レミリアはパチュリーと協力して、紅霧を紅魔館から発生させて異変を起こして、空を見上げる。
「第一段階成功したわね。レミリア・スカーレット。」
「そうね。八雲紫。私はこれより、異変の主犯として博麗の巫女を、招待するわ。」
「その前に、エルが戻って来ないと始まらないわよ。」
「エルです。レミリアさん入ってもいいですか?」
出掛けていたエルが、帰ってきたようだ。
「お帰りなさい。」
「あの紅霧はレミリアさんの仕掛けですか?」
「そうよ。パチェに協力してもらったのよ。エルは何処に行ってたのかしら?」
「博麗の巫女に挨拶してきただけですよ。」
レミリアの質問に答えると、出されていた紅茶を飲み干して立ち上がる。
「さて、俺は図書館の警備に戻りますね。そうだ。これをどうぞ。」
レミリアに金の十字架のペンダントを渡した。
「このペンダントは何かしら?」
レミリアはペンダントをよく見てみると、小さな魔法陣が刻まれている。
「この魔法陣は、血で刻んであるけど…‥まさか!?」
「その通り。俺の血を媒体に使って魔法陣を刻みました。」
「貴方の血?魔法陣の効果は?」
レミリアの質問にエルは、笑みを浮かべて答える。
「力を封印する効果です。ペンダントを身に付けている間は、霊力や魔力、妖力を封じ込める力をペンダントに刻みました。」
「このペンダントを私に渡す理由は?」
「このペンダントは、まだ未完成なんです。このペンダントをつけることで、力の暴走を防ぐことができます。」
「まだ未完成なのよね?危険じゃないのかしら?」
レミリアはエルに、殺気を放ちながら睨み付ける。だが、殺気を受けてもエルは平然としている。
「そうですね。レミリアさんに質問します。一番欲しいものは、何ですか?」
「妹…‥フランと仲良く暮らすこと。それが、私の願い…‥」
「理由は聞かないでおきますね。異変を起こした理由に関係あると思うので。」
エルは1枚の札を取り出して、血文字を刻み始める。
「レミリアさんの願いを叶える代わりに…‥俺と契約しませんか?」
「契約?」
「悪魔の契約と言ったらわかりますよね?」
エルの表情が、妖笑になり禍々しいオーラを発生させている。
「私と契約したいのね?対価は何なの?何を払えばいいのかしら?」
「レミリアさんが支払う対価は、『俺の存在を博麗の巫女に教えてはならない』
が対価です。」
「それだけで、良いの!?対価が安すぎない!?」
レミリアは、契約の対価が安すぎると思っているようだ。
「レミリアさんは、対価が安すぎると思ってるようですが、安いと思わないでください。この契約を破ると死にますよ。」
「わかってるわ。契約しましょう。」
エルとレミリアが、持っている2つの十字架のペンダントが光出して透明な糸で繋がった。
「これで、仮契約は完了しました。」
ペンダントをレミリアに返すと、いきなり咲夜が部屋に入って来た。
「御嬢様!博麗の巫女と人間の魔法使いが、襲撃して来ました。今、美鈴が戦闘しています。」
「博麗の巫女に人間の魔法使いか。レミリアさん。俺は美鈴の援護に行かせてくれませんか?」
「わかったわ。エルは美鈴の所に行きなさい。」
レミリアの了承を得て、直ぐ様美鈴の援護に向かった。
「八雲紫。エルは戦えるの?」
「大丈夫よ。でも、エルの専門は接近戦。弾幕もまだまだ未熟者だけど、剣術とや術札作成の才能はあるから問題ないわよ。」
紫は窓の外を見つめた。
やっと異変のストーリーまで進みました。
次回は、霊夢&魔理沙に戦闘します。
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