東方妖怪堂     作:ノック

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東方妖怪堂第16話

今回で、紅魔館編は終了となります



それでは、本編どうぞ




16

エルは、ベッドから起き上がって窓を見ると、朝日が部屋に差し込んでいる。

 

「良く寝た。ん?」

 

部屋の隅っこの床に座り込みながら寝ているレミリアを見て、笑みを浮かべる。

 

「心配かけちゃったな。起こしますか。」

 

「レミリアさん。起きてください。風邪引きますよ。」

 

「ふにゅう…‥」

 

「仕方ない…‥」

 

エルは、喉に触れて声を調整してから、咳払いしてから喋る。

 

「御嬢様様。朝です。起きてください。」

 

咲夜の声を出して、起こす

 

「咲夜…‥?」

 

レミリアが、目を擦りながら開けると…‥

 

「おはよございます。御嬢様。」

 

「な、何でエルが…‥!?ん?エルよね?」

 

「エルですよ。どうしたんですか?レミリアさん。」

 

「エル!もう体は大丈夫なのよね!フランの狂気を取り込んだと聞いて、どんなに焦ったかわかる?大丈夫じゃなかったら貴方の血を吸っちゃうから、覚悟しなさい!」

 

「大丈夫ですから!落ち着いてください!」

 

部屋に、咲夜とフランが入ってきて、レミリアを落ち着かせる。

 

「ごめんなさい…‥」

 

「気にしないでください。俺が無茶をしたのは確かなので。」

 

「今日で、紅魔館を出ていくのよね?」

 

「え!?エル兄様…‥出ていっちゃうの!?」

 

フランは、エルの腕にしがみつく。泣きそうだ。

 

「ごめんな。また、会いに行くからな。」

 

「わかった。」

 

「エル。異変の協力感謝するわ。依頼報酬は、八雲紫に預けてるわよ。」

 

「レミリアさん。仮契約の方は、どうしますか?」

 

「そのままにしておいて。」

 

「わかりました。暫く、預かっておきますね。」

 

身に付けている金の十字架のペンダントをレミリアに見せながら。

 

「パチュリーさん。お見送り…‥ありがとうございます。」

 

「仮契約の方は、切らないわよ。貴方は、紅魔館の一員なんだから。」

 

「また、来ますね。」

 

エルは、紅魔館を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルは、山道を歩いて帰りを急いでいた。 

 

「この場所を通るのも、久し振りだな。2ヶ月くらいあの場所にいたからな。」

 

山道を歩くと、休業の掛かった小屋に到着する。

 

「やっと、帰ってこれた。」

 

「エル。お帰りなさい。」

 

「紫さん。来ていたんですね。」

 

紫は、エルにお金の入った小袋を渡された。

 

「依頼御苦労様。依頼報酬の一部は、博麗の巫女に渡しておいたわ。」

 

「ありがとうございます。それと、俺が、調合した魔法薬です。魔理沙に渡しておいて貰えますか?」

 

「わかったわ。暫くは、依頼は無いからゆっくり休みなさい。それと、ルーミアの機嫌が悪いわよ。この頃会えないとかで。」

 

「頑張ってみます…‥」

 

「私は、これで帰るわね。」

 

スキマで消えた。




次回は、日常編になります。
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