東方妖怪堂     作:ノック

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東方妖怪堂第19話

博麗神社編

今回は、霊夢と魔理沙に博麗神社に連れてこられます。

本編どうぞ


19

霊夢と魔理沙は、エルを博麗神社に連れてきた。

 

「今、お茶を出すから待ってなさい。」

 

霊夢が台所に行くのを見て魔理沙は、エルの方を見て言う。

 

「その仮面は取らないのか?」

 

「取る必要はない。質問があるなら答えるけどな。」

 

「お前は、何処かで私と…‥会ったことあるか?」

 

「無い。」

 

「そうか。」

 

エルと魔理沙は、霊夢が戻ってくるまで、沈黙が続いた。

 

「お茶持ってきたわよ。」

 

「待ってたぜ!」

 

「そうだ。博麗。これは、差し入れだ。一応、渡しとく。」

 

エルは、一万円を霊夢に手渡した。

 

「一万円!」

 

「異変での迷惑料と御賽銭と口止め料だ。足りなかったか?」

 

「ありがとう!」

 

「やっぱり…‥怪しいぜ!お前…‥」

 

魔理沙に怪しまれているエルは、懐から小瓶を取り出して、魔理沙に手渡した。

 

「これは!?」

 

「八雲紫から渡されなかったか?あの魔法薬は、俺が調合したんだ。霧雨用に用意したんだけどな。」

 

「あの魔法薬は、お前だったのか!?」

 

「それと、パチュリーさんからの伝言だ。『本を勝手に借りたりしないなら、私の出来る限りの協力はする』

だそうだ。正直に言えば…‥パチュリーさんにも協力してもらった魔法薬だ。」

 

「何で、私に渡したんだ?」

 

「あの異変の弾幕ごっこの時に、怪我しただろ?それのお詫びだ。俺は、余り弾幕ごっこは得意じゃないから。俺の勘違いなら謝るが…‥これでも、信用できないか?」

 

「疑って、悪かったぜ。パチュリーに今度、借りてた本を返すと、伝えてほしいんだ。」

 

「伝えておく。」

 

その後。3人で、お茶を飲みながら楽しく話して、夕飯を食べ終えて寝る時間。

 

「今日は、魔理沙も泊まってよ。」

 

「良いぜ。」

 

「俺は、風呂に入ってくる。」

 

「ねえ。貴方の名前は?」

 

霊夢に名前を聞かれて、一瞬立ち止まる。

 

「名前?」

 

「そうよ。貴方の名前よ。まだ、聞いてなかったから…‥」

 

「俺の名は…‥わからない。」

 

一言だけ言うと、風呂場に行った。

 

「名前がわからないて…‥どういう…‥」

 

「やっぱり、何処かで会ったことあると思うんだ。」

 

「それにしても、もう8年か…‥」

 

 

 

 

 

風呂場についたエルは、札を取り出すと、四隅に札を張る。

 

「さて…‥侵入防止結界と防音結界発動…‥」

 

数秒後。風呂場に結界が張られる。

 

「このスペルカードだな。スペルカード発動!【召喚符・八雲藍】」

 

仮面を外して、スペルカードを発動させると、床にスキマが開いて、藍が出現した。

 

「久し振りだな。エル。」

 

「お久し振りです。藍さん。」

 

「それじゃあ…‥紫様からの指令を言うぞ。来年の3月の終わり頃に異変を起こすらしい。」

 

「来年…‥異変の協力ですか?」

 

「今回は違う。君には、博麗の巫女か主犯のどちらかを選んで協力するんだ。詳しい指令内容は、来週また話そう。それでは…‥」

 

藍は、煙の如く消えた。

 

「選んで…‥協力。博麗か主犯の…‥」

 

再び仮面をつけて、結界を解除する。

 

「そろそろ…‥寝るか。」

 

エルは、博麗神社の屋根に移動して眠った。




今回は、ここまで。

次回は、指令の内容が知らされます。

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