今回で、紅魔館編は終了となります
それでは、本編どうぞ
エルは、ベッドから起き上がって窓を見ると、朝日が部屋に差し込んでいる。
「良く寝た。ん?」
部屋の隅っこの床に座り込みながら寝ているレミリアを見て、笑みを浮かべる。
「心配かけちゃったな。起こしますか。」
「レミリアさん。起きてください。風邪引きますよ。」
「ふにゅう…‥」
「仕方ない…‥」
エルは、喉に触れて声を調整してから、咳払いしてから喋る。
「御嬢様様。朝です。起きてください。」
咲夜の声を出して、起こす
「咲夜…‥?」
レミリアが、目を擦りながら開けると…‥
「おはよございます。御嬢様。」
「な、何でエルが…‥!?ん?エルよね?」
「エルですよ。どうしたんですか?レミリアさん。」
「エル!もう体は大丈夫なのよね!フランの狂気を取り込んだと聞いて、どんなに焦ったかわかる?大丈夫じゃなかったら貴方の血を吸っちゃうから、覚悟しなさい!」
「大丈夫ですから!落ち着いてください!」
部屋に、咲夜とフランが入ってきて、レミリアを落ち着かせる。
「ごめんなさい…‥」
「気にしないでください。俺が無茶をしたのは確かなので。」
「今日で、紅魔館を出ていくのよね?」
「え!?エル兄様…‥出ていっちゃうの!?」
フランは、エルの腕にしがみつく。泣きそうだ。
「ごめんな。また、会いに行くからな。」
「わかった。」
「エル。異変の協力感謝するわ。依頼報酬は、八雲紫に預けてるわよ。」
「レミリアさん。仮契約の方は、どうしますか?」
「そのままにしておいて。」
「わかりました。暫く、預かっておきますね。」
身に付けている金の十字架のペンダントをレミリアに見せながら。
「パチュリーさん。お見送り…‥ありがとうございます。」
「仮契約の方は、切らないわよ。貴方は、紅魔館の一員なんだから。」
「また、来ますね。」
エルは、紅魔館を後にした。
◇
エルは、山道を歩いて帰りを急いでいた。
「この場所を通るのも、久し振りだな。2ヶ月くらいあの場所にいたからな。」
山道を歩くと、休業の掛かった小屋に到着する。
「やっと、帰ってこれた。」
「エル。お帰りなさい。」
「紫さん。来ていたんですね。」
紫は、エルにお金の入った小袋を渡された。
「依頼御苦労様。依頼報酬の一部は、博麗の巫女に渡しておいたわ。」
「ありがとうございます。それと、俺が、調合した魔法薬です。魔理沙に渡しておいて貰えますか?」
「わかったわ。暫くは、依頼は無いからゆっくり休みなさい。それと、ルーミアの機嫌が悪いわよ。この頃会えないとかで。」
「頑張ってみます…‥」
「私は、これで帰るわね。」
スキマで消えた。
次回は、日常編になります。