東方妖怪堂第9話の始まりです。
霊夢と魔理沙が、異変の調査に動き出します。
それでは、本編スタート
エルが博麗神社から帰っている最中に紅魔館では、異変を起こすための準備をしていた。
「お嬢様。パチュリー様が、準備が出来たとのことです。」
「わかったわ。美鈴が寝ないように監視しとくように。寝ていたらお仕置きしておいてね。」
「畏まりました。」
レミリアは紅茶を飲み終えると、窓の外を眺める。
「エルなら、フランを…‥」
「エルの事が気に入ったようね。」
レミリアの隣に紫が出現すると、呆れた表情で紫を見て溜め息をする。
紫はレミリアを、気にせずに勝手に紅茶を飲んでいる。
「あの子は何者なの?そろそろ、教えてくれないかしら八雲紫…‥」
「エルは妖怪の味方…‥だけでは、納得しないわよね。条件があるわ。」
「条件?」
「エルの存在を、博麗の巫女に教えないことが条件よ。」
「博麗の巫女に知られてはいけない理由は?」
「貴女だけには教えてあげる。…‥…‥」
◇
その頃。霊夢と魔理沙は人里に向かっていた。
「霊夢。待ってくれよ!」
「魔理沙!早くしないと人里に被害が…‥わかったわよ!」
霊夢は一旦、地面に降りて一休みする。
「霊夢…‥やっと止まってくれたぜ。どうしたんだ?」
「う~ん。気のせいかしら?ちょっとね。妖怪の気配が消えてるのよね。」
「妖怪の気配が消えてる!?」
霊夢は辺りを見回している。
「霊夢に襲われたくないから逃げてるんじゃないのか?」
「失礼ね!魔理沙!」
霊夢は魔理沙に睨み付けながら近付いていくと、魔理沙は冷や汗をかきながら謝る。
納得していないのか霊夢は、溜め息をつくが許すようだ。
「休憩は終わりよ。少し、急いで移動するわよ。」
「わかったぜ!」
休憩を終えると、人里に向かう。
「それにしても、あの仮面の男。異変を起こすための時間稼ぎをするために、私達に教えるとは思わなかったぜ。」
「そうなのよね。時間稼ぎ…‥まさか!?」
霊夢は急に飛ぶスピードをあげて、見えなくなった。
「ちょっと!霊夢!?」
魔理沙もスピードをあげる。
「やっぱり…‥」
人里に到着して被害状況の確認をするが、人里に異変が起こった形跡もなく、怪我人もいない。
「何だよ!?被害無いじゃないか!?」
「魔理沙!完全にやられたわね。」
「巫女様!?不気味な霧が、空一面に広がっています!」
人里の住人が、震えている。
「何よ!?あの霧は!?」
霊夢が見たものそれは。
空一面に紅霧が広がっている光景だった。いずれは、幻想郷全体に広がるであろう。
異変発生の瞬間だ。
霊夢と魔理沙は異変解決に動き出した。