでたしめでたし。

 

「ロキ、戻ったら後で説教だ。それとしばらく禁酒をしてもらう。」

 

「!?、そ、それはかんべんしてくれやぁ!ママァ!」

 

「誰がママだ。」

 

迷惑をかけたロキにはリヴェリアからお説教と禁酒のコンボを食らうロキであった。




なんか最凶のアイテムを作ったのかもしれない・・・
三下感たっぷりのロキしか書けない。決めるときには決めるかっこいいロキが書きたい・・・

ボルトアクスは返しました。

誰がママだネタはしつこかったかも

ケビン
外伝9巻にて登場
アイズに酒を勧めて酔っ払ったアイズに切られるという不憫な役割だった。
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